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YouTubeで不登校を学ぶ

【奇跡の復活】超進学校で不登校になった話(第2話)

2021.01.18

この記事を読むのに必要な時間は約 18 分です。

今回は「超進学校で不登校になった話」というテーマでお話します。
私達が支援させていただいた超進学校の高校に通うお子さんが不登校から再登校まで至った復活劇をお話したいと思います。

今回は2部構成の動画の第2話となっています。
第1話を見ていない方はこちらからご覧ください。

こちらのお子さんは、都内の超有名進学校に通っていました。
偏差値は70を軽く超えていて、毎年数十人の東大合格者を出すような学校です。

私達の元には毎日のように不登校の相談が来ますが、実は進学校で不登校になったというお子さんも非常に多いです。
進学校では、周りの学生のレベルも高く、課題の量も半端ではなく、多くのプレッシャーがかかる環境です。
このような環境に疲れてしまい、不登校になってしまうお子さんは多いです。

果たして無事再登校することができるのでしょうか?
ぜひ最後までご覧ください!

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スダチ(旧逸高等学院)では、不登校を3週間で解決する支援(https://sudachi.support/lp/blog/ )を行っています。

このチャンネルは不登校で悩む親御さんに向けて、不登校を解決するために必要な考え方をお話しております。

現在不登校でお悩みの親御さん、大丈夫です、必ずすぐに学校に戻れますのでご安心ください。

スダチ(旧逸高等学院)では、無料で不登校についてのご相談をお受けしておりますので、以下の公式LINEから気軽にメッセージいただければと思います。
公式LINE:https://line.me/R/ti/p/%40191lplcs
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↓以下、動画の台本になります。動画ではなくテキストでご覧になりたい方は以下をご参照ください。
(台本は動画を作成する際にメモとして残しているもののため、一部誤字脱字や表現が雑な部分もあります。その点はご了承いただけますと幸いです。)

 

---以下台本です---

スダチ(旧逸高等学院)の小川です。私は、スダチ(旧逸高等学院)という通信制サポート校を運営しており、その中で不登校を3週間で解決する支援を行っています。
このチャンネルは不登校で悩む親御さんに向けて、ここでしか聞けない、不登校解決のための秘訣をお話ししております。
不登校を本気で解決したい方は、今のうちにチャンネル登録お願いいたします。
現在不登校でお悩みの親御さん、大丈夫です、必ずすぐに学校に戻れますのでご安心ください。

今回は「超進学校で不登校になった話」というテーマでお話します。
私達が支援させていただいた超進学校の高校に通うお子さんが不登校から再登校まで至った復活劇をお話したいと思います。
今回は2部構成の動画の第2話となっています。第1話を見ていない方はそちらからご覧ください。概要欄にのせておきます。

簡単に前回動画について振り返ります。
こちらのお子さんは、都内の超有名進学校に通っている高校1年生です。
お母さんと2人家族の母子家庭でした。
色々とお話をお伺いした結果、不登校の原因は2つあると考えました。
1つは正しい親子関係を築くこと、もう一つは親としての愛情をちゃんと伝えること(褒めること)。
この2点をしっかりと徹底することで必ず再登校できます、とお母さんには伝えていました。
逆に、ゲーム依存も昼夜逆転もなかったので、不登校の原因ってここしかないと思いました。
この点を意識した上でお子さんと接することを3週間ほど継続していただきました。

3週間経ち、親子の関係がかなり良くなってきたタイミングで登校刺激を行いました。
登校刺激というのは、お子さんが学校に行く最後のステップとして行うことです。
そして、この登校刺激のタイミングで事態は急展開を迎えます。
次回動画の続きはここからです。

登校刺激の中でお伝えしたのは次のような内容です。
まず、今のこの学校に行けないで家に居続ける状態を親として許すことはできないよ、という旨をお母さんからお子さんに伝えました。
次に、今の学校に戻るか、通信制などに転校するか、働いて家にお金を入れてもらうか、どれにするか決めてね、ということも話しました。
学校に戻る場合は、この時点で今の学校に戻っても出席日数の関係で留年が確定しているはずでしたが、けじめとして学校には戻って欲しいと伝えました。
この話を聞いて、「あーうちの子供にもこういう話をすればいいんだ」と思った方は気を付けてください。
登校刺激は正しい親子関係が築けているからこそ効果があるんです。
正しい親子関係ができていない状態で登校刺激を行うのは危険です。逆効果になる可能性大なので気を付けてください。

