この記事の結論
大学生のひきこもりは、一人暮らしや環境変化をきっかけに起こりやすく、周囲から気づかれにくいため長期化するリスクがあります。
内閣府の2022年調査では、ひきこもり状態にある人は全国で推計146万人(国民の約50人に1人)にのぼります。
お子さんをひきこもりから回復させるためには、正しい親子関係の構築と専門機関への相談が重要です。スダチでは、1,900名以上の不登校・ひきこもりのお子さんを平均22.6日で再登校・回復に導いてきました。
大学生は成人して親の手を離れる年齢ですが、環境の変化からひきこもりになってしまうお子さんもいます。特に一人暮らしをしている大学生のお子さんのひきこもりは周囲から気づかれにくいため、親御さんのサポートが欠かせません。
また不登校やひきこもりは、大学生になれば自然と解決するものではありません。お子さんが学校へ行きたくないと感じた時点で早めの対処が必要です。
平均22.6日で再登校に導くサービスを提供する小川涼太郎監修のもと、お話しする内容は次のとおりです。
この記事を読んでわかること
- 大学生のひきこもりの現状
- 大学生がひきこもりになってしまう原因
- ひきこもりになりやすい子どもの性格
- 大学生のひきこもりが危険な理由
- 大学生がひきこもりから脱出するために親御さんができること
大学でひきこもりのお子さんを抱える親御さんの参考になれば幸いです。
スダチでは、小学生〜高校生の不登校、ひきこもりに悩む親御さんへ再登校に導く支援を提供しています。
もしも「子どもが不登校・ひきこもりだが、このまま大学を目指していけば解決する?」とお悩みを抱えていらっしゃるときには、一度お子さんの現状をお聞かせいただけたら幸いです。
現状スダチでは、大学生のお子さんへの支援は提供しておりませんが、ひきこもりの解決につながるアプローチ方法をこの記事や、スダチのブログで発信しております。
参考にしていただき、お子さんをつらい状況から救ってあげるきっかけとなりましたら幸いです。
目次
1. 大学不登校・ひきこもりとは?定義の違いと現状
大学不登校は授業・キャンパスへの登校が困難な状態で、ひきこもりは自室や家から外出できない状態が6か月以上続く場合を指します。大学生は一人暮らしが多く周囲に気づかれにくいため、長期化しやすい点が特徴です。
大学不登校とは、大学へ通うことができない状態が続いている状況を指します。文部科学省の定義では、年間30日以上欠席した場合が「不登校」とされますが、大学生については義務教育ではないため統計的な把握が難しいのが現状です。
「大学不登校」と「ひきこもり」は混同されがちですが、厳密には異なります。
| 項目 | 大学不登校 | ひきこもり |
|---|---|---|
| 定義 | 大学への登校が困難な状態 | 社会参加を避けて自室・自宅に閉じこもる状態(6か月以上) |
| 所管 | 文部科学省 | 厚生労働省 |
| 対象 | 主に大学生 | 年齢問わず(15〜39歳が主な支援対象) |
大学不登校はひきこもりの「入口」になりやすいうえ、放置すると状態が長期化するリスクがあります。内閣府の調査(2023年)では、ひきこもりの初期化年齢の多くが10代後半〜20代前半であり、大学入学後の環境変化が大きなきっかけとなっています。
スダチでは1,900名以上のお子さんの再登校・社会復帰を支援してきた実績から、早期に適切な対応を取ることで、大学不登校の多くは解決できると考えています。
2. ひきこもりになっている大学生の現状
まず、大学生のひきこもりがどのくらいの割合で存在しているか、現状のデータを確認しておきましょう。
2-1. ひきこもりになっている大学生の数と割合
大学生のひきこもりのみを調査したデータはありませんが、参考として最新の統計をご紹介します。
内閣府が2022年に実施した調査では、ひきこもり状態(6か月以上、家族以外とほとんど交流しない状態)にある人は全国で推計146万人にのぼり、国民のおよそ50人に1人に相当することが明らかになっています。
年代別では、15〜39歳の若い世代で2.05%がひきこもり状態にあるとされており、大学生が含まれるこの年代でも深刻な状況が続いています。
大学では高校までとは異なり、毎日同じ時間に学校に行く必要がなくなるため、高い自律性が求められます。時間割や人間関係の管理をすべて自分でこなす必要があり、これがひきこもりのきっかけになりやすい要因のひとつです。
