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不登校・ひきこもり経験のある著名人11人を紹介!芸能人の経験から学ぶ「お子さんへできる支援」

2023.03.30

 

「うちの子が不登校になってしまった。このまま人生終わりなのだろうか?」

「芸能人や著名人で不登校を乗り越えた人はいる?」

お子さんが不登校気味になっていると、このまま一生社会復帰できないのではないかと不安に思ってしまう親御さんは少なくありません。

学生時代不登校でも、現在著名人として活躍している方はたくさんいます。そのためどうかご安心なさってください。

今回は、過去に不登校やひきこもり経験のある著名人のエピソードをご紹介します。現在活躍している著名人から学ぶ、親御さんができる支援を解説します。

さらに、著名人が不登校だったときと、今の不登校には異なる点もあります。それは、不登校になったときに依存しやすいデジタル端末の存在です。

スマホやゲームに依存せず、不登校を解決に導く方法もあわせて解説しておりますので参考にしていただけたら幸いです。

 

【学校に行こうかなを平均3週間で引き出すサポート】を展開する小川涼太郎監修のもと、お話しする内容は次のとおり。

記事を読むとわかること

  • 不登校やひきこもり経験のある著名人のエピソード
  • 現代の不登校と昔の不登校の異なる点(デジタル依存について)
  • 不登校解決に向けて親御さんに行動していただきたいこと
  • 不登校のとき自宅で勉強を続ける方法

親御さんが抱える不安を解消できれば幸いです。


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目次

1. 不登校や引きこもり経験のある9人の著名人|芸能人・有名人・ジャニーズ・KPOPアイドル

 

芸能人や著名人には、過去に不登校やひきこもりを経験している人がたくさんいます。

不登校になったからといって未来を諦める必要はありません。

ここでは、著名人たちがなぜ不登校になってしまったのかのエピソードを紹介します。また、どのように克服したかも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

1-1. 徳井義実(芸人)

 

芸人の徳井義実さんも、小5の時に不登校になったそうです。

学校の友人関係がうまくいかず、無視されるようになって不登校に。

学校に行きたくないという徳井さんに、いつも厳しい父親が「無理して行かなくていい」と言ってくれたことが、当時救いだったと語っています。

 

不登校の間はずっと趣味のラジコンをいじって過ごしました。

しかし「このままじゃダメだ」という気持ちになり、6年生の始業式から学校復帰しています。

 

学校に行かなくても気持ちを受け入れてくれるご両親がいたこと、そのようなご両親のいるご家庭で心の元気を回復できたからこそ、再登校につながったのかもしれません。

▼徳井さん×弊社代表小川の対談番組は下記よりチェック!

 

1-2. マツコ・デラックス(タレント)

 

テレビで大人気のタレント、マツコ・デラックスさんも不登校だった時期があるそうです。

不登校の原因は「周りに合わせるのがつらかった」こと。その時期は学校自体が嫌になり、学校へ行かなくなってしまったそうです。

 

学校は集団行動なので、友人たちと話しを合わせたり、クラスの雰囲気に同調するなど、少し息苦しさを感じるお子さんも少なくありません。

マツコ・デラックスさんもその一人で、学校自体にストレスを感じてしまったようです。

 

学校の先生がサポートしてくれたことにより、再登校につながりました。

不登校の子どもに対し熱心にサポートしてくれる先生の存在は大きかったことでしょう。ただし、基本的に学校は、不登校の生徒に対し積極的に登校を促さない場合も多いです。

そのため、親御さんも積極的に行動すること、また学校と連携を図りたいときにはその旨を伝えていくことが大切です。

 

1-3. 千原ジュニア(芸人)

 

人気芸人の千原ジュニアさんも不登校を経験していたそうです。

学校では、自分が自分らしくいられないことに違和感を抱えていて、そのストレスが蓄積されて、ある時学校に行くのをやめたそう。

自宅で休んでいる時も「ここは自分の居場所じゃない」という感覚がしてつらかったと話していました。

 

ある日、学校を休んでいる千原ジュニアさんに、祖母が「学校に行かないなら旅行に行こう」と誘い出しました。そこから「休んでも自分の存在は認めてもらえるんだ」と思えるようになり、少し気持ちが救われたようです。

 

ただし結局、千原ジュニアさんは中2で不登校になり、そのままひきこもりに。

なんとか高校に進学したものの、高校も中退しています。

 

兄が「俺と一緒にお笑いの世界で戦おう」と声をかけてくれ、今の人生があるといいます。

自分の存在を認めてくれて、明るい気持ちで引っ張ってくれた家族がいたことは、千原さんにとって前へ進めるきっかけだったのかもしれません。

 

1-4. 岩橋玄樹(ジャニーズjr.)

