「新潟県で、わが子にぴったりの通信制高校を見つけたい」
「不登校になってしまった子どものために、通信制高校を探そうと思っている」
「もう復学は諦めるしかないのかも......」
新潟県は南北に約300kmにわたる日本一長い県です。この地理的特徴は、通信制高校選びにも大きく影響しています。
県立2校と私立4校の計6校が設置されていますが、県北部・東部エリアには通信制高校が存在しないという課題もあります。
2024年度のデータでは、県立通信制に約1,318名、私立通信制に約2,250名が在籍。
私立の生徒数は前年比約19%増と、通信制高校への関心が急速に高まっています。
本記事では、1,500名以上の不登校のお子さんの再登校を支援してきたスダチが、新潟県の通信制高校情報を詳しくお届けします。
学校選びのポイントだけでなく、「通信制を選ぶ前に考えておくべきこと」についても、支援現場の経験をもとに解説します。
目次
新潟県ならではの通信制高校選びの特徴
新潟県で通信制高校を選ぶ際には、他県とは異なるいくつかの特徴を理解しておく必要があります。
特徴1:南北に長い県土と通学の問題
新潟県は南北に約300kmにわたる日本一長い県です。そのため、お住まいの地域によって、通いやすい学校が大きく異なります。
以下の表は、地域別に通いやすい学校の目安をまとめたものです。
| 地域 | 主な市町村 | 通いやすい学校 |
| 下越 | 新潟市・新発田市・村上市など | 新潟翠江高校、開志学園高校 |
| 中越 | 長岡市・柏崎市・魚沼市など | 長岡英智高校、新潟産業大学附属高校 |
| 上越 | 上越市・妙高市・糸魚川市など | 高田南城高校 |
| 佐渡 | 佐渡市 | 広域通信制(オンライン対応)を要検討 |
県北部(村上市周辺)や県東部(魚沼地域)には通信制高校がないため、新潟市や長岡市への通学が必要になります。
距離的に難しい場合は、オンライン対応が充実した広域通信制も選択肢に入れてください。
特徴2:県立2校の地域分散配置
新潟県は県立通信制を2校設置しており、これは全国的に見ても多い方です新潟翠江高校(新潟市)と高田南城高校(上越市)が、県の東西をカバーする形で配置されています。
この配置により、学費を抑えたい方も、下越地域か上越地域かで選べるのが新潟県の強みです。
特徴3:豪雪地帯ならではの考慮点
新潟県は日本有数の豪雪地帯です。冬場のスクーリング通学については、交通手段や天候リスクも考慮に入れておく必要があります。
オンライン対応が充実した学校を選んでおくと、悪天候時にも学習を継続しやすくなります。
新潟県の不登校データ——高校生の不登校率に注目
新潟県の不登校状況には、特徴的なパターンが見られます。令和5年度の文部科学省調査から、具体的な数字を確認してみましょう。
以下の表は、新潟県内の不登校児童生徒数と全国平均との比較です。
| 校種 | 不登校者数 | 千人あたり | 全国平均との比較 |
| 小学校 | 1,621名 | 15.8人 | 全国平均17.0人を下回る |
| 中学校 | 3,138名 | 57.5人 | 全国平均59.8人を下回る |
| 高等学校 | 1,225名 | 23.7人 | 全国平均20.4人を上回る |
興味深いのは、小・中学生の段階では全国平均より低い不登校率にもかかわらず、高校生になると全国平均を上回るという点です。
この背景には、高校進学時の環境変化への適応困難や、進学校の多い新潟県特有の学業プレッシャー、冬場の厳しい気候条件なども影響している可能性があります。
通信制高校への需要が高まっているのは、こうした状況を反映しているとも言えるでしょう。
参照元:通信制高校ナビ 新潟県ページ(令和5年度 文部科学省調査より)
通信制を決める前に——スダチが伝えたい3つの視点
通信制高校の情報を集める前に、ぜひ知っておいていただきたいことがあります。
不登校支援の現場で1,800名以上のお子さんを見てきたスダチの経験から、強くお伝えしたい内容です。
視点1:通信制は「逃げ」ではない——ただし万能でもない
通信制高校を選ぶことは、決してネガティブな選択ではありません。
自分のペースで学べる環境が、お子さんに合っているケースは確かにあります。
しかし「通信制に変えれば不登校の悩みがすべて解決する」と期待しすぎるのは危険です。
学びの場所が変わっても、お子さんが抱える本質的な課題は残ることが多いのです。
視点2:今の学校に戻る可能性は、まだ閉ざされていない
