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【不登校で悩む方必見】今すぐ見るべき「女王の教室」名言TOP5

2021.03.06

この記事を読むのに必要な時間は約 30 分です。

今回は「不登校で悩む方が見るべき「女王の教室」名言TOP5」というテーマでお話します。

みなさんは女王の教室というドラマをご存知でしょうか。
2005年に放映されたドラマですね。当時話題になっていたので、ご覧になっていた方も多いのではないでしょうか。

なぜ不登校のチャンネルで、このドラマを取り上げるのか、不思議に思った方も多いかもしれないですね。
実はこのドラマ、子育てに活かせる考えがめちゃくちゃ詰まった作品なんです。
今不登校でお悩みの親御さんにこそ、意識してほしいポイントがたくさん詰まってるんですね。
今日は、女王の教室から、子育てに活かせる名言をみなさんと学んでいきたいと思います。

ぜひ最後までご覧ください!

■目次
00:00 オープニング
01:03 女王の教室のあらすじ紹介
03:36 第5位「自分の人生くらい、自分で責任持ちなさい」
06:26 第4位「いじめについて」
10:11 第3位 「親の言うことは聞かないといけない理由」
12:44 第2位「子ども達に教えなければいけない3つのこと」
16:42 番外編「94%の人間は幸せになれない」
20:07 第1位「愛することと甘やかすことは違う」
23:33 まとめ

---
スダチ(旧逸高等学院)では、不登校を3週間で解決する支援(https://sudachi.support/lp/blog/ )を行っています。

このチャンネルは不登校で悩む親御さんに向けて、不登校を解決するために必要な考え方をお話しております。

現在不登校でお悩みの親御さん、大丈夫です、必ずすぐに学校に戻れますのでご安心ください。

スダチ(旧逸高等学院)では、無料で不登校についてのご相談をお受けしておりますので、以下の公式LINEから気軽にメッセージいただければと思います。
公式LINE:https://line.me/R/ti/p/%40191lplcs
---

↓以下、動画の台本になります。動画ではなくテキストでご覧になりたい方は以下をご参照ください。
(台本は動画を作成する際にメモとして残しているもののため、一部誤字脱字や表現が雑な部分もあります。その点はご了承いただけますと幸いです。)

---以下台本です---
スダチ(旧逸高等学院)の小川です。

今回は「不登校で悩む方が見るべき「女王の教室」名言TOP5」というテーマでお話します。
みなさんは女王の教室というドラマをご存知でしょうか。
2005年に放映されたドラマですね。当時話題になっていたので、ご覧になっていた方も多いのではないでしょうか。
なぜ不登校のチャンネルで、このドラマを取り上げるのか、不思議に思った方も多いかもしれないですね。
実はこのドラマ、子育てに活かせる考えがめちゃくちゃ詰まった作品なんです。
今不登校でお悩みの親御さんにこそ、意識してほしいポイントがたくさん詰まってるんですね。
今日は、女王の教室から、子育てに活かせる名言をみなさんと学んでいきたいと思います。

私は、スダチ(旧逸高等学院)という通信制サポート校を運営しており、その中で不登校を3週間で解決する支援を行っています。
このチャンネルは不登校で悩む親御さんに向けて、ここでしか聞けない、不登校解決のための秘訣をお話ししております。
不登校を本気で解決したい方は、今のうちにチャンネル登録お願いいたします。
現在不登校でお悩みの親御さん、大丈夫です、必ずすぐに学校に戻れますのでご安心ください。

まずは女王の教室を知らない方のために、簡単にあらすじをご紹介します。
このドラマでは半崎小学校6年3組のクラスを舞台に、天海祐希さん演じる鬼教師の阿久津先生と生徒たちの1年間の戦いが描かれています。
阿久津先生は、非常識ともいえる超スパルタ指導で生徒たちを指導します。
生徒たちは阿久津先生の冷徹な指導によって、精神的にボコボコにされていきます。
それでもこのドラマは、阿久津先生=ダメ教師とかそんな話ではなく、最後は感動のエンディングで幕を閉じます。

