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フリースクールとは?種類・費用・メリットデメリットと不登校の子どもに合う選び方

この記事の結論

フリースクールは不登校の子どもの居場所・学習・社会参加を支援する民間施設です。ただし学校への再登校を目標とするなら、フリースクールだけでは不十分なケースも多くあります。

スダチでは「学校復帰(再登校)」を目標とした親御さんへの支援を行い、平均22.6日での再登校を実現しています。フリースクールとスダチの違いを正しく理解した上で選択することが重要です。

不登校のお子さんへの選択肢の一つとして、フリースクールを検討している親御さんも多いと思います。この記事では、フリースクールの種類・費用・メリットデメリットと、お子さんに合った選び方を解説します。

この記事を読んでわかること

  • フリースクールの種類と特徴・費用
  • フリースクールのメリット・デメリット
  • 学校復帰を目指す場合の選択肢との違い

目次

フリースクールとは?定義と役割をわかりやすく解説

フリースクールとは、不登校や学校生活に困難を感じる子どもたちが通う民間の教育支援機関です。公立・私立の学校とは異なり、学習内容・活動時間・通所ペースが自由度高く設計されており、子ども一人ひとりのペースや状況に合わせた関わりが受けられます。

NPO法人・民間企業・個人が運営する施設が大半で、全国に約500か所以上あると言われています(文部科学省調査)。国が認定した正規の教育機関ではないため、学校教育法上の「学校」には該当しませんが、不登校の子どもにとっての重要な居場所として社会的に認知が広まっています。

フリースクールに通う目的は家庭によってさまざまです。「とにかく安心できる場所が欲しい」「勉強の遅れを取り戻したい」「同じ境遇の仲間と交流したい」「将来的に学校復帰を目指している」など、それぞれの状況に応じて使い方が変わります。自分のお子さんに何が必要かを明確にした上で選ぶことが大切です。

スダチご利用者の声


「小3の3学期で不登校になり、ずるずると1年8ヶ月ほど経って、小5の9月にスダチさんのサポートを開始しました。恒常性の強い彼は学校の門をタッチするところからなかなかすすめず、苦しかったですが、毎日はげますことで、友だちにむかえにきてもらったり、とりあえず授業を見てみる、席に座ってみるなど少しずつのステップアップの提案を頂きすすむ事ができました。42日ほどで朝から行け、友人と遊んだり、少しずつ勉強するようになったり変化していきました。今は中1になり、休まず登校できています。トラブルがあっても強くなり「なんとかなる」と言ってます。今は中学校で野球部に入り、部活がない日は夕方遅くまで公園で遊んでいます。学校を休んでいたのを後悔していますが、「そのお陰でなかなかできない経験ができた」「あたり前を幸せに思えるね」と伝えています。今は私より子どもたちの方がしなやかマインドです!サポーターさん、スダチのおかげで今の姿があります。」

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フリースクールが増えている背景

文部科学省の調査によると、2023年度の不登校児童生徒数は小中学校合わせて約34万人に達しており、10年以上連続で増加しています。学校になじめない子どもたちへの受け皿として、フリースクールへの社会的ニーズが高まっています。

また2016年に施行された「教育機会確保法」により、不登校の子どもの「学校以外での多様な学習機会」が法的に認められるようになりました。この法律を背景に、フリースクールへの行政からの理解や連携が進み、在籍校での出席認定が得られるケースも増えています。

フリースクールの種類・タイプ一覧

フリースクールには運営方針や活動内容によっていくつかのタイプがあります。子どもの状態や目的に合わせて選ぶことが重要です。

①居場所・コミュニティ型

「安心して過ごせる場所」を提供することを主な目的とするタイプです。不登校初期など、まず外に出ること・人と関わることを回復させる段階の子どもに向いています。学習指導よりも遊び・交流・自由な時間が中心で、スタッフとの関係構築がサポートの軸になります。

②学習支援型

学習の遅れを取り戻すことを重視するタイプです。個別指導や少人数クラス形式で、教科学習を中心に進めます。再登校後の学習不安を解消したい子や、勉強は続けたいが学校の環境が合わない子に適しています。

