この記事の結論
HSP・HSCの気質を持つ子どもは感受性が強く、学校の刺激や人間関係でストレスを蓄積しやすいため不登校になりやすい傾向があります。ただし、HSPは障害・病気ではなく個性であり、正しいサポートで再登校は十分可能です。
お子さんの気質を認め、自己肯定感を育てることが最初の一歩です。スダチでは1,900人以上の不登校解決を支援し、平均22.6日での再登校を実現しています。
「HSP気質があると不登校になってしまうのか知りたい」「HSP気質のある子どもの不登校を解決する方法が知りたい」という親御さんは多くいらっしゃいます。
不登校のお子さんの中には、非常に繊細で傷つきやすいHSP(Highly Sensitive Person)・HSC(Highly Sensitive Child)の気質を持った子がいます。
スダチでは1,900人以上の不登校解決を支援し、平均22.6日での再登校を実現しています。この記事では、HSPの特性・接し方・不登校解決方法について詳しく解説します。
この記事を読んでわかること
- HSP(HSC)の特性と不登校の関係
- HSPの子どもが不登校になりやすい4つの理由
- HSPの子どもへ接するときの親御さんのポイント
- HSPを乗り越え不登校を解決するための対処方法
- HSPの子どもに関するよくある質問
目次
HSP(HSC)とは?不登校に多い繊細な気質を解説
HSPとは生まれつき感受性が強く敏感な特性のことで、障害・病気ではなく、約5人に1人が持つ気質です。学校という刺激の多い環境でストレスを感じやすく、不登校につながるケースがあります。
HSPとはどんな特性?(障害・病気ではない)
HSPとは「Highly Sensitive Person」の頭文字を取った言葉で、「生まれつき感受性が強く敏感な人」という意味です。子どもの場合は「Highly Sensitive Child」の略でHSCと呼ばれることもあります。
HSPはアメリカの心理学者エレイン・N・アーロンが定義したもので、障害や病気ではなく心理的な性質です。親御さんの育て方によってHSPになるわけではありません。
HSPはお子さんの個性であり、周りをよく見ていて共感できる優しい子とも取れます。短所ばかりに目を向けず、長所をしっかり伸ばしてあげましょう。
DOSEという4つの特徴
HSPのお子さんには、DOSEと呼ばれる4つの特徴があります。
- D(Depth of processing:プロセス処理が深い)
周囲の空気を敏感に感じ取り、さまざまなリスクを考え込んで失敗しないよう慎重になる傾向があります。 - O(easily Overstimulated:刺激を強く受けやすい)
音・光・肌触り・気温など、外的な刺激を強く受けます。人混みの中や騒音の中だと非常に疲れやすいです。 - S(empathy and sensitive to Subtle stimuli:刺激に対する共感と敏感)
人の顔色や声色の変化に敏感になる性質です。周りをよく見ているということでもあります。 - E(Emotional responsiveness:感情的な反応が強く出る)
ポジティブ・ネガティブどちらの感情にも大きく反応します。クラスメイトが怒られているのを見るだけで、自分が怒られているのと同じくらい疲弊することがあります。
HSPの長所と短所
HSPにも長所はたくさんあります。
- 気配り上手で優しい
- 人の気持ちに共感できる
- ミスが少ない
HSPの短所としては以下のようなものがあります。
- 精神的にも肉体的にも疲れやすい
- 自己否定することが多い
- 過剰な刺激を受け取ってしまう
HSPのお子さんは騒音などの外的刺激を強く感じてしまうため、学校はストレスを感じやすい場所です。ネガティブになりやすく、周りと比較して自分を否定してしまう子が多いのも特徴です。
スダチご利用者の声
「良かった点しかありません。もちろん娘が短期間で再登校できた事が一番なのですが、それ以上に私(夫)と娘の関係性が改善された事それぞれの考え方が変わった事娘が自分で自分の事を考えられるようになった事等再登校以上に素晴しいものを得る事ができました。担当サポーター様は、"厳しい事を言いますが"とか"単刀直入に言いますが"等おっしゃられる時も、全く嫌な気持ちになることはなく、むしろきちんと客観的意見や情報を伝えつつ優しく寄り沿って下さいました。いただいた32回のメールは今後もわが家のバイブルです。」
小学2年生・女の子の保護者(HSC) ▶ 直筆アンケートを見る
HSPの子どもが不登校になりやすい4つの理由
