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スダチの不登校支援が炎上!板橋区との騒動の経緯とスダチの問題点とは?

2024.12.27

「スダチが炎上しているが、スダチの不登校支援の問題点を知りたい」
「スダチが炎上した経緯を知りたい」

 

スダチの知名度が上がってきたことで、不登校のお子さんを学校復帰させることをよく思わない方から、批判のご意見をいただくことがあります。

特にSNS上での批判がヒートアップして、炎上しているケースもあります。

これを見た多くのご家庭では、「スダチは危険な支援なのではないか?」と不安を抱かれているかもしれません。

そこで今回は、スダチが炎上した経緯と、スダチの支援の問題だとされている点についてお話しします。

 

記事を読むとわかること

  • スダチの不登校支援が炎上した経緯
  • スダチの不登校支援が炎上した問題点
  • スダチの支援のアプローチ方法や理念について

スダチは、不登校のお子さんを1,000名以上再登校に導いています。

根本的な課題にアプローチしているため、スダチがサポートしたお子さん方は、主体的に学校で抱えていた問題を乗り越えて再登校を果たしています。

一度無料相談で、お子さんのことをスダチへ相談してみませんか?現状の確認をさせていただいたうえで、根本解決に向けて必要なアプローチをお話しさせていただきます。

※上記ボタンから登録できない方はこちら

 

1. スダチの不登校支援が炎上した経緯|板橋区との連携を巡る騒動について

 

2024年8月5日に「板橋区と株式会社スダチが連携し不登校支援を強化」と題するプレスリリースをスダチが公開したことで、板橋区が各方面からさまざまなご意見をいただいたり、SNSでさまざまな批判が飛び交ったりしたことで、8月13日にはプレスリリースが削除される事態となりました。

 

スダチの支援を受けているお子さんは、平均3週間で自ら再登校を果たすケースが多いです。

ただ、この平均3週間で再登校へ導くアプローチ方針を以下のとおり問題視している方もいます。

  • 短期間で解決するのは危険な行為
  • 不登校という問題はそんなに簡単に解決できるものではない

 

特に、見守る支援を提供している、不登校の当事者団体、家族会、支援者、専門家、教職経験者から板橋区に公開質問状が送られる事態に発展しました。

 

これを受けて板橋区教育委員会は、次の内容の説明文を8月9日から12日までWEBサイトに公開しました。

  • 不登校児への対応方針はこれまでと変更はない
  • 選択肢の一つとして、一部の学校でスダチの試行を始めたもの

しかし、13日になり、「連携した事実はございません」とし、連携を完全に否定する内容に訂正しています。

 

そして、スダチが公開したプレスリリースも、8月13日には削除されることになりました。そして、21日に、スダチは事実と経緯を説明するプレスリリースを公開しております。

 

9〜12日に板橋区が公表した通り、全く連携もないままにスダチが準備を進め、勝手にリリースを出したという事実はありません。

 

2024年5月1日に、板橋区へスダチの事業及び他自治体での取り組みなどの説明を行い、トライアルの実施について申し上げたところ、6月13日に小学校2校をご紹介いただいていました。

そして、7月中旬に2校への説明の機会を設けていただき、プレスリリースを公開したときは、2校の校長先生と話をしている段階でした。

現状、板橋区との連携は白紙となってしまいましたが、前向きに検討してくださった板橋区教育委員会の方々には大変感謝しております。

 

2. スダチの不登校支援が板橋区との連携において炎上した問題点

 

今回、スダの不登校支援が炎上につながった問題点をお話しさせていただきます。

 

2-1. プレスリリースの掲載内容に問題があったこと

 

スダチと板橋区の間で掲載内容を詰めきれないまま公表してしまったことが大きな問題点です。

 

プレスリリース内のスダチの表現により、不登校のお子さんを持つ親御さんへ、不安と誤解を与えてしまいました。

板橋区をはじめ、ご迷惑をおかけしてしまった方々に心よりお詫び申し上げます。

 

