この記事の結論
スダチのサポートで高木さんが最初に取り組んだのは親自身が変わることでした。
仕事から帰ってすぐ家事をするのをやめ、娘と同じ空間で過ごす時間を増やし、話しかけられたときに向き合うことを徹底しました。約1ヶ月半で再登校を実現し、その後も1年間継続登校。
途中で再びトラブルが起きても乗り越えられたのは、家庭での親子関係が根本から変わっていたからです。
前編では、高木さんの娘さん(中学2年生)が友達トラブルをきっかけに不登校になり、スクールカウンセラーを経てスダチと出会うまでの経緯をお伝えしました。
後編では、スダチのサポートが始まってから具体的に何を取り組んだのか、親子関係・家族のコミュニケーションがどう変わっていったのかを詳しくご紹介します。
この記事を読んでわかること
- スダチのサポートで親御さんが最初に変えた行動
- 食事中の会話が増え家族のコミュニケーションが変化した過程
- 娘さんが自分から話しかけてくるようになった転機
- 再登校後に再びトラブルが起きても乗り越えられた理由
- 1年間継続登校を実現した本質的な解決とは何か
目次
サポート開始直後。まず「親が変わる」ことから始めた
スダチのサポートが始まり、高木さんが最初に取り組んだのは1日のルールを決めることでした。そして最大の変化は、親御さん自身の行動パターンを変えたことです。
仕事帰りの家事を後回しにして娘との時間を優先した
高木さんが心がけたのは「仕事から帰ったらまず家事」という習慣をやめることでした。娘がテレビを見ていたら一緒にテレビを見る、同じ空間にいる。
そんな小さな変化から始めたといいます。
娘が「ちょっとしたこと」を話しかけてくれるような雰囲気をつくることを意識し、話しかけられたら手を止めて向き合う。この積み重ねが、後の大きな変化につながっていきます。
ルール発表に対する娘の反応と受け入れ
新しいルールを伝えたとき、娘さんの反応は「だるい」「急に何言い出すの」という感じだったといいます。しかし大きな反発というよりは、「わかってる、でもできない」という葛藤を抱えた様子でした。
娘さん自身も「行かないといけない」という意識はあり、お母さんが自分のためを思ってやっていることも理解していたといいます。
スダチご利用者の声
何が必要かわかっていながら、自分だけではできなく学校などにも相談していたが、自分が必要としている事はなかなか実現できなかった。しかし、利用して日々実感に向かっているのを感じることができました。
学校へほぼ行っていなかったのが行けるようになった。自分の気持ちを伝える努力をしてくれるようになった。表情が明るくなった。イライラすることがかなり減り、感情の制御ができるようになりました。
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食事中の会話が増え、家族のコミュニケーションが変わった
ルールを始めてから、家庭の中で最も変わったのは食事中の会話でした。以前はテレビ・スマホ・それぞれの時間で各々がデジタルと向き合っていたといいます。
妹の変化がお姉ちゃんにも波及した
先に学校に戻った妹さんが、食卓で学校のことを話すようになりました。「今日こういうことがあって」「あの友達が…」という話を聞きながら、娘さんも自分の友達関係を振り返る機会が生まれていったといいます。
家族の中での会話が増えることで、娘さんは自分から外に目を向けるようになっていきます。スマホで友達に連絡を取ったり、少しずつ変化が現れてきました。
娘さんがお母さんに話しかけてくるようになった転機
サポート前は、高木さんが娘に話しかけても「ながら」で返事するだけだったといいます。しかし変化が現れ始めた頃から、娘さんの方から「お母さん、ちょっと見て」「聞いて」と声をかけてくれるようになりました。
好きなダンスを一緒に見たり、料理を一緒にするようになったり。
親子の距離が縮まる具体的な場面が増えていったのです。
夫の単身赴任と「親としての軸」の取り戻し
高木さんが支援を通じて気づいた重要な点の一つが、夫の単身赴任によって家庭の軸が揺らいでいたことでした。
「上司ポジション」がいなくなった影響
