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「夏休み明け、行きしぶりが始まった」当日の朝の前にやっておく3つのこと

この記事の結論

福井大学病院・吉成良子医師がメディアで紹介した夏休み明けの行きしぶり対策3つ。

それは①生活リズムを休み前に戻す、②ゲームなどの時間ルールを家族で作る、③楽しいことを話せる雰囲気を作る、です。

本記事ではこの内容を踏まえつつ、1,900名以上の支援で見えてきた「当日の朝の前に決まる」という視点と、長期休み明けが実は再登校のチャンスになる理由を解説します。

「夏休み明け、子どもが朝『お腹が痛い』『頭が痛い』と言い出した」

長期休暇の終わりが近づくと、ご家庭で起こりやすいのがこの行きしぶりです。新学期の朝に慌てて声をかけても、もう手遅れだった...。そんな経験のある親御さんも多いのではないでしょうか。

夏休みの終わりを意識して対策を考え始めたあなたの早さに、お子さんを守りたい意志を感じます。

 

本記事では医師が示す医学的な対策と、1,900名以上の支援で見えてきた「当日朝の前にやっておくこと」の本当の意味を解説します。

この記事を読んでわかること

  • 長期休み明けの行きしぶりが「当日の朝の前」に決まる構造
  • 福井大学病院の医師が伝える「医学的に裏付けられた」3つの対策
  • 「ゲームの時間を家族で決める」が長期休み中こそ大切な理由
  • 「楽しいことを話せる雰囲気」を作る時の落とし穴と工夫
  • 長期休み明けが実は不登校のお子さんにとって「再登校のチャンス」になる理由

目次

長期休み明けの行きしぶり|なぜ起きるのか

夏休み明けや冬休み明けに子どもたちの登校意欲が減退する現象は、医学的にも明確に説明できます。

福井大学病院・吉成医師による解説

福井大学病院子供のこころ診療部の吉成良子医師は、長期休み明けに「規則正しいリズムが崩れやすくなる」と指摘しています。

睡眠リズムが乱れ、朝ご飯を食べない日が続くと、2学期が始まる頃に朝起きられなくなるのです。

自律神経の乱れが「頭痛・腹痛」を引き起こす

生活リズムが乱れることで、体内では自律神経の乱れが発生します。

これによって倦怠感や頭痛・腹痛といった身体的な不調が現れ、お子さん自身も「行きたくない理由」を上手く言葉にできない状態になります。

大人にも起こる「休み明け症候群」と同じ構造

これは大人にも共通する「休み明け症候群」と同じ仕組みです。

違うのは、大人は社会のルールの中で乗り越えるすべを持っているのに対し、お子さんはまだそのすべを身につけていないという点。

 

だからこそ、ご家庭でのサポートが必要になります。

スダチご利用者の声


夏休み中に生活リズムが大きく崩れて、新学期の朝にいきなり「お腹が痛い」と訴えられた時は本当に困りました。スダチで「当日の朝に体調不良を言わせない」ための事前準備の大切さを学んでからは、長期休みの過ごし方そのものを意識して整えるようになりました。

中学3年生・女の子の保護者 ▶ 直筆アンケートを見る

「当日の朝に対応する」では、もう遅い

スダチが1,900名以上の支援で見えてきた大切な視点があります。

当日朝に「体調不良」と言われたら、ほぼ試合終了

当日の朝にお子さんが「頭が痛い・お腹が痛い・学校行きたくない」と言い出した時点で、その日の登校は難しいケースが大半です。

スダチでは、「この言葉を言わせない」ことを目指して、事前の準備を重視しています。

少なくとも「1週間前」から準備を始める

長期休み明けの1週間前から、学校に行っていた時と同じ生活リズムに戻していくのがおすすめです。起床時間・食事時間・就寝時間を整えることで、お子さんの体が新学期に向けて自然に調整されていきます。

「休んだ時のルール」も事前に決めておく

休む可能性も想定して、休んだ場合のルールを事前に決めておくことも大切です。「休んだ日はゲームをしない」「体調回復が最優先」など、ご家族で取り決めておきましょう。

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対策①|睡眠と朝食の時間を休み前のリズムに戻す

最も基本的で大切なのが、睡眠と朝食の時間を整えることです。お子さんだけでなく、家族全員で取り組むとより効果的です。

ご家族で「今日から夜10時就寝に戻そう」と決めるだけで、お子さんも動きやすくなります。

対策②|ゲームなどの時間ルールを子どもと一緒に決める

ゲームやスマホとの付き合い方が乱れると、生活リズム全体が崩れます。

親が一方的にルールを決めるのではなく、お子さんと一緒に話し合って決めるのがポイントです。

 

一緒に決めたルールは、お子さんも納得して守りやすくなります。

対策③|楽しいこと・好きなことを話せる雰囲気を作る

家庭でリラックスして話せる雰囲気を作ることで、お子さんの「学校に行きたい」気持ちが芽生えやすくなります。

ただし注意点もあります。

スダチご利用者の声


夏休み明けにずるずると不登校が続いてしまった年がありました。今振り返ると、休み中も学校がある日と同じ起床時間を守れていたら、もっと違ったのかもしれません。スダチで「家族全員で生活リズムを整える」考え方を実践してから、息子も自然と朝起きられるようになりました。