特に次の表現が問題点だったと感じております。

「不登校に悩むご家族やお子様にとって「再登校を目指す」という選択肢を当たり前にすることを目標に事業を拡大しており、板橋区とこの問題に共同で取り組むことで、区内の不登校児童への支援を強化することを目指します。」

 

これを受け、お子さんが不登校の親御さん方は、次のような不安を抱かれたかもしれません。

  • 最初から再登校を選択しない家庭は区から支援してもらえなくなるのか
  • 区から無理に再登校を勧められることになるのか

文部科学省は、不登校のお子さんへの方針として以下を掲げており、板橋区のガイドラインにも同様の内容が書かれています。

「不登校児童生徒への支援は、『学校に登校する』という結果のみを目標にするのではなく」

 

それにも関わらずスダチと連携したことで、「支援方針を変更したのではないか?」という誤解を受け、不登校のお子さんを持つ親御さんを不安にさせてしまう結果となりました。

 

ただ、板橋区は後日不登校支援の方針は変わらないことを明確に述べています。そのため、スダチと連携をしても国や市町村の方針が大きく変わることはありません。

 

2-2. 平均3週間で再登校させること

 

平均3週間という数字を見た方から、「短期間で解決するのは危険な行為」だとして炎上している背景もあります。

 

その際、「子どもの気持ちを無視して、3週間で無理やり再登校させている」と、誤解をされている方も多いです。

 

まず、スダチでは、お子さんを無理やり再登校させることは絶対にしていません。支援中は、お子さんに対して、「学校へ行きなさい」という言葉をかけることを、禁止しております。

また、スダチのアプローチは、親子関係を通してお子さんの自己肯定感を育てることで、お子さん自らが「学校へ行こうかな」と主体的に再登校を果たす支援です。

そのため、根本的な課題が解決していない状態なのに、無理に再登校を促すこともしておりません。

 

2-3. 不登校は親の責任としていること

 

スダチでは、不登校の解決には、正しい親子関係の構築は欠かせないと考えています。

これにより、次のように受け取った方から、不登校を親の責任にしていると批判をいただくことがあります。

  • 親のせいで子どもの自己肯定感が育たず不登校になっている
  • 親のせいで子どもがスマホやゲームに依存して不登校になっている

スダチでは、不登校は親御さんのせいではないと考えています。

現在の親御さんは、お子さんのことを大切に思い、優しくしている親御さんが多いです。お子さんへの深い愛情がある素敵な親御さんが多いという証拠です。

お子さんを大切に思うからこそ、お子さんへ優しくしすぎてしまう場合があります。その時自然とお子さんが親御さんのことを下に見てしまいます。

そうなると、たとえば褒められたりしたときに、それを素直に受け取れず、自己肯定感がなかなか育たないことがあります。生活習慣を注意したときも、素直に聞き入れてくれないかもしれません。

だからこそ、不登校を改善していくにあたり、この親子関係を変化させることは、ひとつのアプローチとなります。

 

また、現状の日本だとこの親子関係になって当たり前ともいえます。親子関係について教えてくれる教育機関が存在していないためです。

そして、お子さんのために共働きで働くご家庭が多く、親子関係を構築する時間を取れない場合も多いです。「時間を取れず、色々我慢させているから」と、その分お子さんへ優しくしているかもしれません。

 

これを踏まえると、お子さんが不登校になったとき、それは親御さんのせいでは決してなく、現状の日本の社会の構造上に問題があるといえます。不登校のお子さんが増え続けている背景も、この構造によるものだと考えられます。

 

2-4. 支援を利用する際お金を請求すること

 

スダチの支援を利用いただく際、費用がかかります。これにより、「不登校をビジネスにしている」という批判を受け、さらに炎上した背景があります。

スダチは、毎日伴走型で支援を提供しており、支援期間は1ヶ月以上です。総額5〜40万円(※)のプランから自由に選ぶことができます。 
※お子さんの状況により支援期間が異なるため、費用に幅があります。

支援を受けていただく際、決して安くはないお金をいただくのは事実です。ただ、同じように不登校のお子さんを支援する「フリースクール」「通信制高校」「不登校専門の家庭教師」「不登校のお子さんへのカウンセリング」等も、利用するときに安くはない費用がかかります。

