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幼稚園を嫌がる年少さんへ親御さんができる対応|3歳の子どもの「行きたくない」気持ちを軽減する方法

2024.07.05

この記事を読むのに必要な時間は約 25 分です。

「年少の子どもが幼稚園へ行くのを嫌がる。どうしたら楽しく通えるようになるの?」
「幼稚園への行きしぶりが激しくて困っている。」

 

初めて親御さんと離れて集団生活を送る年少のお子さんは、幼稚園を嫌がる場合が多いです。ただ、行きしぶる状況が長く続いているとき、親御さんはいつまで続くのかとご不安な気持ちを抱えることでしょう。

 

本記事では、年少のお子さんが幼稚園を嫌だと感じる要因から、楽しく通えるようにするための対処方法を解説します。

 

平均3週間で再登校に導くサービスを提供する小川涼太郎監修のもと、お話しする内容は次のとおりです。

記事を読むとわかること

・年少の子どもが幼稚園を嫌がる心理的要因
・年少の子どもが幼稚園を嫌がるときの対処方法
・幼稚園を嫌がるのが長引くときの解決策
・幼稚園への行きしぶりを予防する方法

 

現状を解決していきたいときの参考になりましたら幸いです。

 

スダチでは、お子さんの行きしぶりや不登校、ひきこもりを平均3週間で根本解決しています。

根本原因にアプローチしているため、スダチが支援したお子さん方は、みなさん主体的に行きしぶりや不登校を乗り越えて再登校を果たしています。もちろん、未就学児のお子さんを保育園や幼稚園へ登園できるようにした実績も数多くあります。

 

親御さんと離れることへの不安が強く行きしぶりが続いていたり、朝になると泣いて暴れて登園できなかったり、みなさん状況はさまざまでしたが、根本解決して今では保育園、幼稚園で楽しく過ごしています。

 

小学校から高校生のお子さんも含め、スダチでは2024年6月時点で1,000名以上のお子さんを再登校に導いてきました。

一度無料相談で、お子さんのことをスダチへ相談してみませんか?登園拒否を解決するために、お子さんにどんな接し方・声かけをすればいいのかをアドバイスさせていただきます。

 

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1. 年少の子どもが幼稚園を嫌がる理由|登園しぶりの心理的要因

 

3歳から4歳に上がる年の年少のお子さんは、まだ自分の気持ちをうまく言葉にできないことが多いです。「なぜ幼稚園を嫌がるのだろう」と、親御さんも原因がわからず困っているかもしれません。

 

行ったら楽しんでいる様子でも、登園前に激しく行きしぶる場合もあります。親御さんは、なおさら困惑してしまうことでしょう。

 

年少のお子さんが幼稚園を親がる時の心理的要因を解説します。

 

1-1. 親と離れることに不安を感じている

 

親御さんと離れることに大きな不安を感じて、幼稚園を嫌がることがあります。

幼稚園に入る前、お子さんは毎日親御さんと一緒に過ごし、そしていつも親御さんに身の回りのことを助けてもらいながら生活していました。

 

幼稚園では、親御さんと離れ、初対面の人たちと一緒に過ごさなくてはなりません。慣れ親しんだ親御さんと一緒に過ごしていた生活から一変するため、どうしても不安を感じてしまうものです。

 

さらに、「自分の身の回りのことを、自分でやる」練習も、幼稚園で初めて取り組みます。今まで親御さんから助けてもらっていたので、「どうやっていいのかわからない」「これであっているのかわからない」という気持ちが生まれます。

 

大人でも、初めてのことや見通しが立たないことには、不安を感じるものです。それと同じで、お子さんも抱えた不安が大きくなると、幼稚園を嫌だと感じてしまいます。

 

1-2. 初めての環境にたくさんのストレスを感じている

 

幼稚園は、一緒に過ごす人だけでなく、生活も大きく変化します。以下などは、お子さんにとって初めての経験かもしれません。

  • 日々の日課が決まっている
  • 工作や体操など多くのことにチャレンジする
  • 行事がある
  • 集団生活

 

とくに年少のお子さんにとっての園生活は、毎日のように初めてのことを挑戦する場となります。初めてのことへの挑戦は、誰でも疲れを感じるものです。それが毎日となると、大きな疲れが蓄積されているとわかります。

 

取り組んでみたら「楽しい」と思えることでも、取り掛かる前は緊張をしたり、取り組みの最中には、時にうまくいかず悩むことがあるかもしれません。幼稚園へ行ったら楽しそうにしていても、それなりの疲れを感じているのです。

