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子どもが学校を休む理由!体調不良ではないときに学校を休む方法と言い訳は?

2024.03.30

「子どもが学校を休みたいと言うが、その理由がわからない…」
「休ませても大丈夫?学校にはなんと伝えればいい?休む方法について教えてほしい」

お子さんの体調に問題がないにも関わらず、学校を休みたいと言ってきた時、お子さんを心配に思うからこそ、理由を知りたいと感じるものです

 

お子さんの場合には、学校を休みたいとき下記のような悩みを抱えるかもしれません。

「学校を休みたいがなんて言って休めばいいのかわからない。」
「体調不良じゃないのに学校へ行けない。罪悪感を感じていてつらい。」

「学校を休みたい」と感じたとき、今までつらいなかがんばって通っていて、限界に達した証拠です。一度は休むことも大切ですが、どんな理由を親や学校へ伝えればいいか悩んでしまいます。

本記事では、お子さんが学校を休みたいと感じる理由や、休む理由の伝え方を解説しています。

再登校に導く支援を提供する小川涼太郎監修のもと、お話しする内容は次のとおりです。

記事を読むとわかること

・子どもが学校を休む4つの理由

・学校を休むときに使える言い訳は?

・学校を休むとき欠席扱いにならない場合はある?

・学校を休むときに罪悪感を軽減する方法

・子どもが学校を休みたいと言ったときに親ができる対応

・子どもが学校を休む理由を伝えてくるタイミングや内容

・子どもが学校を休みたい理由を言わない場合に親ができる対応

・学校を休む日が続いた場合の進路や将来への影響

スダチは、不登校のお子さんを1,400名以上再登校に導いています。

根本的な課題にアプローチしているため、スダチがサポートしたお子さん方は、主体的に学校で抱えていた問題を乗り越えて再登校を果たしています。

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目次

1.子どもが学校を休む4つの理由

 

お子さんが風邪や病気ではないのに学校を休みたがる時には、学校で抱えたストレスが限界になり自己肯定感も下がりきっていることがあります

ただ、お子さんが理由を口にする時には次のようなことが出てくる場合が多いです。

 

1-1.本当に体調不良を感じている

 

学校へ行く時間になると体調が悪くなり、休めるとわかったり、登校時間を過ぎると、体調が良くなることはないでしょうか?

また、朝どうしても起きることができず、登校時間を超えると通常通り起きられる場合もあります。

 

学校へ行くことに大きなストレスを感じていると、こういった症状が出ることがあります。その時お子さんは、本当に体調不良を感じています。

そのため「仮病なのでは?」と疑わず、まずはつらい状況を受け入れてあげることが大切です

 

もし朝一時的に体調が悪くなるようであれば、次の記事を参考にしてください。

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1-2.成績が悪く授業がわからない

 

「授業についていけない」「勉強ができないから嫌だ」という理由から休みたがるお子さんもいます。

 

学校生活のほとんどは勉強をして過ごすため、1日のなかで苦痛を感じる時間が多く、学校へ行きたくないという気持ちが生まれてしまいます。

この場合、体育や家庭科などの座学でない授業や、得意科目だけであれば、出席できるケースも多いです。

 

勉強ができるお子さんと、自分を比べて自己肯定感が下がり切っている状況のため、親御さんが正しいポイントで正しい声かけを実施しながらお子さんの自己肯定感を育てていく必要があります

 

以下のスダチのYouTubeもご確認いただき対処法を知っていただけたら幸いです。

 

1-3.人間関係に悩みがある

 

次のように人間関係に悩みがあると、学校に行きたがらなくなるリスクがあります。

  • 仲の良い人がいない
  • 友だちとケンカをしてしまった
  • いじめられている
  • 先生と馬が合わない

 

学校を休んだ時に家で勉強に取り組むなど、勉強に対する抵抗感が少ない時にはこのケースかもしれません。

仲の良い人がいないことは決して悪いことではないことや、友人とうまく付き合う方法をアドバイスしてあげましょう

 

