「どうして学校では感情がコントロールできないことが多いんだろう」
「最近好きなことに興味を持てなかったり、友達付き合いが面倒に感じているのはどうして?」
「感情をコントロールできなくて、周囲の子よりも子どもっぽさを感じているけれど誰にも相談できない」
記事を読むとわかること
- 感情をコントロールできない原因がわかる
- 感情のコントロールと不登校の関連がわかる
- 感情のコントロールができるようになるために必要なことがわかる
- 感情を整理する仕組みを知れる
自分の感情をコントロールできないと、ストレスが溜まってしまうものです。
過度に落ち込んだり、人にイライラしたりしてしまう自分に、呆れてしまうこともあるでしょう。自分らしく生活ができなくて疲れを感じているかもしれません。
思春期や成長期はとくにホルモンのバランスが崩れやすいため、感情がコントロールできない傾向にあります。また脳の発育段階も関係し、成人とは感情のバランスが異なります。
気分が不安定になるのにはこのような科学的な根拠もあるため、あまり自分を責めすぎないようにしてください。
また人に比べて感情が大きく動きやすいのは「感じる力」が強い証拠でもあります。あなたにとっては辛いこともあるかもしれませんが、感性が豊かなのはとても素晴らしいことです。
あなたをより魅力的にしてくれる、素敵な特性でもあります。
怒りや不安、悲しみなどのマイナスな感情は、多くの場合で心のSOSサインです。
当記事では感情をコントロールできない理由や背景のほか、感情をコントロールできない自分をリセットするための方法を紹介していきます。
目次
感情をコントロールできないのは「弱いから」じゃない
不登校の背景にある「感情の渋滞」とは?
感情をコントロールできないと、ときに人付き合いを避けたくなります。
小学生から高校生までの学生の場合は「学校に行きたいけど体が動かない」と感じ、社会人の場合は「誰にも会いたくない」などの感情に結びつきます。
いずれも「本当に学校に行きたくない」「本当に人に会いたくない」と思っているわけではありません。
これらの感情の渋滞は、他者に感情を出され、よりコントロールできない状況になってしまうのを避けたいという心のSOSサインです。
感情が整理されないまま積み重なると、エネルギーが枯渇していきます。無理や我慢が続くと「自分は何もできないだめな人間だ」と考えてしまう自己否定ループに陥ることもあるため注意が必要です。
とくに発達障害を持っている人や、生理前の人、ストレスを溜めやすい体質の人は、感情をコントロールできずに、イライラしてしまうシーンが多いことでしょう。
「学校に行きたくない」などの他者との関わりを断ちたい気持ちが現れてきたときには、なぜ自分が感情をコントロールできないのかに焦点を当てて、自分の心を楽にしてあげるための方法を考えましょう。
自分を責めず、「渋滞をほぐす」ことが回復の第一歩です。
感情をコントロールできるようになると、どんな変化が起こるのか
感情コントロールできるようになると、怒りや悲しみなどの一時的な感情に流されず「一歩引いて考える」ことができるようになります。
俯瞰して物事を見つめられれば、より適切な対処法を冷静に見つけられるでしょう。
冷静に自分自身を見つめられるようになることで、感情の分析が行いやすくなるため、自分の「好き」「苦手」「安心できる環境」が明確になります。
心が落ち着くと、自然と行動意欲が湧いてくるものです。
小学生から中学生、高校生まで、学校生活では人付き合いが欠かせません。毎時間ストレスを感じていては学校に居づらくなってしまうので、ある程度自分の感情をコントロールできるようになると毎日がたのしくなるでしょう。
感情コントロールの第一歩は「気づくこと」から
感情をコントロールできない自分をよくわかっているけれど、どうすれば改善できるのかがわからないということもありますよね。
とくに小学生や中学生、高校生など、まだ歳の若い学生の場合は、自分の感情をコントロールする方法を知らない人が大多数です。
そのなかであなたは当記事を読んで、感情コントロールのコツをつかみ、周囲のお友達よりもより健やかで元気な毎日を送ってみませんか?
続いての見出しでは、感情コントロールに欠かせない「気がつくための方法」と、「気が付きやすくなるための手順」を紹介していきます。
- 自分の気持ちに名前をつける
- 呼吸と記録で心の揺れを可視化する
簡単な2つのステップで、あなたも感情がコントロールできない自分を卒業しませんか?
まず「今の自分の気持ち」に名前をつける練習を
感情をコントロールできない理由は、自分の感情を明確に受け止めることができていないからかもしれません。
「なんかモヤモヤする」「イライラする」「なんでかわからないけれど、気分がすっきりしない」などということはありませんか?
