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「中学生の子どもを、朝起こしても全然起きない…」
「朝起きない中学生の子どもが、不登校気味になってきた…」
小学生のころと比べて体力的に夜更かしできるようになるのが中学生。「朝起きられないのは夜更かしをしているから」と捉えていませんか?
実は、お子さんが夜更かししたり、朝起きれなかったりするのには親子関係・病気や発達障害などが関わっている場合も。
朝起きない・起きられない状況を放置していると、そのまま不登校になってしまう場合もあるため、早めに対処しましょう。
中学生のお子さんが朝起きられない原因と、朝起きれず不登校気味の場合の対処法を解説します。
【平均3週間で不登校解決プログラム】を展開する小川涼太郎監修のもと、お話しする内容は次のとおり。
記事を読むとわかること
- 朝起きない中学生は不登校になる可能性がある
- 不登校気味の中学生が朝起きられない原因
- 朝起きられない子どもに親御さんが出来ること
- 朝起きられない不登校の中学生を支援した事例・体験談
朝起きない子どもを起こす親御さんの負担が少しでも軽くなると幸いです。
スダチでは、不登校になったお子さんを平均3週間で再登校に導いています。
朝起きられない子どもがだんだんと学校に行けなくなって悩んでいる親御さんは、ぜひ一度ご相談ください!
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目次
1. 朝起きない・起きられない中学生はそのまま不登校になる場合も
中学生になると朝起きない子どもが増加する傾向にあります。
起こしても起きない、さらには起こしても不機嫌になるなど、親御さんを困らせることも。
中学生になると、小学生の頃よりも宿題や部活などやることが増えるため、寝る時間が遅くなる場合が多いです。
しかし、朝起きられないから遅刻が増えるというのは、危険です。
学校に遅刻することが増えると、そのまま学校に行きにくくなって不登校になる危険性があります。
また、朝起きられず学校に遅刻したり欠席したりが増えている状況は、「不登校気味」と捉えることができるため、早めの対処が必要です。
2. 不登校気味の中学生が「朝起きられない」原因は5つ
朝起きない中学生の子どもを見て、「怠け」「気の緩み」と思ってはいませんか?
何か眠れない理由があるのではないかという視点に切り替えることも大切です。
ここでは、不登校気味の中学生が朝起きられない原因について紹介していきます。
2-1. 不登校気味の子どもが朝起きれない原因①:親子関係が正しく築けていない
正しい親子関係を築けていないことが根本原因となり、お子さんが朝起きられない状況になる場合もあります。
次に当てはまると親子間で信頼関係を構築できていないことも。
- 子どもに対して過保護である
- 放任主義であまり子どもに構っていない
- 親と子どもの力関係が逆転している
上記の親子関係のとき、子どもの自己肯定感が低く「自分は何をやってもダメだ」とネガティブに捉えやすくなることがあります。学校生活で自分の行動や言動に自信を持てないため、ストレスを大きく感じてしまいます。
ストレスがきっかけとなり、次のことから夜眠れない状況に陥っているのかもしれません。
- 学校でのストレスが多くなって、夜眠れなくなっている。
- 自室で一人になっている時にストレス解消をしている。
また、正しい親子関係を築いていないと、親御さんが「早く寝なさい」と促しても反発したり、いうことを聞かなかったり、生活リズムが乱れやすい傾向にあります。
正しい親子関係を築いているかどうかが、お子さんの生活に大きく影響しているのです。
2-2. 不登校気味の子どもが朝起きれない原因②:夜更かしで生活リズムが乱れている
中学生になると、友人関係の幅が広がっていきます。
最近ではSNSを使って友人とマメに連絡を取る子が多いです。「寝る」と言って布団に入った後もスマホやゲームなどをしている可能性があります。
子どもだからこそ、楽しいことに流されやすいため部屋に戻った後の子どもの様子も気にかけてみましょう。
また、長期休みの期間に昼夜逆転してしまうと、生活リズムが乱れ朝起きられなくなってしまいます。
2-3. 不登校気味の子どもが朝起きれない原因③:学校への不安感で眠れない、起きられない
すでに不登校のお子さんは「学校へ行かなきゃいけないのにいけない」というプレッシャーから不安を感じてしまうこともあります。
不安によって眠れなかったり、朝起きていても「学校に行きたくなくて、起き上がれない」と布団から出ることができないお子さんもいます。
学校の人間関係が上手く作れていなかったり、いじめにあっていたり、学校の先生と折り合いが悪かったりなど、学校に対してストレスがある場合は「朝起きたくない」という心理が働いてしまいます。