いじめが原因の場合には、次の記事を参考にしていただけたら幸いです。

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1-4.理由もなく無気力になっている

 

ある日突然、お子さんが無気力になり不登校となるケースもあります。お子さん自身、なぜ学校へ行きたくないのか自分でもわからないことが多いです。

 

学校で複数の「嫌だな」と感じることが複雑に絡み合っている場合や、親御さんの期待に応えようと勉強や部活を頑張っていたものの、良い結果を残せなかったときに燃え尽きたようになっている場合があります。

 

お子さんが無気力な様子のときには、以下の記事も参考にしてください。

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また、次の記事でも、お子さんが「学校がつまらない」と感じる原因を解説しています。併せてご確認いただくと、お子さんの今の心境を紐解きやすくなるかもしれません。

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2. 学校を休むときに使える言い訳は?

 

「体調不良ではないけれど、どうしても学校に行きたくない」
「どんな理由を言えば、親や先生は納得してくれるだろうか?」

 

学校を休みたいと感じているお子さんは、理由の伝え方について悩んでいるかもしれません。

 

前提として、「学校に行きたくない。理由もわからないけれど行きたくない。」など、正直に感じている気持ちを伝えることが大切です。ただ、状況によっては正直に伝えるのが難しいときもありますよね。

 

どうしても休みたいときの言い訳について紹介します。

 

2-1. 体調不良を訴える

 

体調不良を訴えることで、学校を休める可能性があります。

  • 頭が痛い
  • 腹痛がある
  • 気持ちが悪い
  • 身体がだるい

 

など、もしも不調を感じていたら伝えてみてください。

ただ、体調不良を訴えて休む日が増えている場合、「熱はないし大丈夫だよ」と言われ登校を促されることもあります。

そのため、できれば「行きたくてもどうしても行けない」という心境を伝えることが大切です。

 

2-2. 家の用事

 

学校へ伝える際、「家の用事」も理由のひとつとなります。

  • 家族で出かけるため
  • 親戚の法事があるため
  • 祖父母や弟妹を病院に連れて行くため

などの理由は、学校に休みを伝える際の理由となるかもしれません。ただ、基本的に欠席連絡は親御さんがおこなう必要があります。

 

2-3. 精神的な悩み

 

「学校へ行きたくても行けない」という精神的な悩みをそのまま伝えるのは非常に重要です。

「行きたくない」と感じる理由がはっきりしていて、その事柄を言えない場合でも、「行きたいけれど悩みがあり、行ける状況ではない」と、心境を素直に伝えてみてください。

またなぜ行けないのかわからないときにも、その気持ちを伝えることが大切です。

 

「自分でもなぜ行けないのかわからない。本当は行かないと行けないこともわかっている。どうしても行けなくてつらい。」と伝えることで、お子さんだけでは解決できない問題だと親御さんも気づくことができます。

必要なサポートを探すきっかけにもなるため、ご自身の気持ちを正直に伝えましょう。

 

2-4. 感染症の対策

 

感染症への対策も学校を休むときの理由となります。例えば、次のように伝えられます。

  • 受験の大切なテストを控えているので、感染症予防のために休みたい
  • 家族が感染症の診断を受けたので、感染している可能性があるので休みたい
  • 感染症に似た症状があるので病院にいくために休みたい

今は一年をとおしてインフルエンザやコロナなどが流行している時代です。そのためこの理由は受け入れてもらいやすいかもしれません。

 

 3. 学校を休むとき欠席扱いにならない場合はある?

