「子どもが不登校になってしまった…山口県ではどこに相談すればいいの?」
「山口県で不登校の子どもを支援してくれるフリースクールを知りたい」
「一人で悩まずに、専門家や同じ境遇の人に相談したい」
本記事では、1,500名以上を復学に導いた不登校の専門家であるスダチが、山口県で不登校に関する相談ができる窓口や支援機関、フリースクールを網羅的にご紹介します。
公的な相談窓口から民間のフリースクール、復学支援サービスまで、それぞれの特徴や利用方法について詳しく解説していますので、山口県で不登校でお悩みの方はぜひ参考にしてください。
目次
山口県の不登校状況
山口県は本州最西端に位置し、「長門国」「周防国」として知られ、明治維新の原動力となった長州藩の地です。
錦帯橋、萩城下町、秋吉台、角島大橋など豊かな自然と歴史遺産を有しています。
県内の小中高校の不登校の子どもの総数は4031人で、前年から74人増え過去最多となっています。
この増加傾向の背景には、コロナ禍による生活リズムの乱れや、「不登校は問題行動ではない」という文科省の方針浸透による保護者の意識変化があると考えられています。
山口県特有の要因として、山口市・下関市などの都市部と中山間地域・離島部での格差が挙げられます。
都市部では競争的な教育環境が、中山間地域では過疎化による学校統廃合が、離島部では通学困難や支援施設不足が不登校の背景となっています。
また、「維新の地」として教育熱心な土地柄があり、吉田松陰の松下村塾に象徴される「志」を重んじる県民性が根付いています。
この向上心の高さは、時に子どもたちへの期待が重圧となることも指摘されています。
こうした状況に対し、各市町の教育支援センターや民間フリースクールが連携し、多様な学びの選択肢を提供しています。
宇部市では「フリースクール等利用支援補助金」制度を導入し、経済的支援も行っています。
参考:中国新聞デジタル「山口県の不登校の児童生徒、過去最多の4031人」、文部科学省「令和5年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」、おかむら塾(宇部市フリースクール等利用支援補助金認定施設)
山口県のフリースクール選び方 3つのポイント
フリースクールは、何らかの理由で通常の学校に通えないお子様のための民間教育施設です。
文部科学省による公的認定制度はなく、独自の運営方針に基づいて活動しています。
お子様の状況や個性に応じた柔軟な学習環境を提供し、安全で安心できる居場所として機能します。
運営主体の多様性
山口県内のフリースクールの運営形態は多岐にわたります。
- 学習支援重視型(個別指導塾のノウハウ活用)
- 体験活動型(調理、工作などの実践重視)
- NPO法人運営型(相談業務と連携)
- 少人数制型(アットホームな環境)
- 公的支援型(教育支援センター)
特に山口県では、萩城下町散策、秋吉台でのカルスト体験、関門海峡クルーズ、SLやまぐち号乗車など、地域特性を活かした取り組みが見られます。
主な活動内容の傾向
山口県のフリースクールでは、以下のような活動が特徴的です。
- 学びのスタイルの多様性:個別学習、少人数学習、自習スタイルが中心
- 心身の回復を優先:無理な学習の押し付けをしない
- 子ども主体のルール作り:朝のミーティングで活動決定
- 体験プログラムの充実:調理、工作、野外活動
- 進路サポート:将来の進路に向けた具体的なアドバイス
- 地域との交流:地域行事への参加、ボランティア活動
注意すべき点
フリースクールには法的な設置基準が存在せず、開設に際して教員免許などの特別な資格も不要です。
山口県では月額費用が全国平均(約33,000円)程度とされていますが、施設により異なり、詳細は問い合わせが必要な場合が多いです。
公的な教育支援センターは基本無料(実費等除く)で利用できます。
施設を選ぶ際は、子どもの通いたい気持ちの確認(他責思考を避ける)、教育方針・活動内容の適合性、自宅からのアクセス(自家用車での送迎が必要な場合が多い)、見学・体験の実施などを慎重に確認することが不可欠です。
復学支援とは?
