高校に行けない不登校の子どもへ、親ができる対応と間に合う解決策を解説
この記事の結論
高校に行けない不登校のお子さんでも、親御さんの関わり方を変えることで再登校できるケースは多くあります。原因の多くは「無気力」で、叱責や無理強いは逆効果です。お子さんの気持ちに寄り添いながら、専門家と連携することが解決への近道です。スダチでは平均22.6日での再登校を実現しています。
本記事では、高校に行けない不登校の子どもへ親ができる対応と、間に合う解決策を、平均22.6日での再登校実績をもつスダチのコンサルタントが監修のもと解説します。
この記事を読んでわかること
・学校に行けない理由を自覚していない高校生の心理
・親御さんの関わり方が子どもに与える影響と今できること
高校生のお子さんが最近高校に行けなくなってしまい、焦っていませんか?
親御さんとしては、このまま不登校が続くことが心配ですし、まさか自分の子どもが学校に行けなくなってしまうなんて、という焦りがあるかもしれません。
目次
1. 高校生が不登校になる大きな原因は「無気力」!具体的にどんな状態?
最も多いのは「無気力・不安」で、「なんとなく行きたくない」「理由がわからない」という状態です。受験のプレッシャーや進路の不安が重なり、エネルギーが枯渇した状態になっていることが多いです。
文部科学省の調査によると、不登校の高校生が学校に行けない理由の第1位は「無気力」です。
しかし、一言で「無気力」と言われてもピンときませんよね。
高校生は具体的にどんなことがきっかけで無気力になってしまうのか、解説します。
1-1. 高校生活がハードでキャパシティオーバー
「学生は社会人にくらべて楽に決まっている」と思っている親御さんもいらっしゃるかもしれませんが、最近の高校生の生活は昔と比べると忙しいと言えます。
勉強に力を入れている高校であれば試験対策や受験対策、土日は模試もありますし、毎日の授業の予習や復習の量も膨大です。
放課後に塾や習い事に通っているお子さんも多いでしょう。
また、部活動や委員会活動もありますし、運動部などは休みの日も練習をしているはずです。
家を出る時間も、会社員より早い場合もあるでしょう。
ある程度年を重ねれば、休息の取り方やストレスの解消方法を見つけることもできますが、高校生は毎日を生きるだけで精一杯です。
学校の状況によっては日々の生活でいっぱいいっぱいになり、半分うつ病のようになってしまう場合も少なくありません。
1-2. 人間関係で悩んでいることがある
高校生の人間関係は非常に繊細で変化も激しいです。
たとえいじめにあっていなくても、友人のちょっとした一言に傷ついたり、あれこれ悩んでしまったりするお子さんは多いのです。
社会人であれば苦手な人と関わる機会を自分の意志で減らすこともできますが、高校生は教室も狭く休み時間も多いので、友人同士の関わりを避けたくても避けられない場合が多いです。
また、一度大きな喧嘩をしてしまったり、トラウマになるような嫌なことがあったりすると、無気力になってしまい高校に行く意味を見出せなくなってしまう場合もあります。
1-3. 不規則な生活から来る体調不良
高校生は社会人より不規則な生活に陥りやすいと言えるかもしれません。
スマホ世代のお子さんは、夜遅くまで友人と連絡を取り合ったり、ゲームやYouTubeにはまったりして就寝時間が遅くなっています。
また、小学校や中学校の時ほど生活について親御さんに厳しく言われないため、休日の生活リズムが大幅に乱れたり、ジャンクフードばかり食べてしまったりする可能性もあります。
生活習慣が乱れるとエネルギーが湧いてこないので高校に通うことに対してもどんどんネガティブな気持ちになってしまうお子さんも多いでしょう。
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2. スダチで実際に再登校した高校生の事例
スダチは1,900名以上の支援実績を持ち、約90%のお子さんが再登校を実現しています。
2-1. 事例① 高校1年生・女の子 | デジタル制限と親の関わり方で22日後に継続登校
中学2年生の頃から不登校となり、高校進学後も登校できない状態が続いていたお子さんです。メンタルクリニックや漢方薬など様々な方法を試した後にスダチへ相談し、デジタル制限と子育ての考え方を実践したことで、約3週間で継続登校を実現しました。
スダチご利用者の声
「良かった点は、何よりも現在継続登校できているという結果です。中学2年ごろから不登校となっていた娘が高校1年となった今、継続登校できるようになりました。サポートを受けてみると、最初に子育ての考え方「やるべき事がやれないとやりたい事はできない」「期待の信頼100」等を教えてもらえました。「デジタル制限」についても、娘にしっかり説明することによって、守ることができ、これが一番大きかったように感じました。」
高校1年生・女の子の保護者 ▶ 直筆アンケートを見る
2-2. 事例② 高校1年生・男の子 | 昼夜逆転・自暴自棄から23日後に再登校
昼夜逆転が進み、お子さんが「自分の好きな生活をして何が悪い」と自暴自棄になっていたケースです。スダチのサポートで親御さんが正しいルールを毅然と守らせ、言葉と態度を変えることで23日後に再登校しました。
スダチご利用者の声
「今回、これだけ試していたので先は見えていました。息子自身が自暴自棄になり、「自分の好きな生活をして何が悪い」と御飯も一日一食、お風呂は一週間も入らない、朝の4時に寝て夕食時に起きる生活になりました。ルールを施行してから、息子もネガティブな発言が減ってきました。親の言葉や態度だけでこんなにも息子自身が変わったことはスダチ様のすごいスキルだと感じます。」
