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高校生の不登校ブログ

高校生の不登校の理由や原因とは?克服する意外なキッカケは早起き!?

2020.10.17

この記事を読むのに必要な時間は約 33 分です。

  • 高校生の子どもが不登校になってしまった。理由や原因はなに?
  • 不登校を解決する方法を知りたい!

お子さんがある日不登校になってしまったら、どうしたらまた学校に通ってくれるだろうかと親御さんは心配になりますよね。

本人の力を信じてなるだけ責めないように、優しく接するようにと心がけてはみたものの、お子さんは家でゴロゴロ過ごしてばかりで一向に変化がないと、この先どうなってしまうのか不安になってしまうかもしれません。

また、このまま毎日同じ生活を繰り返しているうちにあっという間に時間が経って、進級・卒業できなくなってしまう可能性もあります。

いったい今の生活にどんな変化が必要なのか、お子さんに対して具体的にできることをお探しの方も多いと思います。

この記事では、親御さんが今すぐ始められる、不登校を克服するためにできる意外な方法について具体的に紹介します。

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1. 不登校の高校生が自分でも気付いていない、元気な自分に戻れない原因や理由とは

 

高校生で不登校になってしまったお子さんは、自分でも「このままではまずい・・・」と思っている方が多いはずです。

本来なら明日からでも授業に参加したいと思っていても、どうにも気持ちが前向きにならず、毎日学校に行けずに日が暮れてしまう日々の繰り返しになってしまうことが多いです。

もしかすると、お子さんは自分自身でもどうして学校に行けないのかよく分かっていないかもしれません。お子さんが不登校を克服できない代表的な理由を3つご紹介します。

 

1-1. 高校生の不登校の理由①:知らず知らずのうちに疲労が蓄積している

 

そもそも不登校になってしまったお子さんは、それまでの高校生活で相当なストレスをため込んでしまっていることが多いです。

人間関係や授業の難しさ、誰にも言えない個人的な悩み、将来についての漠然とした不安、自然体で過ごせない日々が苦しい・・・などなど、10代後半の学生のストレスの原因は千差万別です。

大人の世界に置き換えると、過労でうつ病になってしまうようなものだといえるでしょう。

 

学校に行けなくなるほど蓄積された疲労を回復するには、かなり長い時間が必要と言えるでしょう。

 

1-2. 高校生の不登校の理由②:学校のことを考えると憂鬱になってしまう

 

本人の中で「明日こそ学校に行くぞ」という意思があっても、前日の夜や当日の朝になってしまうと突然モチベーションが下がってしまう場合もあります。

たとえ1週間程度でも、連続で学校をさぼってしまうと復帰初日は憂鬱に感じるのは当たり前です。夏休み明けの最初の登校日に憂鬱になってしまうことは誰にでもありますよね。

また、久しぶりに登校時間に合わせて早起きしようとしたらものすごく眠くて、それだけで学校に行きたくなくなってしまうこともあります。

それに、今日学校に行かなくてもそのツケがその場で返ってくるわけではないので、「あともう一日くらいさぼろう・・・」と思ってしまえば簡単にさぼれてしまいますし、いつまでもそれを繰り返してしまいます。

 

1-3. 高校生の不登校の理由③:また学校に行こうと思える決定的なモチベーションがない

 

学校に行くための強いモチベーションが湧かないのも理由の1つです。たとえば会社員であれば「明日出勤しないとクビになる」「生活費が稼げない」など、出社しなければならない分かりやすい理由があるのですが、高校生の場合はそれがありません。

もちろん長い目で見れば「卒業できない」「進学できない」など何らかのネガティブな結果は返ってくるのですが、10代のうちはそのような未来を現実的に想像するほど精神的に成長できていない場合もあります。

ましてや、心の片隅で「このまま引きこもりでもいいや・・・」や「もう中退してもいいや・・・」と思っていれば、モチベーションが湧かないのは当然かもしれません。

もちろん高校卒業以外にも生き方にはさまざまな選択肢があるので、卒業にしつこくこだわり続ける必要は必ずしもありません。

ですが、最終的にはお子さんが自分の意志で前向きに自分の人生と向き合っていけるだけのモチベーションを取り戻すことが理想です。

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1-4. 高校生の不登校の理由④:いじめや人間関係で悩みがある

 

いじめや、対人トラブルが不登校のきっかけとなった場合もあります。特に高校は次の理由で対人関係に悩みやすい時期です。

  • 新しい人間関係の構築
  • 思春期による異性トラブル

高校1年生は、ほとんどの同級生が初対面です。新しい人間関係を構築しなくてはなりません。
人と接することに苦手意識があり、人見知りする気質のお子さんは、新しい人間関係の構築が悩むきっかけとなる場合もあります。