復学支援とは、お子さんの意思での復学(再登校)を目指す支援のことを指します。
支援方法としては、お子さんに直接アプローチする支援もあれば、親御さんへ接し方をアドバイスする間接的な支援があります。
カウセリングは来談者中心療法に基づき、お子さんへ傾聴・共感をすることで、気持ちの整理を支援します。
一方復学支援では、段階に基づいてカウンセリング的アプローチもとりつつ、認知行動療法に基づき、お子さんの思考のクセや生活週間を改善していくことで、復学を目指していきます。
| 復学支援 | カウンセリング | |
| 目的 | お子さんの意思での復学(再登校)を目指す | お子さんの気持ちを整理する |
| 手段 | コーチング&カウンセリング | カウンセリング |
| 科学的根拠 | 認知行動療法 | 来談者中心療法 |
相談・カウンセリングを受けたい方へ、山口県でおすすめの相談・支援先
1.山口県教育研修所(やまぐち総合教育支援センター)
対象者:幼児、児童生徒、保護者、教職員
電話相談:月~金 8:30~17:15
来所相談:月~金 8:30~17:15(要予約)
電話番号:083-987-1240(ふれあい教育センター)
詳細情報:山口県教育研修所(やまぐち総合教育支援センター)
2. 山口県精神保健福祉センター
対象者:精神的な悩みを抱える本人とその家族
電話相談:月~金 9:00~11:30、13:00~16:30
来所相談:月~金 9:00~16:30(要予約)
電話番号:083-902-2672
詳細情報:山口県精神保健福祉センター
3.山口市教育委員会 学校教育課
対象者:山口市内在住の児童生徒、保護者
電話相談:月~金 8:30~17:15
来所相談:月~金 8:30~17:15(要予約)
電話番号:083-934-2862
詳細情報:山口市教育委員会 学校教育課
山口県おすすめフリースクール5選【2025年版】
フリースクール Nest(ネスト)
【こんな方におすすめ】
- 不登校や引きこもり状態から自分のペースで過ごしたい方
- 学校生活のストレスが強い方
- 個別相談や居場所を求めている方
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象年齢 | 小学生・中学生・高校生(通信制含む) |
| 教育方針 | 安心できる居場所を提供し、学習支援・面談・訪問相談など多様なサポート。自由な参加と対話中心で、子どもの主体性を尊重します。 |
| 費用 | 要お問合せ |
| 所在地 | 山口県下関市生野町2‑27‑7 4階 |
| ウェブサイト | https://nest-fs.sakura.ne.jp/ |
フリースクール Nest(ネスト) の特徴
NPO法人Nestは、下関市を拠点とするフリースクールで、学校に行きづらくなった子どもたちが無理なく過ごせる場所を提供しています。
固定のカリキュラムではなく、個々のペースで過ごす自由な時間が中心です。
面談や学習支援、必要に応じて訪問サポートも行い、学校との連携・復帰についても相談しながら進められる点が魅力です。
また、保護者や家庭との対話にも力を入れ、家庭内での対応支援もしてくれます。
安心感ある居場所づくりを通じて、子どもたちの社会性や自信を育むことができます。
Happy Education(ハッピーエデュケーション)
【こんな方におすすめ】
- まずは居場所から始めたい方
- 自然体験や自由な時間を大切にしたい方
- 保護者の相談・交流も希望する方
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象年齢 | 小学生・中学生中心 |
| 教育理念 | 安全で安心できる居場所づくりを基盤に、「好きなこと」「やりたいこと」を尊重した体験・学習環境を提供。保護者向けイベントも実施。 |
| 費用 | 年会費:5,000円 月会費:2,000円 都度利用:500円程度 |
| 所在地 | 山口県山口市徳地船路575‑4 |
| ウェブサイト | https://happy-edu.amebaownd.com/ |
Happy Education(ハッピーエデュケーション) の特徴
Happy Educationは、山口市徳地の自然豊かな環境を活かしたフリースクールです。
学校生活が難しい子どもたちに対し、決まった授業形式ではなく、自由に過ごしたり体験活動を通して主体性を育んだりできる居場所を提供しています。
スタッフは見守りを基本とし、子どもが主体的に選ぶ活動を尊重。保護者向けの茶話会や相談会もあり、保護者自身の情報交換・支援の場もあります。
家庭や学校との連携を図りつつ、安心して過ごせる空間づくりを大切にしているのが特徴です。
自然や仲間との関わりを通して自信・社会性を育てたい方に向いています。
フリースクール まなポート
【こんな方におすすめ】
- 夢や目標を見つけながら過ごしたい方
