「中学生・高校生の子どもを、朝起こしても全然起きない…」
「朝起きない中学生・高校生の子どもが、不登校気味になってきた…」
小学生のころと比べて体力的に夜更かしできるようになるのが中学生・高校生。「朝起きられないのは夜更かしをしているから」と捉えていませんか?
実は、お子さんが夜更かししたり、朝起きれなかったりするのには親子関係・病気や発達障害などが関わっている場合も。
朝起きない・起きられない状況を放置していると、そのまま不登校になってしまう場合もあるため、早めに対処しましょう。
本記事では、中学生・高校生のお子さんが朝起きられない原因と、朝起きれず不登校気味の場合の対処法を解説します。
再登校に導くサービスを提供する小川涼太郎監修のもと、お話しする内容は次のとおりです。
記事を読むとわかること
- 不登校気味の中学生・高校生が朝起きられない原因
- 朝起きられない子どもは不登校になりやすい
- 朝起きられない子どもに親御さんが出来ること
- 起立性調節障害との関係性や中高生がなりやすい原因
- 子どもの起こし方や起こすときの注意点
- 朝起きられない不登校の中学生を支援した事例・体験談
朝起きない子どもを起こす親御さんの負担が少しでも軽くなると幸いです。
起立性調節障害と診断されていたお子さん、朝になると具合が悪くなってしまうお子さん方も症状が改善し主体的に再登校することができました。
朝起きられない子どもがだんだんと学校に行けなくなって悩んでいる親御さんは、ぜひ一度ご相談ください。
お子さんの不登校、実はご家庭のタイプによって対応方法が変わるってご存じですか?
スダチでは、これまで 1,000名以上の親御さんとお子さんをサポートする中で、不登校に陥りやすいご家庭の特徴を分析し、4つのタイプに分類する診断を作成しました!
今ならLINE登録で無料診断が受けられます!
お子さんに合った対応方法を知る第一歩として、ぜひお試しください。
※上記ボタンから登録できない方はこちら
目次
1. 中学生・高校生の子どもが朝起きられない原因は5つ
朝起きない中学生、高校生の子どもを見て、「怠け」「気の緩み」と思ってはいませんか?
何か眠れない理由があるのではないかという視点に切り替えることも大切です。
ここでは、不登校気味の中学生、高校生が朝起きられない原因について紹介していきます。
1-1. 不登校気味の子どもが朝起きれない原因①:親子関係が正しく築けていない
正しい親子関係を築けていないことが根本原因となり、お子さんが朝起きられない状況になる場合もあります。
次に当てはまると親子間で信頼関係を構築できていないことも。
- 子どもに対して過保護である
- 放任主義であまり子どもに構っていない
- 親と子どもの力関係が逆転している
上記の親子関係のとき、子どもの自己肯定感が低く「自分は何をやってもダメだ」とネガティブに捉えやすくなることがあります。学校生活で自分の行動や言動に自信を持てないため、ストレスを大きく感じてしまいます。
ストレスがきっかけとなり、次のことから夜眠れない状況に陥っているのかもしれません。
- 学校でのストレスが多くなって、夜眠れなくなっている。
- 自室で一人になっている時にストレス解消をしている。
また、正しい親子関係を築いていないと、親御さんが「早く寝なさい」と促しても反発したり、いうことを聞かなかったり、生活リズムが乱れやすい傾向にあります。
正しい親子関係を築いているかどうかが、お子さんの生活に大きく影響しているのです。
1-2. 不登校気味の子どもが朝起きれない原因②:夜更かしで生活リズムが乱れている
中学生、高校生になると、友人関係の幅が広がっていきます。
最近ではSNSを使って友人とマメに連絡を取る子が多いです。「寝る」と言って布団に入った後もスマホやゲームなどをしている可能性があります。
子どもだからこそ、楽しいことに流されやすいため部屋に戻った後の子どもの様子も気にかけてみましょう。
また、長期休みの期間に昼夜逆転してしまうと、生活リズムが乱れ朝起きられなくなってしまいます。
1-3. 不登校気味の子どもが朝起きれない原因③:学校への不安感で眠れない、起きられない
すでに不登校のお子さんは「学校へ行かなきゃいけないのにいけない」というプレッシャーから不安を感じてしまうこともあります。
不安によって眠れなかったり、朝起きていても「学校に行きたくなくて、起き上がれない」と布団から出ることができないお子さんもいます。
学校の人間関係が上手く作れていなかったり、いじめにあっていたり、学校の先生と折り合いが悪かったりなど、学校に対してストレスがある場合は「朝起きたくない」という心理が働いてしまいます。
