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都道府県別の通信制高校

茨城県で自分に合った通信制高校を探す|2025年版 完全ガイド

「わが子にぴったりの通信制高校を茨城県内で見つけたい」
「通信制高校では、公立と私立どちらを選べばよいの?」

こうした疑問を抱える保護者の方は、実はかなり多くいらっしゃいます。

茨城県は、全国展開する広域通信制高校の本校が数多く集まる、全国的にも珍しいエリアです。

鹿島学園高校、ルネサンス高校、S高校など、名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

県内に認可された通信制高校は県立1校・私立13校にのぼり、私立通信制の在籍生徒数は約3万4,000名と全国トップレベルを誇ります。

本記事では、これまで1,800名を超える不登校のお子さんの再登校を支援してきたスダチが、茨城県の通信制高校情報を詳しくお届けします。

各校の特色はもちろん、「通信制を決める前に知っておきたいこと」についても、支援現場の経験をもとにお伝えします。

茨城県が「広域通信制高校の集積地」と呼ばれる理由

茨城県は、全国でも有数の通信制高校の本校集積地です。この背景には、いくつかの地理的・制度的な要因があります。

まず、東京からのアクセスが良好でありながら、土地代が比較的安価なこと。

広大なキャンパスを必要とする通信制高校にとって、この条件は非常に魅力的です。

さらに茨城県は教育分野での新規参入に積極的な姿勢を見せており、2000年代以降、複数の広域通信制高校が本校を設置しました。

その結果、2024年度のデータでは県立通信制に約894名、私立通信制に約34,329名が在籍。

私立の生徒数が県立の約38倍という、他県では見られない特殊な構成になっています。

以下の表は、茨城県内に本校を置く主な通信制高校の一覧です。

区分 校名 キャンパス所在地 特記事項
県立 茨城県立水戸南高等学校 水戸市白梅 県内唯一の公立通信制
私立 鹿島学園高等学校 鹿嶋市田野辺 全国最大規模の広域制
私立 つくば開成高等学校 牛久市柏田町 個別指導に強み
私立 ルネサンス高等学校 久慈郡大子町 オンライン学習の先駆者
私立 S高等学校 つくば市 N高と同系列
私立 翔洋学園高等学校 日立市 北関東を中心に展開
私立 晃陽学園高等学校 古河市 医療・福祉系に強い
私立 水戸平成学園高等学校 水戸市 地域密着型
私立 土浦日本大学高等学校 土浦市 日大系列の安心感
私立 明秀学園日立高等学校 日立市 スポーツにも力を入れる

このように、茨城県では選択肢の幅広さが大きな強みとなっています。

参照元:通信制高校ナビ 茨城県ページ(2024年度データ、文部科学省「学校基本調査」より)

茨城県の不登校データから見える傾向

茨城県の不登校状況には、他県とは異なる特徴的なパターンが見られます。

令和5年度の文部科学省調査をもとに、以下の表にまとめました。

校種 不登校者数 千人あたりの割合 全国平均との比較
小学校 3,288名 21.6人 全国平均17.0人を大きく上回る
中学校 5,289名 66.8人 全国平均59.8人を上回る
高等学校 686名 10.2人 全国平均20.4人を大幅に下回る

このデータを読み解くと、茨城県では小・中学生の段階で不登校率が高い一方、高校生になると全国最低水準まで下がるという特徴が浮かび上がります。

この背景として考えられるのは、中学卒業時に通信制高校を選択する生徒が多いこと。先述のとおり茨城県には多様な通信制高校があり、「無理に全日制に進まなくてもいい」という選択ができる環境が整っているのです。