小学5年生・男の子の保護者 ▶ 直筆アンケートを見る


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「好きなこと」がゲームの話に偏ると逆効果に

3つ目の対策には、注意したい落とし穴があります。

「好きなこと」がゲームの話ばかりになっていないか

「お子さんの好きなこと」と言うと、多くの場合「ゲーム・スマホの話題」になりがちです。

そこに親御さんが共感して「楽しいよね」と返し続けると、結果としてお子さんの意識がゲームの方にしか向かなくなります。

新学期に向けた話題に少しずつ近づける

「最近こんなことがあったね」「来週からまた学校だね、どんなことしたい?」など、新学期に向けた話題を自然に織り交ぜていくのがおすすめです。

学校への意欲が低くなっているお子さんには、無理に学校の話を持ち出さない柔軟さも大切です。

家族の楽しい予定を新学期前に入れる

「来月の連休に〜に行こうね」など、新学期が始まった後の楽しい予定を共有するのも有効です。学校と家庭の楽しさをつなぐ視点が、行きしぶり対策に役立ちます。

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長期休み明けは「再登校のチャンス」でもある

ここまで対策の話をしてきましたが、実は長期休み明けには不登校のお子さんにとってのチャンスも隠れています。

長期休み中にリセットされる

長期休みの間、お子さんは学校から離れることで気持ちがリセットされます。

新学期の始まりは、「行ってみてもいいかな」と思いやすいタイミングなのです。

始業式は午前中だけのため、踏み出しやすい

多くの学校で始業式は午前中だけで終わります。

午前中だけ行ければ大丈夫」というハードルの低さが、お子さんの一歩を後押してくれます。

 

スダチが支援するお子さんの中でも、長期休み明けに再登校されるケースが多数あります。

「期待しない・信用は100で」が大切

ただし親御さんが「絶対に行ってほしい」と期待を強く持つと、お子さんはプレッシャーを感じて足が止まりまるため注意してください。

行けても行けなくても、あなたなら大丈夫」という信用の声かけを心がけましょう。

スダチご利用者の声


「ゲームの時間制限」をめぐって毎日喧嘩していた時期がありました。声かけだけで管理しようとしていたのが間違いで、ルールを紙に書いて家族で共有してからは、娘も納得して動けるようになりました。長期休みこそ仕組みが必要だと感じています。

小学1年生・女の子の保護者 ▶ 直筆アンケートを見る

スダチが大切にしている「長期休み中の整え方」

スダチは1,900名以上のお子さんを再登校に導いた支援実績があります。スダチの平均再登校期間は22.6日です。

なぜスダチでは、これほど速やかな復学が可能なのでしょうか?

毎日のメールサポートで「明日朝の声かけ」を決める

スダチの支援は、親御さんが毎日のお子さんの様子をメールで報告し、サポーターが翌日までに具体的な助言をお返しする伴走スタイルです。

長期休み中も毎日の関わり方を一緒に整えていきます。

生活リズム・ゲームルール・声かけの3点を整える

スダチが繰り返しお伝えしているのは、生活リズム・ゲームルール・声かけの3点です。

長期休み中こそ、この3点を意識的に整えることが、新学期の登校に直結します。

夫婦・きょうだいで取り組む家庭設計

「お母さんだけが頑張る」のではなく、ご夫婦やきょうだいも巻き込んで家族全員で取り組むスタイルをご提案しています。一人で抱え込まないでください。話を聞かせてもらえると嬉しいです。

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よくある質問

長期休み明けの行きしぶりについて、親御さんからよくいただく質問にお答えします。

夏休み中、生活リズムが大きく崩れてしまいました。どう戻せばいいですか?

新学期の1週間前から、毎日少しずつ起床時間を早めていくのがおすすめです。

最初の1日で完全に戻そうとせず、3〜5日かけて整えていく方がお子さんの体への負担が少なくなります。

休み明けに「行きたくない」と言われたら、すぐ休ませた方がいいですか?

明らかな発熱など体調不良があれば休ませますが、「気分の問題」が背景にある場合は、無理のない範囲で登校を試みるのがおすすめです。

休ませた場合のルールを事前に決めておくと、長期化を防げます。

長期休み明けに再登校できなかった場合、次のチャンスはいつですか?

次の長期休み明け(冬休み明け・春休み明け)が大きなチャンスです。

それまでに家庭での関わり方・生活リズム・ルールを整えていけば、次のタイミングでの再登校の可能性が高まります。

まとめ|「当日朝」ではなく「1週間前」に勝負がある

長期休み明けの行きしぶりは、当日の朝に対応しても手遅れになることが多いものです。少なくとも1週間前から生活リズム・ゲームルール・家族の雰囲気を整えていくことが、お子さんの一歩を支えます。

そして長期休み明けは、不登校のお子さんにとってリセットの大切なチャンスです。

 

「期待ではなく信用」の声かけで、お子さんの動き出しを温かく見守ってあげてください。

 

夏休み明けの不安を、ご家族だけで抱える必要はありません。スダチが1,900名以上のご家族と作ってきたのは、「当日の朝に慌てない」家庭設計です。

あなたのご家庭も、スダチの専門家とともに家庭設計を始めませんか?


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  • この記事を監修した人
小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)

小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)

不登校支援サポート スダチ 代表
株式会社スダチ 代表取締役社長

「学校へ行こうかな」を自然と引き出すサポートを展開するスダチの代表。これまでで1,900名以上のお子さんを再登校に導いてきた。

「誰もが巣立ちゆける世界を」をミッションとし、不登校の解決はそのための通過点に過ぎないと考えている。
これまで不登校の子ども達に向けたボランティア活動を通し、多くの不登校の子どもたち、保護者様と関わる。

ボランティア活動を通して、子ども達や親御さんとお話しする中で、「本当は学校に行きたい、だけど行けない。自分でも行けない理由が分からない」子ども達が多くいることを知る。

そのように苦しんでいる子ども達や親御さんを見て、「不登校で苦しむ子供たちを一人でも多く救いたい」との思いを持つようになり、不登校支援事業を立ち上げるに至る。


【著書】
不登校の9割は親が解決できる 3週間で再登校に導く5つのルールPHP研究所

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