約1年の不登校・昼夜逆転・デジタル依存の中3男子が33日で再登校 Kさんの体験談【前編】
この記事の結論
約1年間の不登校・昼夜逆転・デジタル依存という深刻な状況から、33日で再登校を果たした中3男子Kさんの実体験です。スクールカウンセラー・地域相談・民間専門家など多くの支援を試みても解決できなかった経緯と、スダチに出会って変化が生まれるまでを前編でお伝えします。
本記事では、約1年の不登校・昼夜逆転・デジタル依存の中3男子が33日で再登校したKさんの体験談を、平均22.6日での再登校実績をもつスダチのコンサルタントが監修のもと解説します。
「1年近く不登校が続いて、どこに相談しても『待ちましょう』と言われるだけで…」
スダチには、このような状況でご相談いただく親御さんが多くいらっしゃいます。今回はKさん(仮名)のお母さまに、中3男子のお子さんが約1年の不登校・昼夜逆転・デジタル依存から33日で再登校するまでの体験談をお話しいただきました。前編では、不登校に至るまでの経緯と、さまざまな支援機関を試みた経験をお伝えします。
この記事を読んでわかること
- 中3男子Kさんが不登校になった経緯(友達関係・体調不良)
- 昼夜逆転・デジタル依存が深刻化し目つきまで変わっていった1年間
- スクールカウンセラー・地域相談・民間専門家を試したが解決しなかった理由
- スダチを見つけて「これならできる」と思えた瞬間
目次
1. Kさんのお子さんが不登校になるまで
Kさんのお子さんは、小さい頃から元気で明るく、素直な男の子でした。小学校高学年から少し反抗的な面も見えましたが、中学に入学後は元気に通学していたといいます。
転機は中学2年生の夏ごろでした。1ヶ月ほど前から体調不良を訴えて断続的に休むようになり、学校の先生に確認しても「特に変わったことはない」とのこと。「気にしすぎかな」と様子を見ていたところ、ある日突然、まったく学校に行けなくなりました。
1-1. 不登校の原因は「友達関係」と「体調不良」
少し時間が経ってから、お子さんは「友達関係でいろいろ悩んでいて、居場所がなくなった」と話してくれたそうです。体調不良(頭痛・腹痛)も続いていたため病院を受診し、起立性調節障害の可能性も指摘されました。
「学校が辛かったんだなと思って、寄り添うようにしましたが、学校の話をしようとすると部屋に閉じこもってしまって話が全くできませんでした」とKさんのお母さまは振り返ります。
スダチご利用者の声
子どもが不登校になってから1年近く、スクールカウンセラーや地域の相談窓口に頼りましたが「待ちましょう」の一点張りでした。その間に昼夜逆転とゲーム依存がどんどん悪化して、このまま引きこもりになるのではと恐怖でした。
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2. 昼夜逆転・デジタル依存が深刻化した1年間
不登校が始まって数か月が経つと、お子さんの生活は大きく乱れていきました。
- 夕方6〜7時まで眠り続け、夜中から明け方までパソコン・ゲーム
- お風呂に毎日入らなくなった
- 部屋に引きこもり、食事も満足にとらない日が増えた
- ちょっとしたことで激しく反発し、物に当たることも
「目つきが悪くなっていきました。部屋を覗いたときに鋭くにらみつけてくるような感じで、表情もどんどん暗くなって。家に帰って安全なはずなのに、なぜどんどん状態が悪くなるのかが全然わかりませんでした」。
お父さんはお子さんに「なぜ行かないのか」と問い詰めてしまうことがあり、それが強い反発を招いて部屋からも出てこなくなるという悪循環も起きていました。
2-1. 「学校が安全なはずなのに、家にいてもどんどん悪化する」
昼夜逆転の生活を続けるうちに、体調も精神状態もさらに悪化。一日のほとんどを眠って過ごし、起きているときはパソコンに向かっているという生活が1年近く続きました。
3. スクールカウンセラー・地域相談・民間専門家…試したがすべて解決せず
Kさんのお母さまは、解決策を求めてさまざまな支援機関を訪ねました。
3-1. スクールカウンセラー
「ちいさいことから一歩ずつ」というアドバイスで、学校の近くまで来ること、別室登校の活用などを提案されました。しかしお子さんは学校の話になると部屋に逃げ込んでしまい、実践できませんでした。