 

元King&Princeの岩崎玄樹さんも、過去に不登校でした。

友人関係を上手く築くことができずに、中学生の頃に不登校になってしまったそうです。

 

家に閉じこもってしまう岩崎さんを見て、父がジャニーズ事務所へ申し込みました。

結果、アイドルとして活動することになったそうです。

その後、ジャニーズとして活動しながらも大学を卒業するなど、仕事と勉強の両立を行っていました。

 

1-5. ジャニー(KPOPアイドル)

 

KPOPアイドルのジャニーこと、NCTのソ・ヨンホは中学校に通っていませんでした。

 

周りの雰囲気になじめず、友人関係が上手く行かなかったことがきっかけでした。

その後、高校にはしっかりと通いながら、現在はKPOPアイドルとして前線で活躍しています。

 

1-6. 指原莉乃(アイドル)

 

元HKT48、AKB48の指原莉乃さんも、不登校を経験しています。

中学時代にいじめにあっていたようです。

クラスで無視されたり、陰口を言われたりしていました。

しかしそれでも学校に通っていましたが、「学校に来ないでください」という手紙をもらい、心が折れてしまったことを機に不登校に。

 

その際、家族で協力し引っ越しを行い、上京しています。

上京を機にアイドルオーディションを受けてAKB48のメンバーになることができたようです。

家族が協力したこと、そして環境を変えたことで、再度立ち上がることができたのでしょう。

1-7.大森元貴(Mrs.GREEN APPLE/ミュージシャン)

大活躍中のMrs.GREEN APPLEのボーカルである大森元貴さんも中学時代に不登校を経験しています。

不登校の理由は、楽曲制作に明け暮れ、学校に行くという発想がそもそもなかったと様々なメディアで語っています。

学校よりも音楽を作ることに身を削っていたということから、すでにこの頃からアーティストとしての頭角を現しはじめていたんですね。

ですが、大森さんは今では成功したから美談にできるものの、当時の自分には「学校にいけ」と言いたいと語っています。

大森さん自身、成長の過程で家族や周りからの理解をうまく得られず、人と馴染むことに苦戦したことからも学校に行く意義を身に染みて感じているということです。

1-8. あの(ミュージシャン)

アイドルからソロアーティストとして華々しい活躍をしているあのさんも不登校だったそうです。

あのさんは、偏食によって学校でトラブルを起こしてしまい、それ以来周りから避けられる生活が続き不登校になってしまったそうです。

小学生時代、中学生時代など不登校になった時期は明示していませんが、自分の恥ずかしい部分を周りに避けられるという過去は誰が遭遇しても辛いことですよね。

それ以来学校にいけず引きこもりを続けていたものの、「このままじゃダメだ」と思い立ち自分の好きなバンド活動を始める決意を決め、芸能活動を始めたという経緯がありました。

辛い過去があるにも関わらず、自分自身でなんとかしようと行動し、結果的に紅白に出演するほどのアーティストとして大成したあのさんは本当にすごいものだとわかりますね。

1-9. 伊集院光(タレント)

 

タレントの伊集院光さんは、高校の時に不登校になってしまったそう。

頭がよかったので地元の進学校へ入学したものの、高校のレベルについていけずに不登校気味に。高校3年生ではほとんど学校に行けていなかったそうです。

 

伊集院さんはお笑いが好きだったので、寄席に通っていてそこからその道を目指すようになりました。

不登校であっても、自分が好きなこと・やりたいことを突き詰めることで未来を切り開くことができました。

 

1-10. 家入一真(起業家)

 

ロリポップやminneといったクラウドサービスを立ち上げている起業家の家入一真さんも、過去に不登校だったそうです。

 