これは余談ですが、実はこのドラマ、第5話からスポンサーが提供クレジットをやめるという事態が起きているんです。
提供クレジットとは、テレビ番組の冒頭でおなじみの「この番組は〇〇の提供でお送りします」というナレーションのことです。
これは、スポンサー各社にドラマの内容について批判が届いたのを受けて、提供クレジットで社名を流すことは止めたらしいです。
それほど、当時の日本社会に衝撃を与えた作品だったということですね。

たしかにドラマ内で阿久津先生がやっていることを実際の学校でやったらクレームの嵐だと思います笑
私達も阿久津先生のやったことが全て正しいとかそんなことは全く思っていません。
ただ、その裏には現代の私達が学ぶべき考えが多くあるということもお伝えしたいです。
過激な描写が多い作品ですが、そのテーマには一貫して生徒の成長が描かれており、現代社会の闇に対する強いメッセージが込められています。
改めて教育とは何なのか。何をすることが本当に子どもたちのためなのか。観る人に問いかけてくる、素晴らしいドラマです。

今回はTOP5ということで、計5つの名言をランキング形式でご紹介していきます。
ここからは阿久津先生が実際に語ったセリフを1つずつ読みあげていき、それぞれについて解説を入れていきます。
阿久津先生は女王キャラなので、セリフがすべて女王様口調です。
実は、元々私がセリフを読みあげる形で撮影していたのですが、これがかなり気持ち悪いというクレームが社内から沸き上がりました。
ということで、今回私のセリフの読み上げは全カットとしました笑
代わりに、画面上にセリフをテキストで流すようにしています。
私の気持ち悪いセリフの読み上げはありませんので、みなさんご安心ください。

それでは早速、名言のご紹介に入っていきます。
第5位は「自分の人生くらい、自分で責任持ちなさい」です。
それでは、ドラマ内のセリフをご覧ください。
---
全くあなた達は…何か気に食わないことがあると、親が悪い、教師が悪い、友達が悪いと、人のせいにして…
いい加減目覚めなさい。
そんなことばかりしていると、自分では何も考えられない思考停止人間になるだけよ。

イメージできる?
何か辛いことがあった時に、あなた達にできることなんか、せいぜい目をつぶることぐらいじゃない。
でも目を閉じても、問題は消えて無くならないわよ。目を開けた時に、事態はもっと悪くなっているだけ。
普段は個人の自由だなんて言って権利を主張するくせに、いざとなったら人権侵害だと大人に守ってもらおうとして。

要するに、いつまでたっても子供でいたいだけなのよ。
悔しかったら、自分の人生くらい、自分で責任持ちなさい!
---
~第7話から引用~

いきなり厳しい言葉がバンバン出ていますね。
小学6年生の子供に対して、「自分の人生くらい自分で責任持ちなさい」ってなかなか厳しいかなとも思います。
でもたしかに、子どももいつかは社会に出ることになりますよね。
社会に出たときに、自分の人生に責任を持たないと損をしてしまうのは子ども本人です。
社会に出たら、誰も助けてはくれません。
親の役目は、子どもを自立させて、社会に送りだすことだと私達もいつも言っています。
そういう意味で、子どもを自立させるために、阿久津先生はあえてこのように言っているのかもしれません。

そして、もしかしたらこちらのセリフは、大人も意識すべき言葉かもしれません。
社会人でも、「会社が悪い」「上司が悪い」「社会が悪い」「国が悪い」と人のせいにしてばかりの大人も多いですよね。
でも、誰かのせいにしても現状は何も変わらないと思います。
大事なことは、今の現状と向きあって、どうすれば改善できるかを考えることです。

今不登校でお悩みの親御さんも、もしかしたら学校や担任の先生、クラスメイトのせいにしたくなることもあるかもしれません。
その気持ちはすごくよく分かります。
でも、いくら嘆いても自分以外の誰かを変えることは難しいです。
現状と向き合って、今何をするべきかを考えて、一歩踏み出すことが大事だと、阿久津先生は私達に伝えたいのかなと思いました。

続いては第4位です。
第4位は「いじめについて」です。
それでは、セリフをご覧ください。
---
いじめをやめなさいと言って、いじめをやめますか、子供たちが。
大事なのは、子供達がいじめに立ち向かう精神力をつけることです。いじめに対処する知恵を持つことです。
いじめられても戦おうという気力がないからいつまでたってもいじめられるんです、いじめがいが無くなれば、みんなやめるのに。
そういうことを教えないで、犯人を見つけても何の意味もないでしょう。そんなことも分からないんですか?

