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「学校が嫌だ!」と子どもが言いだしたときどうすればいい?不登校になる前にできる対処法を解説

2023.03.24

この記事を読むのに必要な時間は約 38 分です。

 

「『学校が嫌だ!』と子どもが言い始めたら、どう対応すればいい?」

「『学校が嫌い、行きたくない』と言い出したら、このまま休ませて良いの?」

このような不安を抱えている親御さんは少なくありません。

 

「学校が嫌だ!」とお子さんが言い始めたら、不登校になってしまうケースも少なくありません。

しかし、無理に学校に行かせたり、叱ったりすることは逆効果で、不登校が長引いてしまう場合があります。

 

「学校が嫌だ!」とお子さんが言い出しても、お子さんがその気持ちを主体的に乗り越え不登校を解決する方法があるためご安心ください。

当記事を参考にしていただけましたら幸いです。

お子さんは学校でストレスが溜まると体調不良を訴えたり、行き渋りをしたり、学校に通うこと自体が難しくなってしまいます。

学校で感じたストレスを機にお子さんが不登校になった場合、不登校は解決できるためご安心ください。

 

【平均3週間で不登校解決プログラム】を展開する小川涼太郎監修のもと、お話しする内容は次のとおり。

記事を読むとわかること

  • 学校が嫌いになる理由
  • 学校嫌いなお子さんに対する親御さんの対応の仕方
  • 学校が嫌だという子どもの考え方を転換させる方法
  • 学校が嫌いで不登校になった子どもが再登校した体験談
  • 学校が嫌いになったときのよくある質問

親御さんが抱える不安を解消できれば幸いです。

 

スダチでは、不登校になったお子さんを平均3週間で再登校に導いています。

学校嫌いで長期間不登校だったお子さんも学校復帰している実績がありますので、悩んでいる親御さんは、ぜひ一度ご相談ください!

 

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1. 「学校が嫌だ」と言い出した子どもが学校を嫌いになった理由

 

ここでは文部科学省などの資料や、スダチが関わってきたお子さんの意見から「学校が嫌いになった理由」の代表的なものを紹介していきます。

 

参照:文部科学省「令和3年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果

 

1-1. 「学校が嫌だ」と子どもが言い出す理由①先生や友達とうまくいかない

 

学校が嫌になる理由で一番多い原因が「人間関係」です。

 

先生や友達との関係がうまく行かなくなると、学校が嫌になってしまいます。

学校生活の中で、教室で過ごす時間が一番多いためです。

 

教室での人間関係がうまくいかないと大きなストレスを抱えてしまい「学校が嫌だ」と感じてしまいます。

 

1-2. 「学校が嫌だ」と子どもが言い出す理由②嫌がらせやいじめがある

 

学校で、嫌がらせやいじめがある場合にも、「学校が嫌だ」と感じてしまいます。

 

嫌がらせやいじめは、先生や親が気づきにくく、子どもからも相談しにくいものです。

 

いじめられている事実を伝えられない場合「学校が嫌だ」と言うことが精一杯のSOSかもしれません。

思い悩んでいる様子のときには、嫌がらせやいじめも視野に入れ子どもを観察してあげましょう。

 

お子さんがいじめられてしまった時の対処法については、次の記事でお話ししています。

お子さんを守るためにも、感情的にならず落ち着いて行動できるように事前にチェックしていただけると幸いです。

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1-3. 「学校が嫌だ」と子どもが言い出す理由③朝早く起きられない

 

朝早く起きることが苦手で、「学校が嫌だ」と感じてしまう子どももいます。

 

特に、昼夜逆転していると、朝なかなか起きられず、学校に行っても眠くつらいだけです。

 

そのような状況では、「学校が嫌だ」と思ってしまうことは自然な流れかもしれません。

 

1-4. 「学校が嫌だ」と子どもが言い出す理由④学校の行事が嫌い

 

学校の特別な行事が嫌いという子どももいます。

 