1-4. 不登校気味の子どもが朝起きれない原因④:起立性調節障害の症状が見られる
起立性調節障害は小学生・中学生に多い病気です。
中学生の10%が起立性調節障害と言われているくらい、珍しい病気ではありません。
小中学生より数は少ないものの、高校生になってから発症するお子さんもいます。
症状としては、自律神経が乱れてしまうことによって血流が悪く、貧血のような症状が起こります。そのため「起き上がることができない」状況です。
- 朝起きるのがつらい
- 身体に倦怠感がある
- 頭痛、めまいなどの症状がある
- 立っていると頭がふらつく、気分が悪い
- 集中力が続かないことがある
- 動悸や息切れ
- 顔色が悪い、青白い顔をしている
こういった症状がある場合は、一度病院で診察してもらうことも大切です。
スダチでは、起立性調節障害と診断されたお子さんを再登校へ導いている実績があります。
朝起きられない原因となる起立性調整障害については、以降の章にて詳しく解説しております。
1-5. 不登校気味の子どもが朝起きれない原因⑤:ADHDなどの発達障害
ADHDなどの発達障害の子どもは、朝起きるのが苦手な傾向にあります。
寝るときに「学校で不安なこと」「何か気になること」が頭によぎると、そのことばかりが気になって眠れなくなってしまうのです。
また、目の前のことを優先してしまう傾向があるため、眠いという感情を優先して、結局朝ギリギリまで寝てしまうこともあります。
ADHDと診断されていなくても、ADHD気味であれば同様の状況が見られる場合も多いです。
ADHDなどの発達障害で不登校気味でも、再登校をあきらめなくて大丈夫です。こちらの記事で詳しく解説していますのでぜひチェックしてみてください。
こちらもCHECK
-
-
発達障害の子どもが不登校になったときの対応は?原因や解決に向けて親御さんができること【支援事例あり】
「発達障害の子どもが不登校になってしまった」 「子どもにはどう接すればいい?解決することはできるのだろうか?」 発達障害のお子さんは、周囲のお子さんと異なる個性が見られるため、学校生活になじむことがで ...
続きを見る
こちらもCHECK
-
-
ADHDの子どもは不登校になりやすい?発達障害の子どもが学校へ行きたくないと思う理由と再登校へ導く方法
「ADHDの子どもが不登校になってしまった」 「うちの子がADHDと診断されてしまって、学校生活が不安」 不登校のお子さんを持つ親御さんから、よくこのような相談を受けます。 ADHDなど ...
続きを見る
2. 朝起きない・起きられない中学生はそのまま不登校になる場合も
中学生や高校生になると朝起きない子どもが増加する傾向にあります。
起こしても起きない、さらには起こしても不機嫌になるなど、親御さんを困らせることも。
また、中学生や高校生は、小学生の頃よりも宿題や部活などやることが増えるため、寝る時間が遅くなる場合が多いです。
しかし、朝起きられないから遅刻が増えるというのは、危険です。
学校に遅刻することが増えると、そのまま学校に行きにくくなって不登校になる危険性があります。
また、朝起きられず学校に遅刻したり欠席したりが増えている状況は、「不登校気味」と捉えることができるため、早めの対処が必要です。
3. 子どもが朝起きられないで不登校気味のとき親ができる対処法
朝起きられない子どもに対して、親がすべき対処法をご紹介します。
3-1. スダチなどの専門機関に相談する
親御さん1人で悩まずにスダチのような専門機関に相談することをおすすめします。
朝起きられない子どもは、不登校になりやすい状況であること。
さらに不登校気味、不登校になってしまっている場合は、早めの対処が必要です。
起立性調節障害と診断されると、医師は「子どもの好きなようにさせてあげること」「子どもは病気だから仕方ない」というスタンスで診療してくることもあります。
しかし、病名を診断されたとしても再登校できるケースもあるため、あきらめる必要はありません。
お子さんが不登校になってしまった場合、将来にご不安を抱えていらっしゃるかもしれません。お子さん自身も親御さん以上に不安や心配を抱えています。
だからこそ、親御さんに一歩踏み出していただき、スダチと一緒に不登校を解決できたら幸いです。
実際に、起立性調節障害と診断されているお子さんや、ゲーム依存で朝起きられなくなって不登校になってしまったお子さんを、再登校につなげた実績があります。
無料オンラインセミナー動画をご視聴いただいた方は、無料相談も受け付けています。一人で悩まずに、ぜひご相談ください!
