この記事の結論
小学1年生の男の子がさみだれ登校になり、お母さまが約2ヶ月間「原因探し」に奔走したリアルな体験談です。学校との交渉、原因不明の不安、休ませる日のNG対応、スクールカウンセラーへの相談など…。ネット検索の鬼になりながらも答えが見えなかった日々から、最終的にスダチへ繋がるまでの軌跡前半お伝えします。
「これが原因だ」を探し続ける親御さんに、視点の転換をもたらすきっかけになる体験談です。
「これが原因だ」
「これさえ解決すれば学校に行ける」
お子さんが学校に行けなくなった時、多くの親御さんがこの「原因探し」に時間とエネルギーを使います。けれども、答えはなかなか見えてこないことも多いようです。
今回お届けするのは、小学1年生の男の子が約2ヶ月のさみだれ登校を経て再登校に至ったお母さまの体験談(前編)です。
前半部分では、お母さまが「原因探し」に奔走しながら様々な落とし穴に気づいていく過程をお伝えします。
この記事を読んでわかること
- 始業式から1週間後の男子トイレでのトラブルがきっかけになった経緯
- 「原因探し」に奔走したお母さまの2ヶ月間とその落とし穴
- 休ませる日に「ストレス解消」と称して連れ出していたNG対応の振り返り
- スクールカウンセラーへの相談で「占い師に占われている気分」と感じた理由
- ネット検索の鬼になりながらも、最後にスダチへ繋がる決定的な瞬間
目次
始業式から1週間後、男子トイレで起きたトラブル
息子さんが学校に行けなくなった始まりは、新学期が始まった頃でした。
友達との大きな喧嘩で投げ飛ばされる
4月の始業式から1週間が経った頃、息子さんは友達と大きな喧嘩をしました。
男子トイレで首を絞められて投げ飛ばされたそうですが、目撃者がいなかったため、学校から連絡が来ることはありませんでした。
「よくある男子の喧嘩」と流してしまった
お母さまは在宅でお仕事をされていて、息子さんが学校から帰って訴えた話を「よくある男子の喧嘩」と流してパソコンに向かってしまったそうです。
今振り返ると、ここでもっと丁寧に話を聞けばよかったとお母さまは語ります。
翌週、玄関で泣いて靴を履けなかった日
しばらくして、ある月曜日に息子さんが「37度ある」と訴えて休むことになりました。
翌日、ランドセルを背負って玄関に立った息子さんは、靴を履こうとして泣き始めました。
「あんなことされたんだから怖いんだよ」
これが、本格的な不登校の入り口でした。
スダチご利用者の声
息子が学校でトラブルにあった日から、私は「原因さえ取り除けば登校できる」と思い込んでいました。学校に何度も働きかけても解決せず、息子の不安は日替わりで変わっていきました。スダチに出会って、原因探しから「家庭での関わり方」へ視点を変えたことが転機になりました。
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「原因さえ解決すれば」と学校に掛け合い続けた日々
トラブルがきっかけだと考えたお母さまは、解決のために動き始めました。
学校に「相手の親御さんへの指導」を求めるも進展せず
お母さまは学校に対して、暴力行為への対応として相手のお子さんに「それはダメ」と伝えてほしいと働きかけました。
しかし学校側は「事実関係がはっきりしない限り、相手の親御さんに伝えることができない」という対応で、進展しませんでした。
「原因探し」に夢中になり、息子の話を聴かなくなっていた
「これを解決すれば学校に行ける」と思ったお母さまは、喧嘩の解決ばかりに目を向け、息子さんの今の気持ちを丁寧に聴く時間を失っていました。
原因探しが目的化してしまっていたのです。
息子の不安は日替わりで変わっていった
不安について聞いてみても、「誰かがじろじろ見てくる」「あいつはバカだって言ってくる」など、喧嘩以外の話が次々と出てきました。
不安が日替わりで変わる状態は、多くの不登校のお子さんに共通する現象です。
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休ませる日に「ストレス解消」と連れ出した落とし穴
お母さまが振り返って「タブー(NG対応)ばかりしていた」と語る期間がありました。
「外に出てしまえないと危険」と公園・トランポリンに連れ出す
息子さんが家にこもることを恐れたお母さまは、休んでいる日に車で公園に連れて行ったり、トランポリンやパンプトラックができる施設に連れ出したりしていました。
「学校時間にしかできないこと」ばかりをやらせていたことに、後で気づいたそうです。
休んでいるのに買い物にも付き合わせていた
「一緒にいる時間を取らないと」という思いから、お母さまは自分の買い物にも息子さんを連れていました。
仕事は夜中に回し、日中はずっと一緒に過ごす日々。心身ともに限界に近づいていました。
習い事の試験準備で「ため息」が動画に入っていた
学校を休み始めた前日、息子さんには習い事の試験がありました。半年以上前から準備していた大切な試験で、お母さまは練習動画を撮影していたそうです。
後で見返したとき、自分のため息が動画に入っていたことに気づき、自己肯定感を下げる接し方をしていたと痛感したそうです。
スダチご利用者の声
休んでいる日に「ストレス解消」と称して、息子をトランポリンや公園に連れて行っていました。本人の気晴らしになっているつもりが、学校時間に楽しいことをさせている矛盾に気づけていませんでした。スダチで生活リズムを整える大切さを学び、関わり方が大きく変わりました。
