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都道府県別のフリースクール

北海道のフリースクール完全ガイド|現状・選び方・おすすめ校・利用の注意点まで徹底解説

2025.06.13

「北海道でフリースクールに通うならどこが良いのか?」
「北海道でフリースクールを利用する際に気をつけるべきことは?」
近年、北海道では不登校の子どもが増え続けています。
公表されている最新データによると、令和4年度には北海道の公立小学校で3,713人、中学校で8,463人の児童生徒が不登校となっており、前年度より合計で1,712人も増加しています。
こうした現状を受け、北海道では不登校への支援が全道的に強化されるとともに、フリースクールの数も着実に増加しています。

本記事では、
北海道で注目されているおすすめフリースクールを6校ピックアップしてご紹介します。
それぞれのスクールの特色や、選ぶ際のポイント、利用時の注意事項についても分かりやすくまとめていますので、北海道でフリースクールを検討されている方はぜひ参考にしてください。

学校や社会への復帰を目指したい場合は…
フリースクールは、お子さんが無理なく安心して過ごせる「居場所」としての役割を重視しています。そのため、多くの場合は学校への再登校を目指す仕組みにはなっていません。結果として、一般的な学校生活や社会のリズムとは違う環境に慣れてしまい、いざ社会復帰を目指す際に大きな壁を感じることがあります。

もし、将来的にお子さんを学校へ戻したいとお考えの場合は、復学支援サービス「スダチ」の利用を検討してみてください。スダチは不登校の根本原因にしっかり向き合い、約2ヶ月でお子さんが自ら再登校を実現できる復学支援サービスです。


       

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北海道におけるフリースクールの最新動向

近年、北海道ではフリースクールの存在価値がますます高まり、保護者や教育現場から大きな注目を集めています。不登校の増加に対応する形で、札幌市や函館市などを中心に多くのフリースクールが設立されてきました。

北海道内のフリースクールは、主に以下のタイプに分類されます。

  • オルタナティブ教育型
     従来の学校教育とは異なる、独自の教育スタイルを提供するスクール

  • 専門教育型
     アートやスポーツ、IT・テクノロジーなど、特定分野に特化した学びができるスクール

  • サポート型
     不登校や発達障害、学習障害を持つ子どもたちを幅広くサポートすることに重点を置いたスクール

また、北海道内には「NPO法人 北海道フリースクール等ネットワーク」という団体があり、道内各地の約20のフリースクールが参加しています。このネットワークを通じて、講演会や教育フォーラム、不登校相談会なども活発に行われており、情報交換や支援体制の強化が進んでいます。

さらに、自治体によるフリースクール支援も徐々に広がっているのが北海道の特徴です。公的な補助金や助成金の導入、運営支援など、官民連携での取り組みが進展しています。

北海道でフリースクールを選ぶ際のチェックポイント

1. お子さんが安心して過ごせる環境か

不登校経験のある子どもの中には、学校でのつらい思い出から自己肯定感が下がってしまっているケースも少なくありません。そのため、自分らしく安心して過ごせる場所で、徐々に自信を取り戻していくことが何より大切です。
フリースクールを選ぶときは、実際に見学して、子どもたちの表情やスタッフの接し方、全体の雰囲気を直接確かめてみるのがおすすめです。

2. サポート体制が合っているか

子どもに必要な支援内容は家庭ごとに異なります。
例えば、

  • 個別でカウンセリングを受けられるか

  • 外出が苦手な場合は自宅までサポートに来てくれるか

  • 学校との連携がしっかりあり、出席認定などにも対応しているか
    など、具体的なサポート内容を事前にチェックしましょう。

3. 通いやすさ・アクセス

どんなに良いフリースクールでも、通学に時間がかかりすぎると子どもにとって大きな負担となり、続けて通うことが難しくなってしまいます。
通学のしやすさはとても重要なポイントです。距離や所要時間だけでなく、公共交通機関を使う場合は、混雑状況やその地域の雰囲気なども事前に確認しておきましょう。

北海道で注目のフリースクール6選

北海道エリアで特におすすめのフリースクールを6校、厳選してご紹介します。


スダチのオンラインフリースクール

スダチがおすすめなのは…

  • 居場所だけでなく、社会で活躍できる準備をしたい方

  • 最終的には今の学校へ再び通ってほしいと考えている方

  • 不登校児へのサポート実績を重視する方

基本情報

  • 対象年齢:小学生/中学生(高校生は要相談)