 

学校を休むとき、「公認欠席」に当てはまる理由であれば欠席扱いになりません。

公認欠席には、法律で決められた基準がなく、学校や地域ごとに定められています。

 

例をあげると、次の理由は公認欠席となります。

  • 受験
  • 感染症に羅漢した
  • 部活動の試合
  • 交通網の遅延
    など

ただし、理由を述べるだけでは公認欠席として認められないケースがほとんどです。証明書の発行が必要になります。

 

4. 学校を休むときに罪悪感を軽減する方法

 

「本当は行かないといけないのはわかっている。でも行けない。」という気持ちで学校を休むことを選択しているかもしれません。

行かないといけないとわかっているからこそ、休むときには罪悪感を感じてしまうものです。

 

ここでは、学校を休むときに罪悪感を軽減する方法を紹介します。

 

4-1. 正直に理由を伝える

 

罪悪感を感じない最善の手段は、正直に休みたい理由を伝えることです。

休むだけでも、ただでさえ罪悪感を感じている状況です。それに加えて嘘の理由で休んでしまうと、嘘をついたことへの罪悪感も生まれます。

 

「なんとなく行きたくない」と明確な理由がわからないので、嘘をつかなくてはいけない状況なのかもしれません。

その場合は、今のその心境を正直に伝えてみてください。ご両親に正直に今の気持ちを話すだけでも、気持ちが軽くなります。

 

4-2. 規則正しい生活リズムに整える

 

学校を休んだときも、朝学校へ行く時間に起きて、食事を取り、夜は早く寝るという規則正しい生活リズムに整えることも罪悪感の軽減につながります。

朝も起きれずゲームやスマートフォンに触れながらだらだらと過ごす状況は、ご自身でもいけない状況だとわかっているはずです。

「本来行くべき学校へ行けていないのに、夜遅くまでゲームに没頭している。朝も起きれない。」そんな状況の自分自身をさらに責めてしまうかもしれません。

罪悪感を増やさないためにも、規則正しい生活リズムに整えましょう。さらに生活のリズムが整うと心も安定します。

 

4-3. 学習を進めておく

 

学校を休んだときには、自宅で学習を進めておくことも大切です。学習がどんどん遅れてしまうと、それだけで不安や休んでいる罪悪感が増加します。

自宅で学習を進めておけば、「最低限やらないといけないことはできている。」「学校に復帰できる準備をしている。」という気持ちになり、罪悪感が軽減するかもしれません。

 

5.子どもが理由もなく学校を休みたいと言ったときに親ができる行動

 

「休みたい」と言い出したとき、お子さんはすでに限界を感じていて、勇気を出して訴えてくれています。

「学校に行かないといけない」と頭でわかっていても、どうしても受け付けない状態です。

 

そのため、ここでの親御さんの対応は、より良い親子関係を築いていき今後再登校を目指していくにあたってとても大切です。

詳しくは次の記事も参考にしてください。

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5-1.無理に学校へ行かせたり叱ったりしない

 

お子さんは勇気を出して休みたいと言っているので、一度は休ませてあげましょう。拒絶してしまうと親子の信頼関係が崩れてしまいます

もちろん、ずっと休ませて良いわけではなく、「一緒に乗り越えていこう」という姿勢を貫くことが大切です。

 

「ズル休みでは?」と疑いたくなることもあるかもしれませんが、親御さんがお子さんを信頼するからこそ信頼関係が築けます。

休んでできた時間を使って親子で話し合い、信頼関係を守っていきましょう。対応方法は次の記事でもお話しています。

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5-2.嘘の理由は言わなくていいことを教える

 

なんとか学校を休もうとして「お腹が痛い」などと嘘の理由を言うお子さんもいます。

しかし、本当の理由がわからなければ学校に通うためのサポートがうまくできないものです。

 

そしてお子さん自身も嘘をつくことに罪悪感を抱えていることもあります。

  • 「学校へ行きたくない理由がうまくわからないときもあるよね。正直な気持ちを伝えても怒らないから大丈夫。」
  • 「今は休みたいというあなたの気持ちを尊重したいと思っている。だから嘘の理由は言わなくて大丈夫。」

このように、嘘の理由を言わなくても良いことを教えてあげましょう。

 

5-3.何をして過ごすかを一緒に決めて罪悪感を軽減する

 