HSPの子どもが不登校になりやすい主な理由は、学校の環境が刺激過多で継続的なストレスになりやすいことにあります。
雑音や環境の変化にストレスを感じやすい
学校は騒音が多いため、HSPの子どもたちはその小さな雑音が気になったり、誰かが発した大声に過敏に反応してしまいます。
また、クラス替えや担任が変わることなど、環境の変化にもHSPの子どもはストレスを感じやすい傾向にあります。つまり、HSPの子どもは学校に行くだけで大きなストレスを感じてしまっているのです。
自分に厳しく他人と比較してしまう
HSPの子どもは繊細で、失敗を極端に嫌がる傾向にあります。授業中に解けない問題があると「自分はダメだ」と思い込んでしまいます。
「他の人はできるのに私はダメな人間なんだ」と人と比較し自分を否定してしまいます。生徒が多く比較しやすい環境の学校は、ストレスを感じやすい場所です。
すべて真正面から受け止めてしまう
HSPの子どもはあまり冗談や軽口が通じません。「〇〇ちゃんってちょっと天然だよね」という軽口も、冗談だと言われても重く受け止めてしまいます。
「私って変なのかな?」「他の子もそう思っているのかな?」と、どんどんネガティブに考え、自分自身を追い詰めてしまいます。
外的要因でみんなと同じことができない
HSPの子どもはムラがある子が多いです。今日は非常によく勉強していたけど、翌日は全く勉強しないというような状況です。
これは、騒音や気温、服装の肌質などのコンディションによって、集中できない状況が生まれているからです。外的要因でみんなと同じことができないと、また自分はダメだと追い詰めてしまいます。
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スダチご利用者の声
「45日間という限られた期間で、ズームは数回でほとんどはメールでのやり取りとなりましたが、常に子どもに寄り添い、時に励まし、共感し、時に厳しく方向性を示して頂き、信頼関係を築くことができました。」
小学6年生・男の子の保護者 ▶ 直筆アンケートを見る
HSPの子どもへ接するときの親御さんのポイント
HSPの子どもと接するときは、否定せず・比較せず・感性を肯定することが基本です。小さなSOSを見逃さず、安心できる環境を作ることが再登校への近道です。
HSPを正しく理解する
一番大切なのは、HSPを正しく理解することです。子どもたちが何を感じ、何を考え、何を苦しんでいるのかを知っていくことが大切です。
インターネットで検索したり本を読んだり、HSPの専門家に話を聞いたりすることも大切です。外的要因から感情にムラのある性質ということも理解し、受け入れてあげましょう。
子どもとよく話して状態把握をする
お子さんの口から、何を感じ、何を考え、何が苦しいのかを聞いていきましょう。HSPの子どもは、親にも心配をかけないように細心の注意を払って気を遣っていることもあります。
お子さんが学校でどんなことをして、何を感じたのかを聞き、小さなSOSを見逃さないように状態を把握しましょう。
感性を否定せず肯定する
「小さなことを気にしていても仕方ないよ」と感性を否定することは避けましょう。「物事を敏感に捉えて深く考えることができるんだね」とHSPのお子さんの感性を受け入れて肯定してあげてください。
HSPの子どもは深く考えすぎるあまり自分を否定しがちです。だからこそ、お子さんの感性の長所や日々取り組んでいる様子を褒めて、自己肯定感を育てましょう。
他の子どもと比較しない
他の子どもと比較してしまうと、お子さんの自己肯定感は下がってしまいます。もともとHSPの子どもは自分で自分を否定しやすい傾向にあり、追い打ちをかけるように比較すると自己肯定感は失われてしまいます。
「他の子と比べても意味はないよ。あなたには他にこんなに素晴らしいところがあるよ」と伝えてあげましょう。
スダチご利用者の声
「母の心を支えてくれるメールに何度も涙しました。不登校という言葉はよく聞いていたものの、自分とは無関係と思っていたところに突然やってきて、とにかく、母が疲弊しまくりました。母が明るく元気に自然体でいることが何よりも大切ということを教えてもらい、心感しました。」
高校1年生・女の子の保護者 ▶ 直筆アンケートを見る
HSPを乗り越え不登校を解決するための対処方法
HSPのお子さんも不登校を乗り越えて再登校しています。親御さんのサポートがあれば、不登校解決は不可能ではありません。
専門家に相談する
不登校を解決するには、不登校の専門家に相談するのが最も効果的です。専門家であれば、HSPの気質を持ったさまざまなお子さんの不登校を解決してきた実績があるため、お子さんに最適な支援が可能です。