例えば、運動が苦手な子どもは「運動会」が近づくと学校に行きたくない気持ちが大きくなってしまいます。

授業も運動会に向けて体育が多くなり、クラスの雰囲気も運動会に向かっていきます。

運動が苦手で、人とのコミュニケーションも苦手な子どもは、そのようなクラスの雰囲気に馴染めず、「学校が嫌だ」と感じてしまうのです。

 

1-5. 「学校が嫌だ」と子どもが言い出す理由⑤授業の進みが速い(遅い)

 

授業の進み具合でも「学校が嫌だ」と子どもが感じることがあります。この場合は2パターンに分かれます。

 

  • 授業の進みが速すぎるとき
  • 授業の進みが遅すぎるとき

 

勉強が苦手な子どもにとっては、学校の授業について行けずに速すぎると感じ、不安を解消できず学校が嫌だと感じてしまうのです。

逆に、勉強が得意で進学塾などに通っている子どもにとっては、学校の授業の進みが遅いと感じ、つまらなくて意味を見出せない場合もあります。

 

いずれにしろ、学校生活の中で授業が占める時間は多く、その授業に対して不満に思ってしまうと、学校が嫌だと思ってしまうことになりかねません。

 

1-6. 「学校が嫌だ」と子どもが言い出す理由⑥学校のルールに縛られたくない

 

学校には校則などの細かいルールがたくさんあります。

 

「好きな髪型にできない」「好きな服装にできない」などのルールに縛られることに煩わしさを感じてしまうと、日々の学校生活にストレスを感じるようになってしまいます。

 

また、自閉スペクトラム症やADHDなど発達障害の傾向があるお子さんの場合、強いこだわりがあったり、ミスや忘れ物があったりする場合も多いです。

特性上、細かなルールを守り生活することが非常に難しく、大きなストレスを感じてしまいます。

 

自閉症など発達障害の傾向があるお子さんが不登校になったときの解決方法は次の記事でお話ししています。知識を深めるために合わせてご確認いただけたら幸いです。

 

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1-7. 「学校が嫌だ」と子どもが言い出す理由⑦ひとりの時間を好む

 

子どもの中には、「集団で生活するよりも、ひとりでいたい」と思う子どももいます。

学校は基本的に集団行動が中心です。

勉強だけでなく、社会の仕組みや人間関係を学ぶ場でもあるため、集団行動が取り入れられています。

集団行動が苦手で、ひとりでいることを好む子どもの場合、どうしても環境に馴染めず「学校が嫌だ」と感じてしまうことがあります。

 

2. 「学校が嫌だ」と言い出した子どもへ不登校を防ぐために親御さんができる対応方法

 

子どもから「学校が嫌だ」と言い出してきたら、親御さんは焦りや大きな不安を抱えてしまうことでしょう。

そして「このまま休ませて不登校が続いてしまったらどうしよう」と心配されることと存じます。

しかし親御さんの行動や声かけでお子さんは「学校が嫌だ」と思う気持ちを克服し、主体的に学校へいけるようになるためご安心ください。

「学校が嫌だ」とお子さんが言い出したときの対応方法をご紹介します。

 

2-1. スダチなどの専門機関へ相談する

 

子どもが学校に対して、何かしらのストレスを感じている様子だったり、「不登校になってしまいそう」と親御さんが心配になったときは、不登校が長期化する前にスダチなどの不登校支援の専門機関へご相談ください。

 

子どもは、学校に対する不安やストレスの原因を親御さんになかなか伝えられず、どのように解決していいかわからない状況かもしれません。

もしくは、子ども自身、どうして学校が嫌なのかをわかっていないこともあります。

 

スダチでは、そのようなご状況のときにも子どもの心境を紐解き、不登校の根本原因から解決いたします。

 

スダチの支援を受けた子どもの中には、学校に対する苦手意識が強く、不登校が長期化してしまった子どももいましたが、みなさん平均3週間で再登校しています。

 

