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一度学校を休むと行けなくなる?罪悪感のしくみと親の対応4ステップ

2023.02.18

この記事の結論

一度学校を休むと行けなくなる主な理由は「罪悪感の連鎖」です。「サボってしまった」「みんなに遅れた」という感情が翌日以降の登校をより難しくします。早期に親が気持ちを受け止めてポジティブな声かけをすること、そして必要に応じて専門機関へ相談することで、不登校の長期化を防ぐことができます。

お子さんが突然「学校を休みたい」と言い出した。休ませてあげた翌朝、「また行けなかったらどうしよう…」と不安を感じている親御さんは多いと思います。

「一度休むとクセになる」「このまま不登校になってしまう」という焦りは、多くの親御さんが感じる共通の悩みです。

子どもが学校を休む理由にはさまざまなものがありますが、今回は特に「一度休むと行けなくなる」という現象の仕組みと、それを防ぐための親の対応を、スダチの支援実績(累計1,900名以上)に基づいて解説します。

【不登校解決プログラム】を展開する小川涼太郎監修のもと、お話しする内容は次のとおりです。

この記事を読んでわかること
  • 一度休むと行けなくなる理由(罪悪感3パターンのしくみ)
  • 子どもが「学校を休みたい」と訴える4つの原因
  • 「遅刻してでも行かせる」より大切なこと
  • 罪悪感を長引かせない親の対応4ステップ
  • スダチが平均22.6日で再登校を実現できる理由

親御さんの不安が少しでも解消されると幸いです。

目次

1. 一度学校を休むとなぜ行けなくなる?罪悪感の連鎖3パターン

一度学校を休んだお子さんは「サボってしまった」「みんなに遅れてしまった」という罪悪感を抱えます。この罪悪感が翌朝の「また行けなかった…」という自己否定につながり、休みが長引くにつれて「もう学校には戻れない」という思い込みへ発展していきます。

スダチでは、この「罪悪感の連鎖」を早い段階で断ち切ることが再登校への最大のカギだと、累計1,900名以上の支援実績から確認しています。

お子さんが抱く罪悪感には主に3つのパターンがあります。

1-1. 勉強から取り残されたという罪悪感

子どもたちは「学校に行くのは当たり前」「勉強しなければいけない」という意識をしっかり持っています。学校を休んでしまったことで、次のような気持ちを抱きます。

  • 宿題が提出できなかった
  • 小テストから逃げてしまった
  • また勉強が遅れてしまう
  • 授業をサボってしまった

真面目で、親の期待に応えようと頑張る子どもほど、上記のような罪悪感を強く抱いてしまう傾向があります。

1-2. 親・先生を裏切ったという罪悪感

「みんなは学校に行けているのに、自分だけできない」「親に申し訳ない」というように、お子さんは自分のことを責め続け、自己肯定感がどんどん下がっていきます。

「クラスに迷惑をかけているのではないか」と先生に対しても罪悪感を感じているお子さんもいます。「当たり前のことができなかった」という思いが、学校を遠い存在にしてしまうのです。

1-3. 嘘をついたことへの罪悪感

「体調が悪い」と体調不良を理由に休んだ場合、仮病がバレているのではないかという不安や、親切にしてくれる親への申し訳なさが積み重なり、翌日以降の登校をさらに難しくさせます。

お子さんが嘘をつかなければならない状況になっているとすれば、それはお子さんが「正直に話せない」と感じているサインでもあります。

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2. 子どもが「学校を休みたい」と訴える4つの原因

お子さんが突然「学校を休みたい」と言い出す場合、それはお子さんが学校で何か大きなストレスを感じ続けているSOSのサインです。身体的な不調(腹痛・頭痛など)として現れることもあります。

主な原因は次の4つです。

  • 人間関係がうまくいっていない
  • 学校の雰囲気が合わない
  • 勉強についていけない
  • いじめを受けている

2-1. 人間関係がうまくいっていない

自分に自信が持てず友達とどう接したらいいのかわからなかったり、友達と衝突したことを機に「全部自分のせいだ」と自分を責め続けてしまったりすることがあります。

中学生・高校生になると授業の教科ごとに先生が変わるため、先生との関係も希薄になりがちです。先生に気軽に相談できる環境がないと、問題が解決しないまま積み上がり、学校への苦痛が増していきます。