ただしこれは通信制高校に進めば不登校の問題が解決するという意味ではありません。次のセクションで、この点について詳しくお話しします。

参照元:文部科学省「令和5年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」

通信制高校を選ぶ前に——親御さんに知っておいてほしい3つのこと

通信制高校の情報を集める前に、ぜひ頭に入れておいていただきたいことがあります。

これは、1,800名以上のお子さんの再登校を支援してきたスダチの経験から、強くお伝えしたい内容です。

1つ目:通信制は「逃げ」ではない——けれど万能でもない

通信制高校への進学は、決してネガティブな選択ではありません。自分のペースで学べる環境が、お子さんに合っているケースは確かにあります。

しかし、「通信制に変えれば不登校の悩みがすべて解決する」わけではないのが現実です。

学びの場所が変わっても、お子さんが抱える本質的な課題がそのまま残ることは珍しくありません。

2つ目:元の学校に戻る道も、まだ開かれている

「もう今の学校には戻れない」と感じているご家庭でも、適切なアプローチで変化が生まれるケースは数多くあります。

スダチの支援を受けたお子さんの多くは、おおよそ22.6日という期間で元の学校への登校を再開しています。

通信制への切り替えを急ぐ前に、復学という選択肢についても一度検討してみてください。

3つ目:学校選びよりも大切なことがある

不登校の根本にある問題は、「どの学校を選ぶか」ではなく「親子の関係性」や「お子さん自身の自己肯定感」にあることがほとんどです。

環境を変えても、その根本に向き合わなければ同じパターンが繰り返される可能性があります。

この視点を持ちながら、お子さんのための進路を考えていただければと思います。

【実例紹介】2度目の不登校を乗り越えて大学進学を実現

以下は、実際にスダチの支援を受けた親御さんからいただいた声です。

学校を変えることではなく、家族の関わり方を変えることで変化が生まれた事例としてご紹介します。

「親の言葉や態度だけでこんなにも息子自身が変わったことは、スダチ様のすごいスキルだと感じます。結局、スダチ様から家族全員の考え方を整理し変えてもらったのだと思います。」

「2度目の不登校でしたが、こんなに短期間で登校を始め、大学受験もし、合格し、現在毎日大学に通学している姿は、あの1年前には想像もできなかったことです。」

この体験談は、通信制高校への進学が唯一の解決策ではないことを示しています。

もちろん、通信制が最適な選択となるケースもありますが、まずは現状を変える可能性を探ることも大切です。

体験談の全文は以下のリンクからご覧いただけます。

参照元:スダチ 親御さん直筆アンケート

茨城県のおすすめ通信制高校【2025年版】

ここからは、茨城県内で通える通信制高校を詳しくご紹介します。

県立、私立、広域制それぞれの特徴を把握して、お子さんに合った学校選びの参考にしてください。

茨城県立水戸南高等学校(通信制課程)——県内唯一の公立通信制

茨城県内で唯一の県立通信制高校です。

水戸市中心部に本校を構え、下妻市にも学習拠点(下妻コース)を設置しています。

項目 詳細
住所 茨城県水戸市白梅2-10-10
電話番号 029-221-4064
スクーリング 月2回程度(日曜コース・火曜コース)
授業料 年間約4万円(就学支援金適用で実質無料)
公式サイト https://www.mitonami-h.ibk.ed.jp/

学費を最小限に抑えたい方にとって、最有力の選択肢です。

ただし私立に比べてサポート体制は限定的な面があるため、自己管理能力が求められる点は理解しておく必要があります。

<こんな方におすすめ>

  • 水戸市・県央地域にお住まいの方
  • 費用を最優先で抑えたい方
  • 自分のペースで自律的に学習を進められる方

鹿島学園高等学校——全国最大規模の広域通信制

全国に300ヶ所以上のキャンパスを展開する、日本最大級の広域通信制高校です。本校は茨城県鹿嶋市にあります。

項目 詳細
本校住所 茨城県鹿嶋市田野辺141-9
授業料 年間約25〜40万円(コースにより異なる)
スクーリング キャンパスにより週1〜5日など選択可
公式サイト https://www.kg-school.net/

多彩なコースから自分に合ったスタイルを選べるのが最大の強みです。

大学進学を目指すコースから、アニメ・音楽・スポーツに特化したコースまで、興味関心に応じた学び方が可能です。

<こんな方におすすめ>

  • 自分の興味を活かした学びがしたい方
  • 全国のキャンパスから通いやすい場所を選びたい方
  • 多様な同級生と出会いたい方

ルネサンス高等学校——オンライン学習のパイオニア

スマホやタブレットで完結する学習スタイルを早くから取り入れた、オンライン学習の先駆的存在です。

項目 詳細
本校住所 茨城県久慈郡大子町浅川1253
授業料 年間約25〜40万円
スクーリング 年間4日〜(宿泊型または日帰り選択可)
公式サイト https://www.r-ac.jp/

スクーリングが年間わずか4日程度と、通学の負担を最小限に抑えられます。

働きながら学びたい方や、遠方にお住まいの方に特に人気があります。

<こんな方におすすめ>

  • できるだけ通学回数を減らしたい方
  • 自宅での学習環境が整っている方
  • アルバイトや習い事と両立したい方

S高等学校——N高と同じ角川ドワンゴグループが運営

N高等学校の姉妹校として、2021年に開校した比較的新しい通信制高校です。

本校は茨城県つくば市にあります。

項目 詳細
本校住所 茨城県つくば市
授業料 年間約25〜60万円(コースにより異なる)
スクーリング ネットコース:年5日〜 / 通学コース:週1〜5日
公式サイト https://nnn.ed.jp/