2-4. 不登校気味の子どもが朝起きれない原因④:起立性調節障害などの病気が隠れている
起立性調節障害は小学生・中学生に多い病気です。
中学生の10%が起立性調節障害と言われているくらい、珍しい病気ではありません。
症状としては、自律神経が乱れてしまうことによって血流が悪く、貧血のような症状が起こります。そのため「起き上がることができない」状況です。
- 朝起きるのがつらい
- 身体に倦怠感がある
- 頭痛、めまいなどの症状がある
- 立っていると頭がふらつく、気分が悪い
- 集中力が続かないことがある
- 動悸や息切れ
- 顔色が悪い、青白い顔をしている
こういった症状がある場合は、一度病院で診察してもらうことも大切です。
スダチでは、起立性調節障害と診断されたお子さんを再登校へ導いている実績があります。
起立性調節障害と診断されても「病気だから…」と再登校をあきらめなくても大丈夫です。
起立性調節障害については、こちらの記事で詳しく解説していますのでぜひチェックしてみてください。
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2-5. 不登校気味の子どもが朝起きれない原因⑤:ADHDなどの発達障害
ADHDなどの発達障害の子どもは、朝起きるのが苦手な傾向にあります。
寝るときに「学校で不安なこと」「何か気になること」が頭によぎると、そのことばかりが気になって眠れなくなってしまうのです。
また、目の前のことを優先してしまう傾向があるため、眠いという感情を優先して、結局朝ギリギリまで寝てしまうこともあります。
ADHDと診断されていなくても、ADHD気味であれば同様の状況が見られる場合も多いです。
ADHDなどの発達障害で不登校気味でも、再登校をあきらめなくて大丈夫です。こちらの記事で詳しく解説していますのでぜひチェックしてみてください。
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3. 朝起きられないで不登校気味の子どもに対して、親がすべき対処法
朝起きられない子どもに対して、親がすべき対処法をご紹介します。
3-1. スダチなどの専門機関に相談する
親御さん1人で悩まずにスダチのような専門機関に相談することをおすすめします。
朝起きられない子どもは、不登校になりやすい状況であること。
さらに不登校気味、不登校になってしまっている場合は、早めの対処が必要です。
起立性調節障害と診断されると、医師は「子どもの好きなようにさせてあげること」「子どもは病気だから仕方ない」というスタンスで診療してくることもあります。
しかし、病名を診断されたとしても再登校できるケースもあるため、あきらめる必要はありません。
お子さんが不登校になってしまった場合、将来にご不安を抱えていらっしゃるかもしれません。お子さん自身も親御さん以上に不安や心配を抱えています。
だからこそ、親御さんに一歩踏み出していただき、スダチと一緒に不登校を解決できたら幸いです。
実際に、起立性調節障害と診断されているお子さんや、ゲーム依存で朝起きられなくなって不登校になってしまったお子さんを、再登校につなげた実績があります。
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3-2. 起きられない子どもをよく観察する
起きられない子どもの様子を観察することも非常に大切です。
- 起きない子どもの顔色や様子
- 起きられない曜日が決まっているか
- 寝る前の様子
朝起きられない子どもの様子が明らかにぐったりしているようなら、起立性調節障害などの病気の可能性があります。また、金曜日の夜に夜更かしをして土曜日に起きられないなど、生活リズムの乱れが原因であるかを見極めることも大切です。
まずはお子さんが起きられない原因を見つけられるよう観察しましょう。
そこから見極めた内容を、お子さんと話し合い、解決に向けてお子さんと一緒に前進しましょう。
3-3. 正しい親子関係を築いて子どもの自己肯定感を育てる
自己肯定感が下がり切った状態で学校にストレスを感じ朝起きられないお子さんも多くいらっしゃいます。そのため、正しい親子関係を築き、お子さんの自己肯定感を育てることも大切です。
正しい親子関係を築くためには、親御さんが一歩前進しなくてはなりません。
- 過保護でも放任でもなく、正しい距離感で
- 結果ではなく、お子さんが行動した過程に目を向けて褒める
- 正しいことをしたら褒める
- ダメなことはダメと毅然とした態度で教える
このような行動を意識すると、正しい親子関係を築くことが可能です。
「この親に頼っていいんだ」「この親がいれば、どんな状況でも大丈夫」とお子さんは安心し、再登校に向かって前進します。
また、お子さんの自己肯定感が育つことで、これまでストレスを感じていた学校生活も意欲的に取り組めるようになります。
3-4. 生活リズムを整える
