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【子供が不登校になる原因が判明】なぜ親は失敗を責めてはいけないのか解説【再登校・復学・子育て】

2021.04.15

この記事を読むのに必要な時間は約 21 分です。

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スダチ(旧逸高等学院)では、不登校を3週間で解決する支援(https://sudachi.support/lp/blog/ )を行っています。

このチャンネルは不登校で悩む親御さんに向けて、不登校を解決するために必要な考え方をお話しております。

現在不登校でお悩みの親御さん、大丈夫です、必ずすぐに学校に戻れますのでご安心ください。

スダチ(旧逸高等学院)では、無料で不登校についてのご相談をお受けしておりますので、以下の公式LINEから気軽にメッセージいただければと思います。
公式LINE:https://line.me/R/ti/p/%40191lplcs
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↓以下、動画の台本になります。動画ではなくテキストでご覧になりたい方は以下をご参照ください。
(台本は動画を作成する際にメモとして残しているもののため、一部誤字脱字や表現が雑な部分もあります。その点はご了承いただけますと幸いです。)

---以下台本です---
スダチ(旧逸高等学院)の小川です。

今回は「99%の親が間違っている失敗への向き合い方」というテーマでお話します。
みなさんは、今までお子さんが失敗したとき、どのような声掛けをしてきたでしょうか。
例えば、
・小さい頃ご飯を食べていて、机に飲み物をこぼしたとき。
・学校のテストで悪い点を取ってしまったとき。
こんなとき、親としては怒りたくなってしまいますよね。
しかし、ここで怒ってしまうのは、もしかしたら子どもを不登校に導いてしまう考え方かもしれません。
子供が不登校になってしまう原因は、学校で起きるかもしれない失敗を恐れているからです。
失敗したときに怒ってしまうと、子どもは失敗を恐れます。
そうなると子どもは失敗を避けようとし、最終的には不登校になってしまいます。

でもお子さんが失敗したとき、親としてどう接したらいいか分からない人も多いですよね。
そこで今回は、失敗への向き合い方について解説をします。
この動画を見ると、正しい失敗への向き合い方が分かり、失敗を恐れない子どもの育て方が分かります。
失敗が何も怖くなくなれば、学校にも行けるようになると思いませんか?
不登校を解決したいという方は、最後までぜひ見ていってください。

私は、スダチ(旧逸高等学院)という通信制サポート校を運営しており、その中で不登校を3週間で解決する支援を行っています。
このチャンネルは不登校で悩む親御さんに向けて、ここでしか聞けない、不登校解決のための秘訣をお話ししております。
不登校を本気で解決したい方は、今のうちにチャンネル登録お願いいたします。
現在不登校でお悩みの親御さん、大丈夫です、必ずすぐに学校に戻れますのでご安心ください。

本日は子どもが失敗したときに、親としてどう向き合うべきかについて2部構成でお話しいたします。
1.失敗とは
2.失敗を恐れない子どもの育て方
最後まで見ていただければ、不登校を解決するヒントが得られると思います。

【1.失敗とは】

まずみなさんに聞きたいのは、失敗に対するイメージです。
失敗と聞くと、どのようなイメージが思い浮かびますか?
恐らく、ほとんどの方がネガティブなイメージをするのではないでしょうか。
でも本当に失敗というのはネガティブなものなのでしょうか。

みなさんはどうやって自転車に乗れるようになりましたか?
きっと何回も転びながらも、ちょっとずつ失敗を繰り返しながら、乗れるようになったと思います。
一度も転ぶことなく、自転車に乗れるようになった人なんていないと思います。
このとき転ぶ度に親御さんから怒られていたらどうなっていたと思いますか?
きっと練習することが嫌になって、いまだ自転車に乗れないままかもしれません。

ここでいう転ぶこと、つまり失敗とは「自転車に乗れるようになるまでのステップ」でしかないのです。

実は冒頭で紹介した例も同じなんです。
ご飯を食べているときに、机に飲み物をこぼしたとしましょう。
このときに怒っても全く意味がないんですね。
なぜなら、子供もわざと飲み物をこぼしたわけではないからです。
怒るんじゃなくて、この失敗を次に起こさないためにどうすべきかを考えさせるべきです。
例えば、コップの位置をどこに置けばこぼさないようになるかを考える、などですね。