 

そして疲れが限界に達したとき、幼稚園を嫌がることがあります。

 

以下の記事でも3歳のお子さんの行きしぶりを解説しているため、合わせて参考にしてください。

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2. 年少の子どもが幼稚園を嫌がるときの対処方法

 

年少のお子さんが幼稚園を嫌がるときの対処方法をご紹介します。

 

2-1. 無理矢理幼稚園へ行かせることは避けて嫌な気持ちを受け入れてあげる

 

お子さんが幼稚園へ行くのを嫌がるとき「休ませてしまったら休み癖がついてしまう」といった、ご不安を抱える気持ちから「行かなきゃダメだよ!絶対に行くよ」と無理矢理行かせているかもしれません。

 

お子さんは、不安な気持ちやストレスが限界に達しているため「行きたくない」と訴えています。そのため、まずはお子さんが感じている不安な気持ちやストレスを受け入れて認めてあげることが大切です。

 

「わからないことがたくさんあって、大変だったよね」

「不安がたくさんあるなかで頑張っていたんだね」

などお子さんの気持ちを受け入れて言葉をかけてあげましょう。

 

お子さんは、自分の気持ちをわかってくれる親御さんがいるとわかると安心します。そして、前へ進むための気持ちの土台ができあがります。

 

また、どうしても行きしぶりが激しいときには、気持ちを受け入れてあげるために一度は休ませてあげることも大切です。ただその際、休ませ続けることはおすすめできません。

 

お子さんが楽しんで通えるよう、適切な支援を検討していくことが求められます。

 

2-2. 親御さんのことをいつも思っていることや時間の約束を伝えて安心させてあげる

 

年少のお子さんは、物事を深く考えたり、先のことを想定したりが、まだうまくできません。そのため、「親御さんと離れて幼稚編へ行く」という現状だけを認識します。

 

先のことなどをうまく想像できないからこそ、お子さんには次のような気持ちが生まれることもあるでしょう。

「このままずっとママと離れ離れになるのではないか?」

「本当に迎えにきてくれるのだろうか?」

 

お子さんを安心させてあげるために、具体性のある次の言葉をかけてあげましょう。

「⚪︎⚪︎が幼稚園に行っている間も、いつも⚪︎⚪︎のことを見守っているからね。」

「時計がこの時間になったらママが迎えにくるからね。」

 

先の見通しが立ったり、離れていても親御さんの状態がわかったりすることで、親御さんと離れる際に抱える不安が軽減します。

 

2-3. 規則正しい生活習慣に整えて、余裕を持って行動できるようにする

 

集団生活となる幼稚園では、先生や園へ迷惑をかけたくないという思いが、親御さんにはあることでしょう。

 

「遅刻しないようにしないと」

「子どもが早くなれるように親がしっかりしないと」

と親御さんも一生懸命に頑張っていらっしゃることと存じます。

 

生活リズムの大きな変化から、ルーティーンが確立しておらず、朝時間に余裕がない状態でお子さんを急かしている場合もあるかもしれません。

また、お子さんの行きしぶりでどんどん時間がなくなることから、親御さんも焦りを感じて余裕のない言葉をかけてしまうこともあるでしょう。

 

ただ、お子さんも初めての幼稚園生活に不安を感じているなか、ご家庭でも朝急かされたり、責められたりしてしまうと、「幼稚園に行きたくない」と感じてしまいます。

 

親御さんもお子さんも余裕を持って行動できるよう、規則正しい生活リズムに整えていくことが大切です。

  • 夕飯、お風呂、就寝時間を決める
  • 起床時間を決める
  • 朝起きたらやることのルーティーンを決める(歯磨き・着替え・食事など)

 

時間を決めて毎日取り組んでいくことで、お子さんの生活リズムも整っていきます。朝余裕があると、お子さんも安定した気持ちで登園できます。

 

2-4. 帰宅後はたくさん褒めてあげる

 

お子さんが帰宅したときには、1日幼稚園へ通えたことをたくさん褒めてあげましょう。

「今日も幼稚園でお友だちと楽しく過ごせてえらかったね」

「この前まで、これが一人でできなかったのに幼稚園で自分でできるようになってすごいね」

など、お子さんが頑張っていることに目を向けてあげて、たくさん褒めてあげましょう。また、過去のお子さんと比較をして褒めてあげることも大切です。

 

