この記事の結論
梅宮アンナさんが娘さんの不登校体験を語る中で、印象的な言葉がありました。「ダメなものはダメ。昭和スピリッツをもう一度取り戻した方がいい」
「叱らない子育て」が広がる中で、お子さんを思うからこそ伝えるべきことが伝えられていない現状への警鐘です。
本記事では梅宮さんの体験談から、見守りと厳しさのバランス、そして家庭で社会のルールを伝える意味を考えます。
「叱ったら子どもが傷つくよ」「とにかく褒めて伸ばそう」──。
書店の育児書コーナーに並ぶ本は、たしかにこのメッセージで溢れています。それを信じて、できる限り褒める育児を心がけてきた親御さんも多いはずです。
ところが芸能人の梅宮アンナさんが娘さんの不登校体験を語る中で、こんな言葉が出てきました。「ダメなものはダメ。昭和スピリッツをもう一度取り戻した方がいい」。
これは「叱る育児に戻ろう」という単純な話ではなく、もっと深い、見守りと厳しさのバランスを取り戻そうという呼びかけです。
スダチは、これまで親御さんの「褒めだけでは届かない」という戸惑いをたくさん聞いてきました。
本記事では、梅宮さんの体験から見える、家庭での関わり方の見直しポイントをお伝えします。
この記事を読んでわかること
- 梅宮アンナさんが娘の不登校体験で大切にしてきた「見守る」関わり
- それでも「ダメなものはダメ」と昭和スピリッツの大切さを語る理由
- 「叱らない子育て」が広がった現代の落とし穴
- 「褒めること」と「叱ること」は両輪である理由
- 家庭で社会のルールを伝えることが、お子さんの未来を守る視点
目次
梅宮アンナさんが娘の不登校体験で大切にしてきた「見守る」関わり
まずは梅宮さんの娘さんの体験から見ていきます。
高校生の半年間、学校に通えなかった
梅宮さんの娘さんは、高校生の頃に半年ほど学校に通えない時期がありました。
学校そのものが嫌だったわけではなかったので、梅宮さんはただひたすら見守る選択をしました。
「親と子というカテゴリーではない」目線
梅宮さんは娘さんと向き合う時、「親と子」というカテゴリーで見るのではなく、いつも一緒の目線に立つように意識してきたそうです。
頭ごなしには言わない、逃げ場を作っておく──これが梅宮さん流でした。
「ただ見守る」の難しさを振り返る
ただし梅宮さん自身も「見守ることが難しかった」と振り返ります。
「見守る」という言葉は曖昧で、人によって解釈が違うため、何もしないという受け取り方をする方もいます。
スダチご利用者の声
「叱ったら子どもが傷つく」と本に書いてあるのを信じて、なるべく褒めるだけの育児を心がけていました。けれど娘は中学に上がってから「ダメなものはダメ」と言われた経験がなく、ルールを守る感覚が育っていないと気づきました。
中学1年生・女の子の保護者 ▶ 直筆アンケートを見る
同時に語る「ダメなものはダメ」|昭和スピリッツの意味
「見守る」と並んで、梅宮さんが強調したのが「ダメなものはダメ」というメッセージでした。
未就学時から教えるべき社会の基礎ルール
梅宮さんは、「ダメなものはダメ」は未就学時から教えるべきと語ります。
小さい時に頑張って社会の基礎ルールを教えておけば、成長してからの意思疎通が楽になるそうです。
「犯罪寸前まで行ってしまう子」を見てきた経験から
梅宮さんは「善悪を判断する力が育ちきらないケース」「犯罪寸前の方向に進んでいった子」を周囲で見てきたとも語ります。
「人に迷惑をかけなければ自分が引きこもりでもいい」という考えを否定し、社会の中で生きる前提で子育てしたいと話されています。
「親がやってくれたことをそのままやろう」
梅宮さんは振り返って「親がやってくれたことをそのままやろうと思っている」と語ります。
昭和スタイルの厳しさも、子どもを社会へ送り出すために必要な要素だと感じているそうです。
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「叱らない子育て」が広がった現代の落とし穴
スダチが現場で見てきた中でも、ここは深く共感する部分です。
褒めるだけの育児が広がった背景
近年は「叱らない子育て」「褒めて伸ばす育児」が広く支持されてきました。
SNSや育児書も、このメッセージで溢れています。背景には、昭和時代の厳しすぎる育児への反省があります。
褒めることは大切。ただし「叱る」も同じくらい大切
褒めることはたしかに大切です。お子さんの自己肯定感を育てます。
一方で、「叱る」も同じくらい大切です。家庭で「ダメなものはダメ」と伝えていないと、お子さんは社会のルールを学ぶ機会を失います。
「叱られ慣れていない子」が社会の小さな指摘で崩れる
家庭で全く叱られたことがないお子さんは、社会に出てから先生の小さな注意や同級生の指摘で大きく傷つくことがあります。
これがきっかけで不登校になるケースも、スダチでは多く見てきました。
スダチご利用者の声
息子が小学校でクラスメイトに手を出してしまった時、私は「何があったの?」と話を聞くことを優先しました。スダチでは「手を出すことは絶対にダメ」とまず伝えることの大切さを教わって、ようやく社会のルールを家庭で伝える意味が見えました。
