blog

ブログ

サポーターのホンネ日記

スダチ 不登校サポーターのホンネ日記 #2 第二章 やるべきこととやりたいことへの分配

2025.01.24

こんにちは、スダチの不登校支援サポーターです!

今回は、前回の「第一章  追いつけない勉強への不安」の続きからお話ししていきます。

【前回までのあらすじ】

中学3年生のひろきくんは、中学校入学後に勉強の難しさから学習意欲を失い、五月雨登校を経て不登校に。

家庭での心の避難所としてゲームに没頭する日々を送っていましたが、その結果、ゲームへの依存が深刻化してしまいました。

また、進路の話にも心を閉ざし、親子で苦悩を抱えていました。

スダチのサポートを受けることを決意した親御さんは、過去の接し方を見直し、デジタル制限を含む新たな対応を始めました。

「やるべきことを優先する」というルールを実践し、親子で現状を改善する取り組みがスタート。

果たして、ひろきくんは依存を克服し、自分の未来に向き合えるのか…!

今回は、「やるべきこととやりたいことへの分配」をテーマに、夏休み中のデジタルとの向き合い方についてお話していきます。

家族構成

・母

専業主婦として日々子どもたちと接している。心配性な性格である。

・父

朝早くから夜遅くまで仕事をされているが、時間が取れるときは子どもたちと接してい

る。ポジティブで明るい性格。

・長女

通信制高校に通っている。

・長男:ひろきくん(仮名)

サポート開始時のお子さん

・中学3年生

・中学入学後に勉強が難しくなり、テストを嫌がるようになってしまった。

高校進学についても「いざとなれば通信があるから、それでいい」と努力することから気持ちが離れている。

・自分の居場所をゲームの世界に見つけ、常にゲームをやっている生活になっていく。

注意

※実際のサポートを元にしていますが、人物名など個人を特定できる情報は仮で設定しております。

※記載している内容はあくまでもサポートの一部でございます。

第二章:「考える時間を作ること」「家族という居場所をつくること」

デジタルとの向き合い方

いよいよサポートが始まりました。

今回のサポート期間は夏休みに入ってからの開始だったため、夏休み用のルールを使用していきました。

「夏休み用」の「やるべきこと」を決めればデジタルを使うことができるというルールだったにも関わらず、ルールへの反発心から口を閉ざし、話をしようとするとソファに顔を埋めてしまったり、机に顔を伏せてしまったりという日が続きました。

親御さんとしてはその姿を見て可哀想だと感じられたかもしれません。

ですが、そこで構いすぎず、ひろきくん自身がどうすることが自身にとって得となるか向き合うための「考える時間」を作っていきました。

結果として、約2週間ほどして、「夏休み中」の「やるべきこと」を決めることができ、ひろきくんも動き出すことができました。

<実際のメールのやりとり>

ただし、口を閉ざしていた約2週間の間、ただ放置をしていたわけではありません。

親御さんたちが、ひろきくんの機嫌の良いタイミングを見計らい、トランプゲームに誘い出したり、一緒に出かけることを提案してみたりなどをしながら、家族と過ごす時間を作るようにしてくれました。

 

<実際のメールのやりとり>

その結果として、ひろきくん自身が自分と向き合うことができるようになったのだと感じています。

次回はいよいよ夏休み明けから通常の日常に戻っていきます。

ひろきくんは通常ルールを習慣化することができるのでしょうか....!?

次回は第三章夏休みルールからの脱却と挑戦をお届けします。(次回2025年1月28日(火)の21:00に公開予定です)

※サポーター日記は、毎週火曜日/金曜日に更新しています!(場合によって、内容の変更もあります)

 

※上記ボタンから登録できない方はこちら

  • この記事を監修した人
小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)

小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)

不登校支援サポート スダチ 代表
株式会社スダチ 代表取締役社長

「学校へ行こうかな」を自然と引き出すサポートを展開するスダチの代表。これまでで1,000名以上のお子さんを再登校に導いてきた。

「誰もが巣立ちゆける世界を」をミッションとし、不登校の解決はそのための通過点に過ぎないと考えている。
これまで不登校の子ども達に向けたボランティア活動を通し、多くの不登校の子どもたち、保護者様と関わる。

ボランティア活動を通して、子ども達や親御さんとお話しする中で、「本当は学校に行きたい、だけど行けない。自分でも行けない理由が分からない」子ども達が多くいることを知る。

そのように苦しんでいる子ども達や親御さんを見て、「不登校で苦しむ子供たちを一人でも多く救いたい」との思いを持つようになり、不登校支援事業を立ち上げるに至る。


【著書】
不登校の9割は親が解決できる 3週間で再登校に導く5つのルールPHP研究所

【メディア露出実績】
不登校解決TV
PIVOT 公式チャンネル
Mieライブ
ORICON NEWS
渋谷新聞
朝日放送テレビ『news おかえり』
CARRER CRAFT
テレビ朝日放送『スーパーJチャンネル』
BSフジ『みんなでSDGs』
mamagirl
教育革命家ドラゴン先生チャンネル
Forbes JAPAN
女性向けメディアKARIN
企業トピTV

-サポーターのホンネ日記
-, , , , , , , , , ,

少しでもお子様の
不登校に悩まれている方は

カレンダーから日程を
選ぶだけ!

無料相談申し込み

相談するか迷っている方へ

不登校タイプを診断しませんか?

  • 不登校タイプ別の
    専用アドバイスが届く
  • LINE友達追加で無料で診断できる

3分で診断できる!

相談するか迷っている方へ LINEで本格診断

Check

Youtubeで様々な情報を発信中!