SUDACHI不登校解決Blog 無料相談お申し込み
スダチの不登校解決Blog.
HOME不登校を解決するには

不登校の出席扱い制度とは?7つの要件と申請の流れを解説

この記事の結論

不登校の出席扱い制度は、自宅でのICT学習など一定の要件を満たせば指導要録上「出席」として記録できる文部科学省公認の制度です。校長の判断のもと、保護者と学校の連携・計画的な学習・対面指導などの要件を満たすことが必要です。スダチでは平均22.6日での再登校を実現しています。

本記事では、不登校のお子さんが自宅学習などで出席扱いを受けるための要件と申請の流れを、平均22.6日での再登校実績をもつスダチの小川涼太郎コンサルタント監修のもと解説します。

この記事を読んでわかること

  • 出席扱い制度の仕組みと対象者
  • 出席扱いが認められる7つの要件
  • 申請の流れ4ステップ
  • 成績評価(内申点)への影響
  • 出席扱いを活用できる学習方法
  • 制度を利用する際の注意点

目次

1. 不登校でも「出席扱い」になる制度とは

不登校の出席扱い制度とは、学校を休んでいても、自宅でのICT学習など一定の要件を満たした学習活動を行った場合に、指導要録上「出席」として記録できる文部科学省公認の制度です。

正式名称は「不登校児童生徒が自宅においてICT等を活用した学習活動を行った場合の指導要録上の出欠の取扱いについて」で、令和元年(2019年)10月25日付けの文部科学省通知に基づいています。

対象となるのは小学生・中学生の義務教育段階のお子さんです。最終的にどう扱うかは在籍校の校長が判断するため、自治体や学校によって運用に差がある点に注意が必要です。

この制度は、学校を休んでいる間も学びを止めず、進学時の出席日数への不安を和らげるためのものですが、あくまで一時的な措置です。本来のゴールはお子さんが安心して学校生活に戻れるようになることにあります。

2. 出席扱いが認められる7つの要件

出席扱いとして認められるには、文部科学省通知「別記2」に基づく次の7つの要件をすべて満たす必要があります。

要件 内容
①保護者と学校の連携 保護者と学校との間に十分な連携・協力関係が保たれていること
②学習活動の方法 ICT(コンピュータ・インターネット・遠隔教育システム等)や郵送・FAXなどを活用した学習であること
③対面指導の実施 訪問等による対面指導が適切に行われることを前提とし、継続的な支援があること
④計画的な学習プログラム お子さんの学習の理解度を踏まえた、計画的な学習プログラムであること
⑤校長による状況把握 定期的な報告や、担任・保護者を含めた連絡会などで校長が状況を把握していること
⑥学校外機関を利用できない場合の学習 教育支援センター等の学校外の公的機関・民間施設で相談・指導を受けられない場合の学習活動であること
⑦教育課程との整合 学習の成果が、学校の教育課程に照らして適切と判断できること

7つの要件すべてを保護者だけで満たすことは難しく、在籍校との継続的な連携が前提になります。まずは担任や校長に相談することから始めましょう。

3. 出席扱いにするための申請の流れ【4ステップ】

出席扱いの申請は、以下の4ステップで進めるのが一般的です。

3-1. STEP1:担任・校長に相談する

まずは在籍校の担任や校長に、出席扱い制度を利用したい旨を相談します。学校ごとに運用のスタンスが異なるため、早めに相談することが大切です。

3-2. STEP2:学習計画を学校と共有する

利用するICT教材や学習内容、頻度などの学習計画を学校と共有し、理解の程度に応じた計画的なプログラムであることを確認してもらいます。

3-3. STEP3:学習と対面指導を継続する

ICT教材での学習に加え、家庭訪問など対面指導を継続的に受けます。対面指導が伴わないと出席扱いとして認められないケースが多いため注意しましょう。

3-4. STEP4:校長が出席扱いを判断・記録する

定期報告や連絡会での状況把握をもとに、校長が最終的に出席扱いとするかを判断し、指導要録に記録します。

4. 出席扱いと成績評価(内申点)への影響

従来、出席扱いになっても成績評価(内申点)への反映基準は曖昧なところがありましたが、近年の通知で成績評価の対象となる要件が明確化されました。出席日数の確保と成績評価は別物であり、内申点に反映されるかは自治体・学校の判断による点に注意してください。

成績評価の対象となるには、主に次のような要件が求められます。

  • 学習内容が学校の教育課程に適合していること
  • 保護者・学校との連携・協力関係が継続していること
  • 校長が学習状況を継続的に把握していること
  • 対面指導が適切に維持されていること

進学を控えるお子さんにとって内申点は気になるポイントですが、出席扱いはあくまで学びを止めないための制度であり、評価基準は学校ごとに運用差があるため、必ず在籍校に直接確認しましょう。