スダチの支援では、そのときの子どもの状況に合わせた最適な声かけ方法や接し方を親御さんへ指導させていただいております。

親御さんが日々フィードバックに基づき行動してくださることで、子どもは主体的に再登校しています。

 

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2-2. 正しい親子関係を築き、子どもの自己肯定感を育てる

 

「学校が嫌だ」と言い出した子どもは、自己肯定感が下がっている場合が多いです。

 

たくさんの児童や生徒がいる学校で自分と他人を比較してしまい、学校生活のさまざまなことでストレスを感じてしまいます。

その結果、「学校が嫌だ」という気持ちが生まれていることがあります。

 

そのため、子どもの自己肯定感を育てることはとても大切です。子どもの自己肯定感を育てるためのポイントは次の通り。

 

  • 結果だけを見ずに日々の過程を見て子どもをたくさん褒める
  • 正しいことをしたらたくさん褒める
  • ダメなことはダメだと毅然とした態度で教える

 

正しいことは褒め、ダメなことはダメだと教えてくれる親のことを子どもは信頼します。

そして信頼できる親からたくさん褒められることで、子どもの自己肯定感はどんどん育ちます。

正しい親子関係を築くことで、「この親がいるから、学校の悩みもきっと乗り越えられる」と安心し、子どもは主体的に前へ進むことが可能です。

 

2-3. 子どもに相談されたら子どもの気持ちを受け入れる

 

子どもに学校のことを相談されたときは、まずは全てを受け入れてあげましょう。

 

子どもにとっては「相談する」こと自体、とても勇気が必要な場合もあります。

その気持ちを否定せずに、まずは全てを受け入れましょう。

 

子どもに相談されたときのポイントは以下の2つです。

  • 子どもが「つらい」と感じている気持ちを受け止め認める
  • 落ち着いてきたら、学校が嫌な理由を聞いてみる

子どもの気持ちを受け入れて認めてあげることで、子どもは安心し、親を信頼することができます。

不登校解決に向けてまずはお子さんを安心させてあげて、一歩前進するための準備をしましょう。

 

2-4. 学校が嫌な理由が分かったときは外部と連携を図る

 

「学校が嫌だ」と感じる理由に、いじめや嫌がらせなど、学校に大きな問題がある場合には、学校や外部機関との連携を図ることも大切です。

学校や外部機関と相談することで、先生が動いてくれてスムーズに問題を解決できる場合もあります。

 

ただしご家庭でお子さんと正しい親子関係を築き、お子さんの自己肯定感が育ち心の元気を取り戻すと、お子さんは主体的に学校での問題を解決できることもあります。

その場合、親御さんが学校へ連絡したことで大事になり登校する際、気まずさを感じてしまうかもしれません。

子どもが「嫌だ」と感じる原因を無理には相談せず、お子さんのご状況と心境に合わせ相談を検討しましょう。

 

2-5. 叱ったりしない

 

気をつけてほしいことは「叱らない」ということです。

 

子どもが「学校が嫌だ」と言ってきたときに不登校になってしまうのではないかという不安から「学校に行きなさい!」と声をかけてしまう場合もあるかもしれません。

 

子どもは叱られて、その日は学校に行くかもしれません。

しかし根本的な解決にならないだけでなく「この親は自分の話を聞いてくれない」と信頼関係が崩れてしまいます。

 

子ども自身「本当は行かなきゃいけないことはわかっているけれど、どうしても行けない。」と葛藤をしています。

そのため、葛藤し苦しむ子どもの気持ちを受け入れてあげることも大切です。

 

また、「明日は学校に行く」と子どもが言い出し、行けなかった場合にも子どもを責めないであげてください。

 

もしその約束を守れなかったとき、子どもは約束を守れなかった自分を責めていることが多いです。

 

「そんなときもあるよ。一歩ずつ頑張ろう。」そう励ましてもらえるだけで、子どもの心は軽くなり安心して前へ進めるようになります。

 