イメージできる?
私があなた達にした以上に酷いことは、世の中にいくらでもあるの。
人間が生きている限り、いじめは永遠に存在するの。
なぜなら、人間は、弱い者をいじめるのに喜びを見出す動物だからです。
悪いものや強いものに立ち向かう人間なんて、ドラマや漫画の中だけの話であって、現実にはほとんどいないの。
大事なのは、将来自分たちがそういういじめにあった時に、耐える力や解決する方法を身につけることなんです。

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~第5話から引用~

いやー、これもまた超現実主義というか、厳しいセリフですね。
でも、これが現実かなとも思います。
何も阿久津先生もいじめを肯定している訳ではないと思います。
いじめはダメだとは分かっているでしょう。
でもどうしたって、いじめがなくならないということを伝えたいのかなと思います。

たしかに人間が生きていく以上、どこに行ってもいじめは存在しますよね。
学校だけじゃなく、社会に出てもいじめは確実に存在します。

もしかしたら、今いじめにお悩みの親御さんもいるかもしれません。
そんな方にとっては、こんな言葉は聞きたくないかもしれないです。
いじめで苦しい思いをされている方の気持ちを考えると私自身もいたたまれないです。
毎日毎日本当につらいと思います。
でも、逆に考えれば、この現状を乗り越えることができれば、お子さんにとってそれはすごい成功体験になるとも思うんですね。

きっとこの逆境を乗り越えることができれば、お子さんはめちゃくちゃ強い大人になることができると思います。
いじめを乗り越えたなんて、普通はなかなかできないことです。
それを乗り越えることができれば、きっと社会の荒波にも耐えることができるでしょう。

そして、もし近くにいじめられている人がいれば、その人の気持ちを誰よりもわかってあげられると思います。
これはいじめられたことがない人には絶対できないことで、いじめられたことがある人にしか持てない強みです。
誰かの辛い気持ちに心から寄り添うことは、必ず誰かの支えになれます。
こう考えれば、いじめだって将来的にはポジティブに変えることができるかもしれません。

何もこれはいじめに限ったことではありません。
いじめ以外の理由でも、学校が辛いと感じている人はいっぱいいるでしょう。
たしかに辛いことはいっぱいあると思います。
逃げ出したくなる気持ちは痛いほど分かります。

でも、これから先の人生も、そんな瞬間は数えきれないほどいっぱいあります。
今聞いてくださっている親御さんもきっと、そんな瞬間をいっぱい経験してきたと思います。
人生は辛い瞬間や厳しいこともいっぱいあります。
でも、人生は続いていきます。色んな困難を乗り越えていかないといけません。
阿久津先生は、そんなことを伝えたくて、この言葉を投げかけたのかなと思いました。

続いて第3位です。
第3位は 「親の言うことは聞かないといけない理由」についてです。
それでは、セリフをご覧ください。
---
あなたはまだ未成年よ。
忘れないでね。あなたが普段使っている電話代だって、電気代だって食費だって学費だってタダじゃないの。
あなたはご両親に養われているのよ。色々なことから守ってもらっているの。
もしあなたが、ご両親の考えを押し切って、自分のやりたいことをやる気なら、家を出て自立するか、ご両親を説得して自分の考えを理解してもらうしかないの。
両方ともできないでしょう、今のあなたには?
あなたはまだ、お母様に偉そうなこと言う資格なんて、無いのよ。
---
~第9話から引用~

これはまさに金言だなと思いました。
現代では、子どもの意見を尊重しようという風潮が強くなってきていると思います。
親の体罰が強く問題視されたりという背景もありますよね。
そんな流れから、子どものたちが立場が強くなり、親の立場が弱くなっているように感じます。

実際、私達の元に不登校で相談に来る方も、子どもを甘やかせすぎてきた方が非常に多いです。
不登校になってしまうパターンは、甘やかせすぎたか、厳しくし過ぎたかの2つに大きく分かれます。
現代では、感覚的に8:2くらいの割合で甘やかせすぎた方が多い印象です。

