この記事の結論
前編に続き、約2ヶ月のさみだれ登校から再登校に至った小学1年生男子のご家族の体験談・後編です。
家庭ルール発表後の激しい反発、家を壊すほどの暴れ、警察沙汰、立てこもりと救急車。親御さんが乗り越えた壮絶な日々と、その先にあった「デジタル券」「妖怪あやツール」「夫婦で褒め担当」といったご家族独自の工夫をお伝えします。
1,900名以上の支援実績から見える「ここで折れない覚悟」の意味と効果を解説する記事です。
「家のものが次々と壊れていく」
「息子が立てこもって出てこない」
「救急車を呼ぶ事態になった」
不登校のお子さんへの対応の中で、想像を超える事態が起きることがあります。それでも、その日々を乗り越えた家族がたしかに存在します。
ここまで目を通してくださっただけで、ご家族の「ここで折れない」覚悟に近い意志が伝わってきます。
今回お届けするのは、小学1年生の男の子が約2ヶ月のさみだれ登校から再登校に至った体験談の後編。家庭ルール発表後の好転反応・警察沙汰・立てこもり・救急車という壮絶な日々と、それを乗り越えた家族のストーリーです。
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この記事を読んでわかること
- 家庭ルール発表後に起きた好転反応と「家を壊すほどの暴れ」の経過
- 「警察署の駐車場まで」から始まった警察への相談と社会のルールの伝え方
- 立てこもり・喘息発作・救急車という壮絶な日のお母さまの対応
- 「デジタル券」「妖怪あやツール」など、ご家族独自の工夫と効果
- 夫婦で「褒め担当」を決めるなど、家族全員での協力体制づくり
目次
サポート3日目に始まった「地獄」|家を壊すほどの好転反応
スダチのサポートが始まり、家庭ルールを発表した翌週から、お子さんの反発が一気に表面化しました。
火曜・水曜は登校できたが、木曜日が転機に
ルール発表後の火曜日・水曜日、息子さんは無事に登校することができました。しかし木曜日に好転反応が表れ、登校できなくなったその日、息子さんの中で大きな何かが弾けたそうです。
家をぐちゃぐちゃにするほどの暴れ
デジタル機器が使えない・学校にも行けなかった。
両方が重なったその日、息子さんは家を破壊するほど暴れ始めました。お母さまは慌てて手を掴むと足が出てきて、足に当た離、骨折を疑うほどの痣ができたそうです。
サポーターに臨時メールを送るほどの混乱
「サポート3日目で、何をすれば正解か分からない」お母さまは家の写真を撮影し、サポーターに臨時メールを送りました。
完全不登校とさみだれ登校では、好転反応の起き方も親御さんの心構えも違うことが、後から理解できたそうです。
スダチご利用者の声
デジタル制限のルールを発表したことで、息子の反発がここまで激しくなるとは想像していませんでした。「家を壊すほどの暴れ」は本当に怖かったですが、サポーターさんの言葉で「ここで引き下がっては息子のためにならない」と覚悟を決められたことが転機になりました。
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警察署の駐車場まで|「社会のルール」を伝える覚悟
暴言・暴れ・ネガティブ発言は、不登校そのもの以上にご家族を苦しめました。
祖父母の家に向かう車中での連続ネガティブ発言
7月のある日、息子さんは「もっと遠くに行きたい」と言い出しました。
お金の制限を伝えると、車中で「車から転げ落ちて骨折してやる」「熱中症で死んでやる」などのネガティブ発言を連発したそうです。
祖父母の前で母親を蹴った瞬間に決断
祖父母の家に着いた瞬間、息子さんはなぜかお母さまを蹴り始めました。
「おばあちゃんが味方になってくれるかもしれない」という、お子さんなりの作戦だったと考えられます。
お母さまは事前にサポーターと話し合っていた通り、「暴力には警察」と決めていました。
警察署の入口で号泣・聴取で「反省しています」
警察署の駐車場まで連れて行ったところ、息子さんは入口で号泣したそうです。
親子で警察署を訪れた時点で、警察官は何かを察してくれました。聴取後、警察官は「息子さんはきちんと反省しています」と伝えてくれたそうです。