 

そうなると、これらもスダチと同様に不登校ビジネスだと言えてしまうでしょう。

他の支援も同様の考えだと思いますが、不登校に悩むお子さんへ支援を提供し続けるためには、ビジネスとして成り立たせないといけません。

途中で経営できなくなり、支援を中断という無責任なことは絶対にあってはならないためです。このためスダチは、有料で支援を提供しています。

 

2-4-1. スダチと他の支援にかかる費用を比較

 

実際スダチの支援費用は特別高いというわけではありません。そこで、他の支援とスダチの支援にかかる費用を比較してみます。お子さんが不登校になった際、次の支援を選択されるご家庭が多いです。

小学生・中学生 ・フリースクール
・家庭教師などの学習支援
高校生 ・通信制高校

 

小学生、中学生は無理なく過ごせる居場所となる、「フリースクール」を利用されるご家庭が多いです。

家から出ることが難しい場合や、学力を維持しておきたいと考えるご家庭は、家庭教師などの学習支援を利用されています。

 

通信制高校は、オンラインコースを選ぶと通学日数は年4日程度となり、自学自習が中心となります。これにより、単位の取得や、卒業をサポートしてくれる「通信制サポート校」を併用されるケースも多いです。

 

これを踏まえ、次の5パターンで3年間にかかる支援費用の総額を比較します。

  1. スダチを利用して復学するケース
  2. フリースクールを利用するケース
  3. 家庭教師を利用するケース
  4. 通信制高校のみ利用するケース
  5. 通信制高校と通信制サポート校を併用するケース

 

【3年間でかかる費用の総額を比較】執筆時現在

スダチ フリースクール 家庭教師 通信制高校 通信制高校
+
通信制サポート校
小学校・中学生 5〜40万円 149万円 93〜291万円 - -
高校 5〜40万円 - - 95〜128万円 286〜319万円
スダチとの差額 - 99〜144万円 43〜286万円 45〜123万円 236〜314万円

※スダチを利用した場合、フリースクール等は通わないものとします。

スダチでは、親子で自立できる状態を目指します。短期間で手厚いサポートを提供することで、スダチから卒業を目指してもらう形を取っています。

もちろん無理に卒業させるのではなく、支援を終えたご家庭は、その後学校で抱える問題を、お子さんの力と親御さんからのサポートで乗り越えられるようになっています。

この場合、この先何か支援を利用する必要はありません。初回にかかる5〜40万円という金額が3年間でかかる費用の総額です。

 

一方、フリースクールなどの、一般的な不登校支援は、お子さんと親御さんを長期的に支援し続けるビジネスモデルです。

お子さんが無理なく過ごせるような居場所の提供、悩みの傾聴といった、見守る支援となり、自立に向けたアプローチを積極的に行わないところも多いです

月々支払う形式となるため、スダチより安いと感じられていたかもしれませんが、3年間の総額を見てみると、約40〜300万円程度の差が出るとわかります。

 

これを踏まえると、スダチは高額な費用を請求している悪徳な不登校ビシネスではないと、ご判断いただけるかと思います。

ビジネスモデルの違いや、「自立を目指し短期間で手厚い支援を提供する」という、今までの常識とは異なる側面により、既存の事業者から批判が出ている部分があるのかもしれません。

 

(※)各支援の内訳は、次のとおりです。

フリースクール 家庭教師 通信制高校(※1) 通信制サポート校
・入学金:5万円

・授業料:108万円
3万円×12ヶ月×3年

・施設維持費:36万円
1万円×12ヶ月×3年
・入塾金:3万円

・授業料:90万円〜288万円

<90分を週1回>
2.5万円×12ヶ月×3年

<90分を週3回>
8万円×12ヶ月×3年

・入学金:5万円

・授業料:54〜87万円
1.5〜2.4万円×12ヶ月×3年
(※2)