お子さん自身、成長していることを実感でき、お子さんの自己肯定感がどんどん育って行きます。

自己肯定感は、お子さんが社会の中でさまざまなことに挑戦していく際の糧となります。そのため、自己肯定感が育つことでお子さんは幼稚園生活を自ら楽しめるようになるでしょう。

 

3. 年少の子どもが幼稚園を嫌がることが長引く場合には専門家の力を借りて解説する

 

  • 「最初だけかと思ったけれど、行きしぶりが長く続いてしまっている。」
  • 「朝、泣いて暴れて嫌がる。行きしぶりが激しくて困っている。」

 

その場合は、親御さん一人で悩まずにスダチへご相談ください。

 

スダチは、幼稚園や保育園を嫌がるお子さんが、主体的に楽しんで園へ通えるようにするための支援を提供しています。

 

お子さんが幼稚園を嫌だと感じる気持ちを根本解決しているのが特徴です。未就学児から小学生中学生高校生まで支援した実績があり、2024年6月時点で1,000名以上のお子さんを再登園・再登校に導いてきました。

 

またスダチの支援は、お子さんへ直接提供しないことも特徴です。知らない人の介入を嫌がるお子さんは多いです。

スダチは、毎日親御さんからお子さんの様子をヒアリングして、その時々のお子さんに合わせた対応方法と声かけの内容を具体的にフィードバックしています。

お子さんにとって最も信頼できる存在の親御さんからの声かけや接し方が変化していくことで、お子さんの様子も日々変化していきます。実際にスダチが支援したお子さん方は、平均3週間で自ら幼稚園へいけるようになりました。

 

行きしぶる原因がわからず手こずっているときや、何からどうすればいいのかわからず困っているときは、一度悩みをスダチへ相談してみませんか?お子さんの現状を把握させていただいたうえで、解決に向けて何をしていくべきか具体的な内容でアドバイスさせていただきます。

 

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4. 年少の子どもが幼稚園を嫌がるのを予防する方法

 

行きしぶりを防ぐために、ご家庭でできることをまとめました。

 

4-1. 子どもが自分で考えて行動する機会をたくさんつくる

 

今までお子さんが家にいたときは、お子さんのためを思いお子さんが困らないよう親御さんが何かと先回りしてお世話をしてあげていたかもしれません。

年少のお子さんは、自分で考えて行動した経験がなく、幼稚園で自分の行動や発言に自信を持てない場合があります。

 

また、何か困ったことがあったときに、何をどのようにすればいいのかわからず、困りごとを抱え続けた結果「行きたくない」と感じているかもしれません。

 

ご家庭で、お子さんにさまざまなことを挑戦させる機会をつくってあげましょう。ここでのポイントは、自分で考えて行動できるよう促すことです。

うまく行かないときには、どうすればうまく行くのかを、さまざまな視点から考えられるような声かけをしてあげましょう。

自分で考えて行動し、失敗してもまた考えて行動して、だんだんとできるようになることで、お子さんの自己肯定感が育ちます。幼稚園でも自ら行動していけるようになります。

 

4-2. 正しい親子関係を構築して子どもの自己肯定感を育てる

 

正しい親子関係を築いてお子さんのことをたくさん褒めてあげましょう。お子さんの自己肯定感を育てていくことができます。

 

正しい親子関係とは、以下のような関係です。

  • 親の立場が子どもよりも下になっていない
  • 子どもが親の顔色を伺うことなく、なんでも話してくれる

 

そのためには、お子さんの良いところはたくさん褒めて、ダメなことはダメだと毅然とした態度で教えてあげましょう。

自分のことをいつも見ていてくれて、良いこと、ダメなことをきちんと教えてくれる親御さんのことを、お子さんは信頼して尊敬します。

 

そして、尊敬できる人からたくさん褒められることで、お子さんの自己肯定感はどんどん育っていきます。

もちろん、なんでもかんでも褒めればいいというわけではありません。お子さんの自己肯定感を育てるためには、「適切なポイントで、正しい褒め方をする」ことが求められます。

 

褒め方のコツはぜひスダチへお問い合わせください。

年少のお子さんだけでなく、この先小学生・中学生・高校生、そしてお子さんが社会に出てからも、お子さんの自己肯定感を育てられる脳科学に基づいた「褒め方」です。

お子さんには、社会の中で幸せに生きていくための力を身につけてほしいと考えるときには、この機会にぜひ無料相談をご活用ください。

 

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5. 年少の子どもが幼稚園を嫌がるときによくある質問

 

幼稚園を嫌がる年少のお子さんを抱える親御さんから、よくいただく質問にお答えします。

 

5-1. 「幼稚園に行きたくない、ママといたい」という。どうすればいい?