参考:内閣府「令和4年度 こども・若者の意識と生活に関する調査」
2-2. はじめてひきこもりになった年齢と平均年数

内閣府が初めてひきこもりになった年齢を調査したところ、中学生、高校生、大学生が当てはまる15〜24歳の割合が6割ほどというデータが出ています。
また、ひきこもりの状態になってからの調査では、7年以上が34.7%と長期化するケースも多いのもわかります。
「小学生〜高校生でひきこもりでも、大学生になって環境が変化すれば改善するかもしれない」とお考えの親御さんもいらっしゃるかもしれません。
しかし、改善せず長期化している傾向にあるのが現状です。
特に大学では、時間割の自由度が高く、小学生〜高校生までのように規則正しい生活リズムとならないため、不登校やひきこもりを改善する難易度が上がっていきます。
長期化を防ぐためにも、お子さんが「学校へ行きたくない」「外へ出るのが怖い」と感じた時点で早めに対処する必要があります。
参考:厚生労働省「まず知ろう!ひきこもりNOW!」
こちらもCHECK
-
-
【99%の親御さんが勘違い】不登校の「本当の原因」と平均22日で再登校できる理由
「見守りましょうと言われて1年。本当にこのままでいいの?」 「起立性調節障害と診断されたけど、治る気配がない…」 「転校させても、通信制に変えても、結局学校に行けない」 不登校が長期化すればするほど、 ...
続きを見る
3. 大学生がひきこもりになる原因
大学入学後の環境変化・人間関係の失敗・授業への適応困難などが主な引き金です。その根本には自己肯定感の低さがあるケースが多く、高校時代に不登校傾向があったお子さんが大学でより深刻化しやすいです。
大学生がひきこもりになる背景には複数の要因があります。代表的な原因をそれぞれ解説します。
3-1. 一人暮らしなどの環境の変化
大学生がひきこもりになる背景として、一人暮らしなどの環境の変化が挙げられます。
はじめての一人暮らしは、孤立感や不安が大きくなってしまうものです。
そして、新しい大学の環境に適応できない時、心理的な負担が大きくなってしまいひきこもりになることがあります。
また一人暮らしでは、生活リズムや学習習慣を自ら整える必要があり、これがお子さんにとって大きな障害になることも。
学校を休んでも誰かから叱られることがなく、これまで義務感から動いていた学生が急に自己管理が求められると、必要な行動ができなくなることがあります。
そういった状況が続くと、学習や友人との関わりへのモチベーションが低下し、ひきこもりになるお子さんもいます。
また、これらの要因は相互に影響し合うことがあります。
例えば、一人暮らしのストレスが学業の不振につながり、学業の不振が自信喪失を引き起こし、結果的にひきこもりのスパイラルに陥ることも考えられます。
3-2. 大学やバイト先などの友人関係
高校までとは異なり、大学では異なるバックグラウンドを持った学生たちと接することが増え、人間関係が複雑化します。
同じ学年でも同い年ではない人がいる、バイト先では高校生を指導する立場になるなど、振る舞いに迷う場面も増えていきます。
お子さんは、異なるバックグラウンドや価値観を持つ人たちと理解し合うコミュニケーション能力が求められるのです。
このような時に、自己肯定感の低いお子さんのとき、さまざまな人たちと自分を比較してしまい落ち込んだり、今まで出会う人とはタイプの違う人へどのように振る舞えば良いのかわからず悩んでしまったりします。
対人関係への悩みがどんどんと大きくなり、外へ出ることを怖く感じひきこもる場合があります。
3-3. 就活に対する不安
将来のキャリアに関する不確実性や競争の激しさから、焦りやプレッシャーを感じるお子さんもいます。
特に大学生は、自身の進むべき方向や適切な職種を見つける時期でもあるため、不安を抱えやすくなります。
- 専門学校に通う友人が自分よりも早く就職した
- 結婚や起業など新たな人生の段階に進んでいる姿をSNSなどで目にした
こういったことを通じて、友人と自分を比較してしまい落ち込むこともあります。
特にSNSは生活の良い部分を切り取って投稿されることが多く、就職活動中の学生にとって精神面での負担が大きいです。
親御さんがお子さんの相談に乗ったり、スマホを見てしまう習慣を改善するよう促したりすることが大切です。
こちらもCHECK
-
-
【専門家が暴露】再登校間近の子どもが見せる「3つの回復サイン」とは?