  • サービス内容:1500名以上を再登校に導いたスダチが不登校のお子さんの学習を支援。また、成功体験を積み重ね、学校への復学を目指すこともできる。

  • 相談:オンラインで無料個別相談実施中

  • 所在地:北海道全域対応(日本全国)

  • 公式サイト:スダチのフリースクール公式サイト

特徴
オンラインで日本全国どこからでも参加可能。不登校のお子さんにとって外出が難しいこともありますが、オンラインのため家の中から居場所を作ることができます。また、学習の支援もマンツーマンで行い、成功体験を積み重ねることで、最終的に復学を目指すこともできます。


       

復学を目指しながら、お子さんの居場所づくりをしてみませんか?
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フリースクール札幌自由が丘学園【札幌市】

こんな方におすすめ

  • 不登校でも学習意欲があり、友だちと交流したいお子さん

  • 札幌市やその周辺にお住まいの方

基本情報

  • 対象:小学生・中学生

  • 特徴:水泳・スキー・宿泊学習・学園祭など豊富な体験型イベント

  • アクセス:JR・地下鉄から便利、札幌駅近く

  • 住所:札幌市東区北8条東1丁目3-10

  • 公式HP:https://www.sapporo-jg.com/free-school/

特色
「学校には行きづらいけど勉強は続けたい」「友達もほしい」という子どもたちの声を大切にし、チャレンジ精神や自主性を育てています。人間関係や行事も重視したアットホームな雰囲気が特徴です。


星槎国際札幌北 フリースクール星の教室【札幌市】

おすすめポイント

  • 週1回から無理なく通いたいお子さん

  • お子さんのペースを大切に成長を見守りたい方

基本情報

  • 対象:小学4年生~中学3年生

  • 特徴:同法人運営の全日制「星槎もみじ中学校」への進学サポートあり

  • 住所:札幌市北区北11条西4丁目2-3

  • 公式HP:https://seisa.ed.jp/sappkita/freeschool/

特色
北海道大学のそばに立地し、子ども一人ひとりの個性と「自分らしさ」を尊重する環境。通学回数を自分で決められ、無理なく少しずつ社会参加を広げたいご家庭にも人気です。


NPO法人フリースクールそら【札幌市】

こんな方におすすめ

  • 居心地のよさや「自分らしく過ごせる場所」を重視したい

  • 子どもの個性に合わせた自由な学びを望む方

基本情報

  • 対象:小学生・中学生

  • 教室:札幌市厚別区/南区

  • 料金:入会金10,000円、チケット制(厚別教室8回12,000円など)、暖房費別途

  • 公式HP:https://fs-soracom.wixsite.com/sora

特色
お子さん主体のカリキュラムづくりが特徴で、子どもも保護者も自分らしくいられる環境づくりを大切にしています。個性や気持ちを大事にした自由活動も豊富です。


函館圏フリースクールすまいる【函館市】

おすすめなのは

  • 「いつかは学校に復帰したい」と考えるお子さん

  • 函館市および近郊にお住まいの方

基本情報

  • 対象:小学生・中学生・高校生

  • 特徴:多様な学び・個別サポート・フリースペースあり

  • 住所:北海道函館市五稜郭町25-6

  • 公式HP:https://hakodate-smile.jimdofree.com/

特色
民間ガイドラインに準拠した丁寧な運営。自主活動や個別学習支援のプログラムもあり、不登校の子どもたちの安心できる居場所を提供しています。


びえいベース【上川郡美瑛町】

こんな方におすすめ

  • お子さんや親御さん自身も相談・サポートを受けたい方

  • 美瑛町周辺にお住まいのご家庭

基本情報

特色
「学校だけが学びの場じゃない」という考えのもと、少人数でゆったりとした集団生活やカウンセリングも行っています。都市部では得られない地域密着型のサポートも魅力です。

北海道でフリースクールを利用する際に知っておきたい注意点

1. 再登校への壁が高くなってしまう可能性

フリースクールごとに理念や方針は異なりますが、多くの施設では「子どもが無理なく過ごせる居場所づくり」を重視しています。学校復帰や社会復帰を必須のゴールとする施設は実は少なく、子ども自身のペースを優先するところが多いのが実情です。

そのため、好きな時間に登校できたり、自由に過ごせたりと、通常の学校生活や社会のリズムとは大きく異なる毎日を送るケースも多々あります。こうした環境に慣れてしまうと、再び元の学校に戻ろうとした時に強いストレスを感じてしまい、再度不登校に陥るリスクも考えられます。また、フリースクール→学校復帰という流れの場合、新たな環境と再び学校生活に適応するという“二重のハードル”を乗り越えなければならず、その分、再登校までの難易度が上がることも念頭に置く必要があります。

