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保育園・幼稚園の不登校ブログ

3歳の子どもが「保育園へ行きたくない」と言い出した!突然保育園を嫌がる原因と対処方法まとめ

2024.08.27

「3歳の子どもが保育園へ行きたがらず困っている」
「3歳になり、突然行きしぶりが始まった!原因と解決方法を知りたい」

 

3歳になると、今まで以上に物事を理解できるようになったり、聞き分けがよくなったりすることから、行きしぶりが見られる時には「どうすれば楽しく通えるようになるのか」と親御さんも悩んでしまうものです。

この記事では、3歳のお子さんが保育園を行きしぶる理由や、解決していくための適切な対処方法を解説しています。

 

平均3週間で再登校に導くサービスを提供する小川涼太郎監修のもと、お話しする内容は次のとおりです。

記事を読むとわかること

・3歳の子どもが「保育園に行きたくない」と保育園を嫌がる理由
・3歳になって急に保育園を嫌がるようになった場合はなぜ?
・3歳の子どもが「保育園へ行きたくない」と嫌がるときの対応方法
・3歳の子どもが保育園を嫌がる時は休ませていい?休む基準とは

現状を解決していきたいときの参考になりましたら幸いです。

 

スダチでは、お子さんの行きしぶりや不登校、ひきこもりを平均3週間で根本解決しています。

根本原因にアプローチしているため、スダチが支援したお子さん方は、みなさん主体的に行きしぶりや不登校を乗り越えて再登校を果たしています。もちろん、未就学児のお子さんを保育園や幼稚園へ登園できるようにした実績も数多くあります。

親御さんと離れることへの不安が強く行きしぶりが続いていたり、朝になると泣いて暴れて登園できなかったり、みなさん状況はさまざまでしたが、根本解決して今では保育園、幼稚園で楽しく過ごしています。

小学校から高校生のお子さんも含め、スダチでは2024年6月時点で1,000名以上のお子さんを再登校に導いてきました。

一度無料相談で、お子さんのことをスダチへ相談してみませんか?登園拒否を解決するために、お子さんにどんな接し方・声かけをすればいいのかをアドバイスさせていただきます。

 

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1. 3歳の子どもが「保育園に行きたくない」と保育園を嫌がる理由

 

3歳のお子さんは、他人と自分を自覚して、周囲との関わりが増えていく時期です。イヤイヤ期などで単に機嫌が悪く「行きたくない」と訴えるのではなく、何かきっかけがあることが多いでしょう。

お子さんが行きたくないと感じるきっかけの理由として多いものをまとめました。

  • 保育園で嫌なこと、苦手なことがある
  • 友だちとの関係で悩みがある
  • クラス替えで環境の変化があった
  • きょうだいが生まれた

それぞれでお子さんが感じていることや心境を紐解いて解説します。

 

1-1. 保育園で嫌なこと、苦手なことがある

 

保育園の活動で嫌なことがあったり、苦手なことがあったりしたとき、「保育園へ行きたくない」と感じることがあります。

 

3歳になると、手先も器用になってきたり、会話もできるようになってきたりするため、2歳児のころとは園の活動内容も異なります。

ただ、お子さんの成長はその子それぞれのため、中には活動がまだ苦手だと感じるお子さんもいます。

 

そして、「友だちに負けたくない」という競争心が芽生えるのも3歳児ならではです。そのため周囲よりもうまくできない活動があると「苦手だからやりたくない。保育園へ行きたくない。」という気持ちになるお子さんもいます。

 

1-2. 友だちとの関係で悩みがある

 

3歳になると、周囲との関わりが増えて、友だちと一緒に遊ぶようにもなります。ただ、まだ順番を守ったり、お互いを思いやりながら遊んだりすることが難しい年齢です。

 

そのため以下のような友人とのトラブルがきっかけとなり、保育園を嫌がる場合もあります。

  • いつも同じ子に順番を抜かされる、順番を守ることができず友だちに責められる
  • 仲間に入れてもらえない
  • 嫌なことを言われたりする

周囲との関わりについても、保育園の先生に聞いてみましょう。

 

1-3. クラス替えで環境の変化があった

 

クラス替えや先生の変更などで環境の変化があった際も、「保育園へ行きたくない」と感じることがあります。

 

保育園は、お子さんが初めて社会のなかで生活を送る場所です。今まで親御さんにお世話をしてもらっていたご家庭での生活と大きく異なるため、お子さんが感じているギャップは大きいでしょう。

 

自分で考えて自分で挑戦しなくてはならない園の生活に、少なからずお子さんは不安やストレスを感じながらもどうにか適応してきたはずです。ようやく慣れたところで、今度は園の環境に変化が生じたことで、お子さんの感じていた不安が限界に達して、行きしぶることがあります。

 

1-4. きょうだいが生まれた

 

ごきょうだいが生まれご家庭の環境に変化があったときにも保育園を嫌がることがあります。

 

3歳になると状況を把握する力がついてくるため、きょうだいの存在を認識するようになります。そして、今まで自分にだけ目を向けてくれていた親御さんが、きょうだいのお世話に追われている状況も、きちんと把握しているのです。

自分よりも、弟や妹のお世話をする機会が増える親御さんをみて、寂しさを感じることもあるでしょう。

そんな中、きょうだいは家庭で過ごし、お子さんは保育園へ行くときに、「自分だけ行くのは嫌だ」「自分のことは本当に大切なのだろうか、迎えに来てくれるのだろうか」という気持ちになり、行きしぶることがあります。

 

2. 3歳になって急に保育園を嫌がるようになった場合はなぜ?