他にも「こんな話をすると子どもを追いこんでしまうんじゃないか」とか「子供がかわいそう」などと感じた方もいるかもしれませんね。
失礼かもしれませんがはっきり言います。このように感じた方はかなり危険です。
今の考えのままだと一生不登校から抜け出せないかもしれません。

お気持ちはわかりますが、それは本当にかわいそうなのでしょうか。
今の現状から抜け出せない状況が一生続くのと、一時的に痛みが伴ったとしてもこの先の人生を自立して生きていくことができること、
果たして本当にかわいそうなのはどちらでしょうか。
ここで子供がかわいそうだと感じた方は、今までも子供が成長する機会、壁を乗り越えるチャンスを奪ってきた可能性が高いです。
何の苦労もせず、ワガママ放題が許される環境で育ってきた子どもは、正しく成長することができません。
大変なこと、めんどくさいこと、辛いことがあればすぐ諦めてしまう子どもになります。
学校が大変なのはみんな一緒です。朝起きるのは辛いし、勉強もそんなに面白いものではないかもしれません。
そら、できることならずーっと家でダラダラとゲームしてたいですよね。
これは大人になって社会に出ても同じだと思います。
みなさんもできることなら早起きなんてせずに、仕事なんて行かずに、ダラダラと家でドラマを見てたいかもしれません。
でも、そんなことしてたら生きていけないですよね。
子供は精神的に未完成な部分が多いです。
そんな子供を正しい方向に導いてあげるのが親の役目ではないでしょうか。

すいません、話を戻します。
こちらのお母さんから登校刺激をしてどうなったでしょうか。
なんとですね、あの温和なお子さんが逆上してめちゃくちゃ怒ってしまったのです。
リビングにあるマグカップを床に投げつけてしまうほどでした。
しまいには、「自分はPTSDだから学校には行けない!」と言い放ち、自分の部屋に戻ってしまいました。
PTSDというのは、日本語では心的外傷後ストレス障害といわれるものですね。
強烈なショック体験、強い精神的ストレスが、こころのダメージとなって、時間がたってからも、その経験に対して強い恐怖を感じるものです。
一般的には、震災などの自然災害、火事、事故、暴力や犯罪被害などが原因になるといわれています。

でも私達としてこんなことはもちろん想定済みです。
これは本当によくあることです。後にわかりますが、このPTSDというのも多分適当に出た発言です。
ここで子どもの行動や発言にいちいち反応していては絶対に不登校は解決しません。
子供というのは、自分の心で思っていることと、言動が一致しないことが多いものです。
お母さんには事前に「例えお子さんが何をしても、何を言っても動じないでください」ということを伝えていました。
お母さんからはそのおかげで冷静になれました、と言っていただきました。

次の日は朝も起きてこず、ご飯も食べず、そこから2日間くらいはお子さんと話することはできませんでした。
まあこれもよくあることなので、私達からお母さんには「大丈夫ですよ」と伝え続けました。

そして2日後、意を決してお母さんからお子さんに話しかけました。
そこでは2日ぶりに話し合うことができました。
お母さんからは「この前のこと考えてくれた?どうやってPTSDと向き合っていこうか?」と聞きました。
するとお子さんは「いやPTSDはとっくに治ってる。今は対人恐怖症なんだ」と言い出しました。
この発言にお母さんは「これは一体どういうことでしょうか?」とかなり混乱していました笑
この2日間、お母さんは真剣にPTSDのことを調べてくれていたようでしたからね。

先ほども話しましたが、私達からするとこんなのはあるあるです。
子供は本当の気持ちと口から出る発言が一致しないものです。
いちいち全部うのみにしなくていいんです。

きっと今聞いてくださっている皆さんも、子どもの頃は親に対して思ってもないこと言ったことがいっぱいあったと思います。
子供っていうのは、まだ人として未熟な部分も多く、その場をしのぐためにウソやデタラメを言うものなんです。
親としてはそのことを理解した上でお子さんと接することが大事だと思います。