娘さんが中学に上がると同時に夫が単身赴任になりました。いざという時は「お父さんに判断してもらおう」という存在でした。その軸がなくなったことで、高木さん自身がその役割を担いきれていなかったといいます。
スダチのサポートを通じて「どっしりと構えている」ことの大切さを学び、「学校に行っても行かなくても大丈夫」という態度で堂々としていることを意識したといいます。
子どもの顔色をうかがうのをやめた
サポート前は娘の機嫌をとるために出かけたり、ご機嫌取りをしていたといいます。しかしサポート後は少しずつ親子の立場が正しい方向に変わっていきました。
娘さんが「お母さんに相談しないと」という気持ちを持てるようになっていったといいます。
スダチご利用者の声
「当初はまるで不可能と諦めかけていた再登校を、息子自身が意志を持って果たしました。その後も継続登校しながら、困難と思われるような事にも少しずつ挑戦できるようになりました。このサービスを利用していなければ、この成果を得ることは到底無理だったろうと思います。」
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1ヶ月半で再登校、そして1年間の継続登校へ
サポートは最初の1ヶ月の予定でしたが、1ヶ月半に延長しました。終わり頃に1週間連続して登校できるようになり、夏休みのタイミングでサポートを終了しました。
夏休みに友達への第一歩「おはようございます」
夏休み中、娘さんはトラブルになった友達に話しかけようと決意しました。「こういうことが嫌だった、でも自分もこうだった」という話をしようとしましたが、実際は「おはようございます」と言うことしかできなかったといいます。
それでも、自分から踏み出したという事実が娘さんにとって大きな一歩でした。
再びトラブルが起きても乗り越えられた。本質的な解決
2年生後半に再び同じ友達との関係でモヤモヤが生じました。しかし今度は違いました。嫌だったことを家でお母さんや妹に話せるようになっていた娘さんは、自分の中で気持ちを整理しながら学校に通い続けました。
「何かあってもお母さんに相談すればいい」と思えるようになった娘さんは、3年生になって新しいクラスでも継続登校を続けています。現在継続登校1年を達成しています。
スダチご利用者の声
スダチさんのサービスを利用して2年半経った今も、教えていただいた考え方を毎日意識しています。子どもは自分で好きなことを見つけ、苦手なことも乗り越えられるようになりました。明るく力強いアドバイスのおかげで、家族全体が成長を褒める文化を持てるようになりました。
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よくある質問(FAQ)
高木さんのインタビュー後編に寄せられたご質問にお答えします。
不登校の子どもへの接し方で最初に変えるべきことは何ですか?
まず親御さん自身が変わることが出発点です。子どもの言いなりになるのをやめ、同じ空間を共有する時間を意識的に作り、話しかけられたときに向き合うことが親子関係改善の第一歩になります。
再登校した後に再びトラブルが起きた場合はどうすればよいですか?
再登校はゴールではなく通過点です。家庭での親子関係が改善されていれば、再びトラブルが起きても子どもが「家族に相談すればいい」と思えるようになります。これがスダチの目指す本質的な解決です。
父親が単身赴任中でも不登校は解決できますか?
解決できます。高木さんのケースでも夫が単身赴任中でしたが、お母さんが親としての軸を取り戻すことで娘さんの再登校が実現しました。一人の親御さんが変わるだけで家庭の雰囲気は大きく変わります。
まとめ
高木さんの後編では、スダチのサポートで親御さんが変わり、家庭のコミュニケーションが改善されることで娘さんの再登校が実現した過程をご紹介しました。
再登校後にトラブルが再発しても乗り越えられたのは、家庭がお子さんの「帰る場所」になっていたからです。学校での出来事を家で話せる関係性。これこそがスダチの支援が目指す、不登校の本質的な解決です。
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