テストの点数だって同じです。
例えば30点を取ってしまったとき、親に怒られると子どもはどうなるでしょう。
・「30点を取るのはダメなことなんだ」
・「結果を残せないのは悪いことなんだ」
・「結果を残せないと親から認められないんだ」
・「結果を残せない自分はダメな人間なんだ」
と自分を責めてしまいます。

こんなことを繰り返していくとどうなるでしょう。
きっと学校のテストが嫌になっていきますよね。
「また親をがっかりさせてしまうかもしれない」と思うと、どんどん学校が憂鬱になっていきます。
最終的には、「そうか、学校に行かなければ、テストを受けなくてもいいんだ」と考えて、不登校になります。

この話を聞くともしかしたら、「うちの子は毎回テストで90点以上だから大丈夫」と安心した親御さんもいるかもしれません。
でも、これは今の点数が良いからいいという訳ではないんです。
実際に、多くの進学校のお子さんも勉強が原因で不登校になってしまいます。
なぜ、勉強ができる子どもでも不登校になってしまうのでしょうか。
それは、世の中には上には上がいるからです。

例えば、小学校で毎回テストが100点だった子も、
中高一貫の進学校に入れば、同じように小学時代は100点しか取ったことがない子どもに囲まれます。
当然ですがテストの難易度も上がり、今までのように簡単に100点は取れなくなります。
こうなると子どもはどう思うでしょうか。
「あ、自分は結果を出せないダメな人間なんだ」と思ってしまいますよね。

そしてこれは環境が変わる度に、必ず起こりうることです。
中学で100点ばかり取れていても次は高校に行けば、同じことを経験するかもしれません。
高校から大学に行っても、大学から社会人になっても同じです。
どんな環境でも毎回最高の結果を出せる人間なんて存在しません。

この挫折を経験しないためには、生まれてからずっと全国模試1位で、
東京大学に入り、大学卒業までもずっと1位で居続け、そのまま首席で卒業するしかありません。
こんな人間、多分歴史上存在しないですよね。

つまり、全人類誰もが失敗・挫折を経験するということなんです。
こう聞くと、失敗を責めても仕方ないなって思いませんか。
なのに、子供が失敗したら親は責めてしまうんですよ。これっておかしくないですか?

何が言いたいって、失敗を責めても意味がないってことです。
失敗というのはその時点での結果なだけですから。
大事なのは、その結果を受けて、次の結果に向けて努力することです。

例えば今が30点でも、最終的に受験でいい点を取って目標の学校に合格したらどうですか?
30点を取ったのは、良い結果を残すためのプロセスに過ぎないですよね。

失敗をそのままにして何もしなければ、本当にただの失敗ですが、
失敗を乗り越えて最終的に結果を出せば、それは成功です。

そして、人生生きていく上で失敗しないことなんてありえません。
誰もが色んな壁にぶち当たり、その度に努力してそれを乗り越えていきます。
これを聞いてくださっているみなさんも、今まで色んな壁を乗り越えてこられたと思います。
何度も言いますが、大事なことは、失敗したとき、その失敗とどう向き合うかです。
失敗と向き合って、乗り越えてきた数だけ人は強くなれるんです。

よく成功者が「若い頃はいっぱい失敗しろ」というのを、みなさんもどこかで聞いたことがあると思います。
あれは綺麗事でもなんでもなく、本当に心から失敗した方がいいと思ってるんです。
なぜなら、失敗しない限り成功はないからです。
一度も転ばずに自転車に乗れるようにはならないのと同じです。

どうですか?こう聞くと子どもが失敗するのが怖くなくなりませんか?
親として、子供が何度も失敗していると、手を差し伸べたくなる気持ちは分かります。
でも、そこで親が先回りしてしまうと、子どもの成長は止まってしまいます。