高校1年生・男の子の保護者 ▶ 直筆アンケートを見る
3. 親御さんがお子さんに与える影響
大きく影響します。「なぜ行けないの」「甘えている」などの言葉は自己肯定感を下げ、回復を遅らせます。一方、親御さんが正しい関わり方を学んで実践することで、お子さんが再び動き出すケースが多くあります。
まだ学生のお子さんにとって、学校で会う友達や先生以上に最も身近な存在が親御さんです。
当たり前かもしれませんが、親御さんがお子さんに与える影響は非常に大きいと言えます。
「平均22.6日での再登校を実現するスダチのサポート」で特に大切にしているのは、親御さんのお子さんに対する「接し方」です。
「高校生にもなって親子関係の改善?」と思う親御さんもいらっしゃるかもしれませんが、高校生でも親御さんから受ける影響はまだまだ大きいのです。
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3-1. 不登校の理由は学校とお子さん自身だけで片付けられない
不登校の理由には色々なものが考えられますが、お子さんが学校に行けない理由は100%学校側にあるとも限りませんし、お子さんの個人的な悩みだけが原因とも限りません。
実は不登校の理由の1つには、親御さんとお子さんの間の信頼関係が正しく築けていないということがあります。
親御さんが普段からお子さんのことを認めていれば、お子さんは自分に自信を持つことができ、学校で多少うまくいかないことがあっても、「また頑張ろう」と思えます。
一方、自己肯定感の低いお子さんの場合は、少しでも嫌なことがあると「自分には価値がない」と考えてしまいがちで、高校生活へのモチベーションを保つことが難しいです。
3-2. 親御さんによる「愛情表現」の重要性
では、お子さんとの関係を良くするにはどうすればいいのでしょうか?
スダチでは、親御さんからお子さんへの「愛情表現」を非常に重要視しています。
とはいっても、欧米のようにハグをしたり「愛してるよ」を連呼したりするわけではありません。
3-3. ありのままのお子さんを認める
もっとも重要なのは、ありのままのお子さんを認めるということです。
たとえば、テストで100点を取った時だけお子さんのことを褒めていたとすると、お子さんは「自分は成績が良くないと価値がないんだ」「自分には努力していないと価値がないんだ」と思ってしまいます。
テストの点数に関わらず、お子さんの特定の行動ばかりを褒めていると、お子さんはその点で評価されることに不必要に執着してしまい、大人になってもその価値観が消えないことも珍しくありません。
つまり、ありのままのお子さんを認めることが、思春期のうちは非常に大切なのです。
ほとんどの親御さんはありのままのお子さんを好きでいるはずですが、お子さんにそれが伝わっているかどうかというのはまた別問題です。
そのため、意識的にお子さんを褒めて認めてあげることが重要です。
不登校とまったく関係のないようなことに見えて、実は「お子さんを褒めてあげる・認めてあげる」ことが最終的にはお子さんの不登校克服に繋がっていくのです。
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4. まとめ
- お子さんの気持ちをまず受け止め、焦らず寄り添うことが大切です
- 登園・登校拒否が長期化する前に専門家への相談を検討しましょう
- スダチでは平均22.6日での再登校を実現しています
お子さんが学校に行けない理由には様々なものがありますが、親御さんが常にお子さんの味方でいることでおおよその悩みは解決すると言われています。
親子の関係について少しでも不安があるなら、「平均22.6日での再登校を実現するスダチのサポート」をもっと知ってみませんか?
また、親御さんがお子さんに対して取るべき対応についてはこちらの記事でも詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
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この記事を監修した人
小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)
不登校支援サポート スダチ 代表
株式会社スダチ 代表取締役社長
「学校へ行こうかな」を自然と引き出すサポートを展開するスダチの代表。これまでで1,900名以上のお子さんを再登校に導いてきた。
「誰もが巣立ちゆける世界を」をミッションとし、不登校の解決はそのための通過点に過ぎないと考えている。
これまで不登校の子ども達に向けたボランティア活動を通し、多くの不登校の子どもたち、保護者様と関わる。
ボランティア活動を通して、子ども達や親御さんとお話しする中で、「本当は学校に行きたい、だけど行けない。自分でも行けない理由が分からない」子ども達が多くいることを知る。
そのように苦しんでいる子ども達や親御さんを見て、「不登校で苦しむ子供たちを一人でも多く救いたい」との思いを持つようになり、不登校支援事業を立ち上げるに至る。
【著書】
不登校の9割は親が解決できる 3週間で再登校に導く5つのルール(PHP研究所)
【メディア露出実績】
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