どうしても子供を甘やかせてしまうという方は、このセリフを強く意識してみて欲しいです。
特に「もしあなたが、ご両親の考えを押し切って、自分のやりたいことをやる気なら、家を出て自立するか、ご両親を説得して自分の考えを理解してもらうしかないの。」
という部分が大事かなと思います。

子供の考えに寄り添う前に、その考えが親として納得できるか、と考えてほしいです。
納得できなければ、子どもの言うことを真に受けて聞く必要はないです。
ここで子どもの言いなりになってしまうと、子どもは親をなめてしまい、親子関係が逆転してしまいます。
親子関係が逆転すると、子どもはワガママ放題になり、最終的には不登校になります。

もし今既に親子関係が逆転してしまっているという親御さんは、この阿久津先生のセリフを何度も聞いて、親としての威厳を取り戻す強い気持ちを持ってください。
お子さんを養っているのは、誰でもないまぎれもなく親御さん自身です。
ぜひ、この意識を強く持ってみてください。

続いて第2位です。
第2位は「子ども達に教えなければいけない3つのこと」です。
それでは、セリフをご覧ください。
---
自主性や自由とか言って大人が放っておいたら、子供は自由と非常識を混同するようになるだけです。
悪いことがなんなのか分からない人間になるだけです。

彼らに一番教えなければならないのは、真面目に勉強することと、目上の者にはちゃんと従うこと。
そして、罪を犯したら、必ず罰を与えられるという恐怖感なんです。
上辺だけの優しさなんて必要ありません。
---
~第4話から引用~

このセリフもまた阿久津先生節がすごいですね。
「罪を犯したら必ず罰を与えるという恐怖感なんです」ってまさに女王ですね笑

個人的には「自主性や自由とか言って大人が放っておいたら、子供は自由と非常識を混同するようになるだけです。
悪いことがなんなのか分からない人間になるだけです。」の部分は現代の親御さん方に意識してほしいポイントかなと思いました。

第3位でもお話しましたが、現代は子どもの意見を尊重しようという風潮が強まっています。
その結果、自主性や自由といったものを重要視されてきていますよね。
でも、この自由という表現はかなり曖昧で危険だなとも感じます。

ちゃんと自分を律することができて、何が正しいかを判断できる人には、自由を与えた方がいいかもしれません。
変に縛ると、その人の可能性を狭めてしまうことになりかねないですからね。
でも、何もわからない子どもを自由にしてしまうのは危険です。
阿久津先生が言うように、自由と非常識を混同してしまいます。

まさに不登校というのは自由と非常識と狭間にある、難しいところだなと感じます。

最近では「学校なんていなくていい」とか「学校だけが全てじゃない」という意見が多くあると思います。
こう聞くと、「学校に行かない=自由」と捉えてしまう方も多いかもしれません。
「子どもが行きたくないと言っている学校に行かせるのは、子どもの自由を奪っているのかもしれない」と思う方もいるかもしれないですね。

でも、家でずーっとダラダラしていて、毎日ゲーム三昧で昼夜逆転、親に暴言を吐いている、
家から出ずに家族以外との関わりもない、そんな状態を許しているのは果たして自由なのでしょうか?
みなさんはどう思いますか?
私達としては、こんな状態は自由でもなんでもなく、非常識だと思っています。
厳しいことを言うかもしれませんが、客観的に見て、この状態が世間的に非常識に当たるというのは、みなさんならお分かりかと思います。

みなさんは日本の憲法で定められた、国民の三大義務をご存知ですよね?
「勤労の義務」「納税の義務」そして、「教育の義務」です。
教育の義務というのは、親が子供に教育を受けさせる義務です。
これは日本に住む以上必ず守らないといけない義務です。

「税金を払いたくない」といくら個人が嘆いても、税金を払わなければ、この国は脱税で捕まりますよね。
個人の感想がどうだとかは関係ないんです。

学校も同じです。
「学校なんて行かなくていい」とか個人が思うのは自由ですが、学校に行かせることは誰が何と言おうと国が定めたルールです。
これを守りたくないなら、現状はこの国から出ていくしかありません。

子供が求める自由を許して、非常識な大人として育ってしまったら、社会に出て苦しむのはその子自身です。
子供の将来のためを思って、阿久津先生はあえて厳しい言葉を言ってくれているのではないでしょうか。