3-2. 起きられない子どもをよく観察する
起きられない子どもの様子を観察することも非常に大切です。
- 起きない子どもの顔色や様子
- 起きられない曜日が決まっているか
- 寝る前の様子
朝起きられない子どもの様子が明らかにぐったりしているようなら、起立性調節障害などの病気の可能性があります。また、金曜日の夜に夜更かしをして土曜日に起きられないなど、生活リズムの乱れが原因であるかを見極めることも大切です。
まずはお子さんが起きられない原因を見つけられるよう観察しましょう。
そこから見極めた内容を、お子さんと話し合い、解決に向けてお子さんと一緒に前進しましょう。
3-3. 正しい親子関係を築いて子どもの自己肯定感を育てる
自己肯定感が下がり切った状態で学校にストレスを感じ朝起きられないお子さんも多くいらっしゃいます。そのため、正しい親子関係を築き、お子さんの自己肯定感を育てることも大切です。
正しい親子関係を築くためには、親御さんが一歩前進しなくてはなりません。
- 過保護でも放任でもなく、正しい距離感で
- 結果ではなく、お子さんが行動した過程に目を向けて褒める
- 正しいことをしたら褒める
- ダメなことはダメと毅然とした態度で教える
このような行動を意識すると、正しい親子関係を築くことが可能です。
「この親に頼っていいんだ」「この親がいれば、どんな状況でも大丈夫」とお子さんは安心し、再登校に向かって前進します。
また、お子さんの自己肯定感が育つことで、これまでストレスを感じていた学校生活も意欲的に取り組めるようになります。
正しい親子関係を築く方法については、次の記事で詳しくお話ししているので、こちらもご活用いただけると幸いです。
こちらもCHECK
-
-
不登校で悩む親御さんが意識すべき正しい親子関係とは?これができないと不登校は解決しません!
今回は「不登校で悩む親御さんが意識すべき正しい親子関係とは?」というテーマでお話しました。 現代では、間違った親子関係になってしまっている家庭が非常に多いです。親子関係の築き方で悩んでいる方は、ぜひ参 ...
続きを見る
反対に親子の信頼関係が崩れかけているケースを次の記事で紹介しています。当てはまるものはないかを確認してみることも大切です。
こちらもCHECK
-
-
不登校になりやすい子どもの親や家庭の特徴とは?小学生の事例をご紹介
不登校になりやすい子どもの特徴は? 子どもが不登校になりやすい親や家庭の特徴は? 本記事では、不登校になりやすいお子さんの特徴、また親御さんの特徴を紹介しています。 それだけでなく、不登校になりやすい ...
続きを見る
3-4. 生活リズムを整える
不登校になっているお子さんや、不登校気味のお子さんは、生活リズムを整えることが非常に大切です。大人でも、寝る時間が遅いと朝起きることができません。
以下を意識して正しい生活リズムを整えましょう。
- 朝起きて、夜寝る生活に切り替える
- 寝る時間・起きる時間は毎日同じにする
- 健康的な食生活を心がける
- マグネシウムを摂取する
- 1日に1.5~2Lの水を飲むようにする
- 夕飯に脂っこいものは控え、腹八分にする
- 寝る前にカフェインを摂取しないようにする
- 湯船につかって身体を温める
- スマホやゲームの時間を制限する
健康的な食生活や、水分量などは起立性調節障害の無投薬治療でも利用されるものなので、お子さんの身体を整える意味でも、親御さんが意識してあげましょう。
また、スマホやゲームをしていて夜更かしする場合は時間制限などを設けることも必要です。
もし昼夜逆転など生活リズムが崩れてしまった時でも、対策をすれば正しい生活リズムに戻すことができます。
お子さんの生活リズムを整えるためにできることについては、次の記事でお話ししています。
こちらもCHECK
-
-
不登校の中学生・高校生が昼夜逆転したときの治し方【理由と生活リズム改善のコツ】がわかります
お悩みポイント 子どもが不登校になってから、生活リズムが昼夜逆転している 朝は起きないし、1日中寝ていることも…。体に影響はないの? 昼夜逆転を治したいけど、どうすればいいの? 多くの不 ...
続きを見る
3-5. 太陽の光を浴びたり運動を取り入れたりする
体内時計が乱れていると朝起きられなくなります。
子どもが眠っている場合でも、カーテンを開けて太陽の光を浴びさせましょう。太陽の光を浴びることで体内時計がリセットされるため、朝起きやすくなります。
起立性調節障害にも有効な手段ですので、ぜひ取り入れてあげてください。
また、適度な運動をすることも重要です。
運動をすると疲れて入眠しやすくなるので、夜眠れないというお子さんにおすすめです。
子どもが帰ってきてから親子でウォーキングなどをすれば、コミュニケーションも取れますし、健康にもよいのでぜひ取り入れましょう。
3-6. 起立性調節障害、ADHDの場合は早めに診断を受ける
お子さんの様子が明らかにおかしいと感じる場合は、病院を受診することも必要です。
起立性調節障害やADHDには、投薬治療もあります。お子さんにとって投薬治療が向いていて、薬を飲んだら改善したというケースもあります。
投薬治療が一概にいいとは言い切れませんが、お子さんも治療を望む場合にはかかりつけ医への相談も1つの対処方法です。
しかし、現在不登校で一般的なお子さんよりも不調が続いている状況の場合、起立性調節障害やADHDと診断を受けやすいこともあります。
診断を機に再登校をあきらめてしまったり、本来は投薬しなくても親御さんの声かけや接し方で再登校に導けるケースもあるため、診断されること自体がお子さんにとってかなり勿体ない場合もあります。
お子さんの調子が悪い状態で診断を受けると、起立性調節障害やADHDをはじめとする発達障害の診断を誤って受けてしまうケースもたくさんあるので、医師の診断を鵜吞みにしすぎるのは危険かもしれません。
また、完全に納得できない場合は他の病院でも診察をされることもおすすめします。
実際に不登校のお子さんを支援させていただいていると「複数の医師に診断をしてもらったが、みんな言っていることが違った!」という声を聞くことが非常に多いです。
スダチでは、起立性調節障害と診断されたお子さんを再登校へ導いている実績があります。
起立性調節障害と診断されたら「病気だから…」と再登校をあきらめなくても大丈夫です。
こちらの記事で詳しく解説していますのでぜひチェックしてみてください。
こちらもCHECK
-
-
不登校の起立性調節障害は心配不要⁉︎改善のポイントは心身のケア
不登校について調べていると、多くの子どもが「朝に起きられないこと」が挙げられます。 さらに、朝起きられないことを深堀した結果、「起立性調節障害」に辿りついた親御さんもいるでしょう。 この ...