「もう今の学校には絶対に戻れない」と感じているご家庭でも、適切なアプローチで変化が生まれるケースは数多くあります。
スダチの支援を受けたお子さんの多くは、約2ヶ月という期間で元の学校への登校を再開しています。
通信制への切り替えを急ぐ前に、復学という選択肢も検討してみてください。
視点3:学校選びよりも、根本にある課題に向き合うこと
不登校の本当の原因は、「どの学校を選ぶか」ではないことがほとんどです。
多くの場合、「親子の関係性」や「お子さん自身の自己肯定感」が根底にあります。
環境を変えるだけでは、同じパターンが繰り返される可能性があります。
この視点を持ちながら、進路について考えていただければと思います。
【体験談】「心許せるママ友のような存在でした」——30日で再登校を実現
以下は、実際にスダチの支援を受けた親御さんからいただいた声です。
学校を変えることではなく、親子の関わり方を変えることで変化が生まれた事例としてご紹介します。
「息子が不登校になり、何をどうしたらよいか、どのような声がけをしたらいいのか分からないことばかりでした。家族に相談しても一緒に心配するばかりで解決はせず。」
「スダチさんのサポートを受けるようになってからはどのような行動をとればいいかのアドバイスをいただけるばかりではなく、この先起こり得る状況の想定や対処法も紹介してくださいました。」
「『どうするべきか迷った時はすぐに返事をせずに聞いてください、もし間違ったことをしても大丈夫です。私たちがついています!』——家の中で常に気を張って戦っていた私に力を送ってくださり、励ましてくださいました。」
「私たちの家庭に笑顔をとり戻してくださり、ありがとうございました!」
このケースでは、デジタル依存で5ヶ月間不登校だった中学2年生の男子が、わずか30日で再登校を実現しました。
通信制高校への進学ではなく、家族の関わり方を変えることで変化が生まれたのです。
体験談の全文は以下のリンクからご覧いただけます。
参照元:スダチ 親御さん直筆アンケート
新潟県の通信制高校一覧【2025年版】
ここからは、新潟県内で通える通信制高校を詳しくご紹介します。
県立・私立・広域制それぞれの特徴を把握して、お子さんに合った学校選びの参考にしてください。
県立新潟翠江高等学校(通信制課程)——新潟市エリアの拠点校
新潟市エリアで最も通いやすい公立通信制高校です。
2004年に3校を統合して開校し、定時制課程と併設されています。
| 項目 | 詳細 |
| 住所 | 新潟県新潟市西区金巻1657番地 |
| 電話番号 | 025-370-1721(通信制) |
| スクーリング | 月2〜4回(土曜または日曜) |
| 授業料 | 年間約2.8万円(就学支援金適用で実質無料) |
| 公式サイト | https://niigatasuikou-h.nein.ed.jp/ |
NHK高校講座を活用した自学自習が基本で、スクーリングは土日に実施されます。
部活動も盛んで、バスケットボール部やバドミントン部が全国大会に出場した実績があります。
こんな方におすすめ
- 新潟市・下越地域から通いたい方
- 学費を最優先で抑えたい方
- 部活動にも参加したい方
県立高田南城高等学校(通信制課程)——上越地域唯一の公立通信制
上越地域で唯一の公立通信制高校です。
「全国一、面倒見のよい定時制・通信制高校」をスローガンに掲げています。
| 項目 | 詳細 |
| 住所 | 新潟県上越市南城町3丁目3-8 |
| 電話番号 | 025-523-7672 |
| スクーリング | 週2回(日曜・火曜) |
| 授業料 | 年間約2.8万円(就学支援金適用で実質無料) |
| 公式サイト | https://takadammsr-h.nein.ed.jp/ |
昭和43年に開校した、新潟県内最初の定時制・通信制独立校です。
2021年度からは通学コース(MスクーリングDAY)を設置し、学び直しや発展学習を実施しています。
こんな方におすすめ
- 上越地域から通いたい方
- きめ細かいサポートを受けたい方
- 定時制との併修も視野に入れたい方
特記事項として、日本三大夜桜で知られる高田公園のすぐそばという環境も魅力です。
長岡英智高等学校——タブレット無償貸与の手厚いサポート
中越地域を拠点とする私立通信制高校です。
高校中退者や特別支援が必要な生徒を積極的に受け入れています。
| 項目 | 詳細 |
| 住所 | 新潟県長岡市殿町1丁目5番1号 |
| 電話番号 | 0258-38-5511 |