続いて第1位を発表する前に、惜しくもランクインしなかった名言を番外編としてご紹介させてください。

番外編は「94%の人間は幸せになれない」ということについて語ったシーンですね。
それでは、ご覧ください。
---
愚か者や怠け者は差別と不公平に苦しみ、賢い者や努力した者は色々な特権を得て、豊かな人生を送ることができる。
それが社会というものです。

あなた達は、この世で人のうらやむ幸せな暮らしをできる人間が何人いるか知ってる?
たったの6%よ。この国では、100人のうち6人しか幸せになれないの。残りの94%は、毎日毎日不満を言いながら暮らすしかないんです。

いい加減目覚めなさい。
日本という国は、そういう特権階級の人たちが楽しく幸せに暮らせるように、あなた達凡人が安い給料で働き、高い税金を払うことで成り立っているんです。

そういう特権階級の人達が、あなた達に何を望んでいるか知ってる?
今のままずーっと愚かでいてくれれば良いの。
世の中の仕組みや、不公平なんかに気付かず、テレビや漫画でもぼーっと見て、何も考えず。
会社に入ったら、上司の言うことを大人しく聞いて、戦争が始まったら真っ先に危険な所に行って戦ってくれば良いの。
---
~第1話から引用~

これはあまりにも強烈ですね笑
もし今の時代にこんなセリフを言ったら大炎上すると思います笑

不登校とはあまり関係がないので、今回はランクインしませんでしたが、個人的に胸に刺さったので、番外編として取り上げました。
あまりにも厳しいセリフですが、これは現代社会の現実かなとも思います。
大人になった今感じますが、この日本という国は、あまりに厳しい競争社会です。
日々努力・勉強していない人は、搾取されてしまう無残な世界です。

でも別にこの特権階級と呼ばれる人がずるいかというと私はそうは思いません。
なぜなら、その人達は何かしらの努力をして、今の階級があると思っているからです。
何の努力もなしに特権を得れるほど、この国は甘くありません。
努力をせずにぼーっとしていたら、特権なんて得られるはずがありません。

だからこそ、努力することが大事なんです。大人になっても勉強し続けないといけないんです。
逆に言うと、努力をすることができれば6%に入れるってことでもありますよね。
そういう意味で、私は子ども達に努力をする大切さを教えないといけないと思っています。

何も全てのことに結果が伴うなんてことはありえません。
上手くいくこともあれば上手くいかないことだって当然あります。
でも、何も努力しなければ100%うまくいきません。
だからこそ、この厳しい社会を生き抜くために、子ども達に教えないといけないことがありますよね。
そんな風なメッセージを阿久津先生は伝えたかったのではないでしょうか。

最後に、第1位について発表させてください。
第1位は「愛することと甘やかすことは違う」という内容です。
それでは、ご覧ください。
---
愛することと甘やかすことは違います。
12歳の子供なんてまだ未完成な人間なのよ。
その未完成な人間に、媚を売ったり彼らを甘やかしたりしてどうするんですか。
罰を知らないで育った子供は、社会に出ても問題や事件を起こす大人になるだけです。
そういう人間を作らないために、学校があるんじゃないですか。
だから私はルールを乱したり反省をしなかったりする児童には、罰を与えます。
---
~第3話から引用~

最後まで、阿久津先生は強烈でしたね。
「愛することと甘やかしは違います」というのは、実は我々も普段から動画で言っているセリフなんですね。
なので、最後はこの名言を第1位に選ばせていただきました。

みなさんは愛することと甘やかしの違いって明確に答えられますか?
この違いって、結構難しくないですか?
私もこの仕事を通して、子育てについて深堀りして考え続けてきた結果、ようやく1つの答えにたどり着きました。

愛することとは、子どもを親から自立させる行動のことです。
甘やかすこととは、子どもを親に依存させる行動のことです。

親が正しく愛することができれば、子どもは親から自立することができます。
親が甘やかせてばかりだと、子どもは親に依存してしまうんですね。

もっと具体的なイメージが湧くように例えます。
子どもが1人で前に進もうとしているとき、親が後ろに立って、一人で歩いていけるように見守ること、これが愛するということです。
子どもが1人で前に進もうとしているとき、親が前に立って、子どもの腕を引いて歩いていくこと、これが甘やかすということです。

