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今回は、「不登校でよくある病気との向き合い方」について解説します。 不登校になると、色んな病気を疑ってしまうことってありますよね。
特に多いのが、起立性調節障害ですね。不登校で悩む多くの方がこの病気に悩まれていますよね。 実際に病院で診断を受けたことがある方も多いと思います。
実はこれらの病気はあまり気にしなくていいのですが、意外とこの事実を知らずに、悩んでいる人も多いです。
そこで今回は、不登校でよくある病気との向き合い方について解説をします。
この動画を見ると、「うちの子は病気だから仕方ない」と諦めていた方も前に進むことができると思います。
そして、実際に病気との向き合い方についてもわかるので、最後までぜひ見ていってください。
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↓以下、動画の台本になります。動画ではなくテキストでご覧になりたい方は以下をご参照ください。
(台本は動画を作成する際にメモとして残しているもののため、一部誤字脱字や表現が雑な部分もあります。その点はご了承いただけますと幸いです。)
---以下台本です---
スダチ(旧逸高等学院)の小川です。
今回は、「不登校でよくある病気との向き合い方」について解説します。
不登校になると、色んな病気を疑ってしまうことってありますよね。
特に多いのが、起立性調節障害ですね。不登校で悩む多くの方がこの病気に悩まれていますよね。
実際に病院で診断を受けたことがある方も多いと思います。
実はこれらの病気はあまり気にしなくていいのですが、意外とこの事実を知らずに、悩んでいる人も多いです。
そこで今回は、不登校でよくある病気との向き合い方について解説をします。
この動画を見ると、「うちの子は病気だから仕方ない」と諦めていた方も前に進むことができると思います。
そして、実際に病気との向き合い方についてもわかるので、最後までぜひ見ていってください。
私達は、全国の不登校で悩む親御さんに向けて、不登校を3週間で解決するサービスを行っています。
2021年は11月末時点で既に100人以上が再登校しており、平均19.1日でみなさん再登校までいたっています。
このチャンネルは不登校で悩む親御さんに向けて、ここでしか聞けない、不登校解決のための秘訣をお話ししております。
不登校を本気で解決したい方は、今のうちにチャンネル登録お願いいたします。
日々不登校の親御さんのお話を聞いていると、
「うちの子は病院でメンタル系の病気を診断されています」という方が非常に多いです。
最近だと多くのお子さんが起立性調節障害の診断を受けています。
他にも、うつ病や不安障害、母子分離不安症、過敏性腸症候群などを抱えられている方もいますね。
今もこのような病気で悩まれている親御さん、多くいらっしゃると思います。
そんな方々に向けて、一つメッセージをお伝えさせてください。
それは、「一度病気を診断されたからといって諦めないで下さい!」ということです。
私達は、実際に病気を乗り越えていく子ども達をたくさん見てきました。
今年再登校した100名の中にも、半数以上が何かしらの診断を受けていました。
参考までに病気を乗り越えられた皆さんの生の声を載せておきます。
(ここで病気を乗り越えた方のアンケートを出してもらえます?)
たしかに、病院でお医者さんに病名を診断されると「この子は病気だから仕方ない」と思っちゃいますよね。
でも、ここで親御さんが弱気になってしまうと、お子さんも「自分は病気だから…」と諦めてしまいます。
例え病気という事実があったとしても、絶対に諦めない気持ちがあれば乗り越えることができると思います。
むしろ、この病気という事実をチャンスと捉えて欲しいんですね。
もしこの危機を乗り越えることができれば、「病気という困難を乗り越えたすごい子供」になることができるんです。
私達は、不登校も病気も、子ども達が成長する大きなチャンスだと思っています。
今不登校や病気であったとしても、この事実とどう向き合うかで子ども達のこの先は大きく変わります。
「病気だから…」と諦めてしまう子供、「病気になんて負けるか!」と立ち向かう子供、
皆さんはお子さんがどちらの道に進んで欲しいと思いますか?
