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子どもが休日にひきこもりがち…このまま不登校にならない?ひきこもる理由や親御さんができる対処法を紹介

2023.11.29

この記事を読むのに必要な時間は約 32 分です。

「子どもが休日になるとひきこもりがちになる」
「このまま不登校、ひきこもりになってしまうのではないか」

休日にお子さんが外出したがらず、自宅で一人で過ごしているのをみると、何かストレスを抱えているのかと心配になられるかと存じます。

 

ストレスが極限に達し、不登校やひきこもりになってしまうのではないかとご不安を抱えていらっしゃるかもしれません。

休日にお子さんがひきこもりがちの場合、学校生活にストレスを抱えている場合もありますが、そうではなく心配が不要なケースもあります。

 

本記事では、休日に自宅にひきこもるお子さんの心理や、お子さんが学校にストレスを抱えていたとき親御さんができる対処法を紹介します。

 

平均3週間で再登校に導くサービスを提供する小川涼太郎監修のもと、お話しする内容は次のとおりです。

記事を読むとわかること

・ひきこもりの定義
・休日にひきこもる理由やひきこもりやすい子どもの特徴
・休日にひきこもっている子どもは何をして過ごしているのか
・休日にひきこもりがちな子どもとの関わり方

お子さんのことで不安を抱えている親御さんのお役に立てば幸いです。

 

スダチでは、お子さんの不登校やひきこもりを平均3週間で根本解決しています

お子さんにとって最も身近な存在である、親御さんを介して毎日支援を提供していることが特徴です。

 

毎日継続的に支援を提供できるため、日々お子さんの様子が変化し、平均3週間という期間での再登校を実現しております。

また、親御さんからの声かけや、接し方が変化していくことで親子の信頼関係がより深まることも特徴です。

 

「休日にひきこもりがちの子どもが学校で悩みを抱えている様子…」

「何も話さない子どもへどのように接していけばよいのかわからない」

 

親御さんがいま抱えているご不安を一度スダチへ相談してみませんか?

お子さんの現状をお伺いしたうえで、今のお子さんに必要な声かけや接し方、お子さんの悩みを根本解決するための道標をお話しいたします。

 

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1. 休日だけ自宅にひきこもるのはひきこもりではない

 

厚生労働省によるひきこもりの定義は次の通りです。

原則的には6ヵ月以上にわたって概ね家庭にとどまり続けている状態を指す

参考:厚生労働省「ひきこもりの評価・支援に関するガイドライン

 

お子さんが休日に自宅から出ないことは、厳密に言うとひきこもりではありません。

思い悩んでいる様子がなく、自宅で穏やかに過ごしている場合はあまり心配しすぎず、お子さんの意思を尊重してあげることも大切です。

 

ただし学校の話をしなくなったり、家族との会話が減っている状況で毎週のようにひきこもるときには要注意です。

何か思い悩んでいる様子が見られたら、不登校になる前に現状の問題の根本解決に向けて親御さんがアプローチしていく必要があります。

 

お子さんに悩んでいる様子が見られたり、休み明けに行き渋りが始まったときの解決方法は、次の記事でお話ししております。合わせてご確認いただけたら幸いです。

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2. 休日にひきこもりがちになる子どもの特徴

 

休日になるとひきこもりがちなお子さんの特徴を紹介します。

とくに心配しなくても良いケースと、今後不登校とならないよう気にかけてあげた方が良いケースがあるのでお子さんの様子を見ながら判断しましょう。

 

2-1. インドア派のため一人で過ごすことに楽しさを感じる子ども

 

もともとインドア派なお子さんは、休みの日に一人で過ごすことを楽しみにしている場合もあります。

読書をしたり、趣味に取り組んだりして楽しんでいる様子であれば、お子さんの個性と捉えてあげましょう。

主体的に取り組んで集中することで気分をリフレッシュできるため、あまり心配しなくて大丈夫です。

 

ただし、ゲームやスマホで、休日にデジタル機器に触れる時間が多い場合は注意が必要です。

ゲームやスマホは没頭しやすいですが、脳への負担が大きく疲れさせてしまいます。

 

  • 疲れているのに眠れない
  • 昼夜逆転しやすい

このような症状がある時には、家庭内で利用ルールを決めて、規則正しい生活習慣へと導きましょう

 

2-2. 人混みや雑音が嫌いな子ども

 