- 体験学習や社会参加を重視したい方
- 高校卒業資格取得も視野に入れたい方
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象年齢 | 小学生・中学生・高校生 |
| 教育理念 | コーチングを活用し、「やりたいこと」をベースに学び・体験活動を実践。社会活動や挑戦を通じて自己成長を促す。 |
| 費用 | 入学金:11,000〜22,000円 週1日:約12,000円〜 週5日:約44,000円〜(コース別) |
| 所在地 | 山口県周南市河東町9‑35 |
| ウェブサイト | https://manaportschool.wixsite.com/manaport |
フリースクール まなポートの特徴
山口県周南市の「フリースクール まなポート」は、「不登校だからこそ夢がかなう」という理念のもと、子どもたち一人ひとりが自分の「やりたいこと」を見つけながら過ごす教育環境を大切にしている場です。
コーチングを活用した支援により、主体性と目標設定力を育むことを重視。
学校の外で学ぶだけでなく、コミュニケーション・社会的体験・地域参加など体験型のカリキュラムも導入しています。
また、高校コースでは通信制高校のカリキュラムも受けられ、高卒資格取得を目指すことも可能です。
フルタイムプランから「1日だけ体験」まで多様な通い方があり、子どもの状態に合わせて選べる柔軟さが特徴です。
おかむら塾
【こんな方におすすめ】
- 体験・創作学習で自分の興味を深めたい方
- 自然やアウトドア体験を通じて学びたい方
- 在籍校の出席扱いを希望する方
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象年齢 | 小学生〜中学生 |
| 教育理念 | 体験学習・創作・自然活動を中心に、子どもの探求心や達成感を育てる実践型学び。出席扱いの対応可能。 |
| 費用 | 要問い合わせ |
| 所在地 | 山口県宇部市東須恵1271‑15 |
| ウェブサイト | https://okamura21.com/ |
おかむら塾の特徴
「おかむら塾」は、山口県宇部市で運営されるフリースクールで、単に座学をする場ではなく、自然体験・創作活動・アウトドアなどを通じて子どもたちの探求心や達成感を育む教育を行います。
体験学習が豊富で、キャンプやハイキング、ものづくり活動など実体験を伴う学びの機会が多いのが特徴。
また、宇部市の「フリースクール等利用支援補助金」の対象施設となる場合があるため、費用面でも支援が受けられる可能性があります。
さらに、通塾した日は在籍校の出席として扱われるケースもあり、学校復帰や進路に向けた柔軟な対応も可能です。
自然の中で体を動かしながら学びたい方、興味を主体的に追求したい方におすすめです。
<番外編>スダチ - 学校復帰専門支援サービス
【こんな方におすすめ】
- 不登校の根本原因を解決したい
- 現在通っている学校への復帰を目指している
- できるだけ早く不登校状態を改善したい
最短期間での再登校を目指す専門的な不登校支援サービスです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 小学生・中学生・高校生 |
| 特徴 | 不登校の根本要因へアプローチする専門プログラム |
| 料金 | 無料オンライン相談実施中 |
| 形態 | オンライン完結型 |
| 公式サイト | https://sudachi.support/ |
スダチの特色
スダチは、お子様が現在在籍している学校への復帰を専門とする支援サービスで、平均20日間で再登校した実績が多くあります。
お子様への直接的な介入ではなく、保護者の方を通じた間接的なアプローチを採用しています。
これにより不登校の本質的な原因に働きかけ、解決を図ります。
支援過程でお子様の自己肯定感が自然に高まり、自発的に再登校を決意する点がスダチの最大の強みです。
無料相談では、お子様の現状を丁寧にヒアリングした上で、再登校に向けた具体的な方法論を提案してもらえます。
「フリースクールへの通学を検討しているが、本当にそれがベストなのか?」といった悩みにも、お子様の状況と将来的な社会復帰を見据えた適切なアドバイスが得られます。
山口県のフリースクールを利用するメリット
1. メンタルケアなどのカウンセリングが受けられる
カウンセラー等の支援で悩みや不安を解消し、将来へ向けて前進する力を育みます。
不登校の子どもたちが抱える様々な心の問題に対し、専門的なサポートを受けることができます。
山口県の「志」を重んじる県民性も相まって、子どもたちの将来への希望を育む環境が整っています。
2. 同じ境遇の仲間を見つけられる
同じ境遇の仲間と出会い、共感を得ることで孤立感を解消し、社会性を養うチャンスが得られます。
