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今回は「ある家族の不登校奮闘日記」というテーマでお話します。
あるご家族の不登校解決までの道のりを全3話完結のシリーズ物としてお話しします。
今回は第2話になります。
私たちが支援させていただいた中でもかなり苦労をされたご家族になります。
まだ、第1話を見てない方は以下の動画から見てみてください。
本当に色々なことがあったご家族ですので、皆様にも学んでいただけることや教訓になるポイントがたくさん詰まった動画になるかと思います。
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スダチ(旧逸高等学院)では、不登校を3週間で解決する支援(https://sudachi.support/lp/blog/ )を行っています。
このチャンネルは不登校で悩む親御さんに向けて、不登校を解決するために必要な考え方をお話しております。
現在不登校でお悩みの親御さん、大丈夫です、必ずすぐに学校に戻れますのでご安心ください。
スダチ(旧逸高等学院)では、無料で不登校についてのご相談をお受けしておりますので、以下の公式LINEから気軽にメッセージいただければと思います。
公式LINE:https://line.me/R/ti/p/%40191lplcs
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↓以下、動画の台本になります。動画ではなくテキストでご覧になりたい方は以下をご参照ください。
(台本は動画を作成する際にメモとして残しているもののため、一部誤字脱字や表現が雑な部分もあります。その点はご了承いただけますと幸いです。)
---以下台本です---
スダチ(旧逸高等学院)の小川です。私は、スダチ(旧逸高等学院)という通信制サポート校を運営しており、その中で不登校を3週間で解決する支援を行っています。
このチャンネルは不登校で悩む親御さんに向けて、ここでしか聞けない、不登校解決のための秘訣をお話ししております。
不登校を本気で解決したい方は、今のうちにチャンネル登録お願いいたします。
現在不登校でお悩みの親御さん、大丈夫です、必ずすぐに学校に戻れますのでご安心ください。
今回は「ある家族の不登校奮闘日記」というテーマでお話します。
あるご家族の不登校解決までの道のりを全3話完結のシリーズ物としてお話しします。今回は第2話になります。
私たちが支援させていただいた中でもかなり苦労をされたご家族になります。
まだ、第1話を見てない方はそちらの動画から見てみてください。
まず前回のお話をまとめます。
私たちのサービスは、面談の中で不登校解決のためのノウハウを全てお伝えし、その後希望があれば実際に支援を実施するという形をとっています。
こちらのご家族は、まず私達の支援なしで再登校を目指されました。
こちらの親御さんは、再登校に導くためにゲーム依存になっている息子さんに対しゲームやテレビを禁止しました。
最初の1週間は、文句もほどほどにゲームやテレビの禁止を受け入れていました。
しかし、1週間が経過した頃、ある出来事をきっかけに息子さんがひどく抵抗を示すようになり、
親御さんが私たちに支援を依頼してくださったところから今日の話は始まります。
担当者は、支援開始時こちらのお母さんは強気で息子さんと接することが出来ておらず、あまり状況としては良くなかったと言っていました。
子どもに対して親が弱気なところや、子どもからの暴言で動揺を見せてしまうと、子どもはその暴言が効いていると思い、これでもかと暴言を吐き続けます。
ゲーム依存になっているお子さんは、どんな手を使ってでもゲームを取り戻そうとしてます。
そのために親を傷つけることも厭わないです。
よくある相談で、「ゲームを取り上げたら子供が暴れたのでゲームを返してしまった」ということを言われます。
私達からすると、「それは当たり前のことです」と伝えています。
それほどゲームというのは人をおかしくしてしまいます。ただ、ここでビビって引いてしまうと一生このままです。
そこで、まずはとにかく強気を取り戻すことからサポートをさせて頂きました。
ただ、こちらのお母さんが、立場を取り戻すにはかなり時間がかかってしまいました。
それは息子さんの数々の抵抗にひるんでしまっていたからです。
まず1つ目に、息子さんが3日間ご飯を何も口にしないといった攻撃がありました。
ご飯を一切食べない子どもを見ると、親としては「本当にこの子死んでしまうんじゃないか?」と思って怖くなってしまいますよね。
でも大丈夫です。絶対に餓死はしません。
いつでもご飯が食べられる状態で餓死した人なんて多分地球上ににいないと思います笑
2つ目は、自殺をほのめかすような発言での攻撃ですね。
子供の「死んでやる」と言う言葉は親にとって本当に恐怖ですよね。
自分のせいでこの子が死んでしまったらどうしよう、と思ってしまう気持ちはよく分かります。
ただ、その発言は100%ウソです。絶対に本当に死のうなんて思っていません。
親を困らせるためにしているだけの発言です。
本当に死のうとしている人は、親に死んでやるなんて言いません。
子供は賢いので、何を言えば親が一番ビビるかを分かってこういった発言をしています。
そして親の反応をよく見ているので、この発言効いてるなと思うと余計その言葉を繰り返します。
ここで絶対に引き下がっては行きません。ここで引き下がっちゃうといつまで経っても親子関係は逆転したままです。
そもそも、こんな発言をする時点で親のことを舐めていると思いませんか?