・施設維持費:36万円
1万円×12ヶ月×3年

・入学金:5万円

・授業料:150万円
<週5日>
4.1万円×12ヶ月×3年

・施設維持費:36万円
1万円×12ヶ月×3年

※1 通信制高校は多くのご家庭が、登校日数を自由に選べる私立を選択されます。そのため私立の1単位あたり7,000〜12,000円の費用相場を元に算出しています。
※2 卒業までに74単位以上の取得が必要です。1年で25単位取得を想定し授業料を算出しています。

 

スダチの詳しいプランや料金は、以下の記事も参考にしてください。

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2-5. 自傷行為・メンタルの疾患を抱えるお子さんへ支援を提供していること

 

精神科医の方が執筆された記事の中に、

 

「スダチは、自殺衝動が見られるお子さんや、起立性調節障害などの疾患を抱えたお子さんを支援していて、非常に危険」

 

というものがあります。

 

有識者による記事だからこそ、これを見た方がスダチを批判し炎上が加速しています。

ただ、実際にはスダチでは、自殺衝動が見られたり、メンタル疾患の症状が見られたりするお子さんへは、医師が作成した厳格な基準に基づき、支援を提供していません。

上記のご家庭からご相談をいただいたときには、医療機関などの適切な支援先へ繋ぐようにしています。

 

不登校のお子さんは、学校で抱えたさまざまなきっかけをとおし、自己肯定感が下がりきって、メンタルの疾患に似た症状が現れることがあります。

またゲームやスマホへ依存し、昼夜逆転しているとき、明らかに健康的な状態ではなく、起立性調節障害と似た症状が現れ、病院へ行くと起立性調節障害だと診断を受けることもあるのが現状です。

この場合、本来病気ではなかったのに「病気だから…」と再登校を諦めてしまうのは非常にもったいないです。だからと言って本当に病気のお子さんを再登校に促すのは非常に危険な行為でしょう。

だからこそ、スダチでは医師に協力してもらい、支援を提供できる厳格な基準を作成しています。

この基準に基づき、支援の可否を判断し、医学的な支援が必要なお子さんへは支援を提供していません。

 

2-6. スダチのルールによりお子さんが悪化した体験談があること

 

最近、スダチを利用してくださったものの、未再登校となったご家庭へインタビューした記事がWEB上に公開されています。

 

例えば以下の集英社オンラインの記事や、東洋経済education×ICTの記事です。

引用元:https://shueisha.online/articles/-/251683

Screenshot

引用元:https://toyokeizai.net/articles/-/841868

 

これらの体験談のなかには、スダチのアプローチを実行し、お子さんを褒めたり、家庭でルールを作ったりしたことで、お子さんの様子が悪化したという内容が目立ちます。

泣き叫んだり、家のものを壊したりという様子から支援を続けられなかったとのことです。

ただし、集英社オンラインの記事は、顧客情報を調査したものの整合性を取れる方がいない状況です。そして、当時提供していた支援と異なる部分もあります。事実と異なる可能性があり、スダチでは、下記の声明を発表しています。

集英社オンラインに掲載された記事に関する声明

 

 

また、たしかに今まで自分よりも下に見ていた親御さんが突然毅然とした態度で接することで反発するお子さんも多いです。

デジタル機器の世界がお子さんの居場所となっているとき、使用にルールを設けると大きく反発することがあります。今までにないほどお子さんが暴れることもあるのが事実です。そのため、悪化していると感じられるのは当然のことです。

反発する多くのお子さんとご家庭は、この過程を経て、それでもお子さんへ毅然とした態度でアプローチを続けることで、適切な親子関係へと変化し、お子さんの自己肯定感が育っていきます。

 

ただ、この状況は、親御さんにもご不安を与えてしまったと考えております。

スダチでは今後さらにそれぞれのご家庭に沿った支援を提供し、親御さんがご不安を感じることなくお子さんに寄り添っていただき、再登校を目指してほしいと考えます。

 

そのため、2024年12月から「ゆっくりサポート」の提供を開始しました。

 

このサポートは、3ヶ月〜1年以上時間をかけながら、お子さんをじっくりと支援していくものとなります。

 

