「高校生の子どもが学校の悩みなどを無料で相談できるカウンセリングはある?」
「子どもが悩みを抱えている様子だ…このままにしていていいのだろうか?」
高校生は、小学校中学校と比較して大きく人間関係が入れ替わり、将来の進路選択も迫られる時期のため、悩みを抱えるお子さんも多いです。
悩みを抱えているものの思春期もあって親御さんにはなかなか悩みを打ち明けられないこともあります。
何かを抱えている様子のお子さんを見て、気軽に利用できる相談先はないかと探していらっしゃるかもしれません。
本記事では、高校生の子どもや親御さんが利用できる無料カウンセリングサービスを紹介します。
電話相談・オンライン相談・LINE相談を中心に紹介しているので一度気軽に利用していただき、気持ちが楽になりましたら幸いです。
平均3週間で再登校に導くサービスを提供する小川涼太郎監修のもと、お話しする内容は次のとおりです。
記事を読むとわかること
・無料で利用できるカウンセリングサービス一覧
・無料カウンセリングを利用する時の注意点
・無料のカウンセリングを受けるメリット
・悩みを抱える高校生のお子さんに対して親御さんができるサポート
無料カウンセリングの利用を検討されている方の参考になれば幸いです。
スダチでは親御さんへカウンセリングを提供し、お子さんとの親子関係や不登校の悩みを解決しています。
脳科学に基づくアプローチにより、2024年8月時点で1000名以上以上のお子さんが再登校に成功しました。
「子どもが不登校気味で悩んでいる」
「親子の立場が逆転していて子どもが何も言うことを聞かない」
このように感じているのなら、スダチの無料オンライン相談をご活用ください。
顔出し不要で参加でき、お子さんの現状に合わせて接し方をアドバイスさせていただきます。
※上記ボタンから登録できない方はこちら
目次
1. 高校生の不登校・学校の悩みを相談できる無料カウンセリング一覧|オンライン・電話・LINEで相談
1-1. スダチ|オンライン通話・LINE
スダチでは、不登校の悩みを抱える親御さん向けにオンラインの無料カウンセリングを行っています。
お子さんの現状をお伺いさせていただき、これまで1000名以上のお子さんを再登校に導いた知見とノウハウを踏まえて、お子さんが再登校するための道標をお話しさせていただいております。
- 朝起きれず学校へ行けない日が増えてきた
- 精神的に不安定で学校へ行けない日が増えた
- 生活習慣について注意をしたいが子どもが聞いてくれる状況ではない
- 不登校が長期化して自室に引きこもっている
- 家庭での暴力・暴言がひどくどうすることもできない
そのような状況のお子さん方もスダチの支援を利用してくださったことで平均3週間で再登校を果たし、今では楽しんで学校生活を送っておられます。
実際の支援では、毎日お子さんの様子をお伺いし、その時々に適した具体的な声かけ・接し方を親御さんへフィードバックさせていただいております。
親御さん方が実際に毎日行動してくださるおかげで、お子さんの様子が日々変化し、平均3週間で再登校を果たしています。
また、再登校しただけでなく、「前よりも親子関係がよくなり家族で過ごす時間が楽しくなった」「子どもが自分で目標を作り行動してくれるようになった」といった声もいただいております。
不登校気味、長期化した不登校、また親子関係に悩んでいる際は、一度現状をお伺いできましたら幸いです。オンライン相談は、1対1で顔出しも不要です。
1-2. 24時間子供SOSダイヤル
24時間子供SOSダイヤルは、文部科学省が運営する相談ダイヤルで、親御さんもお子さんも利用できます。
高校生だけでなく、さまざまな年齢のお子さんが利用できます。フリーダイヤルで料金はかかりません。
24時間子供SOSダイヤル
https://www.mext.go.jp/ijime/detail/dial.htm
1-3. よりそいホットライン
よりそいホットラインは、高校生に限らず誰でも利用できる相談ダイヤルです。
電話だけでなくFAX、チャットやSNSによる相談もできるので、使いやすいものを選べます。
電話の場合には、最初にガイダンスが流れ、悩みの種類を答えることで専門の相談員につながります。
よりそいホットライン
https://www.since2011.net/yorisoi/
1-4. あなたのいばしょチャット相談
あなたのいばしょチャット相談は、匿名チャットで24時間相談できるサービスです。