中2の時に友人から聞いたことを、他の子に話してしまったことで「裏切者」「秘密を守れない」というような扱いを受けるようになってしまい、孤立してしまいました。

不登校になってからは、父親に怒鳴られて「学校に行け」とよく言われていたそうですが、それでも行けなかったことをつらい記憶として認識しています。

 

高校でも不登校は続き、その後就職しても上手くいかずにクビになることが多いことから、自分で起業しようと考えるようになりました。

そして現在、起業しながら生活し、「逃げることは悪いことではない」とご本人は語っています。

 

自分で決めた夢を継続して努力しているからこそ、今につながっていることが考えられます。

 

1-11. 藤田ニコル(タレント)

 

小学5年生の時に、学校の勉強についていけなかった藤田ニコルさんは、そのまま不登校気味に。中学でもいじめにあい、不登校だったそうです。

それでも頭の中には「勉強して、大学に行って、就職したい」という夢があったため、勉強を続けていました。

その後、モデルの道を目指すことになり、現在の藤田ニコルさんの姿があります。

 

不登校であっても家庭で主体的に物事に取り組み続けることの大切さがわかります。

藤田さんは勉強という物事に取り組み、充実感を感じていたからこそ、新しい夢が見つかった時、勇気を持って進めたのかもしれません。

 

2. 不登校経験があっても著名人として活躍できる!お子さんが不登校気味のとき将来に向けてできる支援

 

著名人の不登校経験のエピソードを受けて、不登校であってもそこで人生が終わりではないとご認識いただけたら幸いです。

不登校は人生の通過点です。お子さんと一緒に乗り越えることで、これから将来に向かって前進することができます。

 

ただし、『今の不登校』と、『著名人が不登校だったときの以前の不登校』には、異なる点もあります。

それは、昔はなかった依存性の高いスマートフォンやオンラインゲームなどの存在です。

著名人たちは、自宅に依存するものがなかったからこそ、学校復帰を果たせていた可能性もあります。

 

現代は、不登校をそのまま見守ったり放っておいたりすると、デジタル依存になり不登校が長期化し、取り返しのつかないことになる場合もあるため注意が必要です。

 

ここでは、上記を踏まえて、お子さんが不登校気味のときに親御さんに行動していただきたいことを解説いたします。

 

2-1. スダチなどの専門機関に相談する

 

お子さんが不登校気味になったとき、親御さんが「見守るだけ」では、不登校は解決しません。

著名人で不登校だった方の中には、親御さんが直接行動をしなくても、社会で活躍している方がいらっしゃいます。

 

しかし、昔は自宅に依存するものがなかったからこそ、余っていたエネルギーを「勉強」や「興味のあること」に向けることができました。

その取り組みの結果、お子さんの自己肯定感が育ち、不登校を解決できたのではないかと考えることができます。

 

しかし、現代はスマートフォンやオンラインゲームの存在があります。

不登校の子どもは「現実逃避」や「達成感」のために、自宅でデジタルに依存してしまうケースも多いです。

 

昔のようにある程度見守っていたり、不登校を放っておいたりすると、そのまま不登校が長期化し、取り返しのつかないことになる場合もあります。

 

だからこそ、親御さんが行動に移していただけたら幸いです。

その際は、どうか一人で悩まずに、スダチなどの専門機関にご相談ください。

スダチの支援では、不登校の根本原因にアプローチし、不登校を解決しております。

根本的な問題解決が可能なため、お子さんから主体的に学校復帰し、その後も不登校になることなく、充実した学校生活を送っていただいています。


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2-2. 子どものつらい気持ちを受け入れる

 

不登校を経験した著名人はみんな口をそろえて「休むことは必要だった」と話しています。

つらい気持ちを抱えたまま、前へ進むことはどうしてもできないためです。

そのため、一度お子さんのつらい気持ちを受け入れて認めてあげ、お子さんが安心して前へ進める環境をつくることも必要でしょう。

 

お子さん自身、「本当は行かなきゃいけないのにどうしても学校へ行けない」と葛藤しています。

 