③体験・活動中心型

農業・料理・アート・スポーツなど体験活動を通じて自己効力感を育てるタイプです。座学が苦手な子どもや、身体を動かすことで元気を取り戻せるタイプの子どもに向いています。社会性や自信を育てながら、次のステップへの足がかりをつくります。

④オンライン型

外出が難しい子どものために、自宅からオンラインで参加できるタイプです。不登校の初期段階や外出困難な子どもでも利用しやすく、全国どこからでも通所できるのが特徴です。対面交流が難しい時期のつなぎとして活用するケースも多いです。

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フリースクールの活動内容・1日の過ごし方

フリースクールの1日のスケジュールは施設によって異なりますが、典型的な例を紹介します。午前中はスタッフとの軽い会話や読書・ゲームなどで過ごし、午後から体験活動や学習時間を設ける施設が多いです。時間割が決まっているところもあれば、完全に自由なところもあります。

活動内容としては、個別学習・グループ学習・調理体験・工作・スポーツ・農業体験・映画鑑賞・話し合い(サークル)など多岐にわたります。子どもが「やりたいことをやる」を基本にしているところが多く、学校的な強制・競争とは異なる雰囲気が特徴です。

フリースクールの費用相場

フリースクールの費用は施設によって大きく異なります月額費用の目安は以下の通りです。

入会金:1〜3万円程度(無料のところもあり)。月額利用料:1〜5万円程度が一般的で、週5日通所型のフルタイムでは3〜5万円程度、週数回・時間制のところでは1〜2万円程度のケースが多いです。オンライン型は比較的費用が低く、月額1〜2万円以下のところもあります。

公的補助について:自治体によってはフリースクール利用に対する補助金制度があります。文部科学省の調査では補助制度のある自治体は増加傾向にあり、お住まいの市区町村の教育委員会に確認することをおすすめします。費用の問題で通所をためらっている場合は、まず問い合わせてみましょう。

出席認定制度とは?在籍校で出席扱いになる条件

フリースクールへの通所は、条件を満たした場合に在籍する学校の「出席」として認められる場合があります。文部科学省の通知(1992年2019年)において、不登校の子どもが学校外の施設に通う場合の出席認定の考え方が示されています。

出席認定が認められるための主な条件は、①保護者と学校・教育委員会が連携していること、②フリースクールが一定の教育的支援を行っていること、③子どもの自立を促すものであること、などが挙げられます。ただし認定するかどうかは最終的に校長の裁量によるため、事前に学校側と十分に相談することが大切です。

出席認定を受けることで、成績表や調査書(内申書)の出席日数に反映される可能性があり、進学への不安を軽減する効果があります。ただし中学3年生など進路に関わる時期は特に注意が必要です。

スダチご利用者の声


「子どもたちが、自分で"行く"と決めて、学校に行けるようになった。子どもへの接し方に軸ができ、対応にぶれなくなった。今までの"見守りましょう""受け入れましょう"というかかわり方が、どうしても腑に落ちず"受け入れられない"と自分を責めてしまい、悪循環になっていたが、スダチさんのメソッドを実践し、戸惑うこともあったけど、迷いや自責が減り、自分自身が楽になれた。脳の仕組みについて興味が沸き、引き続き、自分や子どもたちの生活に活かせるよう学ぼうとしている。兄弟でのサポートだったため、質問等、多かったと思いますが、毎日、親身になって返信してくださり、本当に心の支えとなりました。子どもたちのことをよく理解してくださり、ひとりひとりに対するアドバイスが的確で、迷ったり、困ったりした時は、必ず相談し、アドバイスの通りに対応をしました。すると、子どもたちが少しずつ変わってきて、私自身も子どもを信じられるようになっていきました。具体的な会話の内容やかかわり方を丁寧に教えて下さったことが、とても心強かったです。私自身が、あきらめかけてしまった時、ストレートに、でも温かく励ましていただき、もう一度、前を向いて進もう!と思えました。」