警察や児童相談所などの関係機関と連携しているため、DVや虐待などの緊急性の高いことの相談にも有効です。
あなたのいばしょチャット相談
https://talkme.jp/
1-5. こころのほっとチャット
こころのほっとチャットは、Twitter、LINE、facebookなどSNSを活用したカウンセリングサービスです。
アカウントの用意が必要ですが、匿名での利用が可能なのが魅力です。
こころのほっとチャット
https://www.npo-tms.or.jp/service/sns.html
2. 高校生の進路に関する悩みを相談できる無料カウンセリング一覧|LINEで相談
2-1. ユキサキチャット
ユキサキチャットは10代のためのカウンセリングサービスです。
- 中退してしまいこの先どうすれば良いかわからない
- 家庭が経済的に困窮していてこの先進学せず働くしかないのだろうか
そのような進路や就職についてLINEから相談できます。
親に頼れずに暮らす25歳までの方を対象に、進路が決まり生活が安定するまで食料や現金を給付する支援も行っています。
同じ様に進路で悩んだ先輩たちがスタッフとなり、カウンセリングしています。
ユキサキチャット
https://www.dreampossibility.com/yukisakichat/
2-2. ミッケル
ミッケルはLINEで進路相談が可能な無料サービスです。高校生とその親御さんが利用できます。
- 進路はどのように決めればいいのか
- 大学の進学先はどのように選べばいいのか
- 入試までに何をどのように用意すればいい
そのような疑問に対し、高校生を対象とした進路相談会を実施している人材が相談に乗ります。
ミッケル
https://www.mikkeru.me/special/line_consulting
3. 高校生の性や妊娠に関する無料カウンセリング一覧 |電話・LINEで相談
3-1. 思春期・FP相談LINE
思春期に見られる身体の変化や、性に関する不安なこと、気になる症状を相談できます。
公式サイトにあるQRコードを読み込むことで、手軽にLINEから相談が可能です。
思春期・FP相談LINE
https://www.jfpa.or.jp/puberty/telephone/
3-2. にんしんSOSダイヤル
にんしんSOSダイヤルは、望まない妊娠について相談できる無料サービスです。
相談先は都道府県ごとに異なり、メールや電話などで相談可能です。
にんしんSOSダイヤル
https://zenninnet-sos.org/contact-list
4. 高校生の悩みを相談できる無料のカウンセリングを利用する際の注意点
無料のサービスは、困っているときに気軽に利用しやすいですが、どうしてもデメリットもあります。
1番のデメリットは、完全に無料のカウンセリングは、悩みを聞いてもらえますが悩みの根本解決は難しい場合があることです。
デメリットも確認したうえで状況にあわせて利用しましょう。
4-1. 同じ人に聞いてもらえるとは限らない
無料のカウンセリングサービスは予約不要で利用できます。
しかし、その影響でその時に常駐している人が対応するので、毎回同じ人にカウンセリングしてもらえるとは限りません。
違う人に相談する場合には、再度状況説明から入る必要があります。また、相談員によってどうしても対応にムラがあることも留意しておきましょう。
そういったことを考慮すると、生活を共にする親御さんがお子さんの相談に乗れる状態がベストと言えます。
お子さんへの対応の仕方を学んでおけば、良い形でお子さんをサポートできます。
たとえば、次の記事ではお子さんが高校をやめたいと言い出したときの対象方を紹介していますので、ご活用いただけると幸いです。
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4-2. 相談回数や時間に制限があることが多い
無料のカウンセリングサービスは限られたリソースを利用者に平等に配分するために、1日の利用回数や1回あたりの時間に制限があることが多いです。
複雑な状況で説明するのに時間がかかったり、うまく言葉にできなかったりすると、時間が足りなくなって思うような回答を得られないかもしれません。
じっくり相談したい時には向かないこともあります。事前に紙に書き出して相談したいことを整理しておくことをおすすめします。
4-3. 有資格者に相談できるとは限らない