気分がすっきりしないで原因を特定できないまま、ただ泣く泣くストレスを抱えて過ごしていると、さらに疲れが溜まってしまいます。
自分の気持ちにいくつかの種類をつけて、名前をつけたり、言葉に変えたりして、理由や原因感情の内容をより見つけやすくしましょう。
例えば以下のように、ラベリングをしてみませんか?
- 自分の劣等感を刺激された気になったときの感情
- 自分を大切にしてもらえなかったと感じたときの感情
- 自分の大切な人が関係しているときの感情
- 意見がうまく言えなかったときの感情 など
感情のラベル化が済むと、普段より一歩引いて自分の感情を見つめられるようになります。そのために、より感情のコントロールが行いやすくなります。
呼吸と記録で「心の揺れ」を可視化する
自分の息遣いは、心の揺れを可視化するのにとても役に立ちます。
呼吸が上がっているときには、ストレスを感じていたり、緊張や不安に負けそうになっている時かもしれません。
そんなときにはまず呼吸を深く、ゆっくりに意図的に変更すると、不思議と気分も和らいでいきます。
腹式呼吸をしたり、横になって目をつぶって過ごす時間をとったりしてみるのもおすすめです。
そのほか感情を記録して、言葉に残すことで、気分の変化を可視化しやすくなります。
モヤモヤしたこと、悲しかったことなどを、日記やスマホにメモしていきましょう。しばらく続けていると、感情がコントロールできない曜日や時間帯、天気、シーンなどが見えてくることがあります。
「感情を整える習慣」を少しずつ増やしていこう
感情をコントロールできなくて、困っているのはなぜだと思いますか?
まずは自分の感情を見つめて整える習慣を少しずつ積み重ねていく練習をしましょう。とくに気分が不安定なときには、小さなことを肯定的に積み重ねることで自己肯定感が上がり、気分がスッキリしやすくなります。
長期的に見て、感情を整える習慣を身に付けるためにも、より短いスパンで自分の気持ちを明るくするためにも役立つ方法です。ぜひ活用してみて下さい。
朝・昼・夜にできる小さなリセット方法
1日のスケジュールの中で、朝昼夜などを組み込みやすい時間に簡単で、リフレッシュできるルーティンを組み込んでみませんか?
朝:5分だけ外の空気を吸う
昼:スマホを置いて静かに呼吸する
夜:今日の気持ちを3行で書く
そのほか「コーヒーを1杯飲む」「好きな香りを嗅ぐ」など、自分の好きなリセット方法に置き換えて構いません。
リセット方法を考える際は、どんなに気分が落ち込んでいたり、感情がコントロールできなかったりするときでも簡単に行える小さなアクションを設定しましょう。
複雑だったり多くの道具が必要だったりする方法は、エネルギーが不足しているときにはなかなか実行できない可能性があります。
できるだけ手軽に行えるアクションを探してみましょう。
あなたも今日から朝、昼、夜に小さなリセットルーティンを取り入れてみませんか?
「できなかった自分」も認める練習
自分の気持ちを認めたり言語化したりして受け止めるのは、感情を整理するのにとてもよい方法です。なかでも一日の終わりにジャーナリングをしたり、自分のよくできた点などを振り返ってみたりするのはとても有効です。
しかし感情がうまくコントロールできないときには、1日あまりよくないことが続いてしまうこともあるでしょう。
そんなときには、1日の反省を「今日は何もできないためな日だった」とするのではなく「できなかった自分と1日一生懸命過ごした」と認識するなどして、だめな日でも自分を認める姿勢を大切にしましょう。
ストレスを溜めてしまうのではなく、ストレスに感じないように自分を認めていく方法です。
向上心を持って自分により多くを追求していくのは素晴らしいことです。しかし感情がコントロールできないときや、気分の浮き沈みが激しい時期に、人は自分に厳しくしすぎてしまう傾向があります。
小さなことでも自分を褒め続ければ、明日を今日よりも健やかに楽しく過ごすことができるでしょう。ぜひ、だめな日でも自分を褒めるよう心がけてください。
誰かと一緒に「感情」を見つめる ― 1人で頑張らなくていい
マイナスな感情はひとりで抱え込みすぎないことが重要です。なぜなら人は1人で考え込むようになると、どんどんマイナスで暗い方向に感情が引っ張られてしまいがちだからです。
一方で、誰かと一緒にいると、なんとなく気分が明るくなったり、自然と笑顔になったりした経験はありませんか?
心が防衛反応を起こしていると、他者とのつながりを整備したくなります。
しかし実際には、誰かと触れ合うことで笑顔を運んでもらえるシーンは多くあります。
悩みを相談したいときやちょっと誰かに聞いてほしいときには、ひとりでがんばりすぎずに、誰かに話してみましょう。逆に自分の感情をコントロールできなくて困っているときに、周囲の人に「自分はなぜ今このことに困っているのか」と相談してみるのもおすすめです。
人は「自分のことをとてもよくわかっている」と思ってしまいがちですが、他者からしか見えないあなたの一面もあります。」
周囲の人のアドバイスを借りて、より自分らしく生きる方法を探してみませんか?