女性警察官が「スダチをご存知でした」
聴取してくれた女性警察官が偶然にもスダチを知っており、お母さまは「警察も頼っていい」と勇気をもらいました。
サポーターからも「お友達に暴力を振るっていないのは大切なこと」とフォローを受け、お母さまの中の罪悪感が和らいだそうです。
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立てこもり・喘息・救急車|夏休みのもう一つの大暴れ
警察相談を経た後も、もう一つ大きな出来事がありました。
夏休みルールの「すれ違い」がきっかけに
夏休みに入ってすぐ、デジタルルールの解釈をめぐって親子間ですれ違いが起きました。
「夏休み中はルールが緩むはず」と思っていた息子さんと、お母さまの認識がズレており、再び大暴れに発展したそうです。
家に立てこもり、警察の拡声器が出動
お母さまが警察を呼びながら外に出ようとした瞬間、息子さんは玄関に鍵をかけて立てこもりました。
警察官は拡声器でドアを開けるよう放送し、ご近所にも聞こえる状態に。それでも鍵は開きませんでした。
ガラスを割って侵入・喘息発作・救急車
ジャンバーを何枚も着て「熱中症で死んでやる」と言っていた息子さんの様子に喘息発作も重なり、お母さまはガラスを割って家に入りました。
救急車が呼ばれ、小児科で診察を受けたものの、お母さまが「民間サポートを受けている」と伝えたことで強い受診指示は受けずに終わったそうです。
「弱々しい姿は絶対に見せない」覚悟
この一連の中でも、お母さまは「暴力で暴力を制さない」「弱々しい姿を見せない」を貫きました。
手を握る・足をさするなどの優しさは持ちながらも、毅然とした態度を崩さなかったそうです。
スダチご利用者の声
警察を呼ぶ判断は、親としても勇気がいる選択でした。それでも、暴力に対しては社会のルールを伝えることが大切だと教わり、迷いながらも踏み切りました。結果として息子の中で大きな気づきになり、暴言・暴力が落ち着いていきました。
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家族が編み出した独自の工夫|「デジタル券」と「妖怪あやツール」
壮絶な日々の中で、ご家族は次々と独自の工夫を生み出していきました。
「デジタル券」で時間管理を見える化
すれ違いを防ぐため、お母さまは「デジタル券」を手作りしました。
YouTube・ゲーム30分×2を券として渡し、使う時にお互いがタイマーをかけて時間を管理する仕組みです。
息子さんも「これがルールだ」と納得
息子さんはデジタル券を素直に受け入れたそうです。
喧嘩や疑いをなくすには、ルールを仕組み化するしかない。息子さん自身も理解していたのです。
社会のルールと同じ発想で、自立につながる学びになっています。
お風呂・歯磨き・薬の時間も明確にルール化
「お風呂は8時30分まで」「歯磨きは8時45分から」など、人間が毎日やることすべてを明確な時間ルールにしたことで、お母さまのイライラが激減したそうです。
声をかけなくても壁の貼り紙を見せるだけで動ける関係に変わりました。
「妖怪あやツール」で好転反応を視覚化
好転反応を息子さんに分かりやすく説明するため、サポーターから「名前をつけると分かりやすい」と助言を受け、息子さんが命名した名前が「妖怪あやツール」。
お母さまが紙に「あやツール」の絵を描き、登校前に破る儀式を行ったところ、息子さんは大爆笑して登校できたそうです。
夏休み明けはお父さまの「あやツール」まで息子さんが書いた
夏休み明け、息子さんは自発的にお父さまの分の「あやツール」まで紙に書いてあげたそうです。お父さまが仕事で疲れていることを息子さん自身が察し、家族みんなで好転反応に立ち向かう姿勢が育っていました。
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家族みんなで「褒め担当」|夫婦の協力体制
ご家族の取り組みは、お母さま一人ではなく、夫婦・家族全員で進められました。
注意ばかりになっていたお父さまに「褒め担当」を提案
お父さまの仕事が忙しくなる時期、注意の言葉が増えていたそうです。