続きを見る
こちらもCHECK
-
-
【暴露】不登校でよくある病気は気にしなくていい!?【起立性調節障害/母子分離不安症/不安障害/うつ病/過敏性腸症候群】
今回は、「不登校でよくある病気との向き合い方」について解説します。 不登校になると、色んな病気を疑ってしまうことってありますよね。 特に多いのが、起立性調節障害ですね。不登校で悩む多くの方がこの病気に ...
続きを見る
また、昼夜逆転したときの治し方は以下の記事で紹介しています。参考にしてください。
こちらもCHECK
-
-
不登校の中学生・高校生が昼夜逆転したときの治し方【理由と生活リズム改善のコツ】がわかります
お悩みポイント 子どもが不登校になってから、生活リズムが昼夜逆転している 朝は起きないし、1日中寝ていることも…。体に影響はないの? 昼夜逆転を治したいけど、どうすればいいの? 多くの不 ...
続きを見る
4. 朝起きられない中学生・高校生の子どもに多い起立性調節障害とは
ここからは、朝起きられない中学生・高校生のお子さんが診断を受けることの多い、起立性調節障害について詳しく解説いたします。
「朝起きられず無理矢理起こすと明らかな体調不良を起こしている」
「学校へ行かせても授業中ずっと寝ていて気づいたら放課後になっているようで明らかに様子がおかしい」
そのようなご状況のときには、起立性調節障害が隠れている可能性もあります。理解を深めていただくために参考にしていただけたら幸いです。
4-1. 起立性調節障害になると子どもが朝起きられなくなる原因
起立性調節障害になってしまったお子さんは、さまざまな要因により自立神経のバランスが大きく乱れている状況です。
自立神経は、自分の意思に関係なく、自動的に働いてくれるものです。呼吸、循環、消化など、生命を維持するうえで大切な機能を調整しています。
自律神経が大きく乱れた状態となることでなぜ起きられなくなるのかを解説いたします。
4-1-1.睡眠相が後退してしまうため
自律神経のバランスが乱れることにより、睡眠相後退が引き起こされることがあります。
私たちの睡眠は、自律神経の「副交感神経」と「交感神経」が次のように大きく関係しているためです。
入眠するとき | 副交感神経が活性化されて体がリラックス |
---|---|
就寝中 | 副交感神経、交感神経がバランスよく保たれた状態 |
覚醒時 | 交感神経が活性化されて起床 |
起立性調節障害のお子さんは、これらの神経のバランスが乱れている状況にあります。
そのため、本来であれば朝になると活性化されるはずの交感神経が活性化されず、起床(覚醒)できません。
午後になると活性化されることが多く、午後から起きられるお子さんもいらっしゃいます。
また、副交感神経も入眠時になかなか活性化されない状況にあることが多いです。そのため、夜なかなか寝付けずに夜更かししている場合もあります。
4-1-2.血圧の変動に体が追いつけないため
自律神経が乱れていると、起床時に血圧をうまく調節できず脳貧血のような状態になって、めまいを引き起こすことがあります。
起床時に立ち上がるとき、重力の影響をうけて血液は脳から足の方へと向かいます。
その際、本来であれば自律神経の交感神経が働いて、足の血管を締めたり、鼓動を加速させたりを行い血流を調節します。
自律神経が乱れていると調節がうまくできないため、立ち上がったときに脳の血流が急激に低下してしまうのです。
これにより、脳貧血のような状況となり気持ちが悪くなってしまったり、起き上がりたくても起き上がれないような状況になってしまいます。
4-2. 中学生・高校生の子どもが起立性調節障害になりやすい理由
4-2-1.急激な環境の変化があるため
中学校では、授業の内容が難しくなったり、先輩後輩という上下関係が生まれたりする時期です。
また、高校は中学校と異なりほとんどの生徒が初対面のような状況となります。
環境の変化が大きく、精神的なストレスと疲れが溜まりやすいです。
ストレスが蓄積されていくことにより、自律神経が大きく乱れて起立性調節障害になってしまうこともあります。
精神的なストレスが蓄積されているとき、お子さんが「学校をやめたい」と言い出すこともあります。その場合の解決方法は、次の記事にて解説しています。
こちらもCHECK
-
-
「高校やめたい、学校やめたい」親はどう対応すべき?後悔しないためのその後の選択肢を解説
「高校が合わないからやめたいと子どもが言い出した」 「将来のために卒業まで通ってほしいけど、どうやって説得したらいいかわからない」 お子さんから突然「学校をやめたい」と言われると、戸惑ってしまいますよ ...
