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「見守りましょう」というアドバイスから一歩進めたい方へ。35年の臨床経験を持つ明治学院大学・小林先生がシンポジウムで語った「不登校の知られざる特徴」を、スダチの現場経験と重ねてお届けします。
この記事の結論
動画当時(2024年1月公開)に開催されたスダチのシンポジウムには230名のご家族が参加されました。明治学院大学心理学部の小林正幸先生(行動療法を日本に導入された筑波大学・小林先生の系譜)が、35年の臨床経験から語った「知られざる不登校の特徴」と「再登校への5つの条件」を整理してお届けします(スダチの累計再登校支援は動画当時800名規模→現在1,900名以上に到達)。
「見守りましょう」というアドバイスから、一歩進めたい──そんな親御さんに知っていただきたいシンポジウムでした。
動画当時(2024年1月公開)に開催されたスダチのシンポジウムには、230名のご家族が参加されました。明治学院大学心理学部の小林正幸先生が、35年の臨床経験から「知られざる不登校の特徴」と「再登校への5つの条件」をお話しくださいました。
本記事ではその核心を整理し、ご家族が今日から動ける視点をお届けします。
この記事を読んでわかること
- 明治学院大学・小林先生|35年の臨床経験を持つ行動療法の専門家
- 「見守りましょう」アドバイスの歴史的背景|来談者中心療法の限界
- 認知行動療法・応用行動分析|世界の主流は能動的アプローチ
- 支援関係の確立が「最も難しい」|本当に行きたいか見極める
- 再登校への5つの条件|自己肯定感・生活習慣・親子関係・考える時間・マインドセット
- 「再登校は通過点」|目指すゴールは社会的自立
目次
明治学院大学・小林先生|35年の臨床経験を持つ行動療法の専門家
まずは登壇者の小林先生についてご紹介します。
筑波大学時代に行動療法を学ぶ
小林先生は筑波大学に所属していた時代に、日本に行動療法を導入した筑波大学・小林先生(同名・同系譜)のもとで学び、臨床現場で35年のキャリアを積まれてきました。
不登校の臨床は「日本で1番です」と語る
シンポジウムで小林先生は、行動療法による不登校の臨床経験について「臨床としては日本で1番です」と紹介されました。日本における行動療法・不登校支援の第一人者と言える存在です。
当時は「学校に行きたい子は応援できなきゃダメ」と教わる
小林先生が研究を始めた当時、指導教官から「学校に行きたい子に応えられなきゃダメ」と厳しく指導されたエピソードも語られました。今でいうハラスメント的な表現ではあるものの、お子さん・ご家族の願いに応える支援の本質が伝わるお話でした。
スダチご利用者の声
スクールカウンセラーには「見守りましょう」と言われ続け、1年が過ぎていました。スダチで「見守りの限界」を教えていただき、能動的なアプローチに踏み切ったところ、息子が動き出しました。シンポジウムで語られていた内容と全く同じ経験でした。
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「見守りましょう」アドバイスの歴史的背景
シンポジウムで小林先生から、日本の心理支援の歴史も語られました。
来談者中心療法|傾聴・共感・否定しない
日本の心理療法の主流は、アメリカのロジャーズが提唱した来談者中心療法です。傾聴・共感・否定しない・アドバイスしないという考え方で、スクールカウンセラーの多くもこの流派に基づいた支援を行っています。
「見守りましょう」が出てくる理由
このアプローチでは、能動的なアドバイスをすることがそもそも前提に含まれていません。だから親御さんから何度相談しても「見守りましょう・好きにさせてあげて」というアドバイスが返ってきがちです。
米国本国ではすでに主流ではない
ただし、来談者中心療法は米国本国ではすでに主流ではなくなっています。科学的根拠が乏しく改善しないケースが多いとされ、認知行動療法・応用行動分析などの能動的アプローチが主流になっています。
スダチご利用者の声
「支援関係を作るのが難しい」と先生に言われ、支援を受けるまでに何ヶ月もかかりました。スダチで親御さんへのアドバイスのみで支援が始まり、お子さんに会わずに変化が起きていく仕組みに驚きました。
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認知行動療法・応用行動分析|世界の主流は能動的アプローチ
世界の心理支援の流れも整理しておきましょう。
認知行動療法とは
認知行動療法は、ものの捉え方(認知)と行動の両面から介入する科学的に検証された心理療法です。うつ病・不安障害など多くの分野で第一選択肢として用いられています。
応用行動分析とは
