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中高生に読んでもらいたいブログ

【勉強する意味が分からない中高生へ】今すぐスマホをぶん投げて勉強ができるようになる方法

2020.08.09

この記事を読むのに必要な時間は約 11 分です。

スダチ(旧逸高等学院)代表の小川です。

中高生のみなさんは、勉強する意味が分からなくて悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
まさに昔の僕もその一人でした。

「テスト終了直後には忘れてしまう情報を必死で暗記することに意味ある?」
「テストの点数だけで人生は決まらない」
「サイン・コサインいつ使うん」

 

などと、まぁこのようにひねくれた考えだった私は全く受験勉強に手がつかず、もちろん成績も伸びませんでした。
結果、受験も見事失敗に終わりました。

受験直前期には
「俺の運命は神により既に決められているはず。よって、ここから勉強することに意味はない」
と、勉強しない自分を肯定したいがための謎の悟り(その名を”運命勉強法”)を開くにまでいたっていました。
そして、当時一緒に勉強していた友達にもその悟りを説き、結果その友達も受験に失敗し、浪人してしまいました。
(Y太郎くん、あの時は本当にごめん…)

勉強をする目的は?

当時の私にはもう一つの疑問がありました。
それは「周りのみんなは、なんでこんなにも勉強をがんばれるんだろう?」ということです。

「は?勉強なんてやって当たり前でしょ?」と思ったあなたはとてもすばらしいです。
ぜひとも、その勢いで勉強を続けてほしいです。
というか、もうこのブログはここで閉じて勉強してください笑

でも、当時の私のように悩んでいる人もいるかもしれないと思い、このブログを書いています。
冷静に考えたら何の理由もなく、勉強をがんばれるってすごいと思いませんか?

例えば、あなたはゴールの決まっていないマラソンを最後まで走り切れますか?
私はできません。

勉強も同じです。
ひねくれているのかもしれません。ただのワガママ野郎なのかもしれません。
でも、私はそう感じていました。

「目的は大学に行くことでしょ?」と思ったあなたには次の質問です。

「大学に行った後、あなたは何をしたいですか?」
この質問に答えられる人は今すぐこのブログを閉じて、その目的のために勉強してください!笑

でも、この質問に答えられる人ってそう多くないのではないでしょうか。
まず、大学に行くことが目的って冷静に考えて変じゃないですか?
だって、大学に行くことは目的ではなく、目的を達成するための手段ですよね?

”カレーを食べる”という目的があったとき、その手段としてスーパーにニンジンを買いに行きます。

「私の夢は、スーパーにニンジンを買いに行くことです」という人、見たことあります?

まったく意味が分からないですよね。こんな人実際にいたらやばくないですか?
「大学に行くことが目的」というのはこれくらいやばい状況なんです。

何が言いたいかというと、「手段と目的が逆になってない?」ということです。
勉強も大学に行くことも、何かの目的を叶えるための手段に過ぎません。

大学に行く目的は本当にそれでいい?

では、あなたが大学に行く目的はなんですか?
「自分には大学に行く目的がある!」というそんなあなたにも聞きたいことがあります。
それは、「その目的は自分が心からやりたいと思えていることですか?」

私の周りには、
「先生になりたい」
「薬剤師になりたい」
「看護師になりたい」
「公務員になりたい」 という人が多くいました。

しかしながら私が見る限り、それらを自分が心からなりたいと思っている人は少なく、
親から押し付けられて仕方なく目指している、という人が多いように見えました。

実際に、幼い頃から「あなたは将来○○になるんだよ」と親から口酸っぱく言われている人をたくさん見てきました。

別にこれらの仕事に就く人をバカにしているわけでは全くありません。
どれも、社会的に意味のあるとても素晴らしい仕事だと思っています。
私が言いたいのは、「君は本当にそれでいいの?」ということです。
一度、大学に進んだ後に進路を変更することは簡単ではありません。

例えば、何となくで看護学部に進んでからあとで
「あれ?私って看護師になりたいわけじゃないかも」
と気づくこともあるかもしれません。

もし、しっかりと自分と向き合って考えていれば、別の道を進もうと思えていたかもしれません。
進路の選択は、人生を決める上でとてつもなく重要です。
にも関わらず、よくわからず適当に決めているという人があまりにも多いように感じています。
なんでこんなにもみんな、適当なのでしょうか。 その答えは一つだと思っています。

それは「自分がやりたいことを考える機会がなかったから」です。

いや、正確には「やりたいことの見つけ方を教えてもらったことがないから」です。
「やりたいことがなくても、良い大学を目指せと言う」ということを、わかりやすく、またカレーを使って例えます。

これはつまり、
「”カレーを作ることが目的”とは言わずに、とりあえず良いニンジンを買ってきなさい」
といっているのと同じです。

どうですか?ニンジンを買う目的がわからないあなたは、
ニンジンをソードに、勇者を目指して冒険に出てしまうかもしれません。

ごめんなさい、何が言いたいか全然わからなくなってきました。
(カレーの例えはもうやめます。)

君がやりたいことはなにか?