続きを見る
4-2-2.肉体の変化があるため
中高生は第二次成長期であり、身体が大きく変化する時期です。
身長が急激に伸びることで、脳と心臓の距離が大きく離れます。それにより、脳の血流が低下して自律神経のバランスが崩れてしまうこともあります。
4-2-3.ホルモンバランスに変化があるため
中学生や高校生はちょうど思春期にあたり、身体の中でホルモンバランスが変化する時期です。
私たちの身体は、ホルモンと自律神経が連動していて、お互いに協力しあいながら働いています。
そのため、ホルモンバランスに大きな変化があることで、自律神経が大きく乱れてしまい、起立性調節障害につながることもあります。
4-3. 中学生・高校生の子どもが起立性調節障害になったらどうなる?学校生活への影響
お子さんが起立性調節障害になると、朝なかなか起きられず、昼過ぎもしくは夕方ごろまで寝てしまう場合があります。
無理に起こして学校へ行ったとしても授業に集中するのが難しい状況です。
身体が目覚めきっておらず、集中しようとしても倦怠感があり思うように集中できません。
「授業中いつの間にか寝てしまい、昼休みもそのまま寝続けて気づいたら放課後になっていた」という経験をされるお子さんもいらっしゃいます。
調子の良い時は改善の助けになる運動も、調子の悪い午前中に体育の授業などで行うと、負担が大きく症状が悪化することもあります。
体育の授業に苦手意識を持ってしまい、見学しがちになるお子さんもいるほどです。
こういった周囲と同じように振る舞えない孤独感から、ストレスを感じてさらに症状が悪化し、悪循環に陥ってしまうことも。
また、夜が近づくとようやく身体が起き始め、今度は眠れなくなり、暇を潰すようにゲームなどに没頭して余計に眠れなくなります。
徐々に眠る時間が遅くなり昼夜逆転してしまうと、学校に通えなくなりそのまま不登校に陥ることもあります。
一日を通して寝てしまったり、明らかに身体の様子がおかしいときには、投薬が助けとなるケースもあります。
ただし投薬したとしても、夜遅くまで起きているような生活習慣のままだと症状を改善していくことができません。
解決していくためには、たとえお子さんが寝付けなかったとしても、夜はデジタル機器の使用は避けて布団に入り、朝は日の光を浴びるなど、規則正しい生活リズムとなるよう親御さんがサポートすることが大切です。
4-4. 朝起きれない中学生高校生の子どもが起立性調節障害かを確認するセルフチェックシート
以下に当てはまるものが多い場合、起立性調節障害が隠れていることもあります。
- 朝はなかなか起きられないが夕方や夜には元気になる
- めまいや立ちくらみがよく起こる
- 立ち上がった時に気持ち悪くなることがある
- 頭痛や腹痛などの慢性的な症状がある
- 疲れやすく動悸や息切れをすることがある
- 乗り物酔いをしやすい
ただしこれは、あくまでも目安です。
不登校が長期化しているお子さんは、上記のうちいずれかの症状を抱えていることも多いので、起立性調節障害と診断を下されることがあります。
しかしお子さんの中には、投薬を必要とせず親御さんの声かけや接し方の変化により、心身の不調が改善していき主体的に再登校できたケースも見てきました。
「子どもは本当に起立性調節障害が原因で不登校なのだろうか」
「不登校の子どもが起立性調節障害と診断されたが納得できない」
そのような心境のときには、一度スダチへご相談いただけましたら幸いです。
1対1で顔出し不要の無料オンライン相談を実施しております。
不登校になった現状のお子さんの様子をお伺いしたうえで、現状の問題を解決していくために必要なアプローチをお話しさせていただきます。
起立性調節障害と診断されたお子さんも再登校に導いてきた実績がありますので、一度お話しをお伺いできたら幸いです。
スダチでは、お子さんが 自ら「学校に行きたい」と思える サポートしています。
実際に支援を受けた 90%以上のお子さんが、「学校に行くほうが楽しい!」と回答してくれました。
不登校解決に役立つ情報もたくさんお届けします。
「まずは情報だけ知りたい」という方も、お気軽にご登録ください!