応用行動分析は、行動の前後の要因を分析して、望ましい行動を増やし望ましくない行動を減らすアプローチです。発達障害支援などの分野でも広く活用されています。
日本ではなぜ「見守り」が抜け出せないのか
世界の流れは能動的なアプローチに移っているのに、日本では「見守りましょう」から抜け出せていません。スクールカウンセラーを増やしても不登校は減らないという現象は、この構造的な問題の表れです。
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支援関係の確立が「最も難しい」
シンポジウムで強調されたのが、支援関係を作るための工夫でした。
「本当に行きたいかどうか」を見極める
小林先生は「本当に学校に行きたいかどうかを、非常に入念に確認する必要がある」と話されました。お子さんの本心と建前を見極めるのが、支援の最初の関門です。
有料 vs 無料|「真剣度」が変わる
「無料だったから早くから気づいてれば分かった」と小林先生が語る場面もありました。経済的な負担があるからこそ、ご家族の真剣度が伝わり、支援に乗ってもらえる側面があるという視点です。
スモールステップ|基本的な流れ
行動療法の基本はスモールステップです。小さな目標を1つずつ積み重ねていくことで、お子さんの「できる」を増やしていく。これは現在のスダチの支援にも継承されている考え方です。
スダチご利用者の声
再登校をゴールにしすぎていた自分に気づきました。シンポジウムで「再登校は通過点」と語られていて、その通りでした。ご家族の関わり方を整えたことで、再登校後も継続できて、子供自身が学校に行きたいと思える姿に変わっています。
中学1年生・女の子の保護者 ▶ 直筆アンケートを見る
※ 営業電話は一切ありません
※ お子さんへの直接連絡もありません
※ 相談だけでも歓迎です
再登校への5つの条件|小林先生 × スダチの共通言語
シンポジウムでは、スダチからも「再登校への5つの条件」が紹介されました。
条件1|子供の自己肯定感を高める
しっかり褒める・スキンシップを取ることで、愛着バロメーターと呼ばれる親子の関係性が育っていきます。
条件2|正しい生活習慣に戻す
朝起きて生活リズムを整えるだけで、お子さんの状態は心身ともに大きく変化します。
条件3|正しい親子関係(民主的バランス)
厳しさだけでも優しさだけでもなく、民主的なバランスで関わることが重要です。
条件4|考える時間を与える
ゲーム・スマホに時間を取られている間は、自分について考える時間がありません。デジタル制限が考える時間を取り戻す手段になります。
条件5|マインドセット(前向きな考え方)
学校・社会で起こる嫌なことに対して、どう向き合うかという考え方を親御さんから伝えていく関わりです。
「再登校は通過点」|最終ゴールは社会的自立
シンポジウムの締めくくりで強調されたのが、最終ゴールの整理でした。
「再登校はあくまでステップ」
スダチが繰り返しお伝えしているのは、再登校は通過点に過ぎないという考え方です。
本当のゴールは「お子さんの幸せな人生」
最終的に目指しているのは、お子さんがこの先の人生を幸せに生きていくことです。生活習慣・デジタル機器との付き合い方・親子関係の整え直しは、学校に関係なく将来の自立に必要な土台です。
その通過点として、再登校がある
家庭の土台を整えていった「結果として」再登校が訪れる──この順番がスダチの考え方の核です。
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よくある質問
シンポジウム内容について、親御さんからよくいただく質問にお答えします。
「行動療法」のアプローチは家庭でも実践できますか?
はい、できます。スダチが提供しているのは家庭でできる行動療法的なアプローチです。サポーターがセリフレベルでアドバイスをお渡しするので、ご家族が日々実践できます。
来談者中心療法を完全に否定しているのですか?
完全否定ではありません。話を聞いてもらう・気持ちを整理する場としての価値は存在します。ただし「具体的にどう動くか」のアドバイスは別に必要です。
シンポジウムの全編は視聴できますか?
スダチのYouTubeチャンネルで公開されています。230名参加の生のシンポジウムを視聴いただけます。
まとめ|「見守り」から「能動的な家庭の関わり」へ
明治学院大学・小林先生のシンポジウム講演は、日本の心理支援の構造的な問題を浮き彫りにしました。「見守りましょう」というアドバイスから一歩踏み出し、家庭の関わりを能動的に整えていくことで、お子さんが動き出します。
スダチは動画当時(2024年1月)から現在まで、累計1,900名以上のご家族とこの道を歩んできました。
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※ 営業電話は一切ありません
※ お子さんへの直接連絡もありません
※ 相談だけでも歓迎です