| スクーリング | 週4日通学コース/週1日特別編成コース/通信教育コース |
| 授業料 | 年間約30〜50万円 |
| 公式サイト | https://eichi.ed.jp/ |
通信教育コースではタブレット端末を無償貸与、通信費も学校が負担という、全国的にも珍しい手厚いサポートが特徴です。
少人数担任制でアットホームな雰囲気の中、学び直しに取り組めます。
こんな方におすすめ
- 中越地域にお住まいの方
- 学び直しをしっかりサポートしてほしい方
- 生徒寮を利用したい方(遠方からの入学も可能)
参照元:長岡英智高等学校 公式サイト
開志学園高等学校——4分野20種類の専門授業が魅力
NSGグループ系列の私立通信制高校です。
専門分野の学習が充実しており、進学率約70%という高い実績を誇ります。
| 項目 | 詳細 |
| 住所 | 新潟県新潟市中央区南長潟21-1 |
| 電話番号 | 025-287-3390 |
| スクーリング | 週4日/週2日/週1日/オンラインコースから選択 |
| 授業料 | 年間約30〜60万円 |
| 公式サイト | https://www.kaishi.ed.jp/ |
デザイン、音楽、スポーツ、ITなど4分野20種類の専門授業から選択可能。
女子硬式野球部やボクシング部が全国大会で活躍しており、スポーツに力を入れたい方にも適しています。
こんな方におすすめ
- 専門分野を学びたい方
- スポーツや芸術活動と両立したい方
- 将来の進路を見据えて資格取得を目指したい方
参照元:開志学園高等学校 公式サイト
新潟産業大学附属高等学校——完全オンライン型
完全オンライン学習を基本とした広域通信制高校です。
スクーリングは月1回のみで、宿泊を伴いません。
| 項目 | 詳細 |
| 住所 | 新潟県柏崎市大字安田2510番地2 |
| スクーリング | 月1回(新潟・東京・大阪で実施) |
| 授業料 | 年間約35万円 |
| 公式サイト | https://www.nsf-h.ed.jp/ |
オンラインコーチング、オンライン進路サポート、オンラインホームルーム、スクーリングと、月4回の接触機会を確保。
自分のペースでじっくり学びたい方に最適です。
こんな方におすすめ
- スクーリングの日数を最小限にしたい方
- 自宅での学習環境が整っている方
- 県北部・東部など通学が困難な地域にお住まいの方
おおぞら高等学院(新潟キャンパス)——屋久島での自然体験
KTCおおぞら高等学院がサポートする広域通信制です。
新潟駅前にキャンパスがあり、通いやすい立地です。
| 項目 | 詳細 |
| 新潟キャンパス | 新潟県新潟市中央区東大通1-4-5 日生不動産新潟駅前ビル7階 |
| 電話番号 | 0120-0252-15 |
| 授業料 | 年間約40〜60万円 |
| 公式サイト | https://www.ohzora.ac.jp/ |
「マイコーチ®」制度で、一人ひとりに専任のサポート担当がつきます。
屋久島での自然体験スクーリングは、他校にはないユニークな体験です。
こんな方におすすめ
- 手厚いサポートを求める方
- 自然体験に興味がある方
- 新潟駅周辺から通いたい方
学費を比較してみよう【2025年版】
新潟県内で通える通信制高校の学費を比較してみましょう。以下の表は、年間の学費目安をまとめたものです。
| 校名 | 区分 | 年間授業料(目安) | 就学支援金適用後 |
| 新潟翠江高等学校 | 県立 | 約2.8万円 | 実質無料 |
| 高田南城高等学校 | 県立 | 約2.8万円 | 実質無料 |
| 長岡英智高等学校 | 私立 | 約30〜50万円 | 約20〜40万円 |
| 開志学園高等学校 | 私立 | 約30〜60万円 | 約20〜50万円 |
| 新潟産業大学附属高等学校 | 私立 | 約35万円 | 約25万円 |
| おおぞら高等学院 | 広域制 | 約40〜60万円 | 約30〜50万円 |
県立2校は就学支援金を適用すれば実質無料で通えます。
一方、私立・広域制は学費が高い分、サポート体制や専門コースといった付加価値があります。
学費の安さだけで選ぶと、サポート不足で卒業が難しくなるケースもあります。
お子さんの状況に合った学校を選ぶことが大切です。
※入学金・教材費・施設費などが別途必要です。詳細は各校の募集要項をご確認ください。
スダチの復学支援——通信制を選ぶ前に検討してほしい選択肢
「通信制高校しか道がない」と思い込んでいませんか?