中学生の場合、高校受験の調査書(内申書)には欠席日数が記載されるため、出席扱いによって出席日数を確保しておくこと自体に意味があります。ただし、調査書の記載や評価の扱いは高校・自治体によって異なるため、志望校の選考方法もあわせて確認しておくと安心です。

5. 出席扱いを活用できる学習方法の種類

5-1. 教育支援センター(適応指導教室)

自治体が設置する教育支援センターでの相談・指導は、出席扱いの対象となる代表的な学習方法です。学校外の公的機関として、通所での学習や相談支援を受けられます。

5-2. フリースクール

民間のフリースクールでの活動も、学校長が要件を満たすと判断すれば出席扱いの対象になり得ます。事前に在籍校とフリースクール双方に相談し、連携体制を整えることが必要です。フリースクールの選び方は下記記事で詳しく解説しています。

こちらもCHECK

フリースクールとは?種類・費用・選び方をわかりやすく解説

この記事の結論 フリースクールは、不登校のお子さんの居場所として有効な選択肢の一つですが、学校復帰(再登校)を目標にする場合はフリースクールの自由な環境に慣れすぎてしまい逆効果になるケースがあります。 ...

続きを見る

5-3. ICT教材・オンライン学習

市販のオンライン教材やデジタル教科書を使った自宅学習も対象です。学習の理解度に応じた計画的なプログラムであること、対面指導と組み合わせることが要件になるため、教材選びの段階で学校に相談しておくと安心です。

5-4. 家庭教師・訪問型学習支援

家庭教師による訪問指導も、対面指導の要件を満たす学習方法の一つです。学習塾のオンライン個別指導サービスの中には、出席扱いの認定実績を公表しているところもあります。利用を検討する際は、在籍校への相談実績があるかどうかも確認しておくと安心です。

5-5. 別室登校・校内支援

教室ではなく保健室・相談室などの別室に登校する「別室登校」も、学校内で完結する対応のため出席扱いの判断を得やすい選択肢です。教室に入ることへの不安が強いお子さんにとって、教室復帰までの橋渡しにもなります。

こちらもCHECK

高校の別室登校とは?出席扱いの仕組みと教室復帰までの進め方

この記事の結論 高校の別室登校は、教室以外の場所で学校とのつながりを保ちながら過ごせる仕組みです。多くの高校で校長の判断により出席扱いとなりますが、運用は学校ごとに異なるため、事前に学校へ相談すること ...

続きを見る

6. 出席扱い制度を利用する際の注意点

6-1. あくまで一時的な措置であること

出席扱いは学びを止めないための制度であり、学校生活そのものへの復帰を代替するものではありません。制度を使いながらも、お子さんが安心して学校に戻れる環境づくりを並行して進めることが大切です。

6-2. 対面指導なしでは認められにくいこと

ICT教材だけでの学習では要件を満たさず、訪問等による対面指導が前提になります。対面指導の頻度や方法は学校によって異なるため、事前確認が欠かせません。

6-3. 自治体・学校ごとに運用差があること

同じ要件でも学校や自治体によって出席扱いの判断基準に差があるのが実情です。ほかの学校で認められた事例をそのまま当てはめられるとは限らないため、必ず在籍校に個別に確認しましょう。

7. スダチのサポートで再登校できたお子さんの事例

出席扱い制度を使いながらも、多くの親御さんが目指すのは「お子さんが安心して学校に戻ること」です。ここでは、スダチのサポートを通じて再登校を実現したご家庭の事例をご紹介します。

7-1. 事例① 中学2年生・男の子|的確なアドバイスで30日で再登校

スマホ・ゲーム依存がきっかけで不登校になったケース。何をどう声がけすればいいかわからず悩んでいたところ、スダチのサポートを受けて具体的な行動指針を得たことで、家庭内の関わり方が変わり30日で再登校を実現しました。

この事例について詳しく知りたい方は、実際のアンケートもご覧ください。

▶ この事例について詳しくはこちら|中学2年生・男の子の再登校体験談

スダチご利用者の声


「サポーターさんは心許せるママ友のような存在でした。的確なアドバイスと信頼感で30日で再登校できました。悩んだ時に専門知識を持った方にすぐ相談ができたのは本当に心強かったです。」

中学2年生・男の子の保護者 ▶ 直筆アンケートを見る

7-2. 事例② 小学4年生・女の子|HSC・夜驚症を乗り越え71日で再登校

HSC(人一倍敏感な子)気質から感覚過敏・夜驚症を伴い不登校になったケース。スダチのメソッドを実践する中で、「嫌だから行かない」ではなく子どもと一緒に対処法を考えられるように変化し、71日で再登校を実現しました。