\顔出し不要・1対1の無料オンライン相談はこちらから/※上記ボタンから登録できない方はこちら
4-5. 誤診されやすいうつ病と起立性調節障害の違い
うつ病と起立性調節障害の違いは以下の通りです。
- うつ病:抑うつ気分が一日中続くことが多い
- 起立性調節障害:朝が一番つらく夜にかけて元気になる
うつ病も起立性調節障害も気分が落ち込むため、誤診されやすいですが、1日の間に気分の変化が見られる場合にはそれが見分けるポイントになります。
ただし、非定型うつ病の場合には抑うつ気分が夕方にかけて楽になる方もおり、見分けるのは困難です。
独断で決めつけずに、明らかなメンタルの不調が見られるときには、病院の受診も視野に入れてみてください。
5. 子どもが朝起きられないで起立性調節障害気味のときの起こし方・起きられるようになる対策方法
5-1. 就寝前に実施すること
就寝前には次の日に起きる準備をしておきましょう。
「どうせ起きられないから」と諦めるのではなく、ちょっとずつでも改善していけるように気持ちを前向きに導いてあげることが大切です。
目覚ましをセットしたり、翌日の着替えを準備したりしておきましょう。
寝る前に必ずこれらの行動をするとルーティンができあがり、ルーティンをこなすことで身体が眠れる状態に切り替わっていきます。
また寝る前にデジタル機器に触れていると、画面から放たれる光が視細胞を刺激して体内時計が狂う原因となります。
- 症状が改善するまでデジタル機器は利用しない
- デジタル機器の利用は⚪️時まで
といった家庭内でのルールも設けましょう。
5-2. 朝起こすときに実施すること
起立性調節障害のお子さんは朝が最もつらい時間です。
無理やりに起こして急に体勢を変えてしまうと、めまいなどの症状が強く出てしまうこともあります。
お子さんに呼びかけて起きないようであれば、カーテンを開けて日光を取り入れ、換気をして新鮮な空気を部屋に取り入れましょう。
音と光、触覚への刺激によってお子さんを覚醒状態へと導くことが大切です。
5-3. 子どもの目が覚めて起き上がるときに実施すること
お子さんが目を覚ましたら、めまいなどが起きないようにゆっくりと身体を起こすようにします。
枕を追加するなどして少し頭を上げ、症状が出ないのを確認できたら、布団やベットの上で座る姿勢をとりましょう。
可能であれば何かに寄りかかれるようにするとお子さんの負担が減ります。
この時にコップ一杯の水を飲んでもらい、胃腸を刺激するとよりスムーズに目覚めることができます。処方されている食前に飲む薬があれば、この時に一緒に取ってしまうとスムーズです。
座った姿勢に慣れてきたらゆっくりと立ち上がりましょう。
ベットの場合にはまず下に足をおろして、問題なければ立ち上がるように促します。
布団の場合にはそのまま立ち上がると変化が大きいので、一旦、椅子などに座ってから立ち上がると良いです。
6. 子どもが朝起きられないときに起こす際の注意点
6-1. 怒鳴ったりして無理やり起こさない
お子さんを怒鳴るなどして無理やり起こすことは避けましょう。
どんな理由で起きられないにしても、お子さんはみんなと同じように起きて学校に行けないことにつらさを感じています。
- 起きたいと思っても起きられない
- どうして学校へ行けないのかわからない
このように悩んでいるお子さんのつらい気持ちを受け止めてあげ、親御さんがお子さんの味方であることをわかりやすく示してあげましょう。
メンタル面での不調が起きられない症状を引き起こす場合もあるため、まずは受け入れてあげることが大切です。
お子さんが親御さんを信頼することで初めて、解決に向けて一緒に進んでいけるようになります。
6-2. 親御さん自身気持ちに余裕を持って取り組む
親御さんが気持ちに余裕を持って解決に向けて動き出すことが大切です。
朝起きられないという一つの症状にも、複数の要因が絡み合っており根本的な解決に取り組む必要があります。
解決するケースでも「次の日に起きられるようになる」といった急激な変化が起きるわけではなく、お子さんのペースで徐々に好転していくものです。
根本原因にアプローチしていけば、お子さんはきちんと朝起きられるようになって学校も通えるようになるため、焦らずに対処していくようにしましょう。
7. 朝起きれない中学生の子どもを再登校に導いたスダチの支援事例・体験談
ここでは、実際にスダチが再登校に導いた事例について紹介します。
どちらも起立性調節障害と診断されているお子さんで、急に学校に行かなくなってしまいました。どのような対処をしたのか、体験談を紹介していきます。
7-1. 起立性調節障害でゲーム依存の中学生不登校を再登校に導いた事例
夏休み明けに急に「学校に行きたくない」と言って不登校になってしまった中学生の事例です。
朝も起きられず、病院では起立性調節障害と診断を受けました。
さらに、学校復帰は難しいだろうとまで医師に言われてしまったそうです。
そんな中、家では依存するほどゲームをし続けている状況…。
そこで、スダチに相談してくださり、親御さんと密に連絡を取りながら支援を開始しました。
親御さんが私たちのフィードバックに基づき、積極的に声かけなど行動に移してくださったおかげでなんとわずか8日で再登校へ導くことが出来ました。
詳しい内容はこちらの記事で紹介しています。
こちらもCHECK
-
-
起立性調節障害でゲーム依存の中2男子は果たして再登校できるのか!?
