「本当はまた学校へ行きたい」
その想いを支えるために

現代の日本では、不登校のお子さんが毎年急増しています。学校に行けない日々に苦しむお子さん、その姿を見守るご家族は大変な不安を抱えられています。現代社会を生き抜いていくことは決して簡単ではありません。子ども達が安心して社会へ踏み出せるよう、教育を受けられない“空白の期間”は、短ければ短いほど良いと考えています。
これまで1500名以上のお子さんを再登校に導きましたが、多くの子ども達は「本当はまた学校へ行きたい」という想いを抱いていました。友達とのトラブルやゲーム依存などに苦しむ子ども達も、心の奥底では社会や学校とのつながりを求めています。
「人はつまずいた場所で立ち上がろうとする時、大きく成長する」と言われます。学校という場所で乗り越えられなかった課題は、大人になった時また壁として立ちはだかる可能性もあります。だからこそ、私達は子ども達が今目の前にある壁を乗り越えられると信じて、学校という選択肢へ向き合うことを大切にしてほしいと思っています。

もちろん無理に傷を広げるようなことをしてはいけません。本人ができる範囲で、決して無理をさせず、前向きな気持ちで乗り越えられるようサポートしております。
私達は学校だけが唯一の正解とは考えていません。学校以外の多様な選択肢が増えていることは素晴らしいと思っています。それでもなお、「本当はまた学校へ行きたい」と願っている子どもたちがいます。私たちはそんな子どもたちの気持ちに寄り添い、再登校への道を支え続けるプロフェッショナルであり続けます。