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【人間関係に悩む中高生へ】たった1つの心掛けで人生を攻略!

2020.07.01

この記事を読むのに必要な時間は約 18 分です。

スダチ(旧逸高等学院)の元木です。

人間の悩みは人間関係・お金・健康・夢の4つに分けられると言われています。

中でも人間関係は悩む人が最も多い問題だそうです。

中高生の皆さんも同級生や先輩後輩、さらには先生との関係に悩んでいるのではないでしょうか?

社会人でも同僚や上司、取引先との関係など。人と接する限り、人間関係の悩みは無くならないものだと思いますよね?

ただ、動画でも紹介しているように"相手のことを好きになること"でそんな悩みも解消できるかもしれません。

事実、私や周りの知り合いもこの方法で人間関係の悩みを解消しています。

そして、当記事ではその解消方法を私の体験談をもとにご紹介します。

人間関係で悩みを抱えている中高生の皆さんは、ぜひ参考にしてみてください。

人間関係の悩みを克服した部活での経験

中学時代、私の所属した部活には2学年上にとても怖いT先輩という人がいました。

後輩に厳しくとても理不尽で、私を含め同級生のほとんどが入部後すぐにT先輩のことを苦手になってしまいました。

入部後1ヵ月くらいが経過してからも、私たち1年生はT先輩に近づくこともできず関係は悪いままでした。T先輩のことが嫌いで部活を辞めた同級生もいたほどでした。

私もT先輩にはすごく気を使い、それが理由で当時の部活は全く楽しくありませんでした。

そんなある日、T先輩と学校からの帰り道が同じだった私は、少し先を自転車で帰るT先輩の姿を発見してしまいました。

見つけた瞬間はすぐさま違う道から帰ろうと思いましたが、運悪くT先輩に見つかってしまいました。

そしてなぜか半キレで「一緒に帰るか?」と聞かれました。

その瞬間、おおよそ15パターンほどの一緒に帰らないための言い訳が私の脳内を交差しました。

しかし、納得させられるような回答は思いつきませんでした...(笑)

それぐらい当時は怖かったです...

しかし、いざ話をしてみると普段と印象が違うところもあり、私はT先輩のことを少し勘違いしていたんだと気付きました。

3年近く飼っている猫とまだ目が合ったことがないなど、可愛いさすら感じるエピソードも教えてくれました。

(T先輩のイメージ)

そして、T先輩のことを知っていくうちに、だんだんT先輩のことを好きになっている自分がいることにも気付きました。

それ以降、私はT先輩ととても仲が良く、10年以上たった今でも親しくさせてもらっています。

たまに給食のデザートを奪いに来ることに腹は立ちましたが、それ以外は当初の印象とは違いとても楽しい先輩だと思っていました。

そのころから部活が楽しくないという気持ちも薄れはじめました。

ただ、T先輩が後輩に対して接し方を変えた訳ではなかったので、自分から近づかない私の同級生には嫌われたまま部活を引退してしまいました。

周りの同級生からは、「何でT先輩と仲良くなれたのか?」とよく質問されました。

当時の私にも明確な理由は分からなかったので、「ただタイミングが良かっただけ」と答えていました。

しかし、今の私はなぜT先輩と仲良くなれたのかが分かります。

それは"T先輩のことを好きになる"ことができたからです。

きっかけは一緒に帰ったことですが、その後私がT先輩に興味を持たなければ、仲良くなれてはいなかったと思っています。

逆に、自分のことを避けているような人と仲良くなりたいとは思いませんよね?

それと同じ考えで、私がT先輩に近づこうとしたことがとてもよかったのだと今では思っています。

もし一緒に帰宅した日、天才的な言い訳が思いついていれば、私もT先輩のことを苦手なままだったかもしれません。

高校時代の人間関係に関する後悔

ここでは私の高校時代の人間関係の後悔についてご紹介します。

私の高校2年生と3年生のクラスはとても女子が多く、35人の生徒の内男子は9人しかいませんでした(2年間クラス替えは無し) 。

そして、その男子9人もかなり個性の強い子が多く、私は決まった2人としか仲良くしていませんでした。

当時は、他の男子のことを

  • どうせ仲良くなれないだろう...
  • どうせ話も合わないだろう...