また、思春期は異性との交流も深くなる時期です。異性関係で友人とトラブルを抱える場合もあります。

異性関係のトラブルで友人との仲がこじれることも、悩みのきっかけにつながります。

 

1-5. 高校生の不登校の理由⑤:受験・勉強のストレスが溜まっている

 

受験や勉強に大きなストレスを感じたことがきっかけとなり不登校となる場合もあります。
理由は次の2つにあります。

  • 今までのように優秀な成績維持することが困難になった
  • 希望の進学先と自分の学力にギャップがある

高校は、お子さんの学力に伴った学校へ進学するケースが多いです。進学校へ進んだ場合、今までのように優秀な成績を維持することが難しくなるケースもあります。

これまで周囲と比較し優等生だったのに、思うような成績が取れないと自己肯定感を喪失し息切れして不登校となる場合があります。

また大学受験を考える時期になると、学力が伸び悩んでいる場合に、希望の大学と自分の学力にギャップを感じ悩むきっかけとなる場合があります。

周囲の学力と自分を比較してしまい、自己肯定感を喪失するケースも多いです。

 

1-6. 高校生の不登校の理由⑥:うつ病・体調不良の状態となっている

 

お子さんがうつ病などのメンタル系の病気を抱えている場合もあります。次のような様子が見られるとき、病気も疑ってみてください。

  • 摂食障害気味な様子が見られる
  • 感情の起伏が激しく精神状態が安定していない
  • 異常に不安を感じている様子がある
  • 自傷行為が見られる

病院での治療がお子さんに必要なケースもあります。ただし、中には薬を服用せず声かけや接し方を変化することでお子さんが心の元気を取り戻すことも

一概に薬を飲み続けることだけが正しい治療法とは言えないため、お子さんに適した方法を探りましょう。

以下では、メンタル系の病名が診断されていた不登校のお子さんが、薬を絶ったことで再登校につながったケースを解説しています。

 

1-7. 高校生の不登校の理由⑦:昼夜逆転

 

昼夜逆転したことがきっかけとなり、不登校につながったケースも考えられます。

高校生になり交友関係に変化があると、深夜まで遊ぶようになったり、学校をサボって遊びに行くようになったり、好ましくない行動が見られる場合もあります。

親御さんがお子さんに強く言えない立場だったり、お子さんが親御さんを下に見ていたりする場合、注意してもお子さんは聞く耳を持ちません。

毅然とした態度でダメなことはダメを伝え、生活習慣を整えることが大切です。

 

2. 不登校の高校生の子供の心に寄り添うことは難しい・・・

 

さて、お子さんが不登校を克服できない理由を見ていくと、お子さん自身の心の回復が何よりも重要なことが分かると思います。

そして親御さんも本人の意思を尊重するためになるべく口出しをしないようにしたり、プレッシャーをかけないように気を付けたりしているかもしれません。

しかし、思春期のお子さんの気持ちに寄り添うことは難しく、不登校をきっかけにして親子関係が悪くなってしまうこともあります。

お子さんに干渉しすぎるのもよくありませんが、お子さんとの心の距離が離れてしまっても不登校からの克服は難しくなります

お子さんの心に寄り添えなくなってしまう原因にはどのようなものがあるでしょうか。

 

2-1. 親とコミュニケーションを取ってくれなくなった

 

不登校になってしまったお子さんは気持ちが沈んでおり、ただでさえ誰とも話したくない気分の場合も。

親御さんと顔を合わせたら「学校に行かなくては・・・」というプレッシャーから気まずくなってしまうこともあります。

その結果家にいても自分の部屋にこもってばかりで、親御さんと話してくれなくなってしまう可能性があります。

一度会話の頻度が落ちてしまうと、また良好な関係に戻るのは難しいです。その結果お子さんを放置することになってしまい、親が手を差し伸べることが難しくなってしまいます。

 

2-2. 子供が実のところ何を考えているのか分からない

 

昔は何でも話してくれていたお子さんも、成長するに従って親御さんに心を開いてくれなくなる場合もあります。

特に中学生~高校生の年頃は思春期にあたるので、どうしても親に反抗してみたくなります。

お子さんに学校に行きたくない理由を尋ねてもきちんと答えてくれないことも多いでしょう。

また、本人の悩みが分からないことには親としてもどうやって悩みを解決できるか分からないのですから、支援できることを思いつきにくいという問題があります。

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3. 不登校の高校生が「学校に行こう」と思える決め手のキッカケは?