3. 「学校が嫌だ」という子どもへ親御さんが伝えてほしいこと|子ども自身の考え方を転換する方法

 

「学校が嫌だ」と子どもが言ってきたとき、親御さんの声かけによって、子どもはあらゆる角度から物事を考えられるようになります。

「学校が嫌だと思っていたけれど、私の悩みはたいしたことではないのかも」そのようにポジティブに捉えて学校復帰してくれるきっかけにもなります。

ここでは、不登校気味の子どもへ親御さんから伝えてほしいことを解説します。

3-1. ①学校に行くことのメリットとデメリットを伝える

 

子どもにとっての、学校へ行くことのメリットとデメリットを考えさせてあげることは大切です。

主に次の観点から伝えてあげることをおすすめします。

メリット

  • 学ぶことで進みたい夢を見つけたり、夢を叶えることができる

デメリット

  • 再び嫌なことに直面するかもしれない

学校へ行き学ぶことでお子さんは夢を見つけるきっかけとなります。

もしくは今何か夢があるとき、その夢を叶えるために学校へ行く必要があります。

学校へ行くことはお子さんが将来社会の中で幸せに生きるうえで大切なことだと伝えてあげましょう。

もちろん今抱えている問題を解決しなくてはならないことや、これから再び嫌なことに直面する可能性もあります。

しかし、現状の壁を乗り越えることができれば、これからお子さんはどんどん自分の力で問題を乗り越えていけるようになることを教えてあげてください。

3-2. ②学校に行かなかった人の話を聞く

 

学校に行かなかった人の話を聞いてみましょう。

インタビューや体験談を読んでみることもおすすめします。

 

世の中には、有名人も含めて「学校に行かなかった人」がたくさんいます。

 

学校に行けなかったら、そこで人生が終わりではないということに気づかせてあげましょう。

不登校を乗り越えたエピソードを知ることで「私にもできるかもしれない」と前向きな気持ちが生まれるきっかけとなります。

また、新しい価値観に気づいたり、気持ちが少し楽になるかもしれません。

 

3-3. ③相談することの大切さを教える

 

学校や友だちに対する不安や悩みを相談することの大切さを教えてあげましょう。

 

相談することは勇気が必要だったり、恥ずかしいと思ったりするかもしれません。

 

しかし、他の人の意見や考え方を聞いてみると自分にとって「大きな問題」だと思っていたことが意外と大したことではない場合もあります。

また、思いもよらない解決策を見つけるきっかけになるかもしれません。

 

つらい気持ちを一人で抱えずに周りへ相談することの大切さも教えてあげましょう。

 

3-4. ④学校以外にも居場所があることも伝える

 

学校やクラスだけが「居場所」ではないことも教えてあげてください。

学校で過ごす時間が長いことから、学校が生活のすべてだと感じてしまう子どももいます。

そこへ行けないと「自分の居場所はどこにもない」と思ってしまうものです。

 

お子さんにとって興味のある習い事や不登校のコミュニティなどに参加し、学校が社会の全てではないことを認識させてあげるのも大切です。

 

家族とは異なるコミュニティの中で過ごすことで「社会は学校だけがすべてではない」「他に居場所があるなら学校で何か問題があっても大丈夫かも、登校してみようかな」と前へ進むきっかけとなります。

 

3-5. ⑤将来に希望を持ち生きることの大切さを伝える

 

学校へ行けないとき、「自分のこの先の人生はもう終わりだ」と捉えてしまう子どももいます。

不登校は人生の終わりではなく、人生の通過点に過ぎないことを教えてあげてください。

人生には、さまざまな問題に直面する通過点があります。その通過点を乗り越えていくことで、人は成長しどんどん前へ進み、社会で幸せに生活することができます。

そのため、実は人生が終わるような大事ではなく、誰もが通る大切な通過点だと認識させてあげましょう。

 