本当に怖いと思っている相手にこんな発言できないですよね?
慣れてくれば「あーまた親を困らせようとしているだけだな」というのが分かるようになります。
こちらのお母さんも、だんだんとそのことが理解できるようになっていきました。
ご飯を食べない状態が続いても、こちらが屈しなければ空腹の限界がきて「お腹空いた」とご飯を食べてくれるということ。
自殺をほのめかす発言も親を困らせようとしているだけということ。
これらを感覚として理解できるようになったことで、状況は変わっていきます。
こういったことに関しては、口で「大丈夫ですよ!」って説明されても、なかなか「大丈夫なのか!」なんて思えないですよね。
我が子のことが心配になるのは当たり前です。
ただ、こういったお子さんの抵抗に打ち勝っていった先にしか、息子さんに対し強気で接することはできない、と思っています。
実際、支援開始後もなかなかこちらのお母さんは息子さんに強気で接することが出来ず、
本当の意味で息子さんの暴言や自殺をほのめかす言葉に動じなくなったのは1ヶ月後くらいだったかと思います。
その1ヵ月間は本当によく耐え続けられました。
そして、この1ヵ月間の間に褒めるということもかなり上達されました。
「不登校のお子さんを褒めてください」といったアドバイスは良く受けると思うのですが、
「どこを褒めて良いか分からないよ」というのが親御さんとしての本音ではないでしょうか?
私たちの支援では、1日10回以上正しく子どもを褒められるような仕組みを生活の中にちりばめていきます。
しかし、いざ実際褒める機会に遭遇しても、なかなか気の利いた褒め言葉が出てこないのがほとんどの親御さんの特徴です。
「凄いね」とか「ありがとう」とか。
言わないよりかはもちろんマシなんですが、なかなかそういった言葉がけでは褒める目的である、自己肯定感の向上には繋がりにくいんですよね。
実際こちらの親御さん最初は思ったように褒められず、歯の浮いたようなセリフしか出てこなかったようです。
また、口を開けば暴言を吐いてくるような子に関し、正しく褒めるというのは至難の業ですよね。
「うちの子のどこを褒めれば良いですか?」とも何度も聞かれました。(笑)
正しい褒め方をマスターするまでにかなりの時間を要してしまいました。
ゲームが出来ない日々が続くと、家で不登校のお子さんはすることが無いので、次第に親御さんとの会話は増えてきます。
この頃は夏だったので、息子さんをプールや買い物に連れていったりと、不登校の間に全くしていなかったことも色々と試すようになりました。
すると徐々に学校に行けない理由を段々と話だすようになったんですね。
はじめは、「お前(お母さん)のせいで学校に行けなくなった」「オンラインゲームを通じて学校に行こうと努力してたのに」といった言葉が多かったです。
しかし徐々に「不登校になったのは、オンラインゲームで友達と揉めたから」「だからオンラインゲームで仲直りして学校に行こうとしてたのに、お母さんがゲームを奪ったから学校に行けないんだ」と、お母さんの責任と言いつつも、自分の非を認めるようにもなってきました。
だんだんと時間が経つにつれて、強く抵抗してもあまりお母さんには効果がないことに息子さんも気付くようになってきました。
結果、褒める回数も徐々に増えだし、不登校になる前の仲の良かった関係に少しずつ戻っていきました。
このような関係性が築けていくと子供が変わっていきます。
親に抵抗しても、良い子にしててもゲームが返ってこない。家ですることもない。。。
どうすればこの状況から抜け出せるのか?