「「見守りましょう」と言われて半年…本当にこのままでいいの?」 「子どもの将来が不安で夜も眠れない。もう精神的に限界かも…」 「再登校」という言葉に希望を感じるけど、うちの子にもできるのかな?」 「え ...
続きを見る
4. ひきこもりになりやすい子どもの性格
ひきこもりになりやすいお子さんには、共通した性格的傾向が見られる場合があります。
4-1. 真面目で成果を求める頑張り屋な性格
意外に思われるかもしれませんが、真面目で成果を求める性格のお子さんはひきこもりになりやすいことがあります。
試験の結果が思うように出なかったり、就活が順調に進まなかったりすると、落ちこみ無気力になってひきこもりになってしまうこともあります。
失敗をすべて自分の責任として受け止めてしまい、「成果が出せない自分はダメなんだ」と、自分の価値を低く見てしまう傾向が強いです。
成果にかかわらず頑張る姿勢が大切で、親御さんにとってお子さんが大切な存在であることを伝えてあげることが、お子さんの支えになります。
4-2. 人の気持ちに敏感で感情を表現するのが苦手な優しい性格
人の気持ちに敏感で感情表現が苦手なお子さんは、嫌なことを言い出せずに人間関係で苦しんでしまうことがあります。
大学は高校までと比べて様々な価値観の人が集まり、人数も多いためこれまで以上に対人関係で感じる苦痛も大きくなります。
- 考え方が合わない人に無理に合わせる必要はなく距離を置く方法もあること
- 自分が嫌だと感じることを伝えるのは悪いことではないこと
人はそれぞれ性格が異なるため波長が合わない人は必ずどこにでもいるものです。そこで無理をして合わせる必要はなく、距離をとり程よい関係でいることもお互いのために大切だと教えてあげてください。
また、相手へ「嫌なことを嫌」だと伝えるのは決して悪いことではありません。そこで初めて相手も「そうか、嫌だったんだ」と気づきます。
嫌だと断ったからといって相手が傷つくのではなく、相手はあなたにとって嫌なことが何かを理解するだけだと教えてあげることが大切です。
これらを親御さんの経験も含めてお子さんに伝えてあげて、対人関係を多角面から考えていけるよう促してあげましょう。
4-3. 自己肯定感が低く少しのことで傷ついてしまう性格
自己肯定感が低いお子さんは、自分が悪く思われているのではないかという不安感が常にあり、他の人の言動に非常に敏感です。
また、相手に悪く思われないようにと、自分の言行にも悩んでしまいます。
大学では関わる人が多くなるため、自己肯定感が低いお子さんは、学校に行くだけでも疲れてしまうのです。
お子さんの自己肯定感を育てるような接し方、声かけを実施していくことが大切です。
お子さんが日々行動している姿、頑張って取り組んでいる物事に目を向け、たくさん褒めてあげてください。
物事の結果ではなく、行動しているそのままの姿を褒めてもらえることで、お子さんの自己肯定感がどんどん育ちます。
また、信頼できて、尊敬できる人から褒められることで自己肯定感は育つものです。
いつもお子さんの気持ちや意見は尊重しつつ、ダメなことはダメだと毅然とした態度で教えてあげて正しい親子の信頼関係を構築することが大切です。
5. 大学生のひきこもりは長引く可能性があり危険な理由
大学生のひきこもりは、放置すると長期化しやすい理由があります。早めの対処が重要です。
5-1. 一人暮らしなどで周囲から気づかれにくい
一人暮らしをしていたり、オンライン授業が多かったりする場合には周囲から気づかれにくく、早期解決が難しくなるためです。
特に、一人暮らしのお子さんがオンライン授業に参加する場合、家から出る必要がなく、誰とも顔を合わせない状態になってしまいます。
その際大学へ通って人と交流する日が負担になってしまい、そのままひきこもりになることもあります。
大学は仕様上、学校の先生が生徒の生活に直接気を配る機会が少ないです。
ゼミやクラスなど、決まった人と過ごす授業がない時には、深い友人関係を築くのが難しいこともあります。
そのため、小学生〜高校生までと比較しお子さんが人間関係に負担を感じやすいと言えるでしょう。
返事がなくても日々お子さんへ連絡をしてみたりして、お子さんの様子に変化がないか気にかけてあげることが大切です。