フリースクールには不登校を経験した子どもが多く、互いの気持ちを理解しやすいため、自分の居場所を見つけやすいでしょう。
3. 山口ならではの豊かな体験活動
山口県のフリースクールの特徴として、地域資源を活かした多彩な体験活動が挙げられます。
錦帯橋散策、秋吉台カルスト探検、角島大橋ドライブ、関門海峡クルーズなど、豊かな自然と観光資源を活用した学習。
ふぐ料理体験、瓦そば作り、外郎作り、夏みかん菓子作りなど、山口の食文化体験も充実。
萩城下町での歴史学習、松下村塾での「志」教育、明治維新関連施設見学など、維新の地ならではの体験も可能です。
4. 歴史と産業の融合体験
維新の歴史と現代の産業が共存する山口県では、過去と現在を学ぶ機会が豊富。
石油化学コンビナート見学、セメント工場見学、SLやまぐち号乗車など、産業観光も充実しています。
5. 二つの海を活かした活動
瀬戸内海と日本海の両方に面する山口県では、それぞれの海の特性を活かした活動が可能。
穏やかな瀬戸内海での海洋体験、荒々しい日本海での自然観察など、多様な海洋学習ができます。
相談・支援先を選ぶ際の注意点
1. 進学への影響
出席扱いとして認められても、内申点は評価されない場合があり、全日制高校の受験で不利になるおそれがあります。
将来の選択肢への影響を考慮する必要があります。
2. 高卒資格は取得できない
フリースクールは正式な学校ではないため、単体で高校卒業資格は取得できません。
高校生の場合は通信制高校等との併用が必要です。
3. 地域による支援格差
山口市・下関市などの都市部では選択肢が比較的豊富ですが、中山間地域や離島部では支援施設が限られています。
自家用車での送迎が必要な場合も多く、家庭の負担を考慮する必要があります。
4. 継続的な経済負担
フリースクールの利用料は全国平均で月額約33,000円とされています。
山口県でも施設により異なりますが、家庭の経済状況によっては大きな負担となる可能性があります。
公的な教育支援センターは基本無料ですが、定員などの制限があることも。
5. 他責思考のリスク
子どもの意思に反して無理に通わせると、「親に行けと言われた」という他責思考につながりやすくなります。
不登校の解決には、問題を自分ごととして捉え、主体的に乗り越えることが大切です。
よくある質問(FAQ)
山口県の不登校相談は本当に無料でできますか?
はい。山口県教育研修所、山口県精神保健福祉センター、各市町の教育委員会などの公的機関では無料で相談できます。
ふれあい教育センター(083-987-1240)や24時間子供SOSダイヤル(0120-0-78310)は無料で利用可能です。
ただし、民間のフリースクールや復学支援サービスは有料の場合が多いです。
出席扱いになる?
学校・保護者・施設の連携要件を満たし、在籍校の校長が認めれば出席扱いが可能です。
公的な教育支援センターの方が出席扱いの承認を得やすい傾向があります。
費用はいくらかかる?
施設により様々ですが、全国平均は約33,000円です。山口県でも施設によって異なるため、事前の確認が必要です。
公的な教育支援センターは基本無料(実費等除く)です。
フリースクールは学校の代わりになる?
居場所となりますが、学習進度や内容は一般的な学校とは異なります。
完全な代替にはならないことを理解しておく必要があります。
子どもが相談を嫌がる場合はどうすればいいですか?
まずは保護者だけでも相談することができます。
多くの相談機関では保護者向けの相談も受け付けており、家庭での対応方法についてアドバイスを受けられます。
最も大切なのはお子さんの意志です。無理に通わせると、かえって状況が悪化する可能性があります。
どのくらいの期間で改善が見られますか?
お子さんの状況により大きく異なります。
復学支援サービス「スダチ」では平均22.6日での改善を実現していますが、フリースクールの場合は居場所の提供を重視しているため、明確な期間は設定されていません。
まとめ
山口県には不登校でお悩みの方向けの相談窓口や支援機関が多数ありますが、大切なのは適切な順序で支援を検討することです。
もしお子さんに「学校に戻りたい」という気持ちが少しでもあるなら、まず復学支援サービスの利用を強くおすすめします。
フリースクールは魅力的な居場所ですが、その自由な環境に慣れてしまうと、元の学校への復帰がより困難になるケースが多いからです。
復学支援サービス「スダチ」では、不登校の根本原因を解決し、平均22.6日で自発的な再登校を実現しています。
まずは無料相談で、お子さんの現状に応じた具体的なアプローチを確認してみてください。
それでも復学が難しい場合に、初めてフリースクールという選択肢を検討することで、お子さんの可能性を最大限に広げることができます。
維新の志、関門の雄大さ、二つの海の恵みは、お子さんに新たな視点と生きる力を与えてくれるでしょう。焦らず、でも適切な順序で、お子さんにとってベストな道を見つけていきましょう。