実は、今の学校に戻る可能性が残されているケースは少なくありません。
スダチでは、親御さんへの毎日のメール伴走を通じて、お子さんの自発的な再登校を支援しています。
| 項目 | 内容 |
| 支援実績 | 1,800名以上のお子さんが再登校を実現 |
| 平均期間 | 約2ヶ月 |
| サポート方法 | 親御さんへの毎日のメール伴走
お子さんとのコミュニケーション一切なし |
| 受講形態 | オンライン完結(全国どこからでも参加可能) |
通信制高校やフリースクールは素晴らしい選択肢ですが、一度その自由な環境に慣れると、元の学校への復帰がより難しくなることがあります。
まずは復学の可能性を探り、それでも難しければ通信制を選ぶ。
この順番で考えることで、お子さんの選択肢を最大限に残すことができます。
新潟県で利用できる不登校相談窓口
一人で悩まず、専門家に話を聞いてもらうことから始めてみてください。新潟県内で利用できる主な相談窓口をご紹介します。
| 窓口名称 | 電話番号 | 対応内容 |
| 24時間子供SOSダイヤル | 0120-0-78310 | いじめ・不登校などの悩み(24時間対応) |
| 新潟県精神保健福祉センター | 025-280-0113 | 心の健康に関する相談 |
| 新潟県教育センター | 025-263-9030 | 教育相談・不登校支援 |
| 新潟市教育相談センター | 025-222-8600 | 新潟市在住の方向け |
これらの窓口は、学校や進路に関する相談だけでなく、お子さんの心の状態についても相談できます。まずは気軽に電話してみてください。
新潟県の通信制高校と不登校の相談
新潟県の通信制高校と不登校に関するよくある質問を集めました。
Q1. 新潟県内で通える通信制高校はいくつありますか?
県が認可している通信制高校は6校(県立2校・私立4校)です。
これに加えて、広域通信制のキャンパスやサポート校が新潟市・長岡市を中心に複数あります。
Q2. 県北部や県東部から通いやすい学校はありますか?
県北部・東部には通信制高校がないため、新潟市の新潟翠江高校に通うか、オンライン対応が充実した広域通信制(N高等学校、managara High Schoolなど)を選ぶケースが多いです。
Q3. 学費はどのくらいかかりますか?
県立校(新潟翠江・高田南城)は年間約2.8万円で、就学支援金を適用すれば実質無料です。
私立校は年間30〜60万円程度が一般的ですが、世帯収入に応じた支援制度を活用できます。
Q4. 通信制高校から大学に進学できますか?
もちろん可能です。開志学園高校は進学率約70%を誇り、NSGグループの専門学校への優先進学制度もあります。
進学を重視する場合は、進路指導体制が充実した学校を選ぶとよいでしょう。
まとめ——新潟県で通信制高校を選ぶ際のポイント
本記事の内容を整理すると、以下のポイントが挙げられます。
- 新潟県は南北に約300km——地域によって通いやすい学校が異なる
- 県立2校(新潟翠江・高田南城)は学費実質無料で通える
- 開志学園高校は専門分野が充実、進学率約70%
- 県北部・東部には通信制高校がなく、広域通信制も検討対象に
- 高校生の不登校率は全国平均を上回る——通信制への需要は増加傾向
- 通信制を決める前に「復学」という選択肢も検討する価値がある
通信制高校は、お子さんに合った環境を提供してくれる可能性があります。
一方で、環境を変えるだけでは根本的な解決に至らないケースもあることを、心に留めておいてください。
「お子さんにとって本当に最善の道は何か」
その答えを見つけるために、この記事がお役に立てれば幸いです。
「通信制に進む前に、一度話を聞いてみたい」
「うちの子に本当に復学ができるの?」
そうしたお悩みをスダチの専門家にぶつけてみませんか?



