この記事の結論
不登校YouTuberとして有名なゆたぼんさんが、中学3年で初登校・制服購入を発表したニュースが話題になりました。「不登校でもいい論」の象徴的存在だった彼の方向転換は、私たちに3つの大切な視点を示しています。
①出席扱いと内申点は別問題、②個別の成功事例を一般化しない、③学校に行くことと自殺リスクは別物。
本記事では1,900名以上の支援実績から見える、ゆたぼんさんのニュースから学べる本当のメッセージを解説します。
「不登校でもいいんだ」「学校なんて行かなくていい」
そんな発信で話題を集めてきた不登校YouTuberのゆたぼんさんが、中学3年生になって制服を買い、初登校を表明。この大きなニュースを目にして、戸惑った親御さんも多いのではないでしょうか。
ここまで読んでくださっただけで、お子さんの未来を真剣に考える気持ちが伝わってきます。本記事では、ゆたぼんさんのニュースから本当に受け取りたい3つの視点を、スダチが1,900名以上の支援で見えてきた現実とあわせてお伝えします。
この記事を読んでわかること
- ゆたぼんさんが中3で初登校を表明した背景と、出席扱いの仕組み
- 「出席扱い」と「内申点」は全く別物である事実と進路への影響
- 「不登校でも成功できる」を一般化することの落とし穴
- 「死ぬくらいなら学校に行かない」という言葉の本当の意味
- ゆたぼんさんのニュースを「うちの子のために」どう受け取るか
目次
ゆたぼんさんが中3で初登校を表明|何が起きたのか
不登校YouTuberとして日本一有名な中学生と言われるゆたぼんさん。
SNSでの発信や活動の影響力は、誰もが知るところ。不登校のお子さんがゆたぼんさんをロールモデルにしたり、あおこがれたりしているケースもあるでしょう。
中学2年の通知表は全て欠席だった
ゆたぼんさんは中学2年の通知表をSNSで公開し、授業は1学期から3学期まで全て欠席という事実を明かしていました。
中学3年の出欠記録では、68日中35日欠席、残りの33日は出席扱いとなっていたそうです。
出席扱いになった理由は「オンラインフリースクール」
オンラインフリースクールでの学習日数が、中学校の出席扱いとなっていたとご本人が説明しています。
これは文部科学省の出席扱い要件を満たすことで認められる仕組みです。
制服を購入し、進学を視野に入れた
中学3年の段階で「制服も買った」「上履きも買った」と、ゆたぼんさんは進学への意思を発信しました。
「不登校でもいい」と発信し続けてきた立場が、進路を意識する年齢に至って変化した点が話題になっています。
スダチご利用者の声
息子が高校受験を意識し始めた頃、内申点が0の状態では選べる学校がほとんどないと知って愕然としました。「出席扱い」は嬉しい仕組みですが、それだけでは進路の選択肢が狭まることを早めに知っておけば良かったです。
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視点①|「出席扱い」と「内申点」は別の話
ゆたぼんさんのニュースから受け取りたい1つ目の視点は、出席扱いと内申点は別問題だということです。
出席扱いになっても授業は受けていない
オンラインフリースクールなどで出席扱いになっても、実際の授業を受けていない以上、テストの点数はつきません。
通知表は「位置」、つまり実質的に評価不能の状態となります。
公立高校への進学では内申点が重要
中学から高校に上がる際、公立高校は通知表の内申点と出席日数が重視されます。
内申点が0に近いと、選択できる公立高校はほぼなくなるのが現実です。
たとえお子さんが「進学後に勉強に頑張って励みたい!」と思っていたとしても、高校の選択肢が狭まってしまいます。
選べる選択肢は通信制・定時制が中心になる
私立高校でも内申点を見るところは多くあります。完全に勉強だけで判断する学校もありますが、学校に行かずに学力を維持できているお子さんは限られます。結果として、不登校のお子さんが選べるのは通信制・定時制が中心になりがちです。
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視点②|「不登校でも成功できる」を一般化しない
2つ目の視点は、ゆたぼんさんの成功を「うちの子も大丈夫」と一般化しないことです。
ゆたぼんさんはYouTuberとして結果を出している
ゆたぼんさんは小学3年生から不登校になり、YouTuberとして活動を続けてきました。
経営者でもその名を知る存在感は、誰もが手にできるものではありません。
アンチに叩かれながらも結果を出してきた、立派な「お仕事」をしているとも言えます。
「不登校でいいんだ」ではなく「不登校の中で結果を出した」
大切なのは、ゆたぼんさんが不登校の中でYouTuberとして結果を出した事実です。
「不登校でも大丈夫」と一般化するのではなく、「不登校という状態でも、何かに打ち込んで結果を出すことは可能」という個別の事例として受け取るのが妥当です。
お子さんが結果を出せる土壌はどこにあるか
ご家庭のお子さんが、ゆたぼんさんと同じYouTuberの道で結果を出すのは、現実的には困難なことが多いものです。