お母さまは「もう褒め担当ね」と役割を決め、注意はスルーして褒めポイントを探す担当に切り替えてもらいました。
サポーターの「褒めに失敗はない」の言葉
サポーターから「褒めに失敗はない、何回でもチャレンジできる」と伝えてもらい、お母さまは大きく救われたそうです。
「今日は褒められなかったら明日また」という前向きな構えが、家族全体に広がっていきました。
夫婦間の愚痴がなくなり、ママ友愚痴会からも離脱
家族で取り組む中で、お母さまは「夫が息子の様子を知らないから愚痴になる」と気づき、サポーターからのメールを夫と共有する習慣をつけました。
結果として夫婦の愚痴がなくなり、ママ友との愚痴会の時間も自然と不要になったそうです。
「期待しない・信用100」が家族の合言葉に
サポーターからずっと言われていた「期待しない・信用は100」が、ご家族の合言葉になりました。
「行けても行けなくても、パパとママがあなたを嫌いになることはないんだよ」
この声かけが、息子さんの安心感の土台になっています。
スダチご利用者の声
「デジタル券」を作って時間管理を見える化したのは、まさに目から鱗でした。声かけだけでは喧嘩になっていた毎日が、ルールの仕組みで穏やかに変わっていきました。これは社会に出てからもずっと役立つ学び方だと感じています。
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再登校後の今|「地球が終わるわけじゃないしね」
夏休みが明けた8月28日から学校が再開しました。
3日連続登校→木曜日休み→金曜日復活のパターン
毎日完璧に登校できているわけではなく、木曜日に好転反応が出やすいパターンが続いているそうです。
それでも、以前のように1週間連続で休むことはなくなりました。
息子さんの「ポジティブ発言」が増えた
行けなかった日にお母さまが「今日はダメでも、明日があるしね」と声をかけると、息子さんから「そうそう、地球が終わるわけじゃないしね」というポジティブな返答が返ってくるようになりました。
サポーターからも「しなやかマインドのお子さんですね」と褒めていただいたそうです。
祖父母の理解も得られた
祖母から「霊感商法に合っているのではないか」と心配された時期もありましたが、スダチの動画を見てくれた祖父が理解を示してくれたことで、ご家族の中の安心感が広がりました。
壮絶な日々を一人で耐える必要はありません。多くの親御さんがサポーターと並走しながら、嵐の時期を抜けてきました。
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よくある質問
激しい好転反応に直面した親御さんからよくいただく質問にお答えします。
家庭ルールを発表した後にお子さんが暴れたら、どうすればいいですか?
ここで折れずにルールを淡々と守ることが大切です。
スダチのサポート中であれば、毎日のメールで具体的な対応を相談できます。
安全が脅かされる時は警察への相談も選択肢の一つです。
警察を呼ぶのはお子さんに悪いのではないかと迷います
迷いは自然なことです。それでも家庭内であっても暴力は犯罪行為であり、お子さんが社会のルールを学ぶ機会になります。
サポーターと相談しながら、覚悟を持って判断することが大切です。
「あやツール」のような工夫はどう始めればいいですか?
ご家庭ごとに合った形があります。
重要なのは「好転反応をお子さん自身が認識できる名前」をつけることです。サ
ポーターと一緒に、お子さんに合った工夫を考えていきましょう。
まとめ|「ここで折れない覚悟」が家族の道を開く
家を壊すほどの暴れ・警察沙汰・立てこもりと救急車。
壮絶な日々を乗り越えたこのご家族の経験は、私たちに「ここで折れない覚悟」の意味を教えてくれます。
「デジタル券」「妖怪あやツール」「夫婦で褒め担当」
ご家族が独自に編み出した工夫は、社会のルールと同じ仕組みで、お子さんの自立を支えるものでした。
もし今、家庭内で限界を感じているなら、スダチの無料相談で状況を整理してみてください。
1,900名のご家族と「折れない覚悟」を毎日のメールサポートで支えてきた知見があります。