プログラミング、動画クリエイター、起業など、将来を見据えた実践的なカリキュラムが充実。最先端のオンライン教育環境で学ぶことができます。

<こんな方におすすめ>

  • IT・クリエイティブ分野に興味がある方
  • 大学進学を視野に入れている方
  • 全国の仲間とオンラインでつながりたい方

学費を比較してみよう【2025年版】

通信制高校を選ぶ上で、学費は重要な検討ポイントです。

以下の表で、茨城県内で通える主な学校の学費を比較してみましょう。

校名 区分 年間授業料(目安) 就学支援金適用後
県立水戸南高等学校 県立 約4万円 実質無料
鹿島学園高等学校 私立 約25〜40万円 約15〜30万円
ルネサンス高等学校 私立 約25〜40万円 約15〜30万円
S高等学校 広域制 約25〜60万円 約15〜50万円
つくば開成高等学校 私立 約30〜50万円 約20〜40万円

この表から分かるように、県立は圧倒的に費用を抑えられます

一方、私立・広域制は学費が高い分、サポート体制や多彩なコースといった付加価値があります。

※入学金・教材費・施設費などが別途必要です。詳細は各校の募集要項をご確認ください。

通信制高校に進む前に——スダチの復学支援という選択肢

不登校になってしまったお子さんに対し通信制高校しか道がないと思い込んでいませんか?

実は、今の学校に戻る道が残されているケースは少なくありません。

スダチでは、親御さんへの毎日のメール伴走を通じて、お子さんの自発的な再登校を支援しています。

項目 内容
支援実績 1,800名以上のお子さんが再登校を実現
平均期間 平均22.6日で復学
サポート方法
  • 親御さんへの毎日のメール伴走
  • お子さんとのカウンセリング一切なし
受講形態 オンライン完結(全国どこからでも参加可能)

通信制高校やフリースクールは素晴らしい選択肢ですが、一度その自由な環境に慣れると、元の学校への復帰がより難しくなることがあります。

まずは復学の可能性を探り、それでも難しければ通信制を選ぶ

この順番で考えることで、お子さんの選択肢を最大限に残すことができます。


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「うちの子でも復学できる?」

「通信制と復学、どちらが良い?」

こうした疑問に、専門スタッフがお答えします。

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茨城県で利用できる不登校相談窓口

一人で悩まず、まずは専門家に話を聞いてもらうことから始めてみませんか。

茨城県内で利用できる主な相談窓口をご紹介します。

窓口名称 電話番号 対応内容
24時間子供SOSダイヤル 0120-0-78310 いじめ・不登校などの悩み(24時間対応)
茨城県教育研修センター 029-227-1024 教育相談・不登校支援
茨城県精神保健福祉センター 029-243-2870 心の健康に関する相談

これらの窓口は、学校や進路に関する相談だけでなく、お子さんの心の状態についても相談できます

まずは気軽に電話してみてください。

まとめ

本記事の内容を整理すると、以下のポイントが挙げられます。

  1. 茨城県は広域通信制高校の本校が集中する、全国でも珍しいエリア
  2. 鹿島学園・ルネサンス・S高など、全国的に知られた学校が選べる
  3. 県立水戸南高校は、学費を最小限に抑えたい方の最有力候補
  4. 小・中学生の不登校率は高いが、高校生は全国最低水準という特徴
  5. 通信制を決める前に「復学」という道も検討する価値がある

通信制高校は、お子さんに合った環境を提供してくれる可能性があります。

一方で、環境を変えるだけでは根本的な解決に至らないケースもあることを、心に留めておいてください。

お子さんにとって本当に最善の道は何か

その答えを見つけるために、この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。


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  • この記事を監修した人
小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)

小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)

不登校支援サポート スダチ 代表
株式会社スダチ 代表取締役社長

「学校へ行こうかな」を自然と引き出すサポートを展開するスダチの代表。これまでで1,000名以上のお子さんを再登校に導いてきた。

「誰もが巣立ちゆける世界を」をミッションとし、不登校の解決はそのための通過点に過ぎないと考えている。
これまで不登校の子ども達に向けたボランティア活動を通し、多くの不登校の子どもたち、保護者様と関わる。

ボランティア活動を通して、子ども達や親御さんとお話しする中で、「本当は学校に行きたい、だけど行けない。自分でも行けない理由が分からない」子ども達が多くいることを知る。

そのように苦しんでいる子ども達や親御さんを見て、「不登校で苦しむ子供たちを一人でも多く救いたい」との思いを持つようになり、不登校支援事業を立ち上げるに至る。


【著書】
不登校の9割は親が解決できる 3週間で再登校に導く5つのルールPHP研究所

【メディア露出実績】
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