どう時間を使うかを一緒に決めて、学校を休む罪悪感を軽減してあげましょう。

  • 夜早く寝て、朝はしっかり起きる
  • 時間割通りに勉強する
  • 家事の手伝いをしてもらう
  • 学校の時間はゲームやテレビは禁止

これらのルールがおすすめです。学校へ行っているのと同じリズムを保てるため、不登校の深刻化を防げます

 

5-4.欠席理由は正直にそのまま伝えて学校の理解を得る

 

どんな理由で休む時でも、学校には必ず連絡を入れましょう

休む理由もお子さんの状態を正直に伝えておくことで、学校側にも協力を得られることもあります。

クラスでの様子などを共有してもらえるなら、お子さんへの接し方に活かしていきましょう。

 

5-5.スダチなどの専門機関に相談する

 

お子さんが理由もなく「学校を休みたい」と言うとき、何をどうしたら解決できるのか親御さんも不安な気持ちを抱えていることでしょう。

親御さん1人で抱え続けずスダチをはじめとする専門機関の力を借りながら、二人三脚で解決に向けて行動してみてください。

抱える悩みは誰かに話すだけでも気持ちが軽くなるものです。さらに、専門的な機関であれば、これまで多くの不登校のお子さんを支援した実績や経験があります。

知見に基づき、適切な支援を提供してくれるでしょう。

 

またその際、ご家庭で目指す方向性によって支援先を考える必要があります。

たとえば、学校へ復帰してほしいのであれば、スダチのような再登校を目指して支援を提供する機関がおすすめです。

学校復帰は考えておらず、お子さんの不安を軽減してあげたり、居場所を提供してあげたいと考えるのであれば、フリースクールなどの見守ることを重視した支援先が適しているかもしれません。

 

スダチは、今まで1,400名以上のお子さんを再登校に導きました。親御さんに積極的に行動していただき、お子さんの自己肯定感を育てて行く支援方針です。そのため行きたくない理由は追求しません。

お子さんの自己肯定感が育つと、 お子さんは不登校という現状に自ら向き合うようになり、解決に向けて行動をはじめます。

実際にスダチが支援したお子さんは、主体的な再登校を果たしているケースが多いです。

無料相談では、これからお子さんへどんな声かけをしていけばいいのか、何をしていけばいいのかをお話しいたします。この機会に一度お子さんの様子をお聞かせください。


スダチでは、お子さんが 自ら「学校に行きたい」と思える サポートしています。

実際に支援を受けた 90%以上のお子さんが、「学校に行くほうが楽しい!」と回答してくれました。

不登校解決に役立つ情報もたくさんお届けします。

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6.子どもが学校を休む理由を伝えてくるタイミングや内容

 

お子さんが学校を休みたいと言いだすタイミングや、お子さんから伝えられることが多い内容についてまとめました。

また、毎朝理由もなくギリギリに行き渋るときには、お子さんの気持ちを落ち着いて聞き出すためにも次のタイミングで聞いてみましょう。

 

6-1.前日の夜

 

前日の夜までに「明日はどうするか?」と決めておくと、親御さんお子さんどちらにも気持ちの余裕が生まれます

 

当日の朝に行き渋りが始まると、親御さんもつい急かしてしまいます。学校への連絡など様々な問題があり、追い詰めてしまうような言葉をかけてしまうときもあるかもしれません。

 

根本原因を解決していないままだと、いくら急かしてもお子さんは学校へいけるようになりません。

そのため、前日の夜までに「明日はどうするか?」を決めておくことをおすすめします。親御さんも気持ちの余裕が生まれるので、ぜひ取り入れてください。

 

6-2.学校へ行く日の朝食の時間

 

お子さんがいつも朝起きれて朝食を取れているものの、いざ行く時間になると行き渋りが始まる時には、朝食の時間に落ち着いて聞いてみると良いでしょう。

家族で一緒に朝食を取って会話をするのは、良い親子関係を築くうえで大切です

 