人混みや雑音が苦手な繊細なお子さんは、休日にひきこもりがちになる場合があります。

外に出ると疲れてしまうため、休日は家で静かに過ごすことを好み、学校での疲れを回復させています

 

ただ、学校生活が大きな負担になっている可能性も考えられるので、学校で変わった様子がないかを常に気にかけてあげることが大切です。

 

また、他の人より繊細なお子さんは、HSCの気質をお持ちかもしれません。HSCの特性を理解したうえで、お子さんと接していくことが大切です。

HSCの子育てで気を付けることについては、次の記事でお話ししています。

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2-3. 自分に自信がない子ども

 

自己肯定感が低いお子さんも自宅にひきこもる傾向があります。

 

自己肯定感が低いお子さんは、次のような生きづらさを抱えていることが多いです。

  • 自分が悪く思われていないか常に不安になってしまう
  • ちょっとした相手の言動に深く傷ついてしまう

このような心理から、人と関わることが大きな負担となり、必要以上に疲れてしまいます

 

学校生活でも自信のなさからストレスを抱えているかもしれません。

お子さんのストレスが極限まで蓄積されると、そのまま不登校となってしまうこともあります

 

お子さんが行動した過程、お子さんのよいところに目を向けてあげて、ご家庭でたくさん褒めてあげることが大切です。

 

3. 子どもが休日にひきこもりがちになる原因

 

3-1. 学校生活にストレスを感じて疲れ切っている

 

学校生活にストレスを感じており、気持ちが疲れ切っていると休日に一人で過ごすことが増えやすいです。

ご家庭で学校のことを話したがらない場合には、注意しましょう

 

学校生活で疲れてしまっているお子さんは、休日に一人で過ごすことでストレスを発散して元気を回復しようとします。

そのため、お子さんがリラックスして過ごせる家庭の環境を整えてあげましょう

 

また、お子さんがストレスを感じる根本原因の解決に向けてアプローチしていくことも大切です。

  • 学校での問題を思い悩まず主体的に解決できるよう自己肯定感を育てることにアプローチする
  • 一つの問題をさまざまな角度から捉えられるよう考え方を教えてあげる

 

そのほか、必要に応じて担任の先生に相談するなど、お子さんの負担を軽減する行動を起こしていきましょう。

 

3-2. 人間関係に対して受け身になっている

 

人間関係に苦手意識があると、自ら休日に友だちを遊びに誘えないこともあります。

休日に予定が入らないことが多くなりやすいでしょう。

 

お子さん自身人間関係が得意でないことから休日一人で過ごせることを楽しみにしているのであれば問題はありません

 

ただ「本当は仲良くしたいのにどうしてできないのだろう」と思い悩んでいる様子であれば、人のことを思いやれるお子さんだからこそ、友だちを誘ってみても友だちは迷惑に思わないこと、困らないことを教えてあげてください

 

勇気を出して誘ってみることで、友だちと楽しい時間を過ごせて成功体験も積み重ねることができます

 

3-3. 家族と過ごすのが恥ずかしい、嫌だと感じている

 

小学校高学年〜高校生くらいのお子さんは、思春期のため家族と一緒に出かけることを恥ずかしがる場合もあります。

お子さんが健康に成長している証拠ですのでご安心なさってください。無理矢理連れ出したりせず、お子さんの気持ちを尊重してあげましょう。

 

一方で、お子さんが家族と一緒に過ごすときに不満な気持ちを抱えることから出かけたくないと感じているときには注意が必要です。

例えば、家族でお出かけをしても弟や妹が優先で、我慢しなければいけない状況が多いと、不満が溜まっていき徐々に嫌がることもあります。

 

お子さんは、親御さんのことが好きだからこそ我慢してしまい、親御さんに甘えられないことで寂しさを感じている場合もあります。

上のお子さんと一緒に過ごす時間もご家庭で確保していくことが大切です。お子さんの話をゆっくり聞いてあげたり、良いところをたくさん褒めてあげたりする時間を作りましょう。

 

親御さんからの愛情を再確認すると、お子さんから主体的に家族との関わりを増やしてくれるようになります

甘やかしすぎを心配することなくゆっくり甘えさせてあげましょう。甘やかしすぎが心配な方は次の記事をお読みいただけると幸いです。

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3-4. 一人で過ごすことが好き、楽しい

 

一人で過ごすことが好きな性格をしている場合や、人に合わせて我慢したくないと感じているとき、休日を一人で過ごすことがあります。

一人が好きなケースでは、休日に安心して一人で過ごせる時間をとることで、自分らしさを育んでいけます

 