親御さんからの声かけや、デジタル機器のルールづくりも、現状のサービスよりも緩やかに実施します。お子さんの反発を最小限に抑え、さらにより良い親子関係を築きながら再登校へ導く方針です。

 

スダチは、1人でも多くの不登校に悩むご家庭、お子さんを幸せにしたいという理念に基づき、今後も各ご家庭に寄り沿った、支援を提供してまいります。

 

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3. スダチの不登校支援をとおし再登校も一つの選択肢にする

 

スダチの不登校支援の理念やアプローチの方針をより詳しくご紹介します。

 

3-1. 根本的な課題にアプローチして主体的な再登校を目指す

 

板橋区との連携をめぐった騒動をきっかけに、SNSを中心としてさまざまな批判をいただくことがあります。ただ、誤解された内容で批判され、炎上が加速している側面もあるのも事実です。

 

スダチは、短期間で無理にお子さんを再登校させたり、親御さんへプレッシャーを与えたり、医学の力を借りるべきお子さんへ支援を提供したりはしていません。

 

スダチは、代表の「社会の中で幸せに生きる人を増やしたい」という理念のもと、不登校に悩むお子さんとその親御さんへ寄り添い、お子さんが主体的に社会へ復帰できるアプローチに取り組んでいます。

 

もちろん、お子さんが社会のなかで幸せに生きる道は、再登校だけではありません。

 

お子さんが学校へ行かない選択をしていて、熱中できることに取り組んでいるのなら、学校復帰を目指す必要はないと考えています。

 

「本当は行きたいのにつらい経験があっていけない」「どうして行けないのかわからない」と悩むお子さん、ご家庭に対し支援を提供しています。

その際、お子さんの自己肯定感を育てるアプローチは、親御さんを介して取り組んでいきます。

これは、最も身近な存在の親御さんがさらに信頼できる存在になったうえで、アプローチをかけていくと、お子さんの自己肯定感をどんどん育てることができるためです。

自己肯定感が育ったお子さんは、不登校につながったさまざまなきっかけと自ら向き合うようになり、主体的に乗り越えていきます。

これにより主体的に再登校を果たすお子さんが多いのがスダチの支援の特徴です。

 

3-2. 日本の公的な支援は再登校を目指さない

 

文部科学省では、不登校のお子さんへの方針として以下を掲げています。

不登校児童生徒への支援は,「学校に登校する」という結果のみを目標にするのではなく,児童生徒が自らの進路を主体的に捉えて,社会的に自立することを目指す

 

これにより、学校をはじめとする公的な支援機関は、お子さんへ積極的に学校復帰のアプローチをかけず、見守る方針支援を提供しています。

 

社会的な自立を目指すとしていますが、社会的な自立支援は存在しないのが現状です。

この国の方針により、多くの民間の支援機関も、お子さんが無理なく過ごせる居場所を提供して、見守ることを主軸とした支援を提供していることが多いです。

ただ、見守っていて不登校を解決することは難しく、不登校が長期化してしまいます。

お子さんが、「学校に行けるのならば行きたい」という状況のとき、見守り型の支援だと、ずっとつらい気持ちを抱え続けてしまうことになります。

 

そのため、現状の「見守る」という方針以外にも「再登校を目指す」という方針も選択肢の一つにするためにスダチは活動を続けています。

「見守る」「再登校を目指す」どちらの選択肢も当たり前になることで、はじめて、それぞれのご家庭とお子さんに合った方針を選べるようになるものです。

 

これにより、不登校という悩みを本当の意味で解消しながら、社会の中で幸せに生きていける人が増えていくと考えています。

 

4. スダチの不登校支援の炎上についてよくある質問

 

4-1. 精神科医やフリースクールの設立者などの専門家がスダチを批判し炎上していますが大丈夫でしょうか?