 

3歳になってから、突然保育園を嫌がるときには、お子さんがしっかり成長している証拠でもあります。

なぜなら3歳は、下記のように急激な成長が見られる時期のためです。

  • ルールを守るために我慢をするようになる
  • 一人遊びから周囲と遊ぶようになり友だちとの関わりが増える
  • 出来事や気持ちを人に伝えようとする
  • 周囲に負けたくない、1番になりたいという競争心が芽生える

 

3歳児は、周囲との関わりにおける成長が多い時期です。お子さん同士が周囲とうまく関わるための練習をしている時期のため、それだけ問題にも衝突します。

 

そして保育園で抱えた問題が大きくなり、限界に達してしまったとき、急に保育園を嫌がる場合があります。

これは、お子さんがしっかり成長している証拠ではあります。これからお子さんが自分の力で抱えた問題を乗り越えていけるよう、今後も適切なサポートが求められるでしょう。

 

4歳のお子さんが保育園を嫌がるようになった場合の心境と対処方法は、以下をご覧ください。

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3. 3歳の子どもが「保育園へ行きたくない」と嫌がるときの対応方法

 

3歳のお子さんが保育園を嫌がる時の対処方法をまとめました。

 

3-1. 子どもの気持ちを受け入れてあげる

 

「保育園が嫌だな」と感じているお子さんの気持ちを受け入れて認めてあげることが大切です。

特に3歳のお子さんは、経験したことや自分の気持ちを少しずつ伝えられるようになっています。

 

お子さんが落ちついて自分の気持ちを話せる環境を用意してあげて、保育園であった嫌だったことや抱えている問題を聞いてあげましょう。

 

お子さんがうまく伝えられないときには、先生に状況を確認してみることも大切です。

 

そして、お子さんのつらい気持ちを共感してあげるために、

  • こういうことがあって、悲しくなっちゃったんだね
  • これがつらくて嫌だったんだね

と言葉にしてあげましょう。つらいと思いながらも、園に通っていたお子さんの頑張りに目を向けてあげてたくさん褒めてあげてください。

 

自分の気持ちを理解してくれて、そしてつらい中頑張っていたことをしっかり親御さんが見ていてくれていたとわかると、お子さんの気持ちも安定していきます。

 

3-2. 頑張ったことをたくさん褒めてあげて自己肯定感を育てる

 

保育園へ頑張って通えた日は、たくさん褒めてあげましょう。また先生から1日の様子をしっかり聞いたうえで、先生から褒めてもらえたことも、改めて親御さんも褒めてあげましょう。

 

この時のポイントは、次のとおりです。

  • 結果ではなくお子さんの行動の過程に目を向けて褒めるようにする
  • 他人ではなく、過去のお子さんと比較をして褒めてあげて成長を実感できるようにしてあげる
  • 親御さんだけでなく「先生もこう褒めていた」という他者からの評価も伝えてあげる

自分が考えて行動したことを褒めてもらえたり、過去の自分よりも成長していると自覚できると、お子さんの自己肯定感がどんどん育ちます。また、親御さんだけでなく、他の人も同じように褒めていたといった他者からの評価もお子さんの自信につながります。

 

3-3. スダチなどの支援機関へ相談をする

 

お子さんによって嫌だと思うきっかけや状況は異なるため、実際にどんな声かけや対応をして、行きしぶりを解決していけばいいのか悩むことでしょう。

 

今のお子さんに必要な声かけや接し方を知っておきたいときには、スダチなどの専門機関へ相談することを推奨します。

スダチは、未就学児から高校生までのお子さんの行きしぶりを根本解決してきた、専門家です。2024年6月時点で1,000名以上のお子さんが再登校に成功しました。

スダチの支援では、スダチが直接お子さんに介入しません。親御さんから現状のお子さんの様子を毎日ヒアリングさせていただき、その時々のお子さんに必要な接し方、声かけを具体的な内容でフィードバックしています。

 

この方法は毎日継続的に支援を提供できるため、みなさん平均3週間で不登校を根本解決しているのも特徴です。

 

また、親御さんからの声かけにより、お子さんの自己肯定感も育っていきます。自己肯定感は、社会のなかで自分で行動し挑戦していくための糧となります。これにより、お子さんは主体的に園や学校へ通うようになり、再び問題を抱えたときには、自分の力で乗り越えていくようにもなります。