そのような状況のときに、「学校へ行きなさい」と声をかけると、「この親は自分の気持ちをわかってくれない」と親子の信頼関係に亀裂が生じてしまうこともあります。

また、その時は学校へ行けたとしても不登校の根本的な解決にはなっていないため、またすぐに休む状況が続いてしまいます。

不登校を根本から解決し、お子さんが主体的に乗り越えるためにも、まずはお子さんの気持ちを尊重して受け入れてあげましょう。

 

親御さんに気持ちを認めてもらい、受け入れてもらえると、お子さんの心は安心し、前へ進む用意ができます。

 

2-3. 正しい親子関係を築く

 

お子さんが不登校気味になったとき、問題解決に導く必要がありますが、正しい親子関係を築いていないとお子さんは親御さんに本音を話してくれないこともあります。

むしろ反抗したり反発したりして、不登校が悪化することもあります。

 

まずは、正しい親子関係を築くことが大切です。

  • 正しい距離感でお子さんに接する
  • お子さんのやっていることの結果ではなく過程を褒める
  • 正しいことをしたらたくさん褒める
  • ダメなことはダメと毅然とした態度で教える

 

このような行動を意識することで、正しい親子関係を築くことができます。

 

信頼できる親からたくさん褒められることで、お子さんの自己肯定感が育まれます。

自己肯定感が育つとお子さんは、「自分なら学校の問題も乗り越えていける」と前進しはじめます。

 

2-4. 不登校気味でも勉強はやめない

 

不登校気味であっても、勉強は続けることをおすすめします。

著名人の中にも、学校に行っていない間も勉強はしていたという方が多いです。

お子さんがどんな未来を掴むかはわかりませんが、もしやりたいことが見つかったときに、勉強できないことが足かせになってしまうのは非常にもったいないことです。

 

不登校のお子さんの気持ちが落ち着いてきたら、お子さんのことが大切で、将来夢をあきらめてほしくないからこそ、勉強は大切なことだと伝えましょう。

伝える際のポイントについて以下の記事にて解説しています。あわせてご確認ください。

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2-5. スマホやゲームに依存しないために!お子さんの得意を伸ばす

 

不登校のときには、お子さんの得意なこと、好きなことを積極的に伸ばせるような環境をつくりましょう。

得意なことに取り組み、達成感を得たとき、お子さんの自己肯定感が育ちます。

また、習い事などを通し家族以外の人とコミュニケーションを取ることにより、「学校でも大丈夫かもしれない」とお子さんの気持ちが前へ進むきっかけになるでしょう。

 

得意なことに取り組み自己肯定感を伸ばすことができない状況のとき、お子さんは達成感を得たり、現実逃避をするためにデジタル依存に陥ってしまうことがあります。

時間を忘れのめり込むことが多く、昼夜逆転につながることも。

そのような状況になると学校復帰を果たすために、乗り越えなくてはならないハードルが増えてしまいます。

 

  • 生活リズムの改善
  • スマホ・ゲーム依存の改善

 

お子さんの自己肯定感を育て再登校に向けて前進するため、またデジタルへの依存を避けるためにも、ぜひ得意なことに取り組める環境を用意していただけたら幸いです。

 

お子さんのデジタル依存や、その改善方法についてはこちらの記事でも解説しています。

ぜひご参考になさってください。

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3. 不登校気味のとき自宅での学習方法

 

不登校気味のお子さんがいる場合、どのように勉強をさせるべきか悩みますよね。

なかなか教科書だけで自分で学習するのは難しいと感じる子が多いので、自宅での学習方法について紹介します。

 

3-1. 学習塾や家庭教師

 

学習塾や家庭教師が一般的です。

「学校には行けないが、他の集団には入れる」という場合には、学習塾に通わせてみることもおすすめです。

「今は人と関わりたくない」という状況なのであれば、家庭教師をつける手段もあります。

家庭教師であれば、マンツーマンなので先生と人間関係を構築しやすいでしょう。

 

3-2. 通信制の学校を利用する

 

現在高校生の場合には、通信制高校に編入し通信制サポート校を併用して自宅学習に取り組む手段もあります。

ただし「通信制高校」に編入してしまうと、全日制高校への学校復帰が遠ざかるケースも多いです。

なぜなら通信制高校は、次のとおり毎日の登校することが当たり前でなく、自宅で過ごす機会が多くなってしまうためです。

 