例えば、子どもの身の回りのことを親が全部やってしまう。
これは愛なのか、甘やかしなのか、どちらだと思いますか?
もう皆さんならお分かりですよね?
身の回りのことを親が全部やってしまっては、子どもは親無しでは生きていけなくなります。
親に依存してしまいます。これは完全なる甘やかしです。

学校に行かず、ゲームし放題の状態を許してしまう。
これは愛なのか、甘やかしなのか、どちらですか?
もはや聞くまでもないですよね。
そんな状態を続けて、子どもは一人で生きていけるようになりますか?
その状態を許すということは、子どもが親なしでは生きていけないように依存させてしまっていることと同じですよね。
今日からは皆さんも、日々の子どもに対しての行動が愛なのか、ただの甘やかしなのか、一度立ち止まって考えてみて欲しいです。

以上、女王の教室の名言TOP5のご紹介です。最後まで見ていただきありがとうございました。
いかがだったでしょうか。
阿久津先生の表現はかなり強烈で、ちょっと言い過ぎなんじゃないかと思う部分もあったかもしれないですね。
でも、その強烈な表現の裏には、これ以上ない子ども達への愛が詰まっていることも伝わったかなと思います。
この動画が、今不登校でお悩みの親御さんにとって、強い気持ちを持つきっかけになると嬉しいです。

最後に阿久津先生が教育について語った名言で締めたいと思います。
同僚の先生に「先生はなんで、そんなに頑張れるんですか?なんでそんなに、教師が好きなんですか?」
と聞かれて、阿久津先生が答えたセリフです。
それではご覧ください。
---
教育は奇跡を起こせるからです。子供達は成長していく中で、私達が予想する以上に素晴らしい奇跡を起こします。
…良い先生と思われるかどうかなんて、どうでも良いですよね?
そんなことは、10年後か20年後かに、子供達が決めることなんだし。
---
~最終話(第11話)から引用~

我々も一教育者として、このセリフは本当にそうだなと強く共感しました。
私達もまさに、奇跡を起こせると信じているからこそ、教育をなりわいとする会社を立ち上げるに至りました。
そして、実際に多くの奇跡を目にしてきました。

教育というのは、未来を創っていくことだと思っています。
私達が関わった子ども達、そしてそのご家族が10年後、20年後も幸せな人生を生きていけるように願っています。
これからも、教育を通してもっと世界を良くできるように努力し続けていきます。

本日は、「不登校で悩む方が見るべき「女王の教室」名言TOP5」という内容でお話いたしました。
これからもこのチャンネルでは不登校を解決するために必要な考え方をお話していきます。
まだチャンネル登録をしていないという方は、必ずチャンネル登録お願いいたします。チャンネル登録するだけで不登校が解決するのはこのチャンネルだけです。
また、今日の動画が少しでも参考になった方や、もっと色んな話が聞きたいという方は、ぜひグッドボタン・コメントで応援してくださると嬉しいです。
スダチ(旧逸高等学院)では、無料で不登校についてのご相談をお受けしておりますので、概要欄の公式LINEから気軽にメッセージください。
本日は最後までご視聴いただきありがとうございました。

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  • この記事を監修した人
小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)

小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)

スダチ(旧逸高等学院) 代表
株式会社スダチ 代表取締役社長

業界最速で不登校を解決する「3週間で不登校解決プログラム」を展開。毎年500名以上の不登校に悩む親御さんが相談に訪れる。

再登校までの期間は平均で3週間。
当プログラムの目的は、「子ども達がこの先の人生を幸せに生きていくこと」。不登校の解決はそのための通過点に過ぎないと考えており、できる限り短い期間で再登校することを大事にしている。

これまで不登校の子ども達に向けたボランティア活動を通し、多くの不登校の子どもたち、保護者様と関わる。

ボランティア活動を通して、子ども達や親御さんとお話しする中で、「本当は学校に行きたい、だけど行けない。自分でも行けない理由が分からない」子ども達が多くいることを知る。

そのように苦しんでいる子ども達や親御さんを見て、「不登校で苦しむ子供たちを一人でも多く救いたい」との思いを持つようになり、不登校支援事業を立ち上げるに至る。

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