この事例について詳しく知りたい方は、実際のアンケートもご覧ください。

▶ この事例について詳しくはこちら|小学4年生・女の子の再登校体験談

スダチご利用者の声


「スダチさんのメソッドを実践してからは、かんしゃくが減り、夜驚症の回数が減り、『嫌だから行かない』ではなく、どうしたら対処できるか子どもと一緒に考えることができるようになりました。自分一人では絶対に登校へ導くことができなかったと思います。」

小学4年生・女の子の保護者 ▶ 直筆アンケートを見る

出席扱い制度で学びを止めずに、スダチのサポートで学校生活そのものへの復帰を目指すことも可能です。まずはスダチへ無料コンサルティングのご相談ください。

お子さんの不登校、実はご家庭のタイプによって対応方法が変わるってご存じですか?
スダチでは、これまで2,000名以上の親御さんとお子さんをサポートする中で、不登校に陥りやすいご家庭の特徴を分析し、4つのタイプに分類する診断を作成しました!
今ならLINE登録で無料診断が受けられます!
お子さんに合った対応方法を知る第一歩として、ぜひお試しください。

不登校タイプ診断をしてみる

8. 不登校の出席扱いに関するよくある質問

8-1. 出席扱い制度とは何ですか?

自宅でのICT学習など一定の要件を満たした場合、学校を休んでいても指導要録上「出席」として記録できる文部科学省公認の制度です。校長の判断のもと運用されます。

8-2. 出席扱いの7つの要件は何ですか?

①保護者と学校の連携②ICT等を活用した学習方法③訪問等による対面指導④計画的な学習プログラム⑤校長による状況把握⑥学校外機関を利用できない場合の学習であること⑦教育課程との整合、の7点です。

8-3. 出席扱いになるとどんなメリットがありますか?

指導要録上の出席日数が確保され、一定要件を満たせば成績評価の対象にもなります。ただし内申点への反映は自治体・学校により異なります。

8-4. 出席扱いの申請は誰が行いますか?

最終的な判断は校長が行います。保護者はまず担任・校長に相談し、学習計画を学校と共有するところから始めます。

8-5. フリースクールに通っても出席扱いになりますか?

フリースクールでの活動も、学校長が要件を満たすと判断すれば出席扱いの対象になり得ます。事前に在籍校へ相談することが必要です。

9. まとめ

  • 出席扱い制度は、自宅ICT学習など一定要件を満たせば指導要録上「出席」にできる文部科学省公認の制度
  • 認定には7つの要件があり、最終判断は校長が行う。保護者と学校の継続的な連携が前提
  • 成績評価への反映は自治体・学校ごとに異なるため、必ず在籍校に確認が必要

出席扱い制度は、お子さんの学びを止めないための心強い選択肢です。同時に、あくまで一時的な措置であり、本来のゴールはお子さんが安心して学校生活に戻れるようになることにあります。

「出席扱いを使いながら、いずれは学校に戻ってほしい」とお考えの方は、無料コンサルティングでお子さんの状況に合わせた対応方法をご相談ください。

不登校の悩み、気軽に相談できる「不登校AIチャット」を使ってみませんか?
今まで2,000名以上の再登校のデータをもとに、「具体的なアドバイス」ができるAIが登場!
利用料は基本無料で、1日10回まで質問可能。LINE登録するだけで、すぐに使える!

不登校AIチャットを使ってみる

この記事を監修した人

小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)

小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)

不登校支援サポート スダチ 代表
株式会社スダチ 代表取締役社長

「学校へ行こうかな」を自然と引き出すサポートを展開するスダチの代表。これまでで2,000名以上のお子さんを再登校に導いてきた。

「誰もが巣立ちゆける世界を」をミッションとし、不登校の解決はそのための通過点に過ぎないと考えている。
これまで不登校の子ども達に向けたボランティア活動を通し、多くの不登校の子どもたち、保護者様と関わる。

ボランティア活動を通して、子ども達や親御さんとお話しする中で、「本当は学校に行きたい、だけど行けない。自分でも行けない理由が分からない」子ども達が多くいることを知る。

そのように苦しんでいる子ども達や親御さんを見て、「不登校で苦しむ子供たちを一人でも多く救いたい」との思いを持つようになり、不登校支援事業を立ち上げるに至る。


【著書】
不登校の9割は親が解決できる 3週間で再登校に導く5つのルールPHP研究所

【メディア露出実績】
不登校解決TV
PIVOT 公式チャンネル
Mieライブ
ORICON NEWS
渋谷新聞
朝日放送テレビ『news おかえり』
CARRER CRAFT
テレビ朝日放送『スーパーJチャンネル』
BSフジ『みんなでSDGs』
mamagirl
教育革命家ドラゴン先生チャンネル
Forbes JAPAN
女性向けメディアKARIN
企業トピTV

You Tube

すぐに役立つ情報を発信中!

不登校タイプ診断をしてみる