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【これで不登校解決】学校への不安を克服する方法ベスト3

2021.02.15

この記事を読むのに必要な時間は約 14 分です。

今回は「学校への不安を克服する方法ベスト3」というテーマでお話します。
不登校のお子さんというのは常に不安と戦っています。
漠然と「学校に行くのが怖い」というものから、「学校に行って友達に何か言われてないか不安」「学校で先生にどう思われるかが不安」「授業についていけないことが不安」などなどですね。

これは、不登校のお子さん全員が悩んでいると言っても過言ではないと思います。
もしも、これらの不安を0にすることができれば、みなさん再登校できると思いませんか?
本日は、このような不安とどのように向き合っていけばいいかをお話します。

ぜひ最後までご覧ください!

■目次
00:00 オープニング
01:02 人間の脳が不安を感じるメカニズム
02:53 不安を消すためには
04:13 不安についての有名な実験
06:43 不登校の親御さんがやるべき行動
10:16 まとめ

---
スダチ(旧逸高等学院)では、不登校を3週間で解決する支援(https://sudachi.support/lp/blog/ )を行っています。

このチャンネルは不登校で悩む親御さんに向けて、不登校を解決するために必要な考え方をお話しております。

現在不登校でお悩みの親御さん、大丈夫です、必ずすぐに学校に戻れますのでご安心ください。

スダチ(旧逸高等学院)では、無料で不登校についてのご相談をお受けしておりますので、以下の公式LINEから気軽にメッセージいただければと思います。
公式LINE:https://line.me/R/ti/p/%40191lplcs
---

↓以下、動画の台本になります。動画ではなくテキストでご覧になりたい方は以下をご参照ください。
(台本は動画を作成する際にメモとして残しているもののため、一部誤字脱字や表現が雑な部分もあります。その点はご了承いただけますと幸いです。)

---以下台本です---
スダチ(旧逸高等学院)の小川です。

今回は「学校への不安を克服する方法ベスト3」というテーマでお話します。
不登校のお子さんというのは常に不安と戦っています。
漠然と「学校に行くのが怖い」というものから、
「学校に行って友達に何か言われてないか不安」「学校で先生にどう思われるかが不安」「授業についていけないことが不安」などなどですね。
これは、不登校のお子さん全員が悩んでいると言っても過言ではないと思います。
もしも、これらの不安を0にすることができれば、みなさん再登校できると思いませんか?
本日は、このような不安とどのように向き合っていけばいいかをお話します。

私は、スダチ(旧逸高等学院)という通信制サポート校を運営しており、その中で不登校を3週間で解決する支援を行っています。
このチャンネルは不登校で悩む親御さんに向けて、ここでしか聞けない、不登校解決のための秘訣をお話ししております。
不登校を本気で解決したい方は、今のうちにチャンネル登録お願いいたします。
現在不登校でお悩みの親御さん、大丈夫です、必ずすぐに学校に戻れますのでご安心ください。

まずは、人間の脳がなぜ不安を感じるのかというメカニズムからお話したいと思います。
人間が不安の感情を持つとき、脳内ではノルアドレナリンという物質が分泌されるそうです。
ノルアドレナリンは、人間に「闘争か、逃走か(戦うか、逃げるか)」を指示する物質と言われています。

原始人がライオンと出合った場面を想像してください。
すでに相手はコチラに気づき、攻撃態勢に入ろうとしています。
すべきことは、「闘う」か「逃げる」か、どちらかしかありません。ぼーっと突っ立っていると、殺されるだけです。
ノルアドレナリンが分泌されると、集中力が高まり、どうすればいいのかを一瞬で判断できるようになります。
そして心拍数が上がり、全身に血液が行き渡り、いてもたってもいられない状態になります。
全力で走って逃げるか、果敢に闘って打ち負かすか。
ノルアドレナリンが引き起こす「不安」や「恐怖」が、ピンチを脱するエネルギーとなるのです。
つまり、ピンチのときに「さっさと行動しろ!」と猛烈にせかす物質が、ノルアドレナリンです。