という風に決めつけていました。

9人しかいない男子の中には2年間で1度も話をしなかったクラスメイトもいます。

仲の良いクラスメイトとはいつも「このクラスは最悪だ」などと文句も言っていました。

しかし、今はその当時の2年間をとても後悔しています。

友達が少なかったことももちろん悔やむ点ですが、一番の後悔はその置かれた状況や環境を他人のせいにし、自分で何とかしなかったことです。

勝手にクラスメイトとは気が合わないだろうと決めつけ、仲良くしようとすらしませんでした。

ですが、もしクラスメイトのことを好きになろうと意識できていれば、私の高校生活は変わっていたかもしれません。

自分にはない価値観にも触れることができたかもしれないし、今でも付き合う友人ができていたかもしれません。

置かれた環境に言い訳をしたり、相手のことを良く知らないまま決めつけてしまうことは人生の幅を狭めてしまいます。

人生の幅を狭めるということは、人生の可能性が減るということです。

そんな高校2年間を私はとても後悔しています。

この経験は、"相手のことを好きになる"ということをしなかったが故に人間関係で悩み、そのコミュニティに属した期間を楽しくないまま過ごしてしまった1つの例です。

成功体験と後悔を活かしたその後の人生

上記2つの経験から、

人間関係に悩みがあるとその環境が楽しくなくなるということに気付きました。

一方で人間関係が良好だと、それだけでそのコミュニティが楽しくなるということにも気付きました。

このことに気付いた私は、同じコミュニティに属する人のことを好きにろうと努力するようになりました。

はじめは、全く興味が無い相手に対し、無理に質問をしたりすることから始めました。

最初のころは怪訝な顔をされたことを今でも覚えています...(笑)

しかし、何度か続け成功していくうちに自然と相手のことを知ることが楽しくなりはじめました。

そして、いざその人のことを知ると、みんな何かしら面白い一面を持っていることにも気付くことができました。

バイト先で仲良くなった人の中には、大学院生でブラックホールを作るための研究をしている人もいました...

その人と仲良くなったおかげで、私もブラックホールについて詳しくなりました(笑)

もしあの時、その人と仲良くなろうと思わなければ、私はブラックホールについて詳しくなれていなかったと思います。

"相手を好きになる"ことができるようになった私は高校生以降、人間関係に悩んだことがほとんどありません。

周りが辛いといっていた大学時代のバイトやサラリーマン時代の仕事も、あまり辛いと思ったことはありません。

むしろとても楽しかったです。(もちろん体力的にキツいと思うことはたくさんありましたが....)

こんな私の考えを明かすと、よく言われる言葉があります。

  • 嫌いな人がいるなら、そのコミュニティから抜ければいいのでは?

「確かに!」と思ったこともあります。

でも、それって少し難しくないですか?

学校のクラスなんて同じクラスになりたい人と一緒になれなくて当然だし...

就職先や配属先にどんな人がいるのかなんて想像もつかないですよね?

何度も転職できないし...

私はそう思っていました。

もちろん自分で環境を選べるほど能力を身に付け、気の合う仲間と起業するという方法もあるのかもしれません。

ただ、当時の私にはそんな力はありませんでした。

何より今まで関わってこなかったような人と関わることを、とても楽しいと思えるようになりました。

私だからできることじゃない...サラリーマン時代の話

私は大学を卒業後、サラリーマンとしてメーカーで4年間営業をしていました。

当時私が勤めていた会社の営業スタイルは、客先である会社に対して自社の商品を使ってもらう(売ってもらう)というものでした。

そのため、その営業先の会社の人から他のメーカーの営業担当者よりも評価される必要がありました。

そんな営業活動で私が意識していたことは、"とにかく相手のことを好きになる"ということだけでした。

周囲からとても厄介だと言われているような相手でも、この意識を持つだけですぐに親しくなることができました。

コツは"本当にその人と仲良くなりたいと興味を持つこと"だけです。

逆にこれしかやっていませんでした...(笑)

しかし結果としては、周囲からとても厄介だと言われる人とも親しくなることができ、 人間関係に悩むことなく、とても楽しい4年間の社会人生活を送ることができました

 

また私には、あまり優秀だとは言えない後輩がいました。(この記事を見てくれていたらゴメンね...(笑))

そんな後輩が営業先の人のことで悩んでいる時、私はこの記事と同じようなアドバイスをしました。

その後輩の悩みは、営業先のとても厄介な名物おじさんが

  • 何を言っているか聞こえない(活舌がめちゃくちゃ悪い)
  • いつもなぜか怒っている
  • 臭い

などの理由から、嫌いだということでした。

そんな後輩に対し私は、「それはその人ことを好きになろうと努力していないからじゃない?嘘だと思って、その人のことを好きになろうとしてみて」とアドバイスしました。

結果、接し方を変えた後輩に対し、その営業先の人はどんどん態度が優しくなったそうです。

今では1番仲がいい営業先の1人になったと聞いています。 (活舌と臭いは治っていないようですが...)