無料のカウンセリングサービスでは、公認心理士などの専門資格を持った人がカウンセリングをしてくれるとは限りません。
カウンセラーとは職業名であり、資格を保有していることを保証しているわけではありません。
専門資格を持った人に話を聞いてもらいたい人は、解決したい内容に合わせて有料サービスの利用も検討してみましょう。
4-4. 解決策を提示してもらえないこともある
カウンセリングでは、主に傾聴や共感をすることで相談者の気持ちを落ち着けることを目的としています。
そのため、今直面している問題への根本的な対処法は、提示してもらえないケースが多いです。
カウンセラーの経験を踏まえたアドバイス内容となるので、そのアドバイス内容がお子さんに本当に適しているとは断定できないところもあります。
問題を根本解決するために必要な、科学的根拠に基づいたアドバイスや、専門家の知見に基づいたアドバイスが知りたいときには、専門的な機関の相談先を選ぶことが大切です。
スダチは、お子さんの学校生活や不登校、親子関係の悩みを抱える親御さんへ、問題を根本解決する支援を提供しております。
親子の信頼関係を構築し、お子さんの自己肯定感を育てることにアプローチし、不登校などの問題を根本解決しています。
スマホ依存に陥って昼夜逆転していたり、家庭内暴力を振るったりしていたケースでも、再登校に導いてきました。
「話しを聞いてもらうだけでなく、これからどうすれば良いのか解決策を教えて欲しい」
その場合は、顔出し不要で参加できるオンライン相談にて一度現状のお悩みをお聞かせいただければ幸いです。
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5. 高校生の子どもと親御さんが無料カウンセリングを受けるメリット
無料カウンセリングを利用することのメリットをお話しいたします。
5-1. 今の状況を整理できる
無料カウンセリングを受けると、今自分が置かれている状況や問題を整理し、それに対してどう思うのか、これからどうしていきたいのか、気持ちを整理できます。
問題とは関わりのない第三者に相談することで、自分では気づかなかった考えや周囲の人からはどう見えるのかがわかるからです。
うまく説明できるか不安に思うお子さん、親御さんもいますが、カウンセリングは状況の整理を手伝い、気持ちを落ち着かせるものでもあります。
もしもお子さんが「苦しいけどどうしていいかわからない」「何を話せばいいのかわからない」という場合には、カウンセリングサービスを利用することで、何が問題なのか気づくきっかけになるかもしれません。
5-2. 自分の考え方の癖がわかる
他の人と話すことで自分の考え方の癖に気づける場合があります。
考え方の癖によって問題がより複雑に見え、解決しにくくなってしまうこともあるのです。
例えば、必要以上に状況を悪く考えやすかったり、自分から行動すれば変えられることも自信がなく諦めてしまったりなどがあるでしょう。
お子さんが抱えている問題は、実は他の方向から考えたら意外と簡単に解決できる問題のこともあります。
自分以外の人の考え方を聞いて、自分の考え方の癖に気づき、問題に対してさまざまな方向から客観的に見つめられるきっかけとなるでしょう。
6. 悩みを抱える高校生に親御さんができるサポート
悩んでいるお子さんを見ると「どうにか解決してつらい気持ちを救ってあげたい」と思うものです。
ここでは、悩みを抱えるお子さんに親御さんができるサポートを紹介します。
6-1. 親御さんがカウンセリングなどの外部機関の支援を受ける
センシティブな悩みは、第三者に相談することを避けたり、解決に向けて第三者が介入することを嫌がったりするお子さんも多いです。
そのため、親御さんへのカウンセリングを対象とした機関を利用して、親御さんが解決方法を知っていくことも大切です。
親御さんが解決に向けた道標を知り行動していくことで、自然とお子さんを問題解決に向けて導いていくことができます。
親御さんご自身も、現状の悩みを誰かに話すことで気持ちが軽くなり、前進するきっかけとなるかもしれません。
スダチの支援では、親御さんにカウンセリングを実施しております。
お子さんへの接し方や声かけを変化させることで、お子さんが問題を主体的に解決していく力を引き出すことが特徴です。
お子さんには支援を受けていることを知られずに、家族間のコミュニケーションを通して問題を根本解決できます。
行き渋りや不登校、引きこもり、親子の関係に悩んでいるときには、一度現状のお子さんの様子をお聞かせいただけたら幸いです。