話を戻します。
今度は、対人恐怖症と言い出したこともあり、お母さんは「じゃあ病院に行かないとね」という話をしました。
こちらの提案にはすんなりと応じてくれました。
その後、病院に行って診察を受けたのですが、診察1時間後にはもう治ったと言い出したそうです。
治ったのは良かったですが、対人恐怖症ってこんなに早く治るものなんですかね笑
多分これも本当は対人恐怖症とかではなくて、学校に行かないための口実だったんじゃないかなと思います。
1時間で治る精神病なんてあまり聞いたことないですよね笑

ここからは更に急展開を迎えます。
このあとお子さんは急にやる気が湧いてきたようで、「今の学校に戻って、成績トップを目指すか」と言い出しました。
ウソみたいな展開ですよね、でもこれ全部本当の話ですからね笑
ここまで来られたのはひとえにお母さんの頑張りのおかげだと思います。
お母さんが本気で向き合ったからこそここまで来れたんです。
やっぱり何事も本気で向き合えば解決できない問題なんてないなと感じます。

お子さんが学校に戻る発言をしたのは金曜日だったのですが、その土日には散髪にもいき、月曜から学校に行く準備をしていました。
準備万端の状態で月曜日を迎えました。
しかし、月曜日からは行けず、そこから火水ともいけませんでした。
お子さんは、うまく睡眠時間が確保できなかったことを理由にしていました。
まあこの月曜日からいけないこともあるあるなので、私達も「大丈夫ですよ」と励ましていました。

ただ、お母さんはかなり落胆していましたね。
お気持ちは大変よく分かります。ここまで来れば学校に行けるものだと思いますよね。
親として期待してしまうのは当然です、
でも、その期待はあまりいいものではないですよ、ということを伝えました。
親の期待というのは子どもに伝わります、そしてそれは必ずプレッシャーになります。
元々は、今の学校に戻ることではなくて、これからの進路を決めることがゴールでしたよね。
期待してしまう気持ちは分かりますができるだけその気持ちは抑えて、堂々としていてくださいと伝えました。
親としてあるべきは、どしっと構えて、何があっても子どもを受け入れるよ、いくらでも失敗してこい、っていうスタンスでいることだと思います。
このような話をすることで、お母さんははっとされていました。
「1人だと絶対そんなことに気づけませんでした」とおっしゃってましたね。
そして、お母さんがこの状況を受けいれることができた次の日、やっと無事学校に行くことができました。
いやー、感動ですね。
何度経験しても、不登校を乗り越えられた瞬間って感動しますね。
ここまで来られたのはお母さんの頑張りがあったからこそです。本当にありがとうございます。
正直褒め方や声掛けの仕方は上手くできない部分も多かったですが、親としての本気度がお子さんに伝わったんだと思います。

ただ、ここでみなさんは「え、今の学校に戻っても留年じゃなかったの?」って思ったと思います。
なんとこの危機までも乗り越えることができたんですね。
実は支援が始まってからというもの、お母さんは足繫く学校に通っていて「もうすぐ学校に戻れると思うので、どうにかならないですか」という話を学校としてくれていたんですね。
学校側もそのお母さんのがんばり、そしてお子さんの頑張りを認めてくださり、なんとか留年せずに受け入れるよう動いてくれていました。
お母さんが最後まで諦めなかったからこそ、この再登校劇が実を結んだと思います。

無事再登校した日にお母さんからメールで連絡があったのですが、その日に褒めた回数が2回と書かかれていました。
もうこれはさすがに笑ってしまいましたね。
「僕たちなら1000回以上褒めてますよ」と言いました笑

それからというものも、朝ギリギリ間に合うかどうかみたいな日もありましたが、なんとか年内は学校に行けていて、年明けも無事登校できています。
今では親子本当に仲良く、色んなことを親子で話ができているようです。
お母さんは「こんなに子どもとちゃんと話ができるのは小学校ぶりです。本当に毎日夢のような日々を過ごしています」と言ってくれています。