<通信制高校の登校日数の例>

オンラインコース 年に数回程度
通常コース 週1〜5まで選べる

 

「通信制高校とサポート校も併用しているからこのまま学校へいかなくても大丈夫」と捉えてしまうと、学力はついたとしても、そのまま引きこもりになってしまう場合があります。

 

さらに小学生・中学生の場合には、オンラインに対応したフリースクールを利用して自宅学習に取り組む方法もあります。

実際に自宅で学習するためのツールが備わっているスクールならば、不登校の子どもたちでも手を付けやすいでしょう。

しかし、フリースクールの場合も学校によりコースがさまざまです。

次のように特定の日数と時間だけオンラインで授業に取り組み、あとは自宅で好きなことをして過ごせる場合も多いです。

 

<フリースクールにおけるオンラインコースの例>

オンライン授業の日数 週3日
1日の授業時間 1時間半程度

 

フリースクールの仕様感に慣れてしまうと、「毎日登校して長時間学校で過ごす」という通常クラスへの復帰が難しくなってしまうこともあります。

 

全日制の学校、通常クラスへの復帰を目指している場合には、子どもにとって最適な自宅学習の手段なのかを、今のお子さんの状況にあわせ見極めてから活用しましょう。

 

 

4. 不登校気味のお子さんを持つ親御さんからのよくある心配事

 

不登校気味のお子さんを持つ親御さんから、よくいただく質問に回答しました。

親御さんの不安が少しでも解消されれば幸いです。

 

4-1. 元ひきこもりの有名人は?

 

ひきこもりを経験して有名になっている人も少なくありません。

それぞれのエピソード共に紹介します。

 

■山田ルイ53世(芸人)

中学2年生から6年間不登校でひきこもりだったそうです。

学校自体がストレスで不登校になってしまい、そのまま外に出ることもできなくなってひきこもりになってしまったそうです。

 

高校卒業が近づくと親に「働け」といわれ続けていましたが、山田ルイ53世さんは大学進学を目指すようになりました。

引きこもっている間も、自宅で勉強するくせがついていたのが大きかったようです。

無事大学に合格し、そのまま大学から社会復帰することができました。

 

■宮本亜門(演出家)

高校1年生から1年間ひきこもりだったそうです。

学校を休むことは悪いことではなく、充電期間だと思うようにしていました。

不登校・ひきこもりの期間を経て、学校復帰をしたそうです。

 

■品川佑(芸人)

高校2年生から2年間不登校・ひきこもりだったそうです。

人間関係が上手く築けずに自分の居場所を失ったような感覚になり、学校に行けなくなってしまいました。

そのまま高校を中退し、自分の好きなことであったお笑いの道に進むことを決めたようです。

 

不登校が長期化しひきこもり気味のお子さんでも、これから再登校を目指すことは可能です。ただし、各著名人が不登校だった時代と、現代は自宅環境に異なる点もあります。

現代の不登校は、親御さんも不登校解決に向けて積極的に行動に移していただくことが大切です。

スダチと一緒にお子さんの不登校解決に向けて前進しましょう。

 

4-2. 大学に行かなかった有名人は?

 

■あいみょん(シンガーソングライター)

あいみょんさんは、勉強することが嫌だったそう。中学から不登校気味で、高校でも不登校気味に。親には「大学に行け」といわれたそうですが、勉強自体がストレスだったため、大学に行かずに歌の道へ進むことに決めました。

 

■家入一真(起業家)

中学生の頃にいじめにあい不登校に。高校にも進学してみたものの、そこでも不登校気味だったそうです。大学には進学せずに、起業して現在は本を出すほどの著名人となっています。

 

お子さんの将来のために大学受験を考えることは非常に大切ですが、お子さんが何をしたいのか、お子さんが大学進学をしたいと考えているかも非常に大切です。

今、親御さんが積極的に行動し、現状のお子さんの不登校を解決することで、「本当は大学に行きたい」「大学へは行かず、夢を叶える道へ進みたい」など、お子さんの進みたい道が明確になります。

まずは、お子さんの不登校解決に向けてぜひ行動していただけたら幸いです。

 

4-3. 不登校になる子は、どんな子?