 

一般的な「見守る支援が正しい」と考えているとき、これまでの常識とは異なるスダチのアプローチ方針を良く思わず、不登校のお子さんやご家庭のためを思って批判されるかもしれません。

スダチの支援では、親子で自立できる状態を目指します。

学校生活や今後の社会生活のなかで、お子さんが何か問題を抱えたとき、今後はお子さんの力と親御さんからの適切なサポートにより、親子で自然と乗り越えられる状態です。

この状態を目指すために、スダチでは、短期間で手厚いサポートを提供し、支援を卒業してもらう形をとっています。

 

一般的な見守る支援は、自立を促すというよりも、お子さんを長期的に支援するビジネスモデルとなります。お子さんが無理なく過ごせる居場所を提供し続けたり、悩みを傾聴したりするような支援です。

この点が、これまでの支援の常識と異なることから、既存の支援事業者から批判されやすい部分なのかもしれません。

 

既存の事業者のなかには、「短期間での無理な自立を目指そうとして、スダチは危険な支援を提供している」と発言していることがあります。しかし、本記事で解説してきたとおり、支援内容を誤解されている場合が多いです。

他にも、お子さんのためを思い、批判してくださるケースだけでなく、自分たちの事業のためにスダチを激しく批判している事業者が多いのも事実です。

この炎上騒動に乗っかってスダチを批判することで、発言が多くの方から注目されます。これにより、自分たちの事業の宣伝につながります。

また、スダチが炎上している今なら、積極的に再登校を促さず継続的に見守る支援の場合には、自分たちの支援の良さをアピールできるかもしれません。

「見守る支援」「再登校を目指す支援」どちらが正しいということはなく、どの支援が合っているかは各ご家庭によってさまざまです。

激しい批判に惑わされず、それぞれの支援方針を正しく理解したうえで、お子さんとご家庭の方針に合った支援先を選ぶことが大切だと考えます。

 

4-2. 学校やスクールカウンセラーに相談するのでも良いでしょうか?

 

もちろん最初は公的な機関へ相談しつつ、どの支援がご家庭に合うかを探してみることが大切です。

ただ、学校やスクールカウンセラーではお子さんや親御さんの悩みを傾聴するのが主で、「再登校を促すアプローチをしないケースがほとんどです。

もしも「本当は学校へ行きたいのに」という気持ちがあるのならば、学校にも相談しながら、スダチのような再登校を目指す支援先にも相談してみましょう。

 

5. まとめ

 

スダチの不登校支援が炎上した経緯や、なにが問題で炎上したのかを解説しました。

板橋区との連携を巡った騒動を機に、スダチの支援を誤解したまま批判している方も多く、その方による発言で炎上が加速している側面もあります。

本記事を参考にしていただき、スダチの支援内容を正しく理解いただいたうえで、改めて不登校の支援先をご検討いただけたら幸いです。

 

スダチは、不登校のお子さんを1,000名以上再登校に導いています。

根本的な課題にアプローチしているため、スダチがサポートしたお子さん方は、主体的に学校で抱えていた問題を乗り越えて再登校を果たしています。

一度無料相談で、お子さんのことをスダチへ相談してみませんか?現状の確認をしたうえで、根本解決に向けて必要なアプローチをお話しさせていただきます。

 

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  • この記事を監修した人
小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)

小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)

不登校支援サポート スダチ 代表
株式会社スダチ 代表取締役社長

「学校へ行こうかな」を自然と引き出すサポートを展開するスダチの代表。これまでで1,000名以上のお子さんを再登校に導いてきた。

「誰もが巣立ちゆける世界を」をミッションとし、不登校の解決はそのための通過点に過ぎないと考えている。
これまで不登校の子ども達に向けたボランティア活動を通し、多くの不登校の子どもたち、保護者様と関わる。

ボランティア活動を通して、子ども達や親御さんとお話しする中で、「本当は学校に行きたい、だけど行けない。自分でも行けない理由が分からない」子ども達が多くいることを知る。

そのように苦しんでいる子ども達や親御さんを見て、「不登校で苦しむ子供たちを一人でも多く救いたい」との思いを持つようになり、不登校支援事業を立ち上げるに至る。


【著書】
不登校の9割は親が解決できる 3週間で再登校に導く5つのルールPHP研究所

【メディア露出実績】
不登校解決TV
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