スダチ(旧逸高等学院)の小川です。 今回は、実際に不登校を解決した事例を紹介します! 以下台本です 今回は起立性調節障害でゲーム依存の中2男子は果たして再登校できるのか!? ...
続きを見る
起立性調節障害と診断されている状態でも、親御さんの努力によって再登校は叶います。
さらに、お子さんが学校に行かずゲームばかりしている状態でも、学校復帰することは可能です。正しい親子関係を築くことが出来れば、再登校は不可能ではありません。
7-2. 起立性調節障害で半年以上不登校の中学生を再登校に導いた事例
朝起きられず、昼夜逆転し学校に行けなくなってしまった中学生女子の事例です。
家ではゲーム三昧で半年間不登校でした。
起立性調節障害と診断され、「好きなようにさせたほうが良い」と周囲に言われていました。
しかし、親御さんがスダチに支援を相談したところ、わずか12日で再登校に!
起立性調節障害と診断されていましたが、今では生活リズムが整い、元気に学校に通うことができました。
詳しい内容はこちらの記事で紹介しています。
こちらもCHECK
-
-
【事例紹介】半年間不登校だった昼夜逆転・起立性調節障害・デジタル依存の中2の女の子がたった3週間で再登校!?
スダチ(旧逸高等学院)の小川です。 今回は、実際に不登校を解決した事例を紹介します! 今回は、半年間不登校で昼夜逆転・起立性調節障害・デジタル依存の中2の女の子が3週間で再登校した話をお ...
続きを見る
起立性調節障害はすぐに昼夜逆転してしまうため、不登校になるとどうしても長期化してしまいます。
どちらの事例も正しい親子関係を築いたことで、再登校が叶いました。
親御さんが一歩踏み出すだけでお子さんの不登校は解決できます。ぜひ、一度スダチに相談してみませんか?
8. 中学生・高校生の朝起きられない子どもを持つ親御さんのよくある心配事
ここでは、朝起きない中学生の子どもを持つ親御さんから、よく質問される内容について回答していきます。
8-1.子どもが朝起きないときはどうしたらいいですか?
直近のお子さんを見ていて、心身の様子に変化がなく、夜更かしなどが原因の場合にはきちんと起こして学校へ行ってもらいましょう。
ただし以下のようなこれまでと異なる様子が見られるときには、注意が必要です。
- 学校の様子を話さなくなった
- 塞ぎ込んでいる
- 体調不良が増えている
無理矢理叩き起こすようなことはせず、まずはお子さんが抱えているつらい気持ちを受け入れて認めてあげることが大切です。
そのうえで根本解決に向けて、親御さんが行動していきましょう。
8-2.中学生で起立性調節障害と診断を受けて完治したものの高校生になって朝起きれなくなった。再発するものなの?
起立性調節障害は自律神経の乱れによって起りますが、年齢を重ねるごとに安定して完治するケースもあります。
しかし、起立性調節障害は完治した人のうち4割が再発するというデータがあり、気圧や環境などで症状が出ることもあるようです。
8-3.起立性調節障害は、子どもにどんなことがありますか?
起立性調節障害では以下のような症状が見られることが多いです。
- 立ちくらみ
- めまい
- 頭痛
- 倦怠感
- 動悸
- 腹痛
- 食欲不振
- 朝起きられない
- 夜寝つけない
8-4.子どもが朝起きられないとき摂取した方がいい栄養はなんですか?
鉄分が不足すると朝起きられなくなることがあります。
鉄分は身体のエネルギーを作るために必要で、不足すると朝起きられず、疲れやすくなります。
成長期のお子さんは身体の成長のために鉄分が消費され、大人と比べて鉄分不足に陥りやすいです。
鉄を含む次のような食品を食事に取り入れてみてください。
- レバー
- 小松菜
- 秋刀魚
- 大豆製品
また、低血糖によって朝起きられなくなるケースもあり、この場合には糖質ではなくバランスの良い食事を心がけることが大切です。
糖質を摂りすぎると身体が血糖値を一定に保とうとして、逆に血糖値を下げすぎてしまうためです。
パンやスナック菓子など手軽に食べられるものは便利ですが、つい食べすぎてしまい、血糖値の調節機能を狂わせてしまうことがあります。
- 朝ごはんを食べると目が覚める様子がある
- 手軽に食べられる炭水化物をよく食べさせている
このような低血糖が疑われる要因が見受けられる場合には、日頃の食事を見直して野菜や肉魚などを多めに取り入れるようにしてみてください。
8-5. 朝起きられない中学生は何の病院に行けばいい?