そのあとも驚くようなことが起きます。
こちらのお母さんはある楽器のアーティストをされている方なのですが、ある日お子さんの方から「僕もその楽器を習いたい」と言い出したらしいです。
これ、めちゃくちゃすごくないですか?
この発言って、お子さんはお母さんのことが大好きで、尊敬しているからこそ出た発言だと思いませんか?
本当は、お子さんはお母さんのことがずっと大好きだったんじゃないかと思います。
でも、お母さんが子どもとうまく接することができなかったことで、子どもとしてもその感情をどう表現すればいいかが分からなかったんだと思います。
日本では、子育てをどうするべきかを誰も教えてくれません。なのでお母さんが悪かったわけではなく、これは日本の社会問題だと思っています。
私達は、正しい子育ての考えを広げていくことができれば、こちらのご家族のように幸せになれる人達がもっと増えると確信しています。
少しでも多くの方にこのような考えが広がればという思いで、この動画も配信しています。

ここからは後日談を少しお話しさせてください。
こちらのお母さんはある楽器のアーティストだという話をしたと思います。
なんと、私達のような者をお母さんが演奏されるコンサートに招待していただきました。その節はありがとうございました。
コンサートでは、普段はかなり抜けてるお母さんがキレキレで演奏されている姿を見て、いつもとのギャップにとても感動したことを覚えています。
そしてですね、実は、このコンサートに、今回再登校できたお子さんも見に来ていたらしいんですね。
実際私達はお子さんの顔も見たことがないので、どこにいるかはわかりませんでしたが、この同じ空間にいるんだと思うと、とてもほっこりした気持ちになりました。
お子さんは私達の存在を全く知らないです。お母さんが誰かに支援を受けていたことすらお子さんは知らないんです。
でも私達は確実にこのお子さんの人生の分岐点に関わった人間だと思います。
そんな人間と、お子さん、そしてお母さんが同じ空間にいる状況は多分このときが最初で最後だと思います。
このシーンなんか感動しませんか?ドラマチックだとお思いませんかね?上手く伝わらないかもしれませんが、個人的に感動したのでその気持ちを伝えたかったです。

最後にこちらのお母さんからいただいたアンケートを読みあげさせてください。
そのまま読み上げますので、少し表現が変なところもありますが、ご愛嬌だと思ってお許しください。
(ブログについては動画内のみで語っております)

このアンケートは公式LINEのタイムラインにあげようと思ったのですが、お母さんの印刷の仕方が変過ぎて、載せられなさそうです、すいません。
どうすればこんな印刷ができるのかという謎の印刷の形式で私達の元に郵送されてきました。
でもこういう抜けているところが私達は大好きなんですけどね。
公式LINEの方では、こういったお母さん方からいただいたアンケートを載せていたりするので、良かったら覗いてみてください。

本日は、「超進学校で不登校になった話」という内容でお話いたしました。
これからもこのチャンネルでは不登校を解決するために必要な考え方をお話していきます。
少しでも参考になった方や、もっと色んな話が聞きたいという方は、ぜひグッドボタン・チャンネル登録お願いいたします。
スダチ(旧逸高等学院)では、無料で不登校についてのご相談をお受けしておりますので、概要欄の公式LINEから気軽にメッセージください。
本日は最後までご視聴いただきありがとうございました。

  • この記事を監修した人
小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)

小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)

スダチ(旧逸高等学院) 代表
株式会社スダチ 代表取締役社長

業界最速で不登校を解決する「3週間で不登校解決プログラム」を展開。毎年500名以上の不登校に悩む親御さんが相談に訪れる。

再登校までの期間は平均で3週間。
当プログラムの目的は、「子ども達がこの先の人生を幸せに生きていくこと」。不登校の解決はそのための通過点に過ぎないと考えており、できる限り短い期間で再登校することを大事にしている。

これまで不登校の子ども達に向けたボランティア活動を通し、多くの不登校の子どもたち、保護者様と関わる。

ボランティア活動を通して、子ども達や親御さんとお話しする中で、「本当は学校に行きたい、だけど行けない。自分でも行けない理由が分からない」子ども達が多くいることを知る。

そのように苦しんでいる子ども達や親御さんを見て、「不登校で苦しむ子供たちを一人でも多く救いたい」との思いを持つようになり、不登校支援事業を立ち上げるに至る。

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