スダチでは、HSP気質のあるお子さんを再登校に導いています。1,900人以上の支援実績をもち、平均22.6日での再登校を実現しています。
子どもの気持ちを受け入れる
HSPの子どもは学校で大きなストレスを感じてしまい、そのせいで不登校になっています。「学校に行きなさい!」と叱るのではなく、本人のつらいという気持ちを受け入れて、認めてあげましょう。
親に気持ちを認めてもらえると、「親が受け入れてくれた」と子どもは安心することができます。
子どもとスキンシップをとる
HSPのお子さんは肌の刺激などを人よりも敏感に受け取ります。頭を撫でられたり、抱きしめられたりするなど、スキンシップを増やすことで、言葉以上に親御さんの愛情を受け取ってくれます。
まずは愛されているのだと、家族は味方だということを伝えていきましょう。
子どもの自己肯定感を育てる
不登校になってしまったHSPのお子さんは、自己肯定感が非常に低くなっています。結果だけに目を向けず、子どもが何か取り組んだことの過程に目を向けて褒めてあげましょう。
信頼できる親から褒められることで、子どもの自己肯定感が育ちます。
正しい親子関係を築く
子どもが不登校になってしまうと、過保護・過干渉になってしまいがちですが、正しい親子関係には正しい距離感が必要です。
子どもを褒めることと、甘やかすことは違います。正しいことは正しい、ダメなことはダメと毅然な態度を取ることで、「この親がいるから前に進んでも大丈夫なんだ」と再登校につながるきっかけになります。
子どもがポジティブに乗り越えられる考え方を促す
「なんで学校に行けないの?」と尋問するのではなく、「どうして学校へ行きたくないんだろう?」と優しい声で問いかけ、お子さんが不登校になるほどストレスを感じた事柄が何かを深く考えるきっかけを作りましょう。
子ども自身が答えを出すまでじっと待ってあげてください。ゆっくりと時間をかけて問いかけ続けることで、ポジティブに解決していけるようになります。
再登校後のお子さんの声
「学校に行ってる今の方が、いいと言っています。学校の方が、楽しい。授業を受けたり、お友達と話したり、遊んだりできることが、楽しい。」
小学6年生・男の子(再登校後のご本人の言葉) ▶ 直筆アンケートを見る
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HSPの子どもに関するよくある質問
中学生の子どもがHSPかもしれないです。チェック方法はありますか?
インターネットに簡易的なチェックテストがありますので、そちらで確認してみましょう。お子さん自身も、自分がHSPであると理解したほうが過ごしやすい場合もありますので、お子さんが望む場合はテストしてあげましょう。
HSPが中学生に多いって本当?
HSPは生まれ持った性質ですので、中学生だけに多いということはありません。ただし、小学校から中学校に進学した際に、環境変化からHSPの性質が強く出てしまうことはあります。
HSPの高校生が不登校になることもある?
HSPの高校生が不登校になるケースもあります。お子さんの気質を受け入れて、自己肯定感を育てながら愛情を注ぎ、お子さんがポジティブに過ごせるように心がけましょう。
HSPの子どもが学校生活で感じているあるあるを知りたい
HSPの子どもが学校生活で感じるあるあるは以下の通りです。
- 小さな音が気になって授業に集中できない
- 噂話や陰口が気になってしまう
- 自己否定しやすい
- 何かを決めるときに時間がかかってしまう
- 頼まれたことを断れない
- 少人数でいるほうが落ち着く
HSPが大人になるとどうなるのか?
HSPは生まれ持った特徴なので、大人になってもHSPのままです。社会に出るとより一層他者との比較が多くなるため、うつや適応障害などになることもあります。
子どものうちから、自己肯定感を育て、ポジティブに考えられる思考方法を身につけることで、HSPであってもお子さんは社会で主体的に問題を解決できるようになります。
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まとめ
HSPは「他の人より繊細」という個性です。刺激に敏感で、ネガティブに考えすぎてしまうところもありますが、非常に優しい子が多いです。短所ばかり見るのではなく、長所をしっかり褒めてあげましょう。
HSPのお子さんのことを理解して、自己肯定感を高めてあげれば再登校も不可能ではありません。スダチでは1,900人以上の不登校解決を支援し、平均22.6日での再登校を実現しています。まずはお気軽に無料コンサルティングをご活用ください。