2-2. 学校の雰囲気が合わない

小学校から中学校へ上がると校則が厳しくなるケースが多く、ルールや同調圧力で居心地の悪さを感じてしまう子どもがいます。

また進学校へ進んだ場合も、周囲の期待に応えるために頑張り続けた結果、「自分のための学校生活」が消えてしまい、エネルギーが切れてしまうこともあります。

2-3. 勉強についていけない

子どもの学校生活の大半は授業です。苦手な授業ばかりの毎日は、大人でも想像以上につらいものです。休むことで勉強がさらに遅れ、また休みやすくなるという悪循環に陥りやすい点が、この原因の難しさです。

2-4. いじめを受けている

いじめを受けている場合、「学校を休む」と言い出したときにはすでにお子さんが限界に達していることが多いです。貶されたり無視されたりして自己肯定感が極限まで下がっています。まずは「よく今まで頑張ってきたね」と全力で受け止めてあげてください。

いじめが原因の不登校への対応についてはこちらの記事もご覧ください。

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3. 「遅刻してでも行かせた方がいい」は逆効果になる?

朝にお子さんが「学校を休む」と言い出したとき、欠席よりも遅刻の方がいいのでは、と考える親御さんは多いです。

答えはお子さんの心の状態次第ですが、気持ちを無視して無理に行かせることは逆効果になりやすいです。遅刻で登校しても「どうして休んだの?」と友達に聞かれることへの不安が増し、親子の信頼関係が傷つく可能性があります。

出席日数を確保したい気持ちはわかりますが、「欠席よりも遅刻のほうがいい」と判断する前に、まずお子さんの心の状態を確認することが先決です。

強引に登校させた場合のリスク:

  • 「親は私の気持ちをわかってくれない」と感じる
  • 親子の信頼関係が損なわれる
  • 次回からSOSを出せなくなる

お子さんが自らの意思で「行ってみようかな」と思える状態に整えることが、再登校への最短ルートです。

元気なのに学校を休みたがる場合の対処法はこちらも参考にしてください。

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4. 罪悪感を長引かせない親の対応4ステップ

親御さんが今すぐできることは、①気持ちを受け入れる、②ポジティブな声かけをする、③正しい親子関係を築く、④専門機関へ相談する、という4ステップです。

4-1. ①まずお子さんの気持ちを受け入れる

「熱もないのにサボっているのでは?」という判断の前に、お子さんが「学校を休みたい」と言い出した事実を、まず丸ごと受け止めてあげてください。

「つらかったんだね」「今日は休んでいいよ」というひとことが、お子さんにとって「この親は自分の味方だ」という安心感になります。スダチでは、この「安全基地」としての親御さんの立ち位置をまず整えることから支援を始めています。

4-2. ②罪悪感を減らすポジティブな声かけ

お子さんの罪悪感が膨れ上がると自己肯定感がさらに下がり、「私なんかが学校に行けるはずがない」という思い込みに発展します。

「休んだことを後悔しないで。これから前に進むための必要な休みだよ」

「人生はまだまだ長いから、今日の休みはそのための準備時間だよ」

「明日は行くよね?」というプレッシャーは罪悪感を増長させるだけです。前向きなことばを意識してみてください。

4-3. ③正しい親子関係を築いて自己肯定感を育てる

スダチが支援するすべての親御さんにまずお伝えすることが、「正しい親子関係」の構築です。

子どもは信頼している親にしか本当のことを話さず、信頼できない親には反発や反抗で返します。お子さんが学校での悩みを話してくれないとすれば、それは親子の信頼関係を強化するサインと考えてください。

正しい親子関係を築くための3つのポイント:

  • 過保護・干渉しすぎず、かつ放置もしない適切な距離感を保つ
  • 結果ではなく「過程」を褒める
  • 正しいことはたっぷり褒め、ダメなことはダメだとしっかり伝える

信頼している親から褒められることで、お子さんの自己肯定感は確実に育っていきます。罪悪感を抱えて落ち込んだお子さんが、少しずつ前を向けるようになっていきます。

4-4. ④早めに専門機関へ相談する

休みが続くようであれば、早めにスダチなどの専門機関へ相談することが長期化を防ぐいちばんの近道です。

相談できる主な機関:

  • スダチ(オンライン無料コンサルティング)
  • スクールカウンセラー
  • 教育相談センター
  • ひきこもり地域支援センター
  • 子どもの人権110番

5. スダチが平均22.6日で再登校を実現できる理由

スダチは2018年の創業以来、累計1,900名以上のお子さんの不登校支援を行ってきました。その多くのお子さんが再登校を実現しており、平均22.6日という再登校実績があります(2024年度)。

スダチの支援の最大の特徴は、「お子さんに直接アプローチするのではなく、親御さんへの声かけ・接し方の指導を通じてお子さんを変える」というメソッドにあります。

支援の流れ:

  1. お子さんが罪悪感を抱えている根本的な原因を特定する
  2. 今のお子さんに合わせた声かけ・接し方をオーダーメイドでお伝えする
  3. 「安全基地」としての親御さんの立ち位置を整えてお子さんの自己肯定感を育てる

「まずは情報だけ知りたい」という方も、お気軽にご登録ください。


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6. よくある疑問Q&A

6-1. 学校を休む時の連絡は親がした方がいい?