 

さて、ここまで読んでくださっている方は、不登校の高校生が実際に「学校に行こう」と思えるようになった決め手のキッカケを知りたいかもしれませんね。

そこで最後に、筆者が実際に「明日(今日)から学校に行こう!!」と思えるようになったキッカケをご紹介します。

これを読めば、生活習慣を整えることの大切さが分かると思います。

 

3-1. 登校時間に起きられた

 

先ほども早寝早起きの大切さについて説明しましたが、これが一番大きなキッカケだったと考えます。

私は「学校に行くぞ」という決意だけは数か月間持ち続けていたものの、当日の朝になるとものすごく眠くて全く起きることができませんでした

しかし、ある日暖房を付けっぱなしで眠ってしまい、早朝に異常な暑さで目が覚めたことがありました。その時は暑すぎて二度寝をするような気分にもなれず、そのままシャワーを浴びて高校に行くことができたのです。

こうして書いてみるとなんともマヌケなキッカケなのですが、登校時間に起きられるようになることは非常に重要です

 

3-2. 頭がスッキリしている

 

ある日、ひょんなことから部屋の掃除をしたことがありました。一度掃除を始めるとついつい部屋中を掃除したくなってしまい、その日は他にもお風呂の掃除をしたりスーパーに買い出しに行ったりとアクティブに過ごしていました。

すると、その日の夜から翌朝にかけて、気分がスッキリしていて、学校に行く時の憂鬱さが軽減されていたのを感じました。そしてふと「なんか元気だから学校行こうかな」と思えるようになりました。

これは、軽い運動によって血液循環がよくなり、頭がスッキリしたからだったのかもしれません。

 

3-3. 何だか前向きな気分

 

ある日、親からよく分からない面白いメールが送られてきたことがありました。

その時はそれが面白くて一日中思い出し笑いをしていたのですが、ふと気が付くと前向きな気持ちになっているのを感じました。

当時はテスト前で授業の遅れを取り戻すのが難しいタイミングだったにもかかわらず、「とりあえず学校に行ってみよう」と思って2限目から授業に参加しました。

一度2限目から参加してみると、その後は「別に1限目から授業に出なくても大丈夫だな」「授業についていけなくてもとりあえず席に座っていればいいや」と思えるようになりました。

もしかすると、自分の心の中では学校に行く準備ができていたのですが最後の一押しが足りなかったのかもしれません。そしてその最後の一押しになってくれたのが、親からの面白いメールでした。

 

このように、私が覚えているのはどれも本当にふとした些細なきっかけです。お子さんの生活にささやかな変化を起こしてみませんか。

 

夏休みなどの長期休み明けは学校復帰のチャンス!こちらの記事で詳しく解説していますのでぜひチェックしてみてください。

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4. 不登校の高校生「日常生活」の観点から親御さんができること

 

このように、お子さんに対して直接の相談相手になることが難しい場合には、まずお子さんの日常生活に目を向けてみるという方法があります。

日常生活に目を向けることがなぜ大切かというと、体と心は密接につながっており、健康な体を取り戻すことで前向きな心を手に入れられる場合があるからです。

具体的にどのような方法があるかご紹介します。

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4-1. 早寝よりもまずは早起きに挑戦!生活リズム

 

実は筆者は不登校経験者なのですが、学校に通うにあたって一番の難関だったのが朝起きることでした。

なぜなら、不登校期間はどうしても夜更かしをしがちで、朝はまったく起きられず、下手をしたら16時過ぎまで布団の中にいることもあったからです。

学校に行くためには遅くても7時頃には起きる必要がありましたが、それは本当に難しかったことを覚えています。

7時に起きるために逆算して23時に布団に入ったとしても、全く眠くならず、夜中になって携帯をいじり始め、結局また明け方に・・・なんてこともしょっちゅうでした。

つまり、登校できる時間帯に起きられるように体内時計を整えれば、お子さんが「学校に行けそう」と思える可能性が上がるのです。

もしお子さんの生活リズムが昼夜逆転している場合、まず早寝より早起きをさせてみましょう。無理やり眠ることより、無理やり起きることのほうが簡単ですよね。

学校に行かなくてもいいので、まず普段登校していた時の起床時間にお子さんを起こしてみてください

お子さんが全く起きる気配がなくても、声をかけたりSNSでコミュニケーションを取ったりするだけでも試してみてください。

そしてもしお子さんが朝起きれるようになったら思いっきり褒めることも忘れないでくださいね。

お子さんが朝起きるのが難しい理由や、対処法については次の記事でもお話ししています。

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4-2. 家事をするにもきっかけが必要!軽い運動

 