この経験から、その後輩は他の営業先の人のことも好きになろうと意識し始めました。

結果、他の苦手としていた営業先の人とも仲良くなれるようになり、

人間関係の悩みがなくなった後輩は「営業成績が向上し、憂鬱だった営業も今ではとても楽しくなった」と言ってくれています。

 

さいごに

この記事でご紹介した"相手のことを好きになる"ということは、きれいごとではありません。

中高生の皆さんも、自分のことに興味を持ってくれる相手を嫌だとは思わないですよね?

よって相手も自分のことに興味を持つようになり、だんだんとお互いの距離が近づきます。

そして、相手のことを好きになれた皆さんの人生は、必ず今よりも良くなると私は思っています。

交友関係が広がったことで、人生がどんどん豊かになっているような気もしています。

あまり出来のよくなかった後輩も、今ではエースと呼ばれるほど会社で活躍しています。

"相手のことを好きになる"という言葉だけ聞くと、簡単そうに思いますよね?

実際、私はそれほど難しいことだとは思っていません。

ただ、世の中の社会人がこのような考えを持てているかというと、ほとんどの人ができていません。

私の高校時代のように自分はあの人とは仲良くなれない、と周りから聞く噂やその人の部分的なところだけで判断し、その人に近づこうとしない人がほとんどです。

さらには、腫れ物に触るかのような態度をとる人もたくさんいます。

そして、人間関係で悩むほとんどの人は、その人のことをよく知らなかったり、決めつけて接してしまっていることが多いのではないでしょうか?

もちろん中には自分の意志をくみ取ってくれず、どうしても仲良くしてくれない人もいるかもしれません。

逆に、どうしても好きになれない人もいるかもしれません。

それはそれで仕方ないとも思います。実は私にもそんな人はたくさんいます。

ただ、きちんとその人のことを知らないのに、決めつけて接することだけはやめてください

このことをやめるだけで人間関係の悩みは確実に減ります。

また、"相手を好きになる"ということは、誰にでもいきなり出来ることではありません。

仲良くなろうとする目的に、利害関係があると失敗する可能性はもちろん高まります。

その人を、別の目的で利用しようとして仲良くするなど...相手からすると「何か裏があるな」と思ってしまいます。

あなたの好意も、相手にとって鬱陶しいと思われてしまえば逆効果にすらなり得ます。

私もこの意識を始めた最初の頃は、好意の示し方がぎこちなく、気持ち悪がられ仲良くなれなかった人も何人かいます。

相手に好かれるために、無理して自分のキャラクターを変えたりするのもオススメしません。

一番大切なのは、本心で相手のことを人として好きになることです。

無理をしないと好きになれないほどの相手なら、別に好きになる必要もないと思っています。

ただ、何度も言いますがその人のことを知らないのに、決めつけて接することだけはやめてください。

 

最後になりますが、"相手のことを好きになる"ためには、"相手に興味を持つこと"が必要です。

自分のことに興味を持ってくれる相手のことを、嫌だと思う人はほとんどいませんよね?

人間関係で悩んでいる中高生は、相手のことを好きになるために、相手に興味を持つことから始めてみてください。

当記事を読んで、こんな場合はどうすればいいの?といった疑問があればいつでもご連絡ください。

この先、皆さんの周りに、最高の人達が溢れかえることを願っています。

 

もし、友達がいないことや少ないことに悩んでいる時には、次の記事も参考にしてみてくださいね。

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  • この記事を監修した人
小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)

小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)

スダチ(旧逸高等学院) 代表
株式会社スダチ 代表取締役社長

業界最速で不登校を解決する「3週間で不登校解決プログラム」を展開。毎年500名以上の不登校に悩む親御さんが相談に訪れる。

再登校までの期間は平均で3週間。
当プログラムの目的は、「子ども達がこの先の人生を幸せに生きていくこと」。不登校の解決はそのための通過点に過ぎないと考えており、できる限り短い期間で再登校することを大事にしている。

これまで不登校の子ども達に向けたボランティア活動を通し、多くの不登校の子どもたち、保護者様と関わる。

ボランティア活動を通して、子ども達や親御さんとお話しする中で、「本当は学校に行きたい、だけど行けない。自分でも行けない理由が分からない」子ども達が多くいることを知る。

そのように苦しんでいる子ども達や親御さんを見て、「不登校で苦しむ子供たちを一人でも多く救いたい」との思いを持つようになり、不登校支援事業を立ち上げるに至る。

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