小学1年生・小学5年生・男の子(兄弟)の保護者 ▶ 直筆アンケートを見る

フリースクールに通うメリット

フリースクールが不登校の子どもにとって有益な理由を整理します。

安心できる居場所ができる

学校のルール・集団生活・プレッシャーが合わない子どもにとって、自分のペースで過ごせるフリースクールは心のエネルギーを回復させる場所になります。「朝、行く場所がある」という感覚が、生活リズムの立て直しにもつながります。

同じ境遇の仲間と出会える

不登校の経験を持つ子どもが集まるため、「自分だけじゃない」という安心感が生まれます。共通の体験を持つ仲間との交流が自己肯定感の回復を促し、対人関係の練習の場にもなります。

多様な学びの機会が得られる

学校の教科学習だけでなく、体験活動・プログラミング・芸術など多様な学びの機会があります。学校では評価されにくかった個性や才能が開花するケースもあり、子ども自身の自信につながることがあります。

フリースクールの注意点・デメリット

フリースクールにはメリットがある一方、親御さんが事前に知っておくべき注意点もあります。

学校への再登校につながりにくいケースがある

フリースクールへの通所で安定が得られる一方、「ここにいれば学校に行かなくていい」という感覚が定着すると、学校復帰の動機が下がってしまうことがありますフリースクールを「学校の代わり」として長期間利用し続けると、学校復帰のハードルが上がっていくケースも少なくありません。学校復帰を目標にしているなら、フリースクール利用の目的と期間を明確に設定しておくことが重要です。

費用が継続的にかかる

毎月1〜5万円程度の費用がかかるため、長期利用では経済的な負担も無視できません。家庭の状況に合わせた無理のない利用計画を立てることが大切です。

支援の質にばらつきがある

フリースクールは運営者・スタッフの専門性・方針が施設によって大きく異なります。「子ども中心」を掲げていても実態が伴わないケースや、専門的知識を持たないスタッフが対応しているケースもあります。必ず見学・体験参加をして、スタッフの関わり方や施設の雰囲気を確認しましょう。


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不登校の子に合うフリースクールの選び方・探し方

多くのフリースクールの中から、お子さんに合ったものを見つけるための具体的なポイントをお伝えします。

①子どもの「今の状態」に合ったタイプを選ぶ

不登校の回復には段階があります。エネルギーが枯渇している「消耗期」には居場所型少し元気が出てきた「回復期」には体験・学習型が向いています。子どもの現在地を見極めた上でタイプを選ぶことが先決です。

②見学・体験参加を必ずする

ウェブサイトや口コミだけで判断せず、必ず見学や体験参加をしましょう。スタッフが子どもにどう接するか、施設の雰囲気は子どもに合っているか、利用している子どもたちの様子はどうかを目で確認することが大切です。

③在籍校との連携体制を確認する

出席認定を希望する場合は、在籍校との連携体制があるかどうかを事前に確認しましょう。学校側と定期的に情報共有をしてくれる施設かどうかも選択基準になります。

スダチご利用者の声


「私には子供が3人居ます。一番下の息子が急に学校に行けなくなりました。前日まで楽しくサッカー合宿に行っていた息子が突然です。上二人で無理に行かせる事は無理だと学んでいたので色々方法を考え、実行してみましたが、家に居ると気持ちも徐々に弱っていき、大好きだったサッカーまで学校のある日は出来なくなりました。あんなに好きだったサッカーが出来なくなる現実は親にとっても絶望的でした。どこに相談に行っても、エネルギーがたまるまで待ちましょうと言われるのも上二人でわかっていたので自力で「スダチ」さんを見つけ、最後の希望をかけて行動に移しました。1ヶ月半のサポートを始めて、半月たたないうちに平日のサッカーに行ける様になり、料理、お手伝い、デジタル以外の事を楽しそうにやってくれるようになりました。息子は繊細で再登校に時間がかかりましたが、担当の方は最後まで諦めずエネルギッシュに色々提案をし続けてくれました。最後の最後に再登校することが出来ました。現在中一ですが最近はとても安定している様子で1日も休まず学校生活を楽しんでいます。最後まで諦めず私たちを救っていただき感謝しかないです。」