軽い運動も重要です。運動といっても、ジョギングや筋トレのようなきちんとしたものでなく、近所のコンビニまで行くとか、家事の手伝いをする程度で十分です。

運動が心に与える影響は大きく、少し体を動かすだけで気持ちが前向きになることもあります。

また運動をして適度に疲れることで夜の寝付きもよくなり、前述の早寝早起きにも繋がります

一番簡単な運動は家庭内で洗濯皿洗いなどの家事を手伝ってもらうことだと考える親御さんも多いと思います。

しかし、普段家事を手伝う習慣のないお子さんが不登校になったからといっていきなり家事を進んでやってくれるようになるかというと、そうではない場合も多いのではないでしょうか。お子さんはモチベーションが低下している状態なので、簡単な手伝いでも引き受けようとしないことがあります。

それよりも、「コンビニでおやつを買ってくる」「ポストに郵便物を出してくる」などといったもっとシンプルな雑用を頼んだほうがお子さんも手伝いやすいかもしれません。

筆者はある日ささいなキッカケで早朝にコンビニに行ったところ、朝日がとてもきれいで身体から元気が湧いてきて、その日はなぜかやる気が出て家の掃除をして家族の夕ご飯まで作ってあげた、という経験があります。(学校はさぼっていたのですが・・・)

ちょっとした生活の変化が引き金となってモチベーションが湧いてくることは多いので、何かキッカケを見つけたら積極的にお子さんが身体を動かす機会を作ってみましょう。

参照:厚生労働省のホームページ(https://www.mhlw.go.jp/www1/topics/kenko21_11/b2.html

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4-3. どんなささいなことでも大丈夫!笑顔になれる会話

 

こちらは少し難易度の高い方法かもしれませんが、お子さんを笑顔にしてみるのも効果的です。

不登校のお子さんはどうしても一日じっとしていることが多く、感情が動く機会や笑顔でコミュニケーションを取る機会があまりありません。

笑いは健康にいい」とよく言われますが、笑顔でいると心も前向きになっていくのは本当だと思います。

とはいえ、お笑い芸人のように面白いことを言って笑わせる必要はありません。

普段のほんの些細な会話でも、「お子さんを楽しい気持ちにできることはないかな?」と考えてみましょう。

直接コミュニケーションを取れない関係の場合はSNSで突然面白いメッセージを送ってみてもいいかもしれません。

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4-4. 学校の環境が原因となっている場合は転校や通信制高校やの選択肢も

 

いじめにあっていたり、学校の方針がお子さんと合わなかったり、学校の環境に不登校の根本原因があるときは、転校や通信制高校の選択肢もあります。

人にはそれぞれ波長の合う合わないがどうしてもあります。
合わない場所で本来のお子さんらしさを押し殺して学校生活を送っている様子であれば、我慢して通い続けることはおすすめできません。

本来のお子さんらしい姿で生き生きと生活できる学校をお子さんと一緒に探しましょう。

ただ、根本にお子さんの自己肯定感が下がった状態であり、学校の環境に大きな不安やストレスを感じているケースもあります。

上記の場合はお子さんの自己肯定感を育てる声かけと行動を意識するだけでお子さんは不登校を解決できる場合もあります。

転校しただけでは不登校が解決しないケースは以下でお話ししています。

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4-5. 専門家に無料相談する

 

親御さんは1人で抱えて悩まずに、専門家に相談することも大切です。

これまでたくさんのお子さんを再登校に導く支援団体であれば、お子さんの傾向から解決に向けた行動方法を提示してもらえます。

スダチの支援では、脳科学に基づいた視点でお子さんの不登校を解決しています。みなさん3週間で再登校が叶っています。

無料セミナーをご視聴いただいた方には、無料相談も実施しています。ぜひ現状のお子さんの様子をお聞かせください。一緒に一歩踏み出して再登校に向けて進みましょう。

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5.  不登校の高校生が高校を卒業する方法

 

お子さんが不登校になっても高校を卒業することはできます。高校を卒業する方法は3つあります。

 

5-1. 不登校の高校生が高校を卒業する方法①:不登校の原因を解決して登校する

 

不登校の根本原因を解決して再登校することで高校卒業が叶います

これまで通り、学校に通えるようになるため、卒業条件を満たせる出席日数と単位の取得が可能です。

ちなみに不登校の根本原因は、親御さんの愛情がお子さんへうまく行き届いていない場合もあります。

親御さんはお子さんに愛情を注ぎ大切に育児なさっていることと存じます。しかし時に、お子さんに伝わりにくい方法で愛情を注いでいる場合、お子さんの自己肯定感が喪失し不登校につながることも。