不安になるのは、必ず「ピンチの状態」「困った状態」のときです。
そこから「早く行動して脱出しなさい!」と脳に指示を出すのが、不安になる理由です。
ですから何もしないで、放置すればするほど、不安は強まります。

布団に入って、「どうしよう、どうしよう」と悩み続けるほど、不安は強まるのです。
多くの人の間違いは、悩みを抱え、不安な状態になったときに、「どうしよう、どうしよう」と思考停止のループに入ることです。
行動を起こさない限り、いくら悩んでも絶対に問題が解決されることはありません。
ですから、不安を消すことは簡単です。「行動する」ことです。

いきなり不安が「ゼロ」にはならないまでも、行動することで、不安は必ず軽くなります。
「何もしない」と強まるだけなので、何かするだけで気分は変わります。
不安の源、ノルアドレナリンは「行動するためのエネルギー」、つまり行動の「ガソリン」です。
不安というエネルギーを使い、行動を起こす。
そうすると、ガソリンである不安は確実に減っていき、どんどん楽になっていきます。

不安というのは、「何かをしなさい!」というエネルギーなので、全力で何かに取り組めば軽減、解消するのです。
その最も良い例が、「運動」らしいです。
運動をすれば脳内でノルアドレナリンの分泌が正常化され、脳内をリラックスさせ、ネガティブな感情を消し去ってくれます。
もし、どうしても強い不安があるのなら、今すぐ外に出て、100メートルを全力疾走するといいみたいです。
たしかに、スッキリするような気がしますね。

次に、不安について行われた有名な実験についてご紹介させてください。
実験の内容としては、クモ恐怖症の方がクモへの不安を乗り越えるためにどうすればいいかを実験したものです。
まずはクモ恐怖症の人達を以下のグループに分類しました。

グループ1:クモが無害であることを伝えられたグループ
グループ2:クモへの関心をそらすための質問をされたグループ
グループ3:今感じている気持ちを言語化したグループ(感情のラベリング)

グループ3の被験者らは、「クモの身体の毛が気味悪い」「噛みつかれたりするのではないかと怖い」などと、不安に感じたことを具体的に言語化しました。
その結果、不安が鎮まってストレスを軽減する効果があったそうです。
一方、グループ1や2の被験者は、不安感が悪化する結果となりました。

このように今感じている自分の感情を言語化することを「感情のラベリング」といいます。
この実験により、自分が感じている不安を素直に言語化する方が、不安を無理に避けるよりも、不安を抑える効果があることが明らかになったのです。
逆に、不安の対象を「怖くないよ」と説明したりすることはむしろ不安を煽るということが分かりました。

この結果を不登校のお子さんの例に置き換えてみますね。
不登校のお子さんに対して「学校は怖くないよ」と言ったり、「家にいれば大丈夫だよ」と言ったりすることはむしろ学校への恐怖心をかきたてる声掛けってことです。
これは結構みなさん、言ってしまいがちな発言じゃないですか?
これからはこのような発言は控えた方がいいかもしれません。
それよりも、お子さんに今感じている不安を口に出させることが大事です。
お子さんの不安を口に出させるためには、親御さんがお子さんにうまく質問してあげることが大事です。
質問してあげることで、お子さんは初めて不安を口にすることができます。
不登校のお子さんにうまく質問する方法については、別の動画で解説しているので良かったらみてみてください。

以上、不安についての脳のメカニズムと不安の実験についてお話しいたしました。
これらのお話から、不登校でお悩みの親御さんがとるべき具体的な方法を3つにまとめました。

(1)学校への不安を吐き出させる
クモの実験結果であったように、感情を言語化することは不安を軽減することができます。
みなさんも友達に今の悩みや不安を話してスッキリした経験があるのではないでしょうか。
あれはまさに行動したことにより不安が軽減した例だと思います。
「相談する」というのも「話す」ことです。不登校のお子さんも同じです。
今の不安をお子さんが吐き出すことができれば、不安は軽減されます。
そのためには、やはりお子さんが不安を口に出せるようにうまく質問してあげることが大事です。
「学校への不安をお母さんに教えて?」といってもほとんどのお子さんはパッと口には出せません。
普段の雑談の中から、うまく質問をして話を広げて、引き出すというやり方がベストかと思います。