失敗は、ただの今時点の結果に過ぎません。
何がダメだったかを考えさせたら、それ以上は追及しないでおきましょう。
ガチガミグチグチ言うなんてむしろ逆効果です。
長々と説教しても子どもは絶対聞いてないです。
説教されている間子どもは「どうしたらこの説教から逃げれるか」しか考えてないです。
失敗を責めれば責めるほど、子どもは逃げようとします。
もし学校での失敗を責めてしまったら、子どもは学校に行かないという選択をしてしまうかもしれません。

例え学校はうまく卒業できたとしても、社会人になってから大きな挫折を経験したとき、心が折れて社会から距離を置いてしまうかもしれません。
社会人のうつ病、自殺、引きこもり問題はメディアでもよく取り上げられていますよね。

もし、どんな失敗をしても挫けることなく、前を向くことができたらどうでしょうか。
きっと、精神的に追いやられることはないと思いませんか?
逆に言うと、失敗との向き合い方を間違えて子供を育ててしまったら、将来大変なことになってしまうかもしれないんです。

【2.失敗を恐れない子どもの育て方】

では次に、どうすれば失敗を恐れない子どもを育てることができるか、についてお話します。
大事なポイントは3つあります。
①子供に期待せず、信頼すること
②結果ではなく、プロセスを褒めること
③親子で一緒に失敗と向き合い、次に活かすこと
1つずつ解説していきます。

<①子供に期待せず、信頼すること>
みなさんは期待と信頼の違いについて考えたことはありますか?
実はこの2つ、似ているようで全く違う意味なんです。

子供に期待するというのは、「子供にいい結果を出して欲しい」と願うことです。
子供を信頼するというのは、「結果を期待せず、今の子どもを信じる」ことです。
期待は、ただただ子供の結果を願っているので、結果が出せない子どもを見ると落ち込んでしまいます。
信頼は、今の子どもを信じるだけなので、結果が出せない子どもを見ても「今回はダメだったけど、次は大丈夫」と思えるんです。

期待というのは、親のエゴでしかないんですね。
親がこうなって欲しいという思いの押し付けは、子供にとって毒でしかありません。
子供を愛すること、信頼することは大事ですが、期待をしてはいけません。
「信頼するけど、期待はしない」という状態が理想だと思います。

どんな人も、自分以外の人間をコントロールすることはできません。
自分以外に人間に期待することはやめましょう。
変えられるのは自分だけです。そして親が変われば子どもは絶対に変わります。
子供に期待をすることはやめて、親として今できることをやっていきましょう。
そうすれば、必ず不登校は解決します。

<②結果ではなく、プロセスを褒めること>
このチャンネルを見てくださっている人は「またかよ!」と思ったかもしれませんね。
大事なことなので、何度でも言わせてください。

結果を褒められた子どもは、結果が伴わないと自己肯定感が下がります。
プロセスを褒められた子どもは、例え結果が伴わなくても、自己肯定感が下がりません。
今の結果は、これからいい結果を出すまでのプロセスでしかないと思えるからです。
そして、大事なのは結果ではなく、努力し続けるプロセスだと理解しているからです。

もちろん結果は大事です。結果がいらないなんてそんな話をしているわけじゃないです。
でも、親として目を向けるべきは、結果を出すまでの過程です。
これは、さっきお話しした期待と信頼の違いとも似ているなと思います。

結果に目を向けるのが期待で、今やっていること、つまりプロセスに目を向けるのが信頼、と言えるかなと思いました。

<③親子で一緒に失敗と向き合い、次に活かすこと>
子供が失敗したとき、親として怒りたくなる気持ちはよく分かります。
でも、ここで怒っても全く意味はないです。
大事なのは、この失敗と向き合い、どう次に活かすかです。

失敗を繰り返し、その失敗と向き合い続けることができれば、社会でも自立して生きていくことができます。
子供は失敗する生き物です。失敗を一度もせずに大人になる人間なんていないですからね。

逆に、子供のうちにいっぱい失敗を経験していないと、大人になって苦労します。
もし子供が失敗しているのを見たら、「成長のチャンスだ!」と思えるくらいになって欲しいです。
そういう意味で親としての理想は、「子供の失敗を喜べるようになること」かなと思います。
そうすれば、子供も「失敗しても家に帰ったら親が笑ってくれるし、まあいいか」と思えるようになります。
こうなればもう無敵です。例え失敗しても、落ち込まずに次に進むことができます。
今日からは、子どもが失敗したら「よく失敗したぞ」と声をかけてあげましょう。