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フリースクール以外の選択肢と卒業後の進路

フリースクール以外にも、不登校の子どもをサポートする選択肢がいくつかあります。それぞれの特徴を理解した上で、お子さんの状況に最適な組み合わせを選びましょう。

教育支援センター(適応指導教室)

教育委員会が設置する公的支援機関で、無料で利用できます。学校復帰を目標に学習支援や集団活動を行うことが多く、通所が出席認定されることが一般的です。

通信制高校・サポート校

中学卒業後の進路として、全日制ではなく通信制高校を選ぶケースが増えています。自分のペースで学習を進めながら高卒資格が取れるため、不登校経験のある子どもにも選択しやすい環境です。

スダチのような学校復帰専門サポート

「学校に戻ること」を明確な目標に設定したサポートとして、スダチのような専門機関があります。スダチでは親御さんへの具体的な関わり方指導を通じて、平均22.6日での再登校を実現しています。フリースクールで居場所を確保しながら並行してスダチのサポートを受けるご家庭もあります。

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よくある質問(FAQ)

フリースクールは学校の出席扱いになりますか?

一定の条件を満たすフリースクールへの通所は、学校長の裁量で出席扱いにできる場合があります。学校の担任や教育委員会に事前に相談し、条件を確認しましょう。

フリースクールに通いながら再登校は目指せますか?

可能です。ただしフリースクールを「学校のかわり」と位置づけると再登校しにくくなる傾向があります。あくまで回復のステップとして活用し、再登校を目標に据えることが重要です。

子どもがフリースクールに行きたがらない場合はどうすればいいですか?

無理に通わせる必要はありません。まず家庭での安心感を整えることが先決です。親御さんの関わり方を変えることで、子どもが自ら「外に出たい」と感じるようになります。

フリースクールとスダチの支援の違いは何ですか?

フリースクールは子どもへの直接支援、スダチは親御さんへの関わり方指導が中心です。スダチは「学校への再登校」を明確な目標として設定し、平均22.6日での再登校を実現しています。

フリースクールの選び方で最も重要な点は何ですか?

お子さんの「今の回復段階」に合っているかどうかが最重要です。消耗期なら居場所重視、回復期なら学習・社会参加重視のフリースクールが適しています。必ず見学・体験参加で確認しましょう。

フリースクールはいつまで通わせればいいですか?

お子さんの回復状況によりますが、再登校を目標にするなら6ヶ月1年を目安に再検討することをおすすめします。長期化する前に、専門機関への相談も視野に入れましょう

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まとめ

フリースクールは不登校の子どもに安心できる居場所と多様な学びを提供する大切な選択肢です。種類・費用・活動内容はさまざまなので、お子さんの状態と目標に合わせて慎重に選ぶことが重要です。

学校への再登校を目標にするなら、フリースクールの利用と並行して親御さんの関わり方を変える専門的サポートとの組み合わせが効果的です。スダチでは無料コンサルティングで現状を整理し、お子さんに合った対応をご提案しています。


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  • この記事を監修した人
小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)

小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)

不登校支援サポート スダチ 代表
株式会社スダチ 代表取締役社長

「学校へ行こうかな」を自然と引き出すサポートを展開するスダチの代表。これまでで1,900名以上のお子さんを再登校に導いてきた。

「誰もが巣立ちゆける世界を」をミッションとし、不登校の解決はそのための通過点に過ぎないと考えている。
これまで不登校の子ども達に向けたボランティア活動を通し、多くの不登校の子どもたち、保護者様と関わる。

ボランティア活動を通して、子ども達や親御さんとお話しする中で、「本当は学校に行きたい、だけど行けない。自分でも行けない理由が分からない」子ども達が多くいることを知る。

そのように苦しんでいる子ども達や親御さんを見て、「不登校で苦しむ子供たちを一人でも多く救いたい」との思いを持つようになり、不登校支援事業を立ち上げるに至る。


【著書】
不登校の9割は親が解決できる 3週間で再登校に導く5つのルールPHP研究所

【メディア露出実績】
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