不登校になっているお子さんや、不登校気味のお子さんは、生活リズムを整えることが非常に大切です。大人でも、寝る時間が遅いと朝起きることができません。
以下を意識して正しい生活リズムを整えましょう。
- 朝起きて、夜寝る生活に切り替える
- 寝る時間・起きる時間は毎日同じにする
- 健康的な食生活を心がける
- マグネシウムを摂取する
- 1日に1.5~2Lの水を飲むようにする
- 夕飯に脂っこいものは控え、腹八分にする
- 寝る前にカフェインを摂取しないようにする
- 湯船につかって身体を温める
- スマホやゲームの時間を制限する
健康的な食生活や、水分量などは起立性調節障害の無投薬治療でも利用されるものなので、お子さんの身体を整える意味でも、親御さんが意識してあげましょう。
また、スマホやゲームをしていて夜更かしする場合は時間制限などを設けることも必要です。
3-5. 太陽の光を浴びたり運動を取り入れたりする
体内時計が乱れていると朝起きられなくなります。
子どもが眠っている場合でも、カーテンを開けて太陽の光を浴びさせましょう。太陽の光を浴びることで体内時計がリセットされるため、朝起きやすくなります。
起立性調節障害にも有効な手段ですので、ぜひ取り入れてあげてください。
また、適度な運動をすることも重要です。
運動をすると疲れて入眠しやすくなるので、夜眠れないというお子さんにおすすめです。
子どもが帰ってきてから親子でウォーキングなどをすれば、コミュニケーションも取れますし、健康にもよいのでぜひ取り入れましょう。
3-6. 起立性調節障害、ADHDの場合は早めに診断を受ける
お子さんの様子が明らかにおかしいと感じる場合は、病院を受診することも必要です。
起立性調節障害やADHDには、投薬治療もあります。お子さんにとって投薬治療が向いていて、薬を飲んだら改善したというケースもあります。投薬治療が一概にいいとは言い切れませんが、お子さんも治療を望む場合にはかかりつけ医への相談も1つの対処方法です。
しかし、現在不登校で一般的なお子さんよりも不調が続いている状況の場合、起立性調節障害やADHDと診断を受けやすいこともあります。
診断を機に再登校をあきらめてしまったり、本来は投薬しなくても親御さんの声かけや接し方で再登校に導けるケースもあるため、診断されること自体がお子さんにとってかなり勿体ない場合もあります。
お子さんの調子が悪い状態で診断を受けると、起立性調節障害やADHDをはじめとする発達障害の診断を誤って受けてしまうケースもたくさんあるので、医師の診断を鵜吞みにしすぎるのは危険かもしれません。
また、完全に納得できない場合は他の病院でも診察をされることもおすすめします。
実際に不登校のお子さんを支援させていただいていると「複数の医師に診断をしてもらったが、みんな言っていることが違った!」という声を聞くことが非常に多いです。
こちらの記事でも、昼夜逆転したときの治し方を紹介しています。参考にしてください。
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4. 朝起きないことが続き不登校になった中学生を再登校に導いたスダチの支援事例・体験談
ここでは、実際にスダチが再登校に導いた事例について紹介します。
どちらも起立性調節障害と診断されているお子さんで、急に学校に行かなくなってしまいました。どのような対処をしたのか、体験談を紹介していきます。
4-1. 起立性調節障害でゲーム依存の中学生不登校を再登校に導いた事例
夏休み明けに急に「学校に行きたくない」と言って不登校になってしまった中学生の事例です。
朝も起きられず、病院では起立性調節障害と診断を受けました。
さらに、学校復帰は難しいだろうとまで医師に言われてしまったそうです。
そんな中家では依存するほどゲームをし続けている状況…。
そこで、スダチに相談してくださり、親御さんと密に連絡を取りながら支援を開始しました。
親御さんが私たちのフィードバックに基づき、積極的に声かけなど行動に移してくださったおかげでなんとわずか8日で再登校へ導くことが出来ました。
詳しい内容はこちらの記事で紹介しています。
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起立性調節障害と診断されている状態でも、親御さんの努力によって再登校は叶います。
さらに、お子さんが学校に行かずゲームばかりしている状態でも、学校復帰することは可能です。正しい親子関係を築くことが出来れば、再登校は不可能ではありません。
4-2. 起立性調節障害で半年以上不登校の中学生を再登校に導いた事例
朝起きられず、昼夜逆転し学校に行けなくなってしまった中学生女子の事例です。
家ではゲーム三昧で半年間不登校でした。
起立性調節障害と診断され、「好きなようにさせたほうが良い」と周囲に言われていました。
しかし、親御さんがスダチに支援を相談したところ、わずか12日で再登校に!