 

不登校になりやすい子は、以下のような特徴があります。

  • 主張が強すぎる
  • 人にどう思われているかが気になる
  • 親へのわがままが多い
  • 朝起きられない、夜更かししがち
  • 何をするにしても気力が出ないことがある

 

不登校になりやすいお子さんの特徴、家庭の特徴については以下の記事で詳しく解説しております。あわせてチェックしてみてください。

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また、ひきこもりになりやすいお子さんの特徴については次の記事で解説しています。ひきこもりは人との接触や外出を避けることを指しており、不登校と併発する恐れのある状態です。

不登校からひきこもりになると抜け出すのが難しくなるため、早めの対処が大切です。

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4-4. 千原ジュニアはなぜ不登校に?

 

学校の雰囲気が自分に合わなくて不登校になってしまったそうです。

教室にいても、友人と話していても、ずっと居心地の悪さを感じていました。

 

友人と直接トラブルがなくても、学校という集団行動やクラスの雰囲気が合わなくて不登校というお子さんは多いです。千原ジュニアさんもその一人だったのでしょう。

 

不登校になるお子さんは、自分で原因がわからない場合も多いです。

原因がわからないから、どのように解決したら良いのかもわからず、苦しんでいるお子さんはたくさんいます。

 

スダチの支援では、お子さんの心境を紐解き、不登校の根本的な原因を解決しております。

親御さんがお子さんへの声かけや接し方を変えるだけで、お子さんの自己肯定感がどんどん育ち、不登校の根本的な原因を解決していくことが可能です。

親御さんとお子さんだけで苦しまず、ぜひ一度ご状況をご相談いただけましたら幸いです。

 

お子さんがお子さんらしい姿で前進していくために、一緒に不登校を解決しましょう。

5.「不登校」肯定派と否定派の意見

ここまで様々な方の不登校エピソードをみてきました。

多様な考え方があり、それぞれの未来に繋がっていることがわかりましたね。

ただ、社会的な世論としては「不登校肯定派」と「不登校否定派」に分かれてしまいます。

ここでは、それぞれの意見にフォーカスし、世間の「不登校」に対する感じ方をご紹介していきます。

5-1.不登校肯定派

ここでは、不登校を続けることがよくないと考えている人の口コミを紹介していきます。

不登校が選択肢になること自体は理解できます。しかし「学校に行くのはバカ」「平日も遊べて最高」といった極端な全肯定には違和感を覚えます。辛い中でも通学を続ける人々まで否定されているようで、正直モヤモヤします。不登校自体を否定するわけではありませんが、「楽な道を選んで本当に大丈夫なの?」という疑問は拭えません。通学を頑張っている側からすれば、自分の努力を否定されているようにも感じてしまいます。

参考:yaoo知恵袋

 

本当に苦しんでいる子には無理強いしませんが、SNSで簡単に嫌なことをブロックし、便乗して怠ける子が増えているのも現実です。学生時代こそ苦手な相手とも折り合う力が必要で、逃げてばかりでは必ずしっぺ返しがきます。エジソンの不登校も本人の選択ではなく、持ち上げるのは誤用に思えます。不登校を偉いとする風潮には疑問しかありません。

参考:yaoo知恵袋

 

命を守るための不登校はやむを得ないと思います。でも、ただ逃げるだけの不登校は絶対に駄目でしょう。一度逃げたら、次に問題に直面しても立ち向かえなくなる恐れがあります。最近は、いじめグループ内の内紛で不登校になるケースもあるようですが、少し前までは自分もいじめていた側だったかもしれない点は考え直してほしいです。

参考:yaoo知恵袋

 

不登校が必要な場合もありますが、ちょっとしたことで休む習慣がつくと、忍耐や努力を学べず大人になってしまうのではと心配です。私自身、いじられたり孤独を感じたりしながらも耐え、少しずつ友達ができて乗り越えました。親に相談することも大切ですが、自分で考え解決する力も必要です。過保護な教育が続けば、将来の社会や日本の未来にも影響を及ぼすのではないでしょうか。

参考:yaooニュース

 