5-2. 義務教育ではないため休んでも問題になりにくい
大学は義務教育ではないため、学校やサークルを休んでも問題になることは少ないのが現実です。
特に、「怒られるから今まで学校をサボらずに通っていた」というお子さんは、怒られることが減る大学で気持ちが緩んで、休み続けてしまうことがあります。
お子さんのことを思って、ダメなことをダメだと伝えられるのは親御さんだけです。
もしもサボっている様子が見られるときには、正しい生活週間へと毅然とした態度で導いてあげましょう。
また、誰かから促されなくても主体的に行動を変えていけるように、お子さんの自己肯定感を育ててあげることが大切です。
「自分にはどうせできない」という気持ちではなく「難しいことも取り組めば自分ならできるようになっていく」という気持ちへ変化することで、大学で取り組んでいる物事や大学生活がお子さんにとっての刺激だったり、充実を感じたりするものとなります。
いつもお子さんの様子に目を向けて、お子さんの行動していることや頑張っていることはたくさん褒めてあげることが大切です。
5-3. 就活に響いてそのまま無職になってしまう可能性がある
大学でひきこもりが続くと、就活がうまくできずに無職になってしまうことも考えられます。
経済的な独立が難しい状況が続くと、生活面でのストレスや不安が大きくなり、それによってひきこもるという負のスパイラルになることもあります。
ひきこもりが長期化してしまわないように、お子さんの気持ちの変化に早く気づき、対策をしていくことが大切です。
6. 大学不登校が長期化すると起こる3つのリスク
大学不登校を「様子を見ていれば解決する」と放置してしまうと、状況が悪化するリスクがあります。大学生の不登校は高校生以下と違い、自分で気持ちを整理する能力があるぶん「このままでいい」と自己正当化しやすく、長期化しやすい傾向があります。
6-1. リスク①:留年・退学・長期休学
大学は出席数や単位取得が必要なため、不登校が続くと留年や単位不足による退学リスクが高まります。一度退学してしまうと再入学の手続きが複雑になり、お子さんの意欲も低下しやすくなります。早めに休学制度を活用しつつ、状態の改善を目指すことが大切です。
6-2. リスク②:就職活動への影響
大学不登校が長引くと、就職活動の時期に自信を持って活動できなくなるケースがあります。空白期間の説明やグループ面接での発言に支障が出ることも。しかしスダチでは、お子さんの自己肯定感を回復させることで、就活にも前向きに臨めるよう支援しています。
6-3. リスク③:ひきこもりの慢性化
最も注意が必要なのが、大学不登校がそのままひきこもりへと移行・慢性化するリスクです。ひきこもりが長期化すると支援の糸口も見つけにくくなります。「卒業したら変わる」「就職したら解決する」という期待は禁物で、今この段階での対処が重要です。
7. ひきこもりがちな大学生のお子さんへ親御さんができること
「なぜ行かないのか」を責める前に、まず安心できる親子関係を作ることが優先です。親御さんの接し方・声かけを変えることでお子さんの自己肯定感が回復し、外に出るきっかけが生まれます。
親御さんとしてどのように関わればよいか、具体的なアプローチを解説します。
7-1. 家を出て一人暮らししているお子さんも気にかけてあげる
お子さんのことをいつも思い、気にかけてあげられるのは親御さんだけです。
お子さんから反応がなくても、いつも自分を気にかけて、受け入れてくれる存在があるだけでお子さんは安心します。
ひきこもりになってつらい気持ちは受け入れて認めてあげて、どのようなときでも味方でいることを伝えてあげてください。
お子さんが前へ進むための土台となる安定した気持ちを作ってあげましょう。
また、体調や精神面を安定させるために、正しい生活リズムや健康的な食事が取れるように導いてあげることが大切です。
大学生としての新たな環境では、自分で生活を管理することが求められますが、慣れていないお子さんはうまくできないこともあります。
例えば、休日に一緒に買い物に行ってお子さんの家で料理をしたり、実家の様子を定期的に連絡したりなどで、気にかけていることを伝えてあげるのがおすすめです。