起立性調節障害の症状がみられる場合は、小児科、循環器内科、脳神経内科で診断してもらえます。
かかりつけ医がいる場合は、まずはそこに相談し、検査や治療などを専門的に行える病院を紹介してもらうことも可能です。
しかし、現在不登校で一般的なお子さんより不調が続いている場合には、起立性調節障害やADHDと診断を受けやすいことがあります。
発達障害の診断を誤って受けてしまうケースもたくさんあるので、医師の診断を鵜吞みにしすぎるのは危険かもしれません。
また、完全に納得できない場合は他の病院でも診察をされることもおすすめします。実際に、複数の医師から診断を受けてみると、「医師によって言っていることが皆違った」という声も親御さんからよくお伺いします。
8-6. 朝起きられない子どもにイライラしてしまう。対処法は?
お子さんのために朝起こしているのに起きなかったり、起きても不機嫌になられるとイライラしてしまいますよね。
そのイライラは、お子さんが朝起きられないことを「怠け」「気のゆるみ」と感じているからではないでしょうか。
朝起きられないということは、お子さんからのSOSでもあります。
- 何か大きなストレスを感じていて眠れない
- 不安なことがあり、夜寝付けない
- 起立性調節障害などの病気の可能性がある
お子さんは夜更かししたくてしているわけではなく、眠れないから仕方なく夜更かししているケースもあります。
頭ごなしにお子さんを注意したり、乱暴に起こすことは止めましょう。
お子さんが何か身体的な負担・精神的なストレスなどを感じている可能性がありますので、親子でじっくりと会話をして、その原因を突き止めていきましょう。
8-7. 不登校の中学生は何をしている?
不登校になった中学生は、学校に行く気力やエネルギーを失っている状態なので、自分のやりたいことをして過ごしている子が多いです。
のんびりと過ごしている子や、ゲームをしている子も少なくありません。
ただ遊んでいるわけではなく、学校に行く気力を取り戻すために出来ることをしている状態です。
8-8. 朝起きない高校生の対処法は?
起立性調節障害は、小学生から中学生に多くみられるものですが、高校生でも罹患する可能性はあります。
しかし、高校生の場合は「睡眠の質が落ちている」ことが原因であることも多いです。
- スマホやゲームに依存していて寝る時間が遅くなる
- 勉強などを遅くまでやっていて寝る時間が遅くなる
- ストレスで眠れなくて睡眠の質が落ちる
寝る時間や睡眠の質の低下によって、体力や気力回復が行えていない傾向にあります。
まずは生活習慣を見直して、正しい生活リズムを取り入れましょう。
また、ストレスなどを感じていないかも注意深く見ていく必要があります。
8-9. 朝起きない小学生の対処法は?
小学生の5%が起立性調節障害を罹患していると言われており、決して珍しい病気ではありません。
朝起きられない小学生のお子さんの様子を見て、必要であれば病院への受診を検討しましょう。
ただ、小学生の場合は夜更かしによる寝坊も多いので、まずは生活リズムを整えるところから始めるようにしましょう。
8-10. 眠れないまま朝学校に行くとどうなる?
眠れないまま学校に行くと、お子さんは体調不良を起こす可能性があります。
また、授業中に眠くなってしまって、勉強面で他の子よりも遅れるリスクがあり、勉強が出来ないことを理由に不登校になることも考えられます。
無理矢理起こして学校に行かせるということももちろん必要ではありますが、根本的な原因を解決しないことには不登校になるリスクはつきまといます。
9. まとめ
「子どもが朝起きられない」という事象には、必ず原因があります。
それを突き止めて、改善させるのは親御さんしかいないのです。
頭ごなしに叱ったりせず、お子さんをよく観察してください。
そして、正しい親子関係を築いた状態で、「どうして起きられないんだと思う?」とお子さんと話をしてみてください。
しかし、すべてのお子さんが素直に話をしてくれるわけではありません。
反抗的な態度を取ってきて、不登校になってしまうこともあります。
そんな時は、スダチにご相談ください!朝起きられない子どもや、起立性調節障害、ゲーム依存症になっているお子さんを再登校に導いている実績があります。
スダチでは、無料オンラインセミナー動画をご視聴いただいた方に、無料オンライン相談を実施しています。
まずは不登校タイプ診断からはじめてみてください!
※上記ボタンから登録できない方はこちら