「いや、そんなこと言われても病気だから仕方ないでしょ…」と思った方もいるかもしれません。
そんな方のために、私達が今まで見てきた病気を乗り越えた子ども達の事例も交えてお話したいと思います。
今回の動画の中で全ての病気についてのご紹介は難しいので、2つに絞ってお話させてください。
1つ目が起立性調節障害、2つ目がうつ病などのメンタル系の病気についてです。
これらの病気に当てはまらないよ…という方も、ご安心ください。
基本的にどんな病気でも私達の考え、やることは変わらないです。
メンタルクリニックで一度でも受診した経験がある方は参考になると思いますので、ぜひご覧ください。
<1つ目:起立性調節障害>
これは最も多くの方が悩まれている病気ではないでしょうか。
私達の元に相談に来られる方も、大体3割くらいは起立調節障害の診断を受けている気がします。
結論、ほとんどのケースの起立性調節障害は気にしなくていいと思います。
起立性調節障害だと診断されたお子さんも、みんな朝起きられるようになっています。
その数は、2021年だけでも30人を越えています。
病院の先生に「2年くらいは治らない」と言われていた子供が、たった2,3日で普通に朝起きれるようになるなんてことは日常茶飯事です。
念のためお伝えしておくと、本当に起立性調節障害という病気は存在します。
しかし、ほとんどの方が診断されているものとは別物と考えていいです。
深刻な起立性調節障害の方は、まともに自宅で生活ができず入院することが多いです。
毎日20時間近く寝ている状態で、ご飯も食べられず点滴の毎日です。ほとんど寝たきりに近い状態と聞きました。
今日はこのような方に向けた動画ではありませんので、その点はご了承ください。
炎上覚悟で言わせていただくと、起立性調節障害という病気の存在が不登校を助長し、更に深刻化させていると思います。
病院の先生から病名を診断されると、親としては「この子は病気だから仕方ない」と思ってしまいますよね。
子供としても「自分は病気だから学校に行けないのは仕方ない」と思っちゃいます。
でも本当は、起きようと思えば起きられる子ども達がほとんどなんです。
逆に、朝起きられなかった子供を私達は1人も見たことがありません。
これは実際に私達が毎日目にしている事実です。
このようなお子さんによく見られる傾向は、土日は普通に朝起きられるということです。
あとは朝から楽しい予定があるときも起きられます。
朝からディズニーランドに行く予定があるとなぜか起きられるんです。
この時点で少しおかしいと思いませんか?
本当に起立性調節障害なら、どんな場合も朝起きられないはずですよね。
あとは深夜までゲームをしていて朝起きられないというお子さんも多いです。
これは最早説明するまでもないですよね笑
深夜までゲームしていれば、どんな人でも朝起きられないです笑
何が言いたいって、朝起きられないのは「病気」ではなく、「子供の意思」なんです。
朝起きたくないから起きていないだけです。
ここで病気の診断をしてしまうと、朝起きたくない子供にとっては都合がいいだけです。
より不登校を長引かせるきっかけになってしまいます。
一度病院の診断を受けている子供は、事あるごとに病気を言い訳に使いますからね。
今この動画を見ていて、起立性調節障害の診断を受けようか悩んでいる方がいたら、少し立ち止まってみて欲しいです。
まずは家庭内でできることを全てやって、それでもダメなら考えましょう。
夜は早く寝て、生活習慣を整えるところから始めましょう。
<2つ目:うつ病/不安障害などメンタル系の病気>
こちらも多くの方がお悩みではないでしょうか。
メンタル系の病気で相談に来られる方は、女の子が多いですね。
逆に、発達障害などで相談に来られる方は男の子が多いと感じます。
色んなデータを見ていても、ここは男女差があるような気がしますね。
前提として私達はお医者さんではないので、医学的なことは専門ではありません。
あくまで私達が多くの子ども達を見てきた中での感想として聞いてもらえればと思います。
結論、メンタル系の病気についても全然諦めなくて大丈夫です。
私達は、多くの子ども達がこれらの病気を克服する姿を見てきました。
というか、正直不登校のお子さんが病院に行けば、何かしらメンタル疾患の診断が出て当たり前だと思っています。
多くの不登校のお子さんは、昼夜逆転、ゲーム依存、親との関係も悪く、自傷行為をしている、そんな状態です。
外出もほとんどせず、部屋に引きこもっている子も多いです。
そんな状況で病院に行って、何も診断が出ないわけないですよね笑
メンタル系の病気の診断は基本問診で行われます。
こんな状態で問診を行って、良い結果が出たら逆にびっくりしませんか?