3-2. 地域の電話相談・支援センター
「見守りましょう」「待ちましょう」「家を居心地よくしてあげましょう」「ゲームは好きなだけやらせましょう」。Kさんのお母さまが得たアドバイスは、どこでも同じでした。
3-3. 民間の不登校専門家(有料面談)
初めて「このままではいけません」とはっきり言ってくれた専門家もいました。しかし具体的な解決策は示されず、「素晴らしい人との出会いがあるといいですね」という言葉で面談が締めくくられ、途方にくれたといいます。
また不登校の親の会にも参加しましたが、解決には至りませんでした。
スダチご利用者の声
子どもがどんどん無気力になって目つきが変わっていく様子が怖かったです。いろんな専門家に相談しても「もう少し待って」ばかりで、解決策が全く見えない中でスダチを見つけました。最初は半信半疑でしたが、話を聞いてもらってやっと希望が持てました。
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4. スダチの動画に出会い「これならできそう」と感じた瞬間
どこに相談しても解決しない中、Kさんのお母さまはスマートフォンで検索を続けていました。そしてたまたまスダチの動画に触れたといいます。
「正直、最初はちょっと怪しいかなという気持ちもありました。でも話している内容がすごく納得できて、思い切って連絡してみたんです」。
最初の相談で、スダチのコンサルタントからこう伝えられたそうです。「今のお子さんの状況から、おそらく最初は強い反発があることが予想されます。覚悟してください。でも、親御さんの関わり方を変えれば、必ず変わります」。
「今まで何を言っても『待ちましょう』だったのに、初めて明確にダメなところを指摘してくれて、どうすればいいかを具体的に示してもらえた。大変かもしれないけど、これでお子さんが変わるなら頑張ろうと思いました」。
スダチご利用者の声
相談できる場所を何箇所も回りましたが、どこに行っても「ゲームは好きなだけやらせて」「待つことが大事」という同じ答えばかりでした。スダチだけが「今のままではいけない」とはっきり言ってくれて、具体的な方法を示してくれました。
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5. まとめ(前編):解決策は「待つこと」ではなかった
Kさんのお母さまが1年近く悩み続けた中で気づいたことは、「待つことが正解ではなかった」ということです。
スクールカウンセラー・地域相談・民間専門家のどこへ行っても「待ちましょう」「ゲームは自由にさせて」というアドバイスばかりで、その間にお子さんの状態はどんどん悪化していきました。
では、スダチに出会ってからどう変わったのか。後編では、ルール設定から家出・そして33日での再登校、転校・高校合格までの感動的な変化をお伝えします。
この記事を監修した人
小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)
不登校支援サポート スダチ 代表
株式会社スダチ 代表取締役社長
「学校へ行こうかな」を自然と引き出すサポートを展開するスダチの代表。これまでで2,000名以上のお子さんを再登校に導いてきた。
「誰もが巣立ちゆける世界を」をミッションとし、不登校の解決はそのための通過点に過ぎないと考えている。
これまで不登校の子ども達に向けたボランティア活動を通し、多くの不登校の子どもたち、保護者様と関わる。
ボランティア活動を通して、子ども達や親御さんとお話しする中で、「本当は学校に行きたい、だけど行けない。自分でも行けない理由が分からない」子ども達が多くいることを知る。
そのように苦しんでいる子ども達や親御さんを見て、「不登校で苦しむ子供たちを一人でも多く救いたい」との思いを持つようになり、不登校支援事業を立ち上げるに至る。
【著書】
不登校の9割は親が解決できる 3週間で再登校に導く5つのルール(PHP研究所)
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