6-2. 親子関係を見直して子どもの自己肯定感を育てる
親御さんがお子さんにとっての一番の相談者であったり、頼れる存在になることも大切です。
親御さんはお子さんにとって最も身近な大人で、長い時間を共にする存在です。
そのような親御さんが、お子さんにとって最も信頼できる存在になると、お子さんの気持ちは安定していきます。
正しい親子関係を築くためには、次を意識してみましょう。
- 日々の何気ない会話を大切にしてお子さんが話すことに耳を傾ける
- 子どもが行動した過程や努力にいつも目を向けてたくさん褒める
- 子どもの気持ちや意見は受け止めて認めてあげる
- そのうえでダメなことはダメだと毅然とした態度で教える
信頼できる親御さんからたくさん褒められることで、お子さんの自己肯定感がどんどん育ちます。
- 「安心できる家があって信頼できる親がいるから、何があっても前へ進んで大丈夫だ」
- 「抱えていた問題も、自分なら解決できるかも」
そのような気持ちが生まれ、お子さんが主体的に問題に向かい合い、解決していけるようになります。
6-3. 生活習慣を整える
悩みを抱えているお子さんは、悩みから目を背けたり、現実逃避するためにゲームやスマホに没頭して夜更かしするケースが多いです。
しかし、その状態が続くとデジタル依存に陥り昼夜逆転して引きこもりになってしまったり、睡眠不足でメンタルの不調を引き起こしたりする場合があります。
規則正しい生活習慣に整えて、朝たくさん太陽の光を浴びると、気分を高めたりエネルギーの向上に必要なホルモンが分泌されます。
お子さんの気持ちを安定させて、悩みの解決に向けて前進する土台を作るためにも、生活習慣を整えられるよう、ご家庭でルールを設けていくことが大切です。
7. 高校生が利用できる無料カウンセリングについてよくある質問
7-1. 心療内科のカウンセリングは受けるべきですか?
心療内科では、臨床心理士や公認心理士などの有資格者のカウンセリングを受けられます。
しかし、心療内科はカウンセリングだけでなく、薬物療法なども実施するため、注意が必要です。
お子さんにとって投薬が必要な場合ももちろんありますが、実は投薬しなくとも環境の変化などのアプローチ方法で問題を根本解決できる場合もあります。
明らかに投薬が必要な症状が見られる場合には、心療内科の受診も検討しましょう。
7-2. カウンセリングの無料と有料の違いはなんですか?
無料のカウンセリングは死にたい気持ちに追い込まれてしまった人や、つらくて誰にも相談できない人を助けるためにNPO法人や公的機関が提供しています。
いわば国民の心のセーフティーネットとしての役割を担っています。
だからこそ欠かせないサービスですが、時間制限があったり、毎回違う相談員が対応になり状況説明が大変だったりと、相談者には負担が多いものです。
また、カウンセラーは専門的な知見や資格を有している人物とは限りません。
そのため、気持ちを整理したり、つらい気持ちを軽くしたりはできますが、抱えている問題を根本解決することは難しい場合もあります。
一方、有料のカウンセリングは一人の有資格者がじっくりと向き合ってくれるため、費用はかかるものの、問題への対処や解決まで二人三脚で進んでいけます。
高校生が悩みを相談できる有料のカウンセリング先は、以下の記事にて解説しております。
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8. まとめ
進路や人間関係など環境の変化が大きく、多感な時期の高校生は、悩みを抱える機会が多いです。
時には無料のカウンセリングサービスも利用しながら、お子さんが一人で抱えこまず相談できる環境を整えてあげましょう。
また、これから社会に出ていくことを考え、お子さんが自分自身で悩みを解決できるようにしていくことが大切です。
適切な親子関係を築いて、お子さんの自己肯定感を育てていくことで、お子さんは問題を主体的に解決する力が培われていきます。
学校での悩み、不登校、親子関係の悩みを抱えているときには、スダチへご相談いただけたら幸いです。
不登校が長引いていたお子さん、引きこもってご家庭で暴れていたお子さんなど、さまざまなお子さんの問題を根本解決し、再登校へ導いてきました。
1対1で顔出し不要のオンライン相談も実施しておりますので、一度現状の悩みをお聞かせいただけたら幸いです。
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