特に心配する必要はありませんが、生活リズムが崩れてしまうデジタル依存だけは注意しておきましょう

 

3-5. デジタル依存に陥っている

 

ゲームやネットなどに依存してしまっており、友だちや家族と過ごすことよりもゲームなどを優先しているケースです。

ゲームなどは友だちと遊ぶよりも手軽に楽しめるため、のめり込んでしまうお子さんも多いです。

 

ゲームに依存している脳は、薬物依存者の脳と似た振る舞いをするという研究結果もあるほど、ゲームの依存性はとても高いとされています。

お子さんだけで自己管理するのは難しいため、親御さんが制限をかけてあげることが大切です。

 

具体的には、以下のように家庭のルールとして、ゲームやネットの利用時間を決めておくのが良いでしょう。

  • 宿題を終わらせられた日だけゲームをしてもいい
  • ゲームは1日1時間まで

 

4. 休日にひきこもりの子どもは何をして過ごしている?

 

お子さんが休日ひきこもりがちで、自宅で何かに没頭していたり、もしくは何もせず寝ていることが多かったりすると、「うちの子は大丈夫なの?」と不安になってしまうものです。

 

ここでは、休日ひきこもって過ごすことを好むお子さんが、ご家庭で何をして過ごしているのかをまとめています。

 

4-1. テレビや動画鑑賞

 

テレビや動画鑑賞で1日を過ごしているお子さんは多いです。

テレビなどは受け身で過ごせて手軽に退屈や孤独を凌げる方法だからこそ、長時間没頭してしまうお子さんも少なくありません

 

現実逃避のために見ているなど、テレビ等に依存している様子がある場合には、時間制限を設けましょう

学校のある日は時間がなくて観ることができず、休日にまとめて観ているようなケースでは、長時間続けて観ないように促してあげることが大切です。

 

4-2. ゲーム

 

ゲームをして過ごしているお子さんも多いです。

すでにお話ししましたが、ゲームは依存に陥りやすいため利用時間の制限をしつつ、上手く付き合っていくことが大切です。

 

休みの日は、家族でみんなで時間を決めてゲームの対戦をするなど、お子さんが一人で没頭しすぎないようにしましょう

 

4-3. 寝る

 

1日中寝ていたり、ゴロゴロして過ごしたりするお子さんもいます。

横になってリラックスすることが好きなお子さんも中にはいるものです。ただ土日のうち両日ベットの上で過ごさないよう、時折散歩などに連れ出してあげましょう

 

また、特にお子さんが小さい場合には、大人よりも長い睡眠時間が必要になります。例えば、6〜13歳(小学生〜中学1年生)は1日9〜11時間の睡眠が必要だとされているデータもあるほどです。

 

学校がある日にお子さんにとって、必要な睡眠時間が確保できているかを確認しておきましょう。

家庭での過ごし方を見直して、平日もたっぷり眠れるようにしてあげることが大切です。

 

4-4. 趣味

 

趣味を楽しんで過ごすお子さんも多いです。

 

  • 絵や漫画を描く
  • 写真を撮る
  • 楽器を演奏する
  • ソーイングをする
  • 歌を歌う

これらの趣味はスキルアップによって自己肯定感を高められたり、共通の趣味を持つ人との交流が得られたりなど良い影響があります

特にひきこもりを心配する必要はないでしょう。

 

もし、地域にお子さんが取り組んでいる趣味のサークルがあれば、参加を促してみるのもおすすめです。

 

4-5. 勉強

 

休日にも勉強に励むお子さんもいます。

目標ややる気があって、勉強をしているのはとても素晴らしいことです。

 

ひきこもりの心配はないと言えますが、運動不足が気になるようであれば、声をかけて散歩や買い物に連れ出しましょう。

 

 

5. 休日にひきこもりがちなときのメリットデメリット

 

5-1. メリット

 

5-1-1. 親子の時間を多く取れる

 

お子さんが自宅にいる時間が多いため、親子の時間をとりやすくなります。

親子でコミュニケーションを取る時間が多いと、正しい親子関係を築きやすくお子さんの自己肯定感も育ちます

結果として不登校やひきこもりの予防につながるでしょう。

 

正しい親子関係を築くには次の取り組みが大切です。

  • 頑張っていることをスキンシップも活用しながらわかりやすく褒めてあげる
  • 間違ったことを毅然とした態度で教えてあげる

 