 

ぜひ無料相談で現状の悩みやお子さんの様子をお聞かせください。登園拒否の根本解決に向けてこれからやらなくてはならないことを具体的にお話しさせていただきます。

 

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4. 3歳の子どもが保育園を嫌がる時は休ませていい?休む基準とは

 

3歳のお子さんの保育園への行きしぶりが激しいときには「休ませたほうがいいのかもしれない」と一度は考えるものです。「これが甘えにつながり、休みが長引くのではないか?」と思われるかもしれません。

 

「保育園へ行きたくない」と言い出して、行きしぶりが激しいときには、一度はお子さんの気持ちに寄り添うために休ませてあげることも大切です。

ただ、ここで休ませ続けてしまうと、休む状況が当たり前になり、不登園につながる恐れもあります。また、「泣いて騒げば、休ませてもらえる」とお子さんが思う場合もあるでしょう。

 

休ませてあげたときには、お子さんのつらい気持ちに共感してあげたうえで、

「これがつらかったんだよね。今日はお休みをするけれどこのままずっとお休みをするのは良くないよね。楽しく通えるようにママと一緒に行動していこうね」

 

という解決に向けて行動すること、休み続ける状況はよくないことを毅然とした態度で伝えましょう。

そして、解決に向けて行動するため、やらなくてはいけないことは、スダチなどの専門家にご相談ください。

 

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他にも、体調がいつもと異なることが原因で、行きしぶりしているケースもあります。以下が見られる時には、休ませてあげても良いかもしれません。

  • 元気がなくいつもよりおとなしい
  • お腹がゆるい
  • 咳や鼻水の症状が見られる
  • 家族で風邪をひいている人がいる

5. 3歳の子どもが「保育園へ行きたくない」と嫌がるときによくある質問

 

5-1. 保育園や託児所に行きたがりません。どうしたらいい?

 

お子さんが嫌だと感じる気持ちに共感してあげつつも、休ませ続けることはせず、楽しく通えるよう対処していくことが大切です。

 

根本的な解決方法として、お子さんの自己肯定感を育てていくことがあります。

自己肯定感は、社会の中で自分の力で行動していくための糧となる力です。お子さんの自己肯定感を育てる方法は、スダチまでお問い合わせください。

お子さんの現状をしっかりヒアリングさせていただいたうえで、お子さんに合わせた方法を提案いたします。

 

5-2. 保育園に行きたくない。ママといたいと言います。

 

親御さんと離れることに不安や寂しさを感じて、「ママといたい」と訴えて行き渋ることはよくあります。

以下の記事にて解決、対処方法を説明しているため、あわせてご確認ください。

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5-3. 保育園へ行きたくないと泣き叫ぶ。どうしたらいい?

 

行きたくないと毎日激しく泣き叫ぶとき「保育園があっていないのかも」「休ませていいのかな」と、悩むものです。

保育園のお子さんは、激しく行きしぶりするものの、親御さんが見えなくなると泣き止み、気持ちを切り替えて楽しく過ごせるお子さんも多いです。

先生に、1日中泣き続けていないかを確認してみましょう。

もしも1日中泣き続けているようでしたら、お子さんが楽しく通えるよう、「保育園へ行きたくない」という気持ちの根本解決に向けて行動していくことが大切です。

 

6. まとめ

 

3歳のお子さんは、周囲との関わりも増える時期だからこそ、「嫌だな」と感じる機会があり、そこから行きしぶりにつながることもあります。

 

お子さんが「嫌だ」と感じる気持ちは、受け入れて認めてあげたうえで、園生活を主体的に楽しめるよう、お子さんの自己肯定感を育ててあげることが大切です。3歳のお子さんの自己肯定感が育つ関わり方、不登園の解決方法は、スダチにご相談ください。

 

お子さんの現状をしっかりヒアリングさせていただいたうえで、解決に向けてこれから何をしなくていけないのかをお話しさせていただきます。

 

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  • この記事を監修した人
小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)

小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)

不登校支援サポート スダチ 代表
株式会社スダチ 代表取締役社長

「学校へ行こうかな」を自然と引き出すサポートを展開するスダチの代表。これまでで1,000名以上のお子さんを再登校に導いてきた。

「誰もが巣立ちゆける世界を」をミッションとし、不登校の解決はそのための通過点に過ぎないと考えている。
これまで不登校の子ども達に向けたボランティア活動を通し、多くの不登校の子どもたち、保護者様と関わる。

ボランティア活動を通して、子ども達や親御さんとお話しする中で、「本当は学校に行きたい、だけど行けない。自分でも行けない理由が分からない」子ども達が多くいることを知る。

そのように苦しんでいる子ども達や親御さんを見て、「不登校で苦しむ子供たちを一人でも多く救いたい」との思いを持つようになり、不登校支援事業を立ち上げるに至る。


【著書】
不登校の9割は親が解決できる 3週間で再登校に導く5つのルールPHP研究所

【メディア露出実績】
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