6-3.「今週は休みたい」と長い期間を希望してくる場合もある

 

「明日は行くから今日だけ休みたい」「本当はもう行きたくない、1週間休ませてほしい」などお子さんが言い出してくる内容はさまざまです。

内容がどうであれ、お子さんが「学校へ行きたくない」と思っている時点で、不登校が長期化していくリスクがあります。

根本原因を解決していき、一緒に乗り越えていく姿勢を見せることが大切です

 

7. 子どもが学校を休みたい理由を言わない場合に親ができる対応

 

お子さんがなぜ休みたいのか理由を言ってくれないとき、お子さんが何を考えているかわからないからこそ、どんな対応をすればいいか迷ってしまいます。

 

ここでは、休みたい理由がわからないときにおすすめの対応をまとめました。

 

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7-1. 行きたくない理由を追求しない

 

お子さんが学校へ行きたくないと感じる理由を追求する必要はありません。

 

お子さんが不登校になるとき、学校で直面した「嫌だな」と感じる事柄を乗り越えられず抱え続けてしまい、さまざまな事柄が複雑に絡み合っているケースが多いです。

そのため、お子さん自身、何が嫌で学校へ行けないのかわからず苦しんでいます。

無理に理由を追求することで責められているように感じてしまうお子さんもいます。

不登校は、理由を追求しなくても、お子さんの自己肯定感を育てるアプローチをかけることで、お子さんが主体的に乗り越えられます。そのため理由を追求する必要はありません。

 

7-2. 親が解決に向けて積極的に行動する

 

理由を無理に追求する必要はありませんが、そのまま見守っていると、お子さんはつらい気持ちを抱え続けてしまうことになります。

お子さん自身、自分で理由がわからず、何をどうすればいいのかわからない状況です。

 

そのため、お子さんをつらい気持ちから救ってあげるためには、親御さんが行動し、導いてあげる必要があります。

お子さんにこれからどうなってほしいかを冷静に考えながら、適切な支援先へ相談してみてください。

 

7-3.転校は根本解決にならないので再登校を目指す

 

学校やクラスが嫌と言われた時などは、転校を検討するかもしれません。転校すると環境は変わりますが、実は根本的な解決にはつながっていないことがあります。

実際に、不登校から転校しても、転校先の学校で結局不登校になるケースはとても多いです。

転校先でも、「嫌だな」と感じたことがあるとき、抱え続け再び学校へ行けなくなってしまいます。

そのため、まずは根本的な課題となる自己肯定感を育てるアプローチをかけることが大切です。

根本解決したうえで、新しい環境で1から頑張りたいとお子さんが望むときに転校を検討してみましょう。

 

8. 学校を休む日が続いた場合の進路や将来への影響

 

学校を休む日が続いた場合、「この先進学できなくなるのではないか」と不安を感じるかもしれません。小学生・中学生・高校生ごとに、休みが続いたときの進路への影響をまとめました。

 

小学生 ・義務教育なので、休みが続いても中学へ進学できる
中学生 ・休みが続いても卒業はできる

・全日制公立高校の受験は難しくなる

・通信制高校、定時制高校への進学を検討するお子さんが多い

高校生 ・単位が足りず、進級・卒業ができなくなる

・通信制高校への編入を検討するお子さんが多い

 

休みが続いたとき、最終的に通信制高校への進学を検討するケースが多いです。通信制高校は、オンラインコースを選択すれば、年間4日程度の登校で高校卒業を目指せるためです。

ただし、自宅で自習していくことが求められるため、卒業までに時間がかかったり、卒業できないケースもあります。

また、通信制高校の環境は、毎日の通学、通勤が必要な大学や社会の生活と大きく異なります。そのため、再び大学や仕事へ行けなくなってしまう場合もあります。

 

9.学校を休む理由についてよくある質問

 

9-1.学校を休む理由・言い訳にはどのようなものがある?