いつも自分の行動に目を向けてくれて、正しいこと、ダメなことをしっかりと教えてくれる親御さんをお子さんは信頼・尊敬するようになります

信頼できて尊敬できる親御さんから褒められることでお子さんの自己肯定感がどんどん育ちます。

 

自己肯定感が育つと、学校で何か問題を抱えたときにもお子さんは主体的に自分の力で解決していけるようになるでしょう。

 

5-1-2. リフレッシュできる

 

休日に家で過ごすことで、お子さんは疲れを癒し気分をリフレッシュできます。

学校生活は多くの人との関わりや勉強、部活動などもあり、お子さんにとって刺激が多く疲れる環境です。

 

自己肯定感が高く活発なお子さんであっても、いつのまにか心身に疲れが蓄積されていきます

休日にリフレッシュすることで、無理なく学校生活を送れるのは大きなメリットです。

 

5-2. デメリット

 

5-2-1. 運動不足になりやすい

 

自宅で過ごすことが多いと、運動不足になりやすいこともあります。

散歩やショッピングに連れ出すなどして、自然に運動量を増やしてあげることが大切です。

 

自宅でできるストレッチや筋肉トレーニングなども、必要に応じて活用すると良いでしょう。

 

5-2-2. 友だちから誘われにくくなる

 

友だちの誘いを断って休日にひきこもっている時には、徐々に友だちから誘われなくなる可能性があります。

友人関係が拗れてしまわないように、友だちにお子さんの性格を理解してもらう工夫が必要です。

 

誘いを断り続けられると相手がどんな気持ちになるかを教えてあげて

  • もともと家で過ごすことが好きな性格だから断っていること
  • 嫌いだから断っているのではなく誘われることを嬉しく思っていること

などを友人に伝えられるよう促してあげましょう。

 

また、一緒に遊んでみると、それを機に休日に外に出て遊ぶようになることもあります。

お子さんがなんとなく断っている状況であれば、お子さんの気持ちや様子を観察したうえで、「一回遊んでみたらどうかな?」と声をかけてみましょう。

 

5-2-3. 行き渋りが生じやすい

 

自宅にひきこもり好きなように過ごせていると、学校との生活に大きなギャップを感じ、学校へ行きたくないという気持ちが生まれてしまうこともあります

ひきこもりがちな休日でも、学校にいく日と同じように、規則正しくメリハリをつけた生活を送ることで予防できます。

 

  • 就寝時間と起床時間を学校に行く日と同じにする
  • 食事のタイミングも学校に行く日と同じにする
  • デジタル依存をしないように利用制限をする

これらを取り入れていきましょう。

 

お子さんがひきこもりになってしまった場合の、高校受験について紹介している記事はこちらです。

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6. 休日にひきこもりがちな子どもとの関わり方

 

平日に学校へ行き渋りをしたり、不登校やひきこもりになったりしないために、親御さんができることを紹介します。

 

6-1. 規則正しい生活リズムを守らせる

 

規則正しい生活リズムは健康の基盤となるため、休日もリズムを乱さないようにしましょう。

休日も規則正しい生活リズムで過ごすことで、学校に行く日も朝スッキリと起きられるため、行き渋りの予防につながります。

 

また、身につけた生活リズムはお子さんが社会に出てからも、体調面で大きく支えてくれるでしょう。

体調が悪くなると気分が落ち込みやすくなりますが、お子さんがそれを自覚できないこともあります。

 

親御さんが毅然とした態度で正しい生活リズムを守らせ、お子さんの体調を整えてあげることが大切です。

 

6-2. 家事を手伝ってもらう

 

自宅で過ごす際、家族ともあまり交流しない様子があれば、家事を手伝ってもらうと良いでしょう。

家庭内での役割を与えてあげることで、お子さんの自己肯定感が育ち、家族内の会話のきっかけも生まれます

 

また、家事ができるようになっておくと、アルバイトを始めた時や社会に出てからお子さんが一人暮らしをするときにも役立ちます。

 

6-3. 勉強を教えてあげる

 

勉強についていけなくなると、学校の授業が苦痛になってしまい不登校の原因になります。

自宅で勉強を教えてあげて、わからないことをそのままにしないようにしてあげましょう

 

ただ、親御さんが「勉強をしなさい」と伝えても、お子さんは勉強する意欲が湧かないものです。

家庭内で勉強の時間を作り、親御さん自身も勉強しつつお子さんにも宿題等に取り組ませるのがおすすめです。

親御さんが楽しみながら、一生懸命に勉強している姿を見ることで、お子さんも進んで勉強しやすくなります

 