起立性調節障害と診断されていましたが、今では生活リズムが整い、元気に学校に通うことができました。
詳しい内容はこちらの記事で紹介しています。
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起立性調節障害はすぐに昼夜逆転してしまうため、不登校になるとどうしても長期化してしまいます。
どちらの事例も正しい親子関係を築いたことで、再登校が叶いました。
親御さんが一歩踏み出すだけでお子さんの不登校は解決できます。ぜひ、一度スダチに相談してみませんか?
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5. 朝起きない中学生の子どもを持つ親御さんのよくある心配事
ここでは、朝起きない中学生の子どもを持つ親御さんから、よく質問される内容について回答していきます。
5-1. 朝起きられない中学生は何の病院に行けばいい?
起立性調節障害の症状がみられる場合は、小児科、循環器内科、脳神経内科で診断してもらえます。
かかりつけ医がいる場合は、まずはそこに相談し、検査や治療などを専門的に行える病院を紹介してもらうことも可能です。
しかし、現在不登校で一般的なお子さんより不調が続いている場合には、起立性調節障害やADHDと診断を受けやすいことがあります。
発達障害の診断を誤って受けてしまうケースもたくさんあるので、医師の診断を鵜吞みにしすぎるのは危険かもしれません。
また、完全に納得できない場合は他の病院でも診察をされることもおすすめします。実際に、複数の医師から診断を受けてみると、「医師によって言っていることが皆違った」という声も親御さんからよくお伺いします。
5-2. 朝起きられない子どもにイライラしてしまう。対処法は?
お子さんのために朝起こしているのに起きなかったり、起きても不機嫌になられるとイライラしてしまいますよね。
そのイライラは、お子さんが朝起きられないことを「怠け」「気のゆるみ」と感じているからではないでしょうか。
朝起きられないということは、お子さんからのSOSでもあります。
- 何か大きなストレスを感じていて眠れない
- 不安なことがあり、夜寝付けない
- 起立性調節障害などの病気の可能性がある
お子さんは夜更かししたくてしているわけではなく、眠れないから仕方なく夜更かししているケースもあります。
頭ごなしにお子さんを注意したり、乱暴に起こすことは止めましょう。
お子さんが何か身体的な負担・精神的なストレスなどを感じている可能性がありますので、親子でじっくりと会話をして、その原因を突き止めていきましょう。
5-3. 不登校の中学生は何をしている?
不登校になった中学生は、学校に行く気力やエネルギーを失っている状態なので、自分のやりたいことをして過ごしている子が多いです。
のんびりと過ごしている子や、ゲームをしている子も少なくありません。
ただ遊んでいるわけではなく、学校に行く気力を取り戻すために出来ることをしている状態です。
5-4. 朝起きない高校生の対処法は?
起立性調節障害は、小学生から中学生に多くみられるものですが、高校生でも罹患する可能性はあります。
しかし、高校生の場合は「睡眠の質が落ちている」ことが原因であることも多いです。
- スマホやゲームに依存していて寝る時間が遅くなる
- 勉強などを遅くまでやっていて寝る時間が遅くなる
- ストレスで眠れなくて睡眠の質が落ちる
寝る時間や睡眠の質の低下によって、体力や気力回復が行えていない傾向にあります。
まずは生活習慣を見直して、正しい生活リズムを取り入れましょう。
また、ストレスなどを感じていないかも注意深く見ていく必要があります。
5-5. 朝起きない小学生の対処法は?
小学生の5%が起立性調節障害を罹患していると言われており、決して珍しい病気ではありません。朝起きられない小学生のお子さんの様子を見て、必要であれば病院への受診を検討しましょう。
ただ、小学生の場合は夜更かしによる寝坊も多いので、まずは生活リズムを整えるところから始めるようにしましょう。
5-6. 眠れないまま朝学校に行くとどうなる?
眠れないまま学校に行くと、お子さんは体調不良を起こす可能性があります。
また、授業中に眠くなってしまって、勉強面で他の子よりも遅れるリスクがあり、勉強が出来ないことを理由に不登校になることも考えられます。
無理矢理起こして学校に行かせるということももちろん必要ではありますが、根本的な原因を解決しないことには不登校になるリスクはつきまといます。
6. まとめ
「子どもが朝起きられない」という事象には、必ず原因があります。
それを突き止めて、改善させるのは親御さんしかいないのです。
頭ごなしに叱ったりせず、お子さんをよく観察してください。
そして、正しい親子関係を築いた状態で、「どうして起きられないんだと思う?」とお子さんと話をしてみてください。
しかし、すべてのお子さんが素直に話をしてくれるわけではありません。
反抗的な態度を取ってきて、不登校になってしまうこともあります。
そんな時は、スダチにご相談ください!朝起きられない子どもや、起立性調節障害、ゲーム依存症になっているお子さんを再登校に導いている実績があります。
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