あっ!学校に行けば良いのか!といったように考えるようになり、学校のことを話し出すことが増えます。
ここまで辿りつくためにはゲームを奪うだけではダメで、ちゃんと褒めることで自己肯定感を高める必要があります。
ちゃんと褒めて愛情を伝えることと、ダメなことをはダメということ、これを両立することで、初めて子どもは学校のことを考えられるようになります。
しかし、こちらの息子さんは一筋縄ではいきませんでした。
日中お母さんが出かけている間に、どんな手を使ったのかビデオやテレビを見るなど、隠れて娯楽を楽しむようになっていたのです。
こちらのご家族はテレビの視聴も禁止しておりテレビのコードも隠していまし、B-CASカードも抜いていました。
しかし支援開始から1ヵ月が経った頃、お母さんが外出先から帰宅した際、息子さんがなぜかテレビを見れていることに気付きました。
外からですがカーテンの隙間にテレビの光が移っていることが見えたのです。
ただ外から部屋に入った時にはすでにテレビは消えており、悪びれる様子もなく「どうしたの?」と言ってきました。
その言葉を聞いたお母さんは、「今テレビ見てたでしょ!どうやって見ていたの?」と問い詰めました。
しかし、息子さんは「見ていない」の1点張りで、かなり言い合いになりました。
息子さんからは「証拠もないのに疑いやがって。もうお前とは一生話をしない。死ね!」などといった罵声を浴びせられ、拗ねて自室に入ってしまい、その日は晩御飯も食べませんでした。
ここまでの1ヵ月で息子さんとの関係が少しは良くなってきたか?と思ってた矢先のことだったので、お母さんはかなり落胆してしまい、このタイミングで家出を決意します。(笑)
この家出は私たちが勧めた訳ではありません。私達が支援している中で親御さんが家出したのはこちらのお母さんが初めてです。
ただ、確かに1度お母さんのありがたみを分かってもらうには良い機会だろうと、私たちも賛成しました。
お母さんは1週間実家に戻ることにし、息子さんの世話をお父さんにお願いするようになりました。
家出の目的は、息子さんにお母さんのありがたみを感じてもらうという事でした。
しかし、お母さんの想いとは裏腹に、お母さんがいないことにも息子さんはダメージを感じる様子もなく、むしろいきいきとし始めてしまいました。
このころになると、お母さんの息子を再登校させるという想いも徐々に弱くなっていきましたね。
私たちも3週間で再登校へ、と謳っているため後ろめたさも感じていました。
もちろん平均して3週間で再登校できている訳なので、1ヵ月以上再登校するまでに時間がかかってしまうお子さんもたくさんいます。
その事実を伝えていたものの、なかなか効果が目に見えて現れない日々にお母さんはかなりまいってしまっていました。
おそらく、「このまま私たちのことを信じていいのか?」と思った日もあったのではないでしょうか?
しかし、この家出が思いもよらぬ効果をもたらし、事態は急展開を迎えます。
その衝撃の結末は、次回の最終話でお伝えできればと思います。
次回動画を見逃したくない方は是非チャンネル登録お願いいたします。
本日は、「ある家族の不登校奮闘日記」という内容でお話いたしました。
これからもこのチャンネルでは不登校を解決するために必要な考え方をお話していきます。
少しでも参考になった方は、私のモチベーションアップにも繋がりますのでぜひグッドボタン・チャンネル登録お願いいたします。
スダチ(旧逸高等学院)では、無料で不登校についてのご相談をお受けしておりますので、概要欄の公式LINEから気軽にメッセージください。
本日は最後までご視聴いただきありがとうございました。