この記事を読むのに必要な時間は約 9 分です。
今回は「99%の人が知らない正しい褒め方とは」というテーマでお話しました。
例えば、子供が学校のテストでいい点をとったとき、どのように褒めていますか?
「こんなにいい点とってすごい!えらいね!」「こんなにいい点がとれて頭がいいね!」といった褒め方をしていませんか?
実は、こういった褒め方は危険なんです…。
正しい褒め方がわからないという方は、ぜひ参考にしてみてください。
---
スダチ(旧逸高等学院)では、不登校を3週間で解決する支援(https://sudachi.support/lp/blog/ )を行っています。
このチャンネルは不登校で悩む親御さんに向けて、不登校を解決するために必要な考え方をお話しております。
現在不登校でお悩みの親御さん、大丈夫です、必ずすぐに学校に戻れますのでご安心ください。
スダチ(旧逸高等学院)では、無料で不登校についてのご相談をお受けしておりますので、以下の公式LINEから気軽にメッセージいただければと思います。
公式LINE:https://line.me/R/ti/p/%40191lplcs
---
↓以下、動画の台本になります。動画ではなくテキストでご覧になりたい方は以下をご参照ください。
(台本は動画を作成する際にメモとして残しているもののため、一部誤字脱字や表現が雑な部分もあります。その点はご了承いただけますと幸いです。)
---以下台本です---
スダチ(旧逸高等学院)の小川です。私は、スダチ(旧逸高等学院)という通信制サポート校を運営しており、その中で不登校を3週間で解決する支援を行っています。
このチャンネルは不登校で悩む親御さんに向けて、不登校を解決するために必要な考え方をお話しております。
現在不登校でお悩みの親御さん、大丈夫です、必ずすぐに学校に戻れますのでご安心ください。
今回は「99%の人が知らない正しい褒め方とは」というテーマでお話します。
みなさんは正しい褒め方と聞いて、どのような褒め方を思い浮かべますか?
例えば、子供が学校のテストでいい点をとったとき、どのように褒めていますか?
「こんなにいい点とってすごい!えらいね!」「こんなにいい点がとれて頭がいいね!」といった褒め方をしていませんか?
恐らくこのような褒め方をしている方、とても多いと思います。むしろ、何が悪いの?と思われる方も多いかもしれません。
結論、このような褒め方をしている方は大変危険な状態です。
なぜ、このような褒め方がダメか、それは結果や才能だけを褒めているからですね。
結果や才能だけを褒められた子どもは、「結果を出すこと、才能があることが正しい。結果を出せないのはダメなこと」と考えます。
このような考えになるとどうなるか、それは一度でも結果が伴わなかった、失敗してしまったときに自分を責めてしまうのです。
結果を出せないのはダメこと、ということは自分はダメな人間では?と思ってしまいます。
もちろん結果を褒めることも大事です。一番ダメなのは何も褒めないことですから。でも結果だけを褒めることはよくないですね。
正しい褒め方とは、結果を出すまでの過程を褒めることです。
もしも子どもが100点のテストを持ってきたら、点数の前に、その解答用紙の中身を見てあげてください。
そして「こんな問題が解けるようになったんだね、今までできなったことが、こうやって努力してできるようになったことがすごい。毎日勉強頑張ってたもんね。」とその結果を出すまでの過程を褒めましょう。その上で100点を褒めてあげることは良いと思います。
そうすると子どもは「結果を出すことよりも、そこまでの過程で努力してできないことをできるようになることが大事なんだ」と思うようになります。
不登校になるお子さんは、この悪い褒め方である結果だけを褒められてきた子どもが非常に多いです。
結果だけを褒められた子どもは一度でも結果が伴わなかったときに心が折れてしまいます。なぜなら結果を出せない人はダメな人間と思っているからです。
そうすると一度の失敗で学校に行けなくなってしまいます。
偏差値が高い学校に通っている子どもでも不登校になる子が多いのはこういった背景があると思っています。
不登校になるならないに、勉強の成績は関係ありません。
過程を褒められた子どもは例え結果が出なくても心が折れることはありません。なぜなら失敗は成功までの過程とわかっているからです。
でもこのような褒め方になってしまうのは仕方ないと思います。これは日本の文化ですよね。もはやこれは社会問題だと思います。
なので今聞いてくださっている方が悪いとは思ってないです。
例えば社会に出て会社で働いていてもこのように褒められる方ってほとんどいないと思います。
よく「もっと失敗を恐れず挑戦しろ!」なんていう人がいますが、仕方ないと思います。
こういった正しい褒め方をされてないので、日本は失敗を恐れてしまう文化が根付いているのです。
そら、結果が全てという考えになると失敗なんてできないですよね。
こういった褒め方を親御さんの立場での例に置き換えるとわかりやすいかなと思っています。
今聞いてくださっている親御さんも、毎日お忙しい中、家事もがんばられていると思います。
例えば、料理について、旦那さんやお子さんから「お母さん、この料理おいしい!ありがとう!」と料理のできについて褒められるとどうでしょう。
たしかにこのように褒められるのも嬉しいとは思います。
しかし、逆に料理のできについて褒められなかったときはどう感じるでしょうか?
「あれ?今日の料理はダメだったのかな?」と思ってしまいませんか?
それから毎日、料理を褒められることと褒められないことが日によって変わる日が続くとどうでしょう。
きっと「ああ、料理はおいしく作れないと価値がないんだ」「おいしい料理を作れない私は価値がないのかな」と思ってしまいませんか?
逆に、毎日料理を作る度に、「料理を作るって大変なことなのにこうやって毎日作ってくれることがうれしい。当たり前なことじゃないよね。いつも料理を作ってくれて本当にありがとう。」って言ってもらえるとどうでしょうか。
このように褒められると「毎日料理を作っている私ってすごいかもしれない」「明日も料理がんばろう」「料理のできじゃなくて、料理を毎日作れている自分を褒めてあげよう」って思えると思いませんか?
今までのように毎日料理を作るだけでも、自分を認められる気持ちが生まれると思いませんか?
これが、私達が考える正しい褒め方です。結果を褒めることと過程を褒めることはこれほどまでに違います。
結果を褒められ続けた子どもは「結果を出すことだけが正しい、結果を出せないのはダメなこと」と考えます。
過程を褒められ続けた子どもは「結果ではなく、結果に向けて努力をすることが大事、努力を続けることが大事」と考えます。
結果だけを褒められた子どもは、結果を出せなかったときに自分を責めてしまい、自己嫌悪に陥ってしまいます。
過程を褒められた子どもは例え結果が伴わなかったとしても、「今はまだ過程に過ぎない、結果に向けて努力することが大事」と考えます。
ぜひ、今聞いてくださっている親御さんはこのような正しい褒め方を意識してみて下さい。
この正しい褒め方の考えは子育てだけではなく、会社で部下の育成に困っている方などにも意識してもらえるといいかなと思っています。
本日は、「99%の人が知らない正しい褒め方とは」という内容でお話いたしました。
これからもこのチャンネルでは不登校を解決するために必要な考え方をお話していきます。
スダチ(旧逸高等学院)では、無料で不登校についてのご相談をお受けしておりますので、概要欄の公式LINEから気軽にメッセージください。
本日は最後までご視聴いただきありがとうございました。