日頃から親子でコミュニケーションが取れていれば、お子さんが大学生活で悩んだ時に、親御さんに相談でき、ひきこもりの予防になります。
お子さんが嫌がることもあるかもしれませんが、お子さんの意思を尊重しつつも、親御さんが適切にサポートしてあげましょう。
7-2. 正しい親子関係を築き挑戦していることや頑張りを褒めてあげる
正しい親子関係は、お子さんの主体性や行動力の源となるため、ひきこもりの予防や解決に欠かせません。
まずは、お子さんにいつも目を向けて、お子さんが頑張っていることを褒めてあげましょう。
親御さんが小さな進歩も見逃さず、褒めることで、お子さんは次のように感じて自己肯定感が育っていきます。
- 「離れていても親は自分を気にかけてくれる」と感じて安心する
- 成長している実感が得られ、気持ちが前向きになる
自己肯定感は、お子さんが主体的に行動を起こし、社会と積極的に関わっていくための大きなエネルギーとなります。
7-3. 多角面から物事を考えられるよう促してあげる
ひきこもりになると、外部との関わりが減るため視野が狭くなってしまいがちです。
抱えている問題をおおごとと捉えてしまい、どんどん気持ちが落ち込んでしまいます。
親御さんがサポートして、様々な視点から物事を考えられるようにしてあげることが大切です。
- 「絶対にこうしなきゃいけない、死んでしまう」という物事などなくて、お子さんの思うように行動して大丈夫であること
- お子さんよりも何かに優れている人がいても、その人にも苦手なことはあり、お子さんは決してダメな人ではないこと
- ひきこもりになった原因を解決していくことで、これから社会にでるために必要な力がついていくため決して悪いことではないこと
上記のことなど伝えてあげてお子さんが現状をポジティブに多角面から捉えられるように促してあげましょう。
お子さんがさまざまな角度から問題を考えられるようになると、現状の問題を「意外と大したことではなく自分なら解決できそうだ」という気持ちへシフトします。
行動し始めて何かうまくいかなくても、それを受け止めて「次はこうしてみよう」と改善していく意志も生まれるでしょう。
7-4. 参加するコミュニティを増やすように提案してみる
お子さんが学校やバイトなど限られたコミュニティにしか参加していない場合、うまくいかないことがあった時、問題を大きく捉えて社会に居場所がないと感じてしまうことがあります。
新たなコミュニティに参加することで、視野が広がって「自分にも居場所がある」と感じることもあります。
冷静さを取り戻すことができるため、ひきこもりの解決に向けた行動がしやすくなるでしょう。
- 趣味の習い事
- 地域ボランティア
このようなコミュニティに参加してみることもおすすめです。
7-5. ひきこもりの支援を実施する機関へ相談をする
ひきこもりの問題は本人と家族だけで解決することが難しく、長期化するリスクもあるため、専門機関に相談することが大切です。
スダチでは、大学生に向けたサポートは実施しておりませんが、中学生から高校生のお子さんを持つ親御さんへ支援を提供しております。
もしこの記事を読んでいる親御さんが、「子どもが不登校気味だけど大学で生活が変われば解決するのか不安だ」と感じている場合、スダチの無料相談を活用いただければ幸いです。
2026年6月現在1,900名以上のお子さんを再登校に導いてきた知見に基づいて、お子さんの不登校、ひきこもりを根本から解決に導きます。
現状のお子さんの様子を一度お聞かせいただけたら幸いです。
8. スダチで実際に再登校・社会復帰できたお子さんの事例
スダチでは、これまで約1,900名以上のお子さんの不登校・ひきこもりをサポートしてきました。ここでは実際にスダチを利用して再登校・社会復帰を実現したお子さんの事例をご紹介します。
8-1. 事例①:中学1年生・中学校の環境変化になじめなかった女の子のケース
小学校では元気に通っていましたが、中学校への進学後から登校できなくなりました。新しい人間関係や勉強量の増加が負担になっていたようです。スダチのサポートで親御さんの関わり方を整え、3週間ほどで再登校を達成しました。
スダチご利用者の声