結論、何が言いたいかというと、
「まず一番初めに考えるべきは、君が何をやりたいか!」ということ。

もうね、本当にこれに尽きます。
自分が決めた目的があって、本当にそれを叶えたいと思っていれば、誰だってみんな頑張れます。

みなさんは、
「プロ野球選手を目指しています。しかしもう野球はやりたくありません」という人や、
「このゲームを早くクリアしたいです。しかしこれ以上このゲームをやるのは嫌です」という人を見たことがありますか?

勉強も同じです。やりたいこと、目的があるからそのために勉強をがんばることができるんだと思います。

「パイロットになりたいから航空系の学部がある○○大学にいきたい」
「モンストのようなアプリを作るために、プログラミングが学べる○○大学にいきたい」とか。

その目的は、自分がテンション上がることなら何でもいいんです。
「なんかモテそうだから○○大学に行きたい」
「頭いいと思われたいから○○大学に行きたい」
「キラキラの大学生活を送りたいから○○大学に行きたい」
なんでもいいんです。

もしかしたら、君がやりたいことのために行くべきは大学ではなく、専門学校かもしれませんし、
そもそもどこか学校に行く必要すらないかもしれません。

「ネイリストになりたいからネイリストの専門学校に行きたい」
「将来は自分のカフェを開きたいから、カフェで修業をしたい」
やりたいことが決まれば、今自分がどの進路に進むべきかが決まります。

だからこそ、まずは自分がやりたいことを見つけることが本当に大事です。

「いや、そのやりたいことを見つけることができないから困ってるんだけど…」

いま、そんな声が世界中から聞こえてきた気がしました。

そんな君はこちらのブログも読んでほしいです。きっと、いいヒントになると思います。

【夢が見つからない中高生へ】君の夢は2秒で見つかる!

 

私自身の後悔と反省

ここまで偉そうなことを言わせてもらいましたが、私自身も学生時代は勉強をがんばることができなかった人間です。
そして大人になった今、大学受験と真剣に向き合わなかったことを死ぬほど後悔しています。
今からでも大学に行って学びたいと思うことはいっぱいありますし、
”何となく楽しそうだから”という理由で行きたい大学もあります。

「あの頃に戻れたら、もっと楽しく、やりがいを持って勉強できたのにな…」と後悔しています。
後悔しすぎて、いまだに夢にも出てきます笑

あの頃の私がなぜ勉強をがんばれなかったかというと、「勉強をがんばる理由がなかったから」です。
私がもし今、あの頃の自分と話すことができれば、絶対に勉強を頑張る理由を教えてあげることができます。
しかし、残念ながらタイムマシンでも開発されない限り、私があの頃の私と話すことはできません。
だけど、今勉強で悩んでいる子ども達に私が語りかけることはできます。

このブログが、あの頃の私のように悩む一人でも多くの人たちに届くことを心から願っています。

どうしても勉強する意味がわからないという方はいつでもご相談ください。

 

また、勉強のやる気が出ないのは、勉強の意味がわからないこと以外にもあるかもしれません。

原因を知り、やる気を持って勉強に取り組みたい時には、次の記事も参考にしてみてください。

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  • この記事を監修した人
小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)

小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)

スダチ(旧逸高等学院) 代表
株式会社スダチ 代表取締役社長

業界最速で不登校を解決する「3週間で不登校解決プログラム」を展開。毎年500名以上の不登校に悩む親御さんが相談に訪れる。

再登校までの期間は平均で3週間。
当プログラムの目的は、「子ども達がこの先の人生を幸せに生きていくこと」。不登校の解決はそのための通過点に過ぎないと考えており、できる限り短い期間で再登校することを大事にしている。

これまで不登校の子ども達に向けたボランティア活動を通し、多くの不登校の子どもたち、保護者様と関わる。

ボランティア活動を通して、子ども達や親御さんとお話しする中で、「本当は学校に行きたい、だけど行けない。自分でも行けない理由が分からない」子ども達が多くいることを知る。

そのように苦しんでいる子ども達や親御さんを見て、「不登校で苦しむ子供たちを一人でも多く救いたい」との思いを持つようになり、不登校支援事業を立ち上げるに至る。

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