スダチの支援では、その時のお子さんの状況に合わせお子さんに伝わりやすい接し方と声かけで愛情を伝えてもらい、お子さんの自己肯定感をチャージし不登校を解決しています。

お子さんは心の元気を取り戻すと今まで通りの再登校が叶います。

不登校を根本解決し、今の高校を卒業することはこれからお子さんが社会で幸せに生きていきたいのならば最善の手段です。

 

5-2. 不登校の高校生が高校を卒業する方法②:通信制高校への転校

 

通信制高校へ転校すれば、負担が少なく高校卒業を目指すこともできます。

次の3つのメリットがあるためです。

  • 自分のペースで生活・勉強できる
  • 学校の人間関係に悩む機会が減る
  • 履修コースを柔軟に変えられる

通信制高校は、学校から送付される教材を使って自宅学習を行うシステムです。そのため自分のペースで勉強することが可能です。
毎日登校せず年に数回の定められた日にだけ登校すれば良いため、人間関係に悩む機会が減ります。履修コースも柔軟に変更できる点も負担の軽減につながります。

現在の高校で再登校を目指していない場合には選択肢の一つです。

 

 5-3. 不登校の高校生が高校を卒業する方法③:高卒認定試験

 

文部科学省が実施する高卒認定試験を受けて合格すれば、「高校を卒業した人と同じ学力がある」と認めてもらえます

高卒認定試験に合格するとできるようになることは次の4つ。

  • 高校で、高認の合格科目が単位認定される可能性がある
  • 大学・短大・専門学校を受験できる
  • 国家資格や公務員試験を受験できる
  • 高卒以上と規定のある企業に就職できる

ただし、学歴は「高卒」と判断されず「中卒」になります。
高卒の学歴が欲しい場合は、他の選択肢を視野にいれましょう。

 

6. 不登校の高校生に関するよくある質問

 

6-1. 不登校の高校生の進路はどうなる?

 

高校で不登校でも必ず留年・中退・退学になるわけではありません。不登校を根本解決すれば、これまで通り登校し卒業できます。

また、通常クラスに戻ることを想定されていない場合は、別室登校が認められる場合もあります。

焦らず在籍している高校で卒業できることを考えていきましょう。 

通信制・定時制高校に転校したり、高卒認定試験を受けたり、就職したり様々な選択肢があります。

 

6-2. 不登校の高校生では大学受験・進学は難しい?

 

高校で不登校でも、大学受験できますのでご安心なさってください。

不登校が続き卒業が難しそうな場合は、通信制高校に転校したり、高卒認定試験を受けたりすることで大学や専門学校への受験資格を得ることができます。

 

6-3. 高校は何日休むと留年?

多くの高校では年間出席日数の3分の1以上休むと留年する基準があります。

年間出席日数がおよそ200日前後のため、1年間で67日ほど欠席してしまうと留年になる可能性があります。

ただし、学校によって単位や留年する欠席日数、出席日数の基準が違うので確認が必要です。

 

7. まとめ

 

お子さんが不登校を克服するには本人の精神的な回復も大切ですが、同じくらい大切なのはお子さんの体調です。

今年は「コロナ鬱」という言葉もあちこちで目にするようになりましたが、生活環境の変化は、たとえ家でのんびりするようになったとしても、何らかのマイナスな影響を及ぼしています

お子さんの気持ちに寄り添うことも大切ですが、たまには「生活習慣」の観点から何か行動を変えてみると、ふとしたきっかけでお子さんに変化が現れるかもしれません。

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  • この記事を監修した人
小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)

小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)

不登校支援サポート スダチ 代表
株式会社スダチ 代表取締役社長

業界最速で不登校を解決する「3週間で不登校解決プログラム」を展開。毎年2,000名以上の不登校に悩む親御さんが相談に訪れる。

再登校までの期間は平均で3週間。
当プログラムの目的は、「子ども達がこの先の人生を幸せに生きていくこと」。不登校の解決はそのための通過点に過ぎないと考えており、できる限り短い期間で再登校することを大事にしている。

これまで不登校の子ども達に向けたボランティア活動を通し、多くの不登校の子どもたち、保護者様と関わる。

ボランティア活動を通して、子ども達や親御さんとお話しする中で、「本当は学校に行きたい、だけど行けない。自分でも行けない理由が分からない」子ども達が多くいることを知る。

そのように苦しんでいる子ども達や親御さんを見て、「不登校で苦しむ子供たちを一人でも多く救いたい」との思いを持つようになり、不登校支援事業を立ち上げるに至る。

-高校生の不登校ブログ

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