なので、「うちの子は病院で診断を受けて病気と言われたんです…」と言われても正直、
「そりゃそうなりますよね」と思っています。
あまりこんなことを言うと怒られるかもしれませんが、病院だってビジネスで事業を行っています。
病名を診断して、薬を出すことで儲かるビジネスモデルです。
つまり、本当は薬を飲む必要がないのに、薬を処方されることがあるかもしれないということです。
なんでこんなことを言うかって、私達は今までに薬漬けで苦しんでいる子供達をたくさん見てきたからです。
実際に私達が支援していたお子さんの実例をお話しさせてください。
そのお子さんは、埼玉県の私立高校に通う高校2年生の女の子でした。
高2の5月~9月まで、実に5カ月間もの間不登校でした。
しかし、不登校の原因は良く分からないという状態でした。
そんな状態を見かねた親御さんは、心療内科へ娘さんを連れていかれました。
病院では問診票を元に10分ほど話をしただけで、うつ病と診断されてしまいました。
そこでうつ病向けの処方箋が出されることになりました。
病院の先生は、薬が合えば1〜2週間で効果が出ると言われました。
しかし、薬を飲みだしてからは、テンションのアップダウンがとても激しくなっていきました。
良いときはとてもハイテンションですが、急に不安になりダウンに入ることも多く、より不安定になっていきました。
そのことを先生に伝えると更に薬が追加で処方されました。
そんな状況を不安に思った親御さんは薬についてネットで調べました。
ネットには怖い情報しか出て来ませんでした。
「副作用がある」
「1度飲み始めるとずっと飲み続けることになる」
「薬に慣れるとどんどん増やさなければならなくなる」
「いざやめようとすると離脱作用が出て、色々な辛い症状が出て止めるのが大変」
そのようなネガティブな情報ばかりでした。
「薬を飲むことに不安があります」と先生に伝えると、
「ネットでは薬を飲むとどうなるかしか書いていない。飲まないとどうなるかをちゃんと考えなさい」と言われた上に、
「薬自体は年単位で長く飲み続けることになる」とまで言われたそうです、
その後も約2ヵ月間薬を飲み続けましたが状況は一向に良くなりませんでした。
むしろ症状は悪化しているようにも見えていました。
先生の説明にも納得がいかず不安が増すばかりでしたが、当時は薬しか頼るものがなかったため仕方なく飲ませていたそうです。
「本当にこのままでいいの?」と思っていた矢先に、私達スダチ(旧逸高等学院)を見つけていただき、支援がスタートしました。
支援を進めるにあたって親御さんは、一時的に薬をやめる決断をされました。
その後、私達のアドバイス通りお子さんへの接し方を変えていただいた結果、体調は嘘のようによくなっていきました。
そして、支援開始から5日目という圧倒的スピードで再登校出来るようになってしまいました。
元々苦手だった人前も気にならなくなり、休みの日は友達を誘って東京に出かけるまで回復することができました。
こちらのお子さんは一例ですが、他にも同じような事例を多く見てきました。
未だ私達は薬を飲んでよくなった子ども達を1人も見たことがありません。
ただこれは、薬を飲んで良くなった子ども達は私達の元に相談に来ないからだと思いますが…。
薬を飲んで良くなる子も実際にはいるんだと思います。
でも、1つ言えることは、薬を飲んで全員が良くなるわけではないという事実です。
そして、薬を飲んでいた子ども達も親御さんが接し方を変えるだけで、ウソのように病状が回復し、みなさん再登校できています。
もちろん最終的に薬からも卒業することができています。
何が言いたいかって、「今不登校であることの原因は病気ではないかもしれないですよ」ということです。
最近は医学的にも、うつ病などのメンタル疾患と、親子関係の悪化によるメンタルの問題は、同じような症状のため見極めることが非常に難しいと言われています。