お子さんに合った道を一緒に考え、再登校という選択肢も含めて柔軟に検討することが大切です。
スダチご利用者の声
ASDの傾向がある息子も、不登校になった当初は「このまま外で生きていけるのだろうか」と不安でいっぱいでした。スダチで関わり方を整えたら、特性は変わらなくても本人の自信が戻ってきて、結果として学校復帰につながりました。お子さんの未来は決まっていないのだと実感しています。
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視点③|「死ぬくらいなら学校に行かない」をどう考えるか
ゆたぼんさんは「夏休み明けは特に子どもの自殺が増えるから、死にたくなるくらいなら学校なんていかんでいい」というメッセージも発信しています。
命が一番大切なのは間違いない
命が大切であることは、すべての前提です。
スダチも「死んでまで学校に行くべき」とは決して考えていません。お子さんが命を脅かされる状況にあれば、まず守ることが最優先です。
「自殺リスク」と「学校に行くこと」は別の問題
ただ自殺リスクと学校に行くことは別の問題として整理する必要があります。
学校に行ったから、お子さんが命を失うわけではありません。
しかし深刻ないじめなど、お子さんを脅かす状況がある場合は、まずその問題自体を解決する取り組みが必要です。
不登校になった後の方がリスクが高まることも
スダチが支援してきたお子さんの中には、不登校になってから生活リズムが乱れ、うつ症状や自傷的な発言が出るようになった事例もあります。「学校に行かせない」だけが守ることではなく、お子さんの心身を整える取り組みが結果として一番の守りになります。
焦らなくて大丈夫です。多くの親御さんがあなたたちご家族と同じ場所を通って、お子さんと一緒に道を選んできました。
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「うちの子のために」どう受け取るかが大切
ゆたぼんさんのニュースは、不登校に悩む親御さんやお子さんにとって、希望の側面と注意の側面の両方を持っています。
「行きたくない子は行かなくていい」は危険な単純化
ゆたぼんさんが伝える「行きたい子は行ったらいい、行きたくない子は行かなくていい」というメッセージは一見やさしい言葉です。
一方で、進路や自立を考えると、単純化しすぎている側面もあります。
お子さんの「行きたくない」の背景を見る
お子さんが「学校に行きたくない」と言う背景には、いじめ・人間関係・勉強への不安・家庭環境・発達特性など、様々な要因が絡みます。
背景を一つひとつ見ていくことで、選べる道が見えてきます。
そしてお子さんの不登校の要因は「お子さんごとに異なる」ということも視野に入れる必要があるでしょう。すべてのお子さんにとって完璧な方法はありません。
そのためにもスダチが、ご家庭のケースに合ったアドバイスを行っていきます。
「次のステップ」を見据えて家庭から動かす
スダチが1,900名以上の支援で大切にしているのは、「今の状態に居続ける」のではなく、「次のステップを見据えて家庭から動かす」ことです。再登校・進路・自立など、お子さんの未来を一緒に考えます。
スダチご利用者の声
「不登校でもYouTuberとして成功できる」という話に救われた時期もありましたが、自分の息子が同じように成功するわけではないと冷静に気づきました。今は息子自身が「学校に戻ってから自分の好きな道を選びたい」と話していて、その方向性で家庭を整えています。
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よくある質問
ゆたぼんさんのニュースについて、親御さんからよくいただく質問にお答えします。
うちの子も不登校ですが、ゆたぼんさんのように生きていけるでしょうか?
ゆたぼんさんの活動は、長年の発信と希少な才能・運の結果として成立しています。お子さんが同じ道を歩める可能性は限定的です。お子さんに合った道を一緒に探っていく方が現実的です。
出席扱いになる仕組みは利用すべきですか?
利用すること自体は問題ありません。ただし、出席扱いになっても内申点には反映されないことを理解しておく必要があります。並行して、家庭での関わり方を整え、再登校を視野に入れることをおすすめします。
「学校に行く義務はない」という意見は本当ですか?
日本の義務教育において、お子さんに学校に行く法的義務はありません。義務はお子さんに教育を受けさせる親御さんに対するものです。ただし、再登校や進路の選択肢を残すために家庭で取り組めることは多くあります。
まとめ|ニュースから受け取る本当のメッセージ
ゆたぼんさんが中3で制服を買い、初登校を表明したニュースは、不登校をめぐる多くの議論を私たちに投げかけました。
出席扱いと内申点は別、個別の成功を一般化しない、学校と自殺リスクは別物。この3つの視点を持つだけで、ニュースの受け取り方は大きく変わります。
一人で抱え込まないでください。話を聞かせてもらえると嬉しいです。
スダチは、1,900名以上の親御さんと一緒に「明日の朝、何と声をかけるか」を考えてきました。お子さんに合った具体的な道を、初回の無料相談でお伝えします。