 

お子さんは、幼稚園で初めて親御さんと離れて過ごします。親御さんがいないという不安を感じるなか、初めての集団行動も経験します。

毎日頑張っているからこそ、ストレスが限界に達して「安心できる存在の親御さんと、安心できる場所で過ごしたい」と訴えているのかもしれません。

 

これからもお子さんにとって安心できる存在で居続けるためにも、「幼稚園へ行きたくない」と感じるお子さんのつらい気持ちは認めてあげましょう。

そのうえで、お子さんが自ら楽しんで幼稚園へ通えるように、適切にサポートしていきましょう。スダチの無料相談もお気軽にご活用ください。

ママといたいと訴える時のより詳しい心境と解決法は、以下の記事にて解説しました。

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5-2. 幼稚園に行きたくないというとき休ませてもいいですか?

 

無理矢理行かせず、一度はお子さんの気持ちを受け止めてあげて休ませることも大切です。

 

ただ、そのまま休ませ続けていても、幼稚園へ行けない日々が長引くだけで解決しません。

行ったり行かなかったりを繰り返す状況だと、小学校でも不登校となる場合があります。

 

そのため、行きたくないと感じる気持ちの根本解決に向けて、親御さんが適切な支援の利用を検討していくことが求められます。

 

一時的に幼稚園や保育園を休ませるとき、園とのコミュニケーションで気をつけたいことは次の記事にて解説しました。

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5-3. 幼稚園を嫌がるのがずっと続いている。

 

お子さんの気持ちを受け入れてあげるだけだと、どうしても現状は解決せず、幼稚園を嫌がる状況が続いてしまいます。

行きしぶりが長引くときには、スダチなどの専門家を利用して、専門的な知見とノウハウをもとに、不登園を根本解決することが求められます。

 

6. まとめ

 

親御さんと離れることへの不安や、環境に慣れないための疲れなどから、年少のお子さんは幼稚園へ行きしぶることがあります。

行きしぶりが長く続くときは、適切に対処していくことが求められます。正しいアプローチでお子さんの自己肯定感を育てていくと、お子さんは自ら楽しんで幼稚園へ通えるようになるでしょう。

 

スダチでは、幼稚園や保育園を嫌がるお子さんに向けて、お子さん自ら楽しく通えるようになるための支援を提供しています。

支援したお子さんの9割が主体的に再登園を果たしており、みなさん平均3週間で幼稚園へ行けるようになりました。

無料相談では、蓄積された知見とノウハウを元に、今のお子さんに必要なアプローチをお話しさせていただきます。

 

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スダチでは、『不登校診断テスト』の提供をはじめました!現在のご家庭の環境とお子さんの状態を診断いたします。

ただの簡易テストではなく、しっかり現状をヒアリングさせていただくので、各ご家庭ごとに具体的なフィードバックをご提供できます。

オンラインで質問に答えるだけで、解決に向けて取り組むべきことがわかるため、お気軽にご活用ください。

 

 

  • この記事を監修した人
小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)

小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)

不登校支援サポート スダチ代表
株式会社スダチ 代表取締役社長

業界最速で不登校を解決する「3週間で不登校解決プログラム」を展開。毎年2,000名以上の不登校に悩む親御さんが相談に訪れる。

再登校までの期間は平均で3週間。
当プログラムの目的は、「子ども達がこの先の人生を幸せに生きていくこと」。不登校の解決はそのための通過点に過ぎないと考えており、できる限り短い期間で再登校することを大事にしている。

これまで不登校の子ども達に向けたボランティア活動を通し、多くの不登校の子どもたち、保護者様と関わる。

ボランティア活動を通して、子ども達や親御さんとお話しする中で、「本当は学校に行きたい、だけど行けない。自分でも行けない理由が分からない」子ども達が多くいることを知る。

そのように苦しんでいる子ども達や親御さんを見て、「不登校で苦しむ子供たちを一人でも多く救いたい」との思いを持つようになり、不登校支援事業を立ち上げるに至る。

-保育園・幼稚園の不登校ブログ, 不登校で悩む親御さんはこちら

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