また、「どんなときでもサポートする」「ずっと子どもの味方」ということを伝え、お子さんが安心して前へ進める環境をつくりましょう。

 

4. 「学校が嫌だ」という子どものこの先の進路の選択肢

 

「学校が嫌だ」と感じ不登校気味でもさまざまな進路の選択肢があります。

通常クラスへの復帰も、もちろん再現性の高い選択肢の一つです。

通常クラスへの再登校を目指す場合には、スダチへ一度ご相談いただけたら幸いです。

ここでは、不登校が長期化し、お子さんのこの先にご不安を感じている親御さんに向けてこの先の選択肢を紹介します。

 

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4-1. 学校に行きたくない小学生の選択肢

 

小学校のお子さんは、思春期前のため親御さんの話や愛情を素直に受け取ってくれやすい時期でもあります。

そのため、日々お子さんのことを褒めることを意識したり、お子さんに伝わりやすい方法で愛情を注ぐことで、お子さんの心の元気が回復し再登校が叶いやすいです。

 

また、親御さん自身焦りやご不安な気持ちがあることと存じますが、「小学校は出席できなくても卒業できる」と捉えておくと心に余裕を持って子どもと接することができるかもしれません。

 

また、クラス替えのときに友人関係などを考慮してくれる場合もあります。

「〇〇ちゃんと一緒なら学校に行けそう」

「〇〇くんとトラブルになったからクラスを離してほしい」

「〇〇先生のことは信頼しているから先生のクラスにしてほしい」

そういった要望に応えてくれる場合もあるので学校に相談してみましょう。

 

小学生の不登校を解決する方法は次の記事でもご紹介しています。

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4-2. 学校に行きたくない中学生の選択肢

 

中学校の場合も、学校へ行けなくても卒業することはできます。

高校受験に関しても、私立高校であれば全日制の高校に通うことも可能です。

中学生で不登校でも、この先終わりではなく目指せる選択肢がたくさんあるため、前向きにお子さんと前進していただけたら幸いです。

また、お子さんが思春期の場合でも、お子さんに毅然とした態度で接し、正しいことはたくさん褒めて愛情を伝えて行くことが大切です。

 

中学生で不登校のお子さんが高校受験するときの選択肢は以下の記事にまとめています。

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4-3. 学校に行きたくない高校生の選択肢

 

高校の場合は、義務教育ではないので学校に行かないと卒業できなかったり退学させられたりしてしまいます。

 

学校に在籍しておきたい、どうにか卒業したい、という場合は、先生から出席しなければならない最低ラインを聞いておきましょう。

また、高校を退学後大学に進学したい場合は、高等学校卒業程度認定試験(高卒認定試験、高認)に合格すれば高校を卒業しなくても大学に進学できます。

大学受験に高校の出席日数は関係ありません。通常クラスへの再登校を目指しつつ卒業が難しいときの選択肢として知っておきましょう。

 

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5. 「学校が嫌だ」と感じ不登校だった子どもが再登校を果たしたスダチの体験談

 

これまでスダチで対応させていただいた子どもの中でこのようなケースがあります。

 

不登校のきっかけは、給食のにおいが嫌ということでした。学校で人間関係のトラブルや勉強が嫌などは特になく、根本的な原因がよくわからない状況でした。

 

そこでスダチが支援させていただき、お子さんへの声かけや接し方を日々サポートいたしました。すると、結果として支援25日目で再登校が叶いました。

 

親御さんは、「親子関係がよくなった。子供のことを今までよりずっと理解できるようになった。」と親子関係の絆が深まったと仰っています。

 

また、親御さん自身にも変化があり「子どもへの接し方が変わった。自分でもかなり変わったと思う。今までは大声で怒鳴ったり、子どもの気持ちや考えよりも自分が思う答えを押し付けていた。」といつの間にか子どもへの接し方や態度にも変化が現れたようです。

 

次の記事では、他の体験談もまとめています。参考にしていただけたら幸いです。

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もし、学校が嫌だと言ってきた子どもに対して、どう対応すればいいか悩んだときは、ぜひスダチにご相談ください。

 

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6. 子どもが「学校が嫌だ」と言い出したとき、親御さんからのよくある質問

 

6-1. 子どもが学校に行くか行かないか迷っているときはどうしたらいい?