つまり、本当の原因は親子関係にあるかもしれないのに、無駄に薬を飲ませている可能性があるということです。
今これを聞いた親御さんは「え、じゃあ親が悪いってこと?」と思われているかもしれません。
でも、そんなことは全くないのでご安心ください。
いつも言っていますが、この国では正しい子どもへの接し方を誰も教えてくれません。できなくて当たり前なんですね。
なので、親御さんを責めるつもりは全くありません。今から正しい子育てを学んでいけば、必ず良くなっていきます。
皆さん、お子さんのことを愛されていると思います。その気持ちがあれば絶対に大丈夫です。
まとめますね。
私達は、例えうつ病などのメンタル疾患を診断されていても絶対に諦めません。
なぜなら、親御さんが本気でお子さんと向き合えば、どんなお子さんも良くなることを知っているからです。
恐らく、日本中で誰よりも子供達の奇跡的な復活劇を見てきています。
だからこそ、誰よりも親子関係の大切さ、親御さんがお子さんに与えるプラスのパワーがすごいことを知っています。
どんな薬なんかよりも、親御さんの言葉がすごい薬であることを知っているんですね。
もし今薬を飲んでも一向に良くならないという方がいたら、ぜひ一度私達のお話を聞きに来てください!
<まとめ>
最後にまとめさせてください。
もしかしたら、病院で診断を受けた方が親として気持ちは楽になるかもしれません。
「この子は病気なんだから仕方ない」と思えて、安心できますよね。
お気持ちは大変よく分かります。
でも、それは本当に子どものためでしょうか。
子供達はこれから長い人生が待っています。
その中で多くの困難が待ち受けていると思います。
そんな壁を子ども自ら乗り越えていかないといけないんです。
もしかしたら、交通事故などで身体の障害を背負うなんてこともあるかもしれません。
そこで「病気だから仕方ない」と諦めてしまう子供と、「病気でも諦めない」と頑張る子供、
皆さんのお子さんはどちらに育って欲しいと思いますか?
皆さんご存知、五体不満足の著者である乙武さんは、生まれつき腕も足もない状態で生まれていますよね。
それでも、あれだけ立派に生きられています。本当にすごいですよね。
乙武さんが生まれたとき、きっと親御さんは「絶対にこの子を一人前に育てよう」と思ったはずです。
普通の人なら諦めるような状況でも、絶対に諦めなかったからこそ今の乙武さんがあるんだと思います。
例えどんな状態でも親御さんが諦めなければ、子供は立派に育つんだなということを感じます。
もしかしたら今みなさんのお子さんは不登校かもしれません。
病院で病名を診断されて薬を飲んでいるかもしれません。
そんなお子さんを見て毎日辛いかもしれません。お気持ちは大変よく分かります。
でも、大丈夫です。親御さんが諦めなければ、子供は絶対に前に進むことができます。
私達は最後まで諦めないので、みなさんも諦めず一緒に頑張りましょう!
本日は、「不登校でよくある病気との向き合い方」という内容でお話いたしました。
これからもこのチャンネルでは不登校を解決するために必要な考え方をお話していきます。
まだチャンネル登録をしていないという方は、必ずチャンネル登録お願いいたします。チャンネル登録するだけで不登校が解決するのはこのチャンネルだけです。
また、今日の動画が少しでも参考になった方や、もっと色んな話が聞きたいという方は、ぜひグッドボタン・コメントで応援してくださると嬉しいです。
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本日は最後までご視聴いただきありがとうございました。
起立性調節障害を始めとした朝起きられない原因については次の記事でもお話ししています。
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