フリースクールで教えている立場から、近年の生徒には耐性や対人能力の欠如が目立つと感じます。学校に行けなくなる理由も以前より軽くなり、安易に不登校を選ぶ傾向が強まっているようです。サポートは大切ですが、甘やかしすぎると社会で生きる力を育めません。本当に生徒の未来を考えるなら、適度な厳しさを持ち、困難に立ち向かう力を育むことも必要だと思います。

参考:yaooニュース

 

最近、「無理して通わせない」方針の親が増えている印象があります。しかし、大人になって仕事で嫌なことがあったら簡単に辞めるのでしょうか?親が一生サポートする覚悟なら別ですが、多くの家庭にはその経済力はありません。子どもの将来を考えるなら、困難に立ち向かう力を育てることも必要ではないでしょうか。安易に逃げる選択を続けると、社会に出たときに苦しむのは結局本人なのです。

参考:yaooニュース

 

不登校肯定派の口コミは「子どもの将来を考えて登校させるべき」という観点が多く見られました。

不登校は「逃げ」ではなく、新しい道を模索する一歩でもあります。

大切なのは、不登校をただ甘やかすのではなく、子どもが自分の未来を切り拓ける環境を整え、社会で生き抜く力を育てることでしょう。

5-2.不登校否定派

ここでは、不登校を続けることも一つの選択だと考えている人の口コミを紹介していきます。

 

「学校に行かせなきゃ」と必死になる親の気持ちは理解できますが、それが子どもを追い詰め、心を壊してしまうケースも少なくありません。不登校が続くと、うつ病や引きこもり、家庭内暴力にまで発展することもあり、精神科はどこも予約でいっぱいという現状です。最初から「行かなくていい」と思える親はほぼおらず、多くは試行錯誤の末に不登校を受け入れています。子どもを守るためにも、柔軟な考えを持つことが大切ではないでしょうか。

参考:yaoo知恵袋

 

不登校は「問題行動」ではなく、その子の個性の一つとして受け止めるべきです。しかし、現在の課題としてフリースクールの地域格差や高額な費用があり、裕福な家庭でなければ利用が難しい現状があります。文科省は不登校の生徒の成績を正当に評価する方針を打ち出しましたが、岐阜県のような「不登校生徒の特別枠」を全国的に導入し、どの子どもも公平に進学できる仕組みを整えてほしいと願います。

参考:yaoo知恵袋

 

「学校に行きたくない」と感じる理由はさまざまですが、実は本人ですら本当の原因が分からないことも多いのが現実です。力づくで登校させても解決にはならず、逆に心を閉ざしてしまうこともあります。しかし、スクールカウンセラーの経験から言えば、本当に学校に行かない人生を望む子はごく少数で、多くの子は楽しく通いたいと願っています。そのためにも、一人ひとりのニーズに応じた学びの場を提供し、成長への思いを支えることが大切です。

参考:yaoo知恵袋

 

「無理しなくていい」と最初から言う親はいません。多くの親は、最初は必死に学校へ行かせようとします。しかし、行きしぶりから始まり、玄関で泣き、無理に校門まで連れて行っても結局行けない...そんな葛藤の末に「行かなくていい」にたどり着くんです。不登校は「怠け」ではなく、どうしても行けない状況だからこそ起こります。簡単に「行かせるべき」と言う人は、無理に通わせる方法を知っているのでしょうか?現実を理解してほしいですね。

参考:yaooニュース

 

不登校を選びやすい環境が整っているのは確かですが、それだけが理由ではありません。子ども自身の気持ちや学習環境の変化も大きく影響しています。今の子どもたちは、数年先の学習をこなすほど優秀な子も増えており、昔の価値観での子育てでは対応が難しくなっているのかもしれません。「普通」に育てても、現代の流れについていくのが精一杯な場合もあります。結果的に、子どもが自信を失い、不登校になってしまうケースも考えられるのです。

参考:yaooニュース

 

学校も社会と同じく「人が集まる場」であり、ウマが合うかどうかはやってみなければ分かりません。しかし、大人は転職して環境を変えられるのに、子どもにはその選択肢がないのは不公平ではないでしょうか。不登校は逃げではなく、自分に合わない環境から抜け出し、新しい学び方を見つける手段の一つです。子どもにも環境を選ぶ権利があっていいはずです。大人がそれを理解し、柔軟な対応をすることが大切だと思います。