話すことで、感情は少しずつ軽くなる
人に話したり、ノートに書き留めたりして言語化をするとより、いまの自分の感情や状況を把握しやすくなります。
頭の中で一生懸命考えるのもとても重要なことですが、文字にしたり人に話したりして言葉を選んで処理していくことで、脳がより整理されやすくなり、的確に状況が把握できます。
「困っていることを紙に書いたらスッキリした」「人に相談をしているうちに、アドバイスや解決策をもらう前から頭の中がなんだか整理できた」という経験はありませんか?
人に話すだけで、脳は整理されていきます。
人に相談をするときにはアドバイスを求めてしまいがちです。しかし実は人に話すことの方が重要である場合もあります。
誰かに意見を求めるばかりでなく、自分が自分の頭を整理するためにも、人と話をする時間を大切にしてみましょう。
感情を整理する方法をみつける
感情をコントロールできなくて困っているのは、小学生や中学生、高校生などの学生さんだけではありません。
今日も、多くの大人が自分の感情をコントロールしきれずに悩んでいます。
では自分の感情をコントロールするにはどんな方法がよいのでしょうか。
感情をコントロールしやすくするまたは落ち着きやすくするといわれているいくつかの方法を紹介します。
- 外に出て、お日さまの光を浴びる
- 1杯のコーヒーを飲む時間を大切にする
- 好きな音楽を聴く
- 好きな香りを嗅ぐ
- 散歩などの軽い運動をする
- 集団生活から離れる時間を作る など
重要なのは「簡単かつ自分が好きなこと」を見つけることです。
まずは上記の例を参考にして、いくつかの方法を試してみましょう。複数のものを組み合わせて感情をコントロールするのもおすすめですよ。
「集団生活から離れる時間を作る」で紹介しているように、ときにはひとりの時間も必要です。
社会人の場合は、リモートワークやテレワークが広がりつつあり、通常通り仕事をしながら自分の時間を作れます。不要な飲み会をキャンセルするなど、人付き合いのバランスも自由に取れるのが大人のよいところです。生理前のイライラ期には、大人は不要な予定をキャンセルできます。
しかし集団から離れる時間を作って、いつも通りの活動をする方法があるのは、必ずしも大人だけではありません。
小学生や中学生の義務教育過程のみなさんのほか、高校生も活用できるのが「オンライン学習」です。
パソコンやスマートフォンを使って自宅で自由に勉強できるオンライン学習では、集団生活の中で感情がうまくコントロールできない人にとって、より勉強に集中しやすくなる可能性を秘めています。生理前に感情がコントロールできない時や、発達障害による自分の特性と日々向き合っている人にとっても居心地のよい場所です。
友達の言動がいちいち気になってしまう人、周囲のおしゃべりに敏感な人、人が多くいる環境が苦手な人にとっては、教室の中はなかなか居心地のいいものではありません。少しずつモヤモヤを蓄積させていくことで、授業に集中できなくなってしまった経験は、誰にでもあります。
しかし周囲に気を取られて授業に集中できないままでは、成績や進路が危うくなります。そんなときにはオンライン学習「スダチ塾」を活用してみませんか?
スダチ塾では、学校よりも濃密な学習時間を提供しています。あなただけの時間で、目一杯勉強に励みませんか。
スダチ塾では、学校で集中できなかった分の勉強に時間を割くことも、学校の勉強では物足りないときに自分のレベルに合った勉強をすることも可能です。気になったあなたは、ぜひおうちの人にスダチ塾について相談してみてください。
まとめ
感情がコントロールできない日は誰にでもあります。そして、中学生や高校生の若いうちから「自分が感情をコントロールできないのはなぜか」と考えているあなたはとても成熟した人です。
そんなあなたのよさをより伸ばすために、まずは自分のことを知り、自分の感情を見つめていきませんか。
当記事では感情がコントロールできないときに起こっていることをはじめ、感情をコントロールしやすくするためのコツを紹介してきました。
好きな音楽や香り、小さなルーティーンをもとに自分を認め、励ましながら、あなたらしいリズムを見つけていきませんか?
あわせて感情の波にできるだけ流されないように、オンライン学習を取り入れるのもおすすめです。理解度に不安があるときや、勉強に関するこだわりがあるときには、とくにあなたの味方になってくれますよ。
感情をコントロールするあなただけの方法を見つけて、よりよい学校生活をたのしんでください。