小学4年生・男の子の保護者 ▶ 直筆アンケートを見る
「褒める」と「叱る」は両輪|どちらも子どもの成長を支える
スダチでは、褒めも叱りも両方を大切にする関わり方をお伝えしています。
「ダメなものはダメ」を伝える時のポイント
叱る時に大切なのは、お子さんの人格ではなく行動だけにフォーカスすることです。
「あなたはダメな子」ではなく「その行動はやってはいけない」と伝えます。
これだけでお子さんが受ける印象は大きく変わります。
叱った後は必ず関係を回復する
叱った後、「お母さんは怒っているけれど、あなたを愛している」とちゃんと伝えることが大切です。
叱りっぱなしにしないで、関係を回復する時間を必ず取ります。
普段の褒めの蓄積が、叱るときの効きを変える
普段からたくさん褒めているお子さんは、たまに叱られた時の「効き方」が違います。
「いつもは認めてくれるお父さん・お母さんが、今日は本気で叱っている」。この対比が、お子さんに学びを残します。
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家庭で社会のルールを伝えることが、お子さんの未来を守る
スダチが最も大切にしている視点をお伝えします。
「今だけ」ではなく「将来」を見据える
「今、機嫌よく笑顔で過ごしてほしい」だけを考えれば、叱らない方が楽です。
けれど10年後・20年後のお子さんが社会で生きていく姿を想像すると、家庭で社会のルールを学んでいることの大切さが見えてきます。
「人に迷惑をかけなければOK」では不十分
「人に迷惑をかけなければ何をしてもいい」という考え方には、スダチも疑問があります。
お子さんが自立して社会の中で生きていくことを前提にすると、迷惑をかけないことだけでは生活できないからです。
「叱る」は親御さんの愛情の表れ
「ダメなものはダメ」と叱るのは、決して厳しさだけの行為ではありません。
お子さんを社会に送り出すために必要な伝達であり、親御さんの愛情の表れの一つでもあります。
スダチご利用者の声
「叱らない子育て」が流行っていて、私もそれが正しいと思っていました。けれど娘は中1で先生に注意されたことに大泣きして登校できなくなりました。「叱られ慣れていない子」が社会の小さな指摘で崩れることを、痛感した出来事でした。
中学1年生・女の子の保護者 ▶ 直筆アンケートを見る
スダチが大切にしている「見守りと厳しさのバランス」
子ども時代の1日1日は、お子さんの人生にとって取り戻せない時間です。
だからスダチは、見守りと厳しさのバランスを家庭で整えていく支援を大切にしています。
家庭ルールの作り方を一緒に決める
スダチでは、ご家庭ごとに合った家庭ルールの作り方をご提案しています。
「叱る場面」と「褒める場面」を、毎日の生活の中でどう作っていくかを、サポーターと一緒に決めていきます。
「叱り方」「褒め方」を毎日アドバイス
スダチでは、これまで1,900名以上の親御さんと毎日LINEで伴走してきました。
「今日のこの場面で、こう叱るといい」「ここは褒めポイントです」と、具体的な関わり方を日々お伝えしています。
結果として「お子さんが自立に向かう家庭」になる
このサポートを続けたご家庭の平均で、22.6日でお子さんが再登校に至っています。
ただ学校に戻すだけではなく、お子さんが自立に向かう家庭になることが、本当の支援だと考えています。
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よくある質問
「叱る子育て」について、親御さんからよくいただく質問にお答えします。
叱ると子どもが反発します。どうすればいいですか?
反発は叱る伝え方を見直すサインかもしれません。
人格を否定していないか、感情的になっていないか、行動だけにフォーカスできているか。
まずは親御さん自身が、この3点を確認してみてください。
梅宮アンナさんのように「見守る」だけでは不十分なのですか?
「見守る」だけでも改善するケースはあります。ただ、梅宮さん自身も「見守るは難しかった」と振り返り、同時に「ダメなものはダメ」も大切と語っています。
見守りと厳しさのバランスがカギです。スダチではバランスの取り方も、専門家がしっかりとアドバイスをしていきます。
家庭ルールを途中から導入してもお子さんは受け入れますか?
導入の仕方次第で受け入れます。
スダチでは「ルール発表」というステップで、ご家族みんなで一緒に新しいルールを決めていく方法をご提案しています。
お子さんも納得しやすくなる伝え方です。
まとめ|「見守り」と「ダメなものはダメ」を両立させる
梅宮アンナさんが体験から伝えてくれたのは、「見守ること」と「ダメなものはダメと伝えること」の両立の大切さでした。
どちらか一方ではなく、両方を持つことが、お子さんを社会へ送り出す家庭の力になります。
「叱らない子育て」が広がる時代だからこそ、家庭でのバランスを意識的に取り戻したい。そんな視点が、お子さんの未来を支えていきます。
スダチでは、1,900名以上の親御さんと一緒に、このバランスを毎日の関わり方の中で整えてきました。お子さんへの接し方を、一緒に考えていきましょう。