 

子どもが学校に行くか行かないか迷っているときは、注意しておきましょう。

 

学校へのストレスを感じながらも「行かなきゃいけない」と葛藤している最中です。

 

つらい気持ちを感じながらも「学校へ行かなきゃ」と頑張っている子どもをまずは褒めてあげましょう。

無理に行きなさいと促すのではなく、日々の生活を通して子どもの自己肯定感を育てていくことが大切です。

 

6-2. 学校に行かないとどうなる?

 

学校に行かなくても問題はありません。

 

小学校・中学校は義務教育ですが、行かなくても罰則はありません。

退学させられることもなく、卒業することは可能です。

 

しかし、学校へ行かない不登校の状態が続いていると、将来的にそのまま引きこもりになってしまう可能性もあります。

 

子どもが学校を嫌だと言い出した時点で、根本的な原因から解決していくことが大切です。

 

6-3. 学校嫌いの子どもは天才が多いの?

 

学校が嫌いという子どもの中には、IQが非常に高いギフテッドの子どももいます。

 

ギフテッドの子どもは、全ての分野で能力が高いのではなく、ある特定の分野で能力が高くなります。

一方、他の分野では周囲の子どもよりも苦手さを強く感じてしまいがちです。

 

そのため、学校という枠組みの中で、みんなと一緒に勉強していくことが苦痛になってしまい、学校が嫌いになることがあります。

 

6-4.  子どもが「学校が嫌だ」と言って泣く。どうしても学校に行きたくないときの対処法は?

 

それは、子どもが限界まで我慢をしてしまい感情が爆発しているような状況です。

そのためまずは、子どものつらい気持ちを受け入れて認めてあげることが大切です。

 

学校が嫌だと感じたきっかけが明確なのであれば、解決に向けてアプローチしてみましょう。

また、子どもの自己肯定感が育つことで、今まで感じていた学校でのストレスを乗り越えられることもあります。

そのため、声かけなどを通し、正しい親子関係を築き子どもの自己肯定感を育てていくことも大切です。

 

7. まとめ

 

今回は、「学校が嫌だ!」と子どもが言い出した場合の対応方法を中心に解説しました。

 

解決のためには、やはり親御さんがしっかりと子どもと向き合っていく必要があります。

 

もし心配に感じてしまった場合は、ぜひ一度スダチにご相談ください。お子さんの状況を確認し、親御さんが話すべき内容をしっかりアドバイスいたします。

 

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  • この記事を監修した人
小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)

小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)

不登校支援サポート スダチ代表
株式会社スダチ 代表取締役社長

業界最速で不登校を解決する「3週間で不登校解決プログラム」を展開。毎年2,000名以上の不登校に悩む親御さんが相談に訪れる。

再登校までの期間は平均で3週間。
当プログラムの目的は、「子ども達がこの先の人生を幸せに生きていくこと」。不登校の解決はそのための通過点に過ぎないと考えており、できる限り短い期間で再登校することを大事にしている。

これまで不登校の子ども達に向けたボランティア活動を通し、多くの不登校の子どもたち、保護者様と関わる。

ボランティア活動を通して、子ども達や親御さんとお話しする中で、「本当は学校に行きたい、だけど行けない。自分でも行けない理由が分からない」子ども達が多くいることを知る。

そのように苦しんでいる子ども達や親御さんを見て、「不登校で苦しむ子供たちを一人でも多く救いたい」との思いを持つようになり、不登校支援事業を立ち上げるに至る。

-不登校で悩む親御さんはこちら

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