 

本来であれば正直な理由を伝えるべきですが、どうしても別の理由を作りたい場合は、以下のようなものがあります。

  • 頭痛
  • 腹痛
  • 発熱
  • 貧血
  • 冠婚葬祭など家庭の事情

 

9-2.学校を休みたい理由は?

 

お子さんが理由なく休みたいと言う時、頻繁に休みたいと言う時は、自己肯定感が下がりきっていることが根本の原因です。

 

そのきっかけとして

  • 授業について行けない
  • 先生との関係性が悪い
  • クラスに馴染めない

などの要因が隠れていることが多いです。

 

正しい親子関係を築いて自己肯定感を育てていきましょう。正しい親子関係については以下の動画でお話しています。

 

9-3.高校生が学校を休む理由は?

 

高校生が学校を休みたがる理由として、以下が挙げられます。

  • 授業について行けない
  • 学校行事に出たくない
  • 先生やクラスメイトなど会いたくない人がいる
  • 小テストを受けたくない

ただし、これらの根本には自己肯定感の低さが隠れていることがほとんどです。

 

自己肯定感が十分に高まっていれば、以上のような問題に直面しても解決していこうと、お子さん自身が前向きに行動できるようになります。

 

9-4.欠席理由としておすすめなものは?

 

学校からの援助を受けられる可能性があるため、欠席理由は本当のことを正直に伝えるのがおすすめです

また、変に嘘の理由を伝えてしまうと、後から本当のことを伝えるのが難しくなるため、最初の対応の仕方が大切です。

 

9-5. 学校を何日休んだらやばいですか?

 

小学生、中学生は、義務教育のため学校を休んでも卒業できます。ただ、高校生の場合、年間40〜65日欠席すると進級できず留年となる場合があります。

学校により、規定が異なるため確認しておくことが求められます。

 

9-6. 1日だけ学校を休みたいときの理由はどうしたらいいですか?

 

1日だけ休みたい場合でも、その理由を正直に伝えることが大切です。

親御さんに伝え、学校に連絡してもらいましょう。

 

10.まとめ

 

お子さんが学校を休みたいと言う時には、「本当は行かないといけない」とわかっていながらも、勇気を出して伝えてくれています

また明確な理由が自分でもわからずに「学校へ行きたくない」と感じているケースも多いです。

 

きっかけとなる理由を探ることも大切ですが、お子さんが抱えているつらい気持ちを一刻も早く解消するために、根本的な解決を目指した行動を起こすことが大切です。

 

スダチでは互いに信頼できる正しい親子関係の構築をサポートしながら、行き渋りや不登校を解決に導いてきました。

2024年1月時点で800名以上のお子さんが再登校に成功し、今も元気に通われていらっしゃいます。

 

お子さんの現状に合わせてアドバイスできますので、もしお子さんの行き渋りに悩まれている方は、一度スダチに相談してみませんか?

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  • この記事を監修した人
小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)

小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)

不登校支援サポート スダチ 代表
株式会社スダチ 代表取締役社長

「学校へ行こうかな」を自然と引き出すサポートを展開するスダチの代表。これまでで1,000名以上のお子さんを再登校に導いてきた。

「誰もが巣立ちゆける世界を」をミッションとし、不登校の解決はそのための通過点に過ぎないと考えている。
これまで不登校の子ども達に向けたボランティア活動を通し、多くの不登校の子どもたち、保護者様と関わる。

ボランティア活動を通して、子ども達や親御さんとお話しする中で、「本当は学校に行きたい、だけど行けない。自分でも行けない理由が分からない」子ども達が多くいることを知る。

そのように苦しんでいる子ども達や親御さんを見て、「不登校で苦しむ子供たちを一人でも多く救いたい」との思いを持つようになり、不登校支援事業を立ち上げるに至る。


【著書】
不登校の9割は親が解決できる 3週間で再登校に導く5つのルールPHP研究所

【メディア露出実績】
不登校解決TV
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