「将来はやはり学校に戻ってほしい」と考えている場合、必ずしもフリースクールが最善策とは言えないケースもあることを知っておきましょう。


2. 経済的負担について

フリースクールは基本的に私設・民間運営のため、公立学校と比べて費用が高額になる傾向があります。
実際、文部科学省の調査によると、全国のフリースクールの月額平均費用は約33,000円
さらに、10,000円~30,000円の施設が約38%、30,000円~50,000円が約36%と、多くの家庭にとって無視できない負担となります。
公立学校のような教材費・給食費のみといった低コストとは違い、フリースクールに長く在籍すればするほど、保護者の経済的な負担は積み重なっていきます。

また、フリースクールでの生活が長期化すると、子どもの将来の進路が「学校に戻る」よりも「ずっとフリースクールや他の居場所サービスを利用する」という方向に流れる場合もあります。その場合、費用負担も長期にわたり続く可能性があるため、慎重な判断が必要です。

もし、短期間でお子さんの復学をめざしたい、経済的な負担をできるだけ抑えたいとお考えなら、復学に特化した支援サービスの利用も検討してみましょう。
スダチでは、約2ヶ月で復学を目指せるため、長期間の費用負担が生じにくいのも大きな特徴です。まずは無料相談で現状や不安を相談し、最適な進路選びをしてみてはいかがでしょうか。


       

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3. 元の学校で「出席扱い」にならない場合がある

フリースクールに通うと、在籍している学校で出席扱いになるケースもありますが、これは文部科学省が定めた要件を満たし、かつ校長の判断で認められた場合のみ適用されます。
現実には、必ずしも全てのフリースクールや全ての学校で認められるわけではなく、「出席扱いになるだろう」と思っていたらならなかった、というケースも少なくありません。

特に将来の高校受験を考えるご家庭では、「出席日数が足りずに審査の対象になる」「内申点がゼロ評価になる」などのリスクにも注意が必要です。
フリースクールで通学実績を積んでいても、学校の授業を受けていなければ内申点が付かず、受験の際に不利になることも現実に起きています。


4. 学習・社会性の課題

フリースクールは一般的な学校のカリキュラムに比べて自由度が高い反面、標準的な学習内容が十分にカバーされない場合があります。
学習進度や内容の充実度に差があるため、子どもの進学や社会性の発達面で課題を感じることもあります。


5. 教育扶助(生活保護)の対象にならない場合が多い

フリースクールの費用は、基本的に生活保護など公的な教育扶助の対象外です。公立・認可私立の学校と異なり、民間施設として扱われることが多いためです。
ただし、どうしても通学が必要と認められる場合は、医師の診断書や専門家の意見書を添え、自治体に申請することで特例的に支援を受けられることもあります。ただし、すべてのケースで認められるわけではなく、各自治体ごとに対応が異なるため、個別相談が不可欠です。


まとめ

北海道にはさまざまな理由で学校に通えない、または通わないことを選んだお子さんのためのフリースクールが多数あります。これらの施設は、学校生活に馴染めない子どもたちにとって新たな居場所として重要な役割を果たしています。しかし、通い続けることで元の学校への復帰が難しくなったり、長期的な経済負担・進路選択の制限などもあるため、利用には慎重な検討が求められます。

本記事で紹介した北海道のフリースクールや復学支援サービスを参考に、ぜひお子さんにとってベストな選択肢を探してみてください。


       

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  • 記事を監修した人
小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)

小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)

不登校支援サポート スダチ 代表
株式会社スダチ 代表取締役社長

「学校へ行こうかな」を自然と引き出すサポートを展開するスダチの代表。これまでで1,000名以上のお子さんを再登校に導いてきた。

「誰もが巣立ちゆける世界を」をミッションとし、不登校の解決はそのための通過点に過ぎないと考えている。
これまで不登校の子ども達に向けたボランティア活動を通し、多くの不登校の子どもたち、保護者様と関わる。

ボランティア活動を通して、子ども達や親御さんとお話しする中で、「本当は学校に行きたい、だけど行けない。自分でも行けない理由が分からない」子ども達が多くいることを知る。

そのように苦しんでいる子ども達や親御さんを見て、「不登校で苦しむ子供たちを一人でも多く救いたい」との思いを持つようになり、不登校支援事業を立ち上げるに至る。


【著書】
不登校の9割は親が解決できる 3週間で再登校に導く5つのルールPHP研究所

【メディア露出実績】
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