参考:yaooニュース

 

不登校否定派の口コミは「子どもの今の気持ちを優先する」という観点が多く見られました。

確かに、今苦しんでいる子どもの気持ちを優先させることは親子ともに心の負担を一時的に減らすことができるかもしれません。

ですが、あくまで一時的に楽な選択は、将来的に親子ともに行動できる範囲を狭めてしまうのではないのでしょうか。

学校に行かなくても学べる環境が必要なのは確かですが、すべての子どもに適した選択肢があるわけではありません。

現実には、フリースクールを卒業した後も社会復帰が難しいケースが多く、単に「学校に行かなくてもいい」と済ませられる問題ではないのかもしれません。

5-3.子どもの未来を考えることが必至

いかがだったでしょうか?

不登校であり続けることは、人によってはある種才能が開花する期間であることとも言えるでしょう。

ですが、そういった例はほんの一握りしか成功せず、実際はズルズル子供を延長したような大人になってしまい、社会との距離をうまく取れず苦戦している人が多いです。

上記のことからも、子どもが何か1つのことに打ち込んでいる場合、その取り組みを応援すると同時に、学校という環境で社会性を身につけていくことも必要です。

「不登校」に対する考え方に固執するのではなく、子どもの未来のために何が最善かをしっかり考え、親子で乗り越えていくことが大切でしょう。

6. まとめ

 

今回は、不登校やひきこもりを経験したことのある著名人のエピソードを紹介しました。

不登校になる原因は様々でしたが、みなさんご自身で夢を見つけたときに、その夢を諦めず努力を続けられたことが今につながっているのだと伺えます。

 

不登校期間中に、気持ちを受け入れて認めてくれる家族がいたこと、また「勉強」や「自分の好きなこと」など何か物事に取り組んでいたことで、自発的に夢を見つけられたのかもしれません。

 

しかし、昔は自宅に「スマートフォン」や「ゲーム」といった依存しやすいものがありませんでした。そのため学校復帰しやすかったことも考えられます。

現代において不登校になったお子さんは、現実逃避するために「スマートフォン」や「ゲーム」に依存してしまう場合が多いです。

依存すると長期化し取り返しのつかないことになるため、親御さんの積極的な行動も必要となります。

 

お子さんが不登校になったとき、そこでお子さんの人生は終わりではありません。

不登校は人生のひとつの通過点です。その通過点を乗り越えることにより、お子さんはひとつ成長し夢を見つけ、主体的にどんどん明るい将来へ進むことができます。

 

「学生時代不登校でも著名人として活躍している人はたくさんいる」ことをご認識いただきポジティブな気持ちでお子さんをサポートしていただけたら幸いです!その際は、ぜひスダチの支援をご活用ください。

 

スダチでは、不登校のお子さんを平均3週間で再登校に導いています。

不登校が長期化すると再登校や社会復帰が難しくなる場合もあるため、早期解決するためにスダチへご相談ください。

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  • この記事を監修した人
小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)

小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)

不登校支援サポート スダチ 代表
株式会社スダチ 代表取締役社長

「学校へ行こうかな」を自然と引き出すサポートを展開するスダチの代表。これまでで1,000名以上のお子さんを再登校に導いてきた。

「誰もが巣立ちゆける世界を」をミッションとし、不登校の解決はそのための通過点に過ぎないと考えている。
これまで不登校の子ども達に向けたボランティア活動を通し、多くの不登校の子どもたち、保護者様と関わる。

ボランティア活動を通して、子ども達や親御さんとお話しする中で、「本当は学校に行きたい、だけど行けない。自分でも行けない理由が分からない」子ども達が多くいることを知る。

そのように苦しんでいる子ども達や親御さんを見て、「不登校で苦しむ子供たちを一人でも多く救いたい」との思いを持つようになり、不登校支援事業を立ち上げるに至る。


【著書】
不登校の9割は親が解決できる 3週間で再登校に導く5つのルールPHP研究所

【メディア露出実績】
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