そして、もし本当に失敗が何も怖くなくなれば、学校も怖くなくなると思いませんか?
不登校のお子さんが今学校に行けないのは、きっと失敗を恐れているからだと思うんですね。
勉強での失敗、人間関係での失敗、部活での失敗、先生との関係での失敗、学校では色んな失敗を経験します。
これらが怖いと思うから、学校に行けないはずなんです。
どんな失敗も受け入れられれば、不登校になるはずがないんです。
学校に行って、何か失敗を経験することが怖いから不登校になるんです。
学校に行かず何もしなければ、当然結果も出ないので、失敗も成功も経験しないでいいですよね。
何もしないというのは人間にとって一番楽なことなんです。

でも、本当は”何もしないこと”が一番の失敗なんですね。
何もしなければ、絶対に成長はありません。
これからの人生、何か壁にぶち当たった時に、どうすることもできない子どもになってしまいます。

不登校というのは、現時点での結果でしかありません。
このまま何もせず不登校で終わってしまっては、失敗になりますが、
ここから努力して乗り越えることができれば、「不登校という辛い経験を乗り越えた、すごい子ども」になるんです。
この経験を生かすも殺すも、みなさん次第です。
このまま嫌なことから逃げ続ける人生か、失敗しながらも挑戦を続けていく人生か。
みなさんはどちらを選びますか?

以上、失敗を恐れない子どもの育て方でした。
最後にまとめさせてください。

「失敗を恐れない子どもの育て方」は3つです。
①子供に期待せず、信頼すること
→どんな人も、自分以外の人間をコントロールすることはできません。
変えられるのは自分だけです。そして親が変われば子どもは絶対に変わります。
親が変わることで、子どもを正しい道に導いてあげましょう。

②結果ではなく、プロセスを褒めること
→結果だけを褒めるというのは子どもにとって本当に毒です。
今すぐやめましょう。これからは子どもが頑張ろうとしている過程を見て褒めてあげてください。

③親子で一緒に失敗と向き合い、次に活かすこと
→私は、世の中に乗り越えられない壁なんてないと思っています。
どんな壁だって諦めずに本気で向き合えば、必ず突破口が見つかります。
不登校だって必ず乗り越えられる壁です。
今この動画を見てくださっている親御さんなら絶対大丈夫です。
今日のこの動画が、みなさんの一歩踏み出すきっかけになると嬉しいです。

成功の数+(失敗の数×2)=その人の魅力です。
失敗すればするほど、魅力的な人間になれると思いましょう!

本日は、「99%の親が間違っている失敗への向き合い方」という内容でお話いたしました。
これからもこのチャンネルでは不登校を解決するために必要な考え方をお話していきます。
まだチャンネル登録をしていないという方は、必ずチャンネル登録お願いいたします。チャンネル登録するだけで不登校が解決するのはこのチャンネルだけです。
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本日は最後までご視聴いただきありがとうございました。

 

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  • この記事を監修した人
小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)

小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)

スダチ(旧逸高等学院) 代表
株式会社スダチ 代表取締役社長

業界最速で不登校を解決する「3週間で不登校解決プログラム」を展開。毎年500名以上の不登校に悩む親御さんが相談に訪れる。

再登校までの期間は平均で3週間。
当プログラムの目的は、「子ども達がこの先の人生を幸せに生きていくこと」。不登校の解決はそのための通過点に過ぎないと考えており、できる限り短い期間で再登校することを大事にしている。

これまで不登校の子ども達に向けたボランティア活動を通し、多くの不登校の子どもたち、保護者様と関わる。

ボランティア活動を通して、子ども達や親御さんとお話しする中で、「本当は学校に行きたい、だけど行けない。自分でも行けない理由が分からない」子ども達が多くいることを知る。

そのように苦しんでいる子ども達や親御さんを見て、「不登校で苦しむ子供たちを一人でも多く救いたい」との思いを持つようになり、不登校支援事業を立ち上げるに至る。

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