元々は兄について相談するつもりでしたが、兄妹共にサポートをお願いして本当に良かったです。他機関では「現状で良いですよ」と言われ続けてモヤモヤしていましたが、スダチさんからは「この状況をどう思われますか」と問われ、「やっぱり嫌です!」と気づかせてもらいました。兄妹それぞれの性格の見極めも的確で、それぞれに合った声かけや対応を手取り足取り教えていただきました。
中学2年生・男の子の保護者 ▶ 直筆アンケートを見る
8-2. 事例②:小学4年生・学習障害の傾向があり自信を失っていた男の子のケース
読み書きに苦手さがあり、学校でうまくいかない経験が積み重なっていました。スダチのコンサルタントと一緒に家庭での自己肯定感を高める関わり方を実践し、約1か月で学校に行けるようになりました。
スダチご利用者の声
一番よかったことは、家庭内で子育て方針が定まってブレずに対応できるようになったこと、それによって子どもが元気になり、自分の意志で学校にも行けるようになったことです。夫婦間でも方針が統一でき、迷うことがあればすぐメールで確認することで夫婦の一致ができてきました。子どもは体調不良を訴えることがほぼなくなり、表情が明るくなり元気になりました。
小学3年生・男の子の保護者 ▶ 直筆アンケートを見る
9. ひきこもりの大学生についてよくある質問
大学生のひきこもりについて、保護者からよく寄せられる質問にお答えします。
9-1. 大学不登校の子どもに無理に登校させるべきですか?
無理に登校させることは逆効果になる可能性があります。まずはお子さんが安心できる環境を整え、親子の信頼関係を回復させることが優先です。スダチでは、親御さんの接し方を変えることを通じてお子さんの自己肯定感を回復させ、自発的な再登校を促しています。
9-2. 大学不登校とひきこもりになりやすい子どもの特徴はありますか?
真面目で完璧主義な性格・自己肯定感が低い・周囲の評価を気にしすぎる傾向がある子どもが不登校・ひきこもりになりやすいとされています。高校までは頑張れていたのに大学入学後に崩れるケースも多く、環境変化への適応に困難を感じることが主な要因です。
9-3. スダチは大学生の不登校・ひきこもり支援に対応していますか?
スダチの支援は小学生〜高校生を主な対象としていますが、大学生のお子さんへの支援実績もあります。親御さんへのコーチングを中心としたアプローチは年齢を問わず有効です。まず無料相談でお子さんの状況をお聞かせください。
9-4. 大人のひきこもりの原因は?
大人のひきこもりの原因としては、主に以下が挙げられます。
- 不登校
- 就活の失敗、退職
- 病気
- 人間関係
- 親戚の介護
学生時代の不登校が原因となるケースも多いです。
不登校にならないようにお子さんの様子を気にかけてあげ、万が一、不登校になってしまった時には早めの対処が大切です。
9-5. ひきこもりは親のせいですか?
ひきこもりは様々な要因が複雑に絡み合って起こるもので、決して親御さんだけのせいではありません。
ただ、スダチが今まで支援してきた経験では、親子関係を改善することでひきこもりから脱出できるケースが多いことも事実です。
お子さんの頑張りを褒め、毅然とした態度で間違いを教えることで、お子さんに正しいことを教えてあげることが大切です。
何が正しいのかがわかると、お子さんは自信を持って行動できるようになり、正しいことを教えてくれる親御さんを信頼します。
信頼できる親御さんから褒めてもらうことで、自己肯定感が育っていき、主体的に問題を解決していけるようになります。
「不登校やひきこもりは親である私のせいなの?」という不安が強い方は、次の記事も参考にしていただけると幸いです。
10. まとめ
大学生のひきこもりは周囲から気づかれにくく、長引くとキャリアにも影響します。早期に親子関係を見直し、専門サポートと連携することが解決の近道です。
- 大学不登校・ひきこもりは一人暮らしで長期化しやすい。早期発見が重要
- 環境が変わっても根本(自己肯定感の低さ)を解決しないと再発しやすい
- 親御さんの接し方を変えることで、短期間での回復が期待できる
スダチでは親御さんの働きかけをコーチングするアプローチで、約1,900名以上のお子さんの不登校・ひきこもりをサポートし、平均22.6日で再登校を実現してきました。