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スクールカウンセラーへの相談|「占い師に占われている気分」
お母さまはスクールカウンセラーにも相談しましたが、得たものは限られていました。
「様子を見ましょう」「待ちましょう」しか返ってこない
カウンセラーとの面談を受けても、返ってくる答えは「様子を見ましょう」「待ちましょう」「無理に行かせないでください」ばかりだったそうです。
サポーターに「占い師に占われている気分だった」と話した
後にスダチのサポーターと話した時、お母さまはスクールカウンセラーへの相談を「占い師に占われている気分だった」と振り返りました。
話を聞いてもらえて気持ちは少し楽になるものの、具体的な行動指針が得られないもどかしさがあったのです。
新任の担任の先生も忙しく、相談しきれなかった
2回目の面談時には担任の先生も同席してもらいましたが、新任の先生は研修で忙しく、細かい相談はできませんでした。
お母さまは「自分は何をしに行ったのか」と感じる時間でした。
ママ友LINEからの「先生の話」がきっかけで自己肯定感をさらに下げた
別のママ友から「息子さんが今日も先生の話を聞いてなかった」とLINEで知らされ、お母さまはそのまま息子さんを「あれダメじゃない、これダメじゃない」と叱責してしまったそうです。
後で「一度自分の中で受け入れてから伝えるべきだった」と気づきました。
うまくいかなかった日々も決して無駄ではありません。
多くの親御さんが同じ迷路を歩いた末に、ようやく出口を見つけてきました。
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ネット検索の鬼になり、最後にスダチに繋がるまで
お母さまは情報を求めてネット検索を続けました。
「無理に行かせない・心の回復を待つ」ばかりの情報
不登校についてネットで調べると、出てくる答えは「無理に行かせない・好きなことをやらせる・心の回復を待つ」ばかりです。
お母さまもこれを信じて、息子さんに「学校に行かなくていいよ、心だって病気になるんだよ」と伝えてしまっていました。
祖父からは「児童精神科のURL」が送られてきた
お母さまのお父さま(息子さんからすると祖父)からは、児童精神科のURLがLINEで送られてきたそうです。
「ここまで来てしまったか」と、お母さま自身が追い詰められていく時期でした。
5月にスダチのYouTubeに出会うも、すぐには動かなかった
ゴールデンウィーク明け、お母さまはスダチのYouTube動画に出会いました。
アニメーション形式の動画が最初のきっかけでしたが、「詐欺だったら・宗教だったらどうしよう」と二の足を踏み、LINE登録だけで終わってしまったそうです。
「下校時間後のYouTube」を見て決定的に「何かおかしい」と気づいた
6月に入ったある日、息子さんが学校時間中は学習し、3時を過ぎた瞬間に「YouTubeYouTube!」とソファに座ってリモコンを押す姿を見て、お母さまは「何かがおかしい」と感じました。
学校に行っていない以外は普通の行動なのに、何かが噛み合っていない…。
その違和感を機に、スダチへの相談を決意したそうです。
スダチご利用者の声
スクールカウンセラーに何度通っても「様子を見ましょう」「待ちましょう」ばかりで、答えのない時間が辛かったです。担任の先生も新人で対応に追われ、私自身が孤立していました。スダチで具体的な行動指針が手に入った時、ようやく霧が晴れた感覚を覚えました。
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よくある質問
「原因探し」をしている親御さんからよくいただく質問にお答えします。
学校でのトラブルが原因なら、まず学校に解決を求めるべきではないですか?
トラブルへの対応は大切ですが、それだけで再登校に繋がるケースは多くありません。
トラブルはきっかけであっても、本当の原因は家庭での関わり方や生活リズム・自己肯定感の土台にあることがほとんどです。両面からの取り組みが必要です。
休んでいる日に外出させると、子どもの気分転換になりませんか?
短時間の外出は構いませんが、「学校時間に楽しいこと」を継続すると、お子さんは家にいることを心地よく感じてしまいます
。学校に行っている時と同じ生活リズムを維持しつつ、楽しみは下校時間後に集中させるのがおすすめです。
スクールカウンセラーで状況が変わらない場合、どこに相談すればいいですか?
スダチでは1,900名以上の支援実績をもとに、家庭での具体的な関わり方を毎日のメールサポートでお届けしています。
「待ちましょう」ではなく「明日朝こう声をかけましょう」という具体性が、状況を動かします。
まとめ|「原因探し」から「家庭の整え方」へ視点を変える
この前編では、小学1年生の男の子が不登校になり、お母さまが約2ヶ月間「原因探し」に奔走した日々をお伝えしました。
学校との交渉・外出での気晴らし・スクールカウンセラーへの相談…。
全てが空回りしていく感覚は、多くの親御さんに共通するものではないでしょうか。
そんなお母さまが、スダチに繋がってからどのように家庭を整え、息子さんが再登校に至ったのかは、後編でお伝えします。
「原因探し」から「家庭の整え方」へ視点を切り替えるきっかけが、ここにあります。スダチでは1,900名以上のご家族と一緒に、こうした視点の転換を毎日のメールサポートで支えてきました。
お子さんとあなたのご家庭も、スダチの知見がきっと救います。