また、お子さんが小学校低学年などまだ小さく集中することが難しい場合には、親御さんが一緒にお子さんの勉強を見てあげるとスムーズに進みます。

 

6-4. 友だちを家に呼ぶよう促してみる

 

自宅で過ごすことが好きなお子さんに対しては、家に友だちを呼ぶように促してみましょう。

友人との関係性を深めておけば、学校で孤立してしまうことがなくなり、不登校やひきこもりを防ぎやすくなります

 

また、友だちとの関わり方も見ることができ、親御さんにとってもメリットがあります。

 

6-5. 習い事に通わせてみる

 

習い事に通わせて、学校では学べないことを身につけるのもおすすめです。

できることが増えていくとお子さんの自己肯定感が育つきっかけになります

 

身についたスキルが進学や就職に役立ったり友だちとの会話の話題になったりなどメリットも多いです。

また、習い事によって外出する時間ができるため、運動不足も一緒に解決できるでしょう。

 

7. 子どもの休日ひきこもりについてよくある質問

 

7-1. 休日にひきこもるのは友だちがいないからでしょうか?

 

休日に友だちと遊ばないからといって学校で孤立しているとは限りません

 

クラスで一緒に過ごせる人がいても、

  • 休日に遊ぶ仲ではない
  • 家が遠くて会おうという話にならない
  • 誘われるが一人で過ごすために断っている

というケースもあります。

 

友だちがいないと決めつけず、次のような方法でお子さんの学校での過ごし方を確認してみましょう。

  • 授業参観や保護者面談、運動会などのイベントを活用する
  • 担任の先生に相談する
  • 友だちを家に呼ぶよう促してみる

 

7-2. 子どもが休日にひきこもっているのをみるとうつなのではないかと不安です…

 

休日にひきこもるからといってうつ病とは限りません

一時的に気分が落ち込んでいたり、一人で過ごすのが好きなだけだったりなどの可能性もあります。

うつ病は2週間以上、気分の落ち込みなどが続く症状です。

 

視野を広げてお子さんの平日の様子、学校での様子などを観察して、元気のない様子が続いているかを確認してみてください。

うつ病とひきこもりについては、次の記事でお話ししています。

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8. まとめ

 

お子さんが休日に自宅で過ごすことが多くとも、単に一人で過ごすのか好きな場合などは心配しなくて良いこともあります。

一方で、元気がないことが続いていたり、ゲームなどに依存していたりする場合には、学校生活に問題を抱えているかもしれません。

お子さんの様子を気にかけてあげることが大切です。

 

スダチでは、不登校やひきこもりのお子さんを抱える親御さん向けの相談サービスを提供しています。

ひきこもりがちなお子さんやゲーム依存に陥っていたお子さんも、再登校に成功した事例があります

 

お子さんの現状をお聞きし、親御さんがお子さんにどう声かけしたら良いかをお伝えすることで正しい親子関係に導くのが特徴です。

今までご支援させていただいた親御さんからは、再登校に成功するだけでなく、家族関係も良くなったというお声もいただいています。

 

2023年10月時点で600名以上のお子さんが再登校に成功した、脳科学に基づくメソッドを知りたい方は、無料オンライン相談にて一度お話しできましたら幸いです。

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  • この記事を監修した人
小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)

小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)

不登校支援サポート スダチ代表
株式会社スダチ 代表取締役社長

業界最速で不登校を解決する「3週間で不登校解決プログラム」を展開。毎年2,000名以上の不登校に悩む親御さんが相談に訪れる。

再登校までの期間は平均で3週間。
当プログラムの目的は、「子ども達がこの先の人生を幸せに生きていくこと」。不登校の解決はそのための通過点に過ぎないと考えており、できる限り短い期間で再登校することを大事にしている。

これまで不登校の子ども達に向けたボランティア活動を通し、多くの不登校の子どもたち、保護者様と関わる。

ボランティア活動を通して、子ども達や親御さんとお話しする中で、「本当は学校に行きたい、だけど行けない。自分でも行けない理由が分からない」子ども達が多くいることを知る。

そのように苦しんでいる子ども達や親御さんを見て、「不登校で苦しむ子供たちを一人でも多く救いたい」との思いを持つようになり、不登校支援事業を立ち上げるに至る。

-不登校で悩む親御さんはこちら

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