(2)学校への不安を紙に書き出させる
「書く」というのは、話すことよりも強烈なアウトプットになると言われています。
これも、一種の感情のラベリングです。
自分の悩みを書き出すだけで、ストレスまで吐き出されます。
また、書くことのメリットは、書いた内容をもとに親子で会話ができるということです。
その紙を見ながら話すことで、お子さんの頭が整理され、悩みが明確化します。
その中で間違った考え方や不適切な感情に気づくことができます。
こちらの不安を口に出させるのと同じように、いきなり紙を渡して「書きなさい」といっても書いてくれません。
押し付けるのではなく、「お母さんと一緒に書こう」というように一緒に取り組もうとする姿勢が大事かなと思います。

(3)学校に行くための準備をする
これは初めにお話した脳のメカニズムを逆手に取った行動です。
脳は、実際に行動をしない限り不安が克服されないと言いましたよね。
そのために、学校に行くための準備を一つずつこなしていくことで不安を乗り越えましょう。
学校に行くためには多くの準備をする必要がありますよね。

朝起きる、顔を洗う、ご飯を食べる、歯磨きをする、制服を着る、カバンに教科書を入れる、靴を履く、玄関を出る、
そこからは、自転車に乗ったり、駅に向かったり、歩いて向かったりですかね。
例え学校の校門をくぐれなかったとしても、学校の近くまで行くことはできますよね。
これらをできるところまで、1つずつこなしていけば、不安は少しずつ小さくなっていきます。
これは皆さんもそうだと思うんですけど、やってみると意外と大丈夫なことって多いですよね。
実際に再登校できたお子さんも、みんな学校に行った後は「意外と全然大丈夫だった」と言います。
そんなものなんです。いざやってみたら結構大したことないんです。
行動しない限り、不安は減っていきません。何もしないことが一番不安を増幅させていきます。

ぜひこれら3つの点を意識してみてください。

本日は、「学校への不安を克服する方法ベスト3」という内容でお話いたしました。
これからもこのチャンネルでは不登校を解決するために必要な考え方をお話していきます。
少しでも参考になった方や、もっと色んな話が聞きたいという方は、ぜひグッドボタン・チャンネル登録お願いいたします。
スダチ(旧逸高等学院)では、無料で不登校についてのご相談をお受けしておりますので、概要欄の公式LINEから気軽にメッセージください。
本日は最後までご視聴いただきありがとうございました。

 

学校に対する不安が大きくなると恐怖に変わり、どんどんと学校への苦手意識が強まってしまいます。
もし、お子さんが学校を怖がっていて行き渋りや不登校が続いているのであれば、次の記事も参考にしてみてください。
お子さんが学校を怖いと感じる心理を解説しているので、参考にしながらお子さんの気持ちを言語化するサポートをしてあげていただけると幸いです。

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  • この記事を監修した人
小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)

小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)

スダチ(旧逸高等学院) 代表
株式会社スダチ 代表取締役社長

業界最速で不登校を解決する「3週間で不登校解決プログラム」を展開。毎年500名以上の不登校に悩む親御さんが相談に訪れる。

再登校までの期間は平均で3週間。
当プログラムの目的は、「子ども達がこの先の人生を幸せに生きていくこと」。不登校の解決はそのための通過点に過ぎないと考えており、できる限り短い期間で再登校することを大事にしている。

これまで不登校の子ども達に向けたボランティア活動を通し、多くの不登校の子どもたち、保護者様と関わる。

ボランティア活動を通して、子ども達や親御さんとお話しする中で、「本当は学校に行きたい、だけど行けない。自分でも行けない理由が分からない」子ども達が多くいることを知る。

そのように苦しんでいる子ども達や親御さんを見て、「不登校で苦しむ子供たちを一人でも多く救いたい」との思いを持つようになり、不登校支援事業を立ち上げるに至る。

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