子どもが自分で電話するとサボりと見なされる可能性があるため、親御さんが連絡するのが基本です。電話のタイミングで学校での様子を聞き、担任の先生と情報を共有しておくと、再登校時もスムーズに進みます。

6-2. 中学生が「学校に行きたくない」と言ったら?

中学生になると新しい人間関係の構築や校則の変化など、環境の変化が大きくなります。「つらいことがあったんだね」とまず受け止め、早めに専門機関へ相談することをおすすめします。放置せず早めに動くことが、長期化を防ぐ最大のポイントです。

6-3. 休み明けに登校したあとに気をつけることは?

お子さんの様子を注意深く観察してください。学校が楽しいのかつらいのか、困っていることはないかを把握しましょう。長期休み後の復帰時には担任の先生に感謝を伝えておくと、その後の連携がスムーズになります。

6-4. 「どうしても学校に行きたくない」と訴えたら?

親子の信頼関係が構築されていない状況で無理に学校へ行かせることはおすすめできません。まずは学校でつらい思いをしていたお子さんの気持ちを受け入れて認めてあげることが最初のステップです。

6-5. 学校を休む言い訳はどうすればいい?

体調不良と伝えれば先生も深くは追及してきませんが、お子さんがスムーズに再登校するためには、学校と状況を共有することが大切です。できる限り正直に現状を伝えておくことをおすすめします。

7. スダチのサポートで「また学校に行けた」お子さんの事例

「一度休んだらもう行けないのでは…」と不安な親御さんへ、スダチのサポートで再登校を実現したご家庭の事例をご紹介します。

7-1. 事例① 小学生・男の子|「見守り」から「関わり方の変化」で再登校

「見守りましょう」「受け入れましょう」という一般的なアドバイスに従ってきたものの、腑に落ちない気持ちを抱えたまま自分を責め続けていたお母さん。スダチのサポートで具体的な接し方のメソッドを実践したことで「迷いや自責が減り、自分自身が楽になれた」と語り、お子さんも再登校を実現しました。

この事例について詳しく知りたい方は、実際のアンケートもご覧ください。

▶ この事例について詳しくはこちら|小学生・男の子の再登校体験談

スダチご利用者の声


「今までの「見守りましょう」「受け入れましょう」というかかわり方が、どうしても腑に落ちず「受け入れられない」と自分を責めてしまい、悪循環になっていたが、スダチさんのメソッドを実践し、迷いや自責が減り、自分自身が楽になれた。」

小学1年生・小学5年生・男の子の保護者 ▶ 直筆アンケートを見る

7-2. 事例② 小学6年生・男の子|ルールの作り方から学んで再登校

「何から手をつけたらよいかわからない」状態だった親御さん。スダチのサポートでルールの作り方・伝え方を細かく指導してもらったことで、お子さんの気持ちがぐんぐん変わり、再登校を実現されました。「思い切って利用して本当によかった」とのお声をいただいています。

この事例について詳しく知りたい方は、実際のアンケートもご覧ください。

▶ この事例について詳しくはこちら|小学6年生・男の子の再登校体験談

スダチご利用者の声


「最初は何から手をつけたらよいかわかりませんでしたが、ルールの作り方から伝え方まで細かく指導していただき、子どもの気持ちがぐんぐん変わりました。思い切って利用して本当によかったです。」

小学6年生・男の子の保護者 ▶ 直筆アンケートを見る

スダチご利用者の声


「サポート前後で息子の様子が大きく変わりました。以前は『自分はダメ、無理、できない』と叫び、毎日『疲れた』と言っていたのが、サポート後は言わなくなりました。サポーターの『期待0、信じる100』という考え方が大きな収穫でした。落ち込む時も共感してからアドバイスをくれたおかげで、最後まで頑張ることができました。」

小学4年生・男の子の保護者 ▶ 直筆アンケートを見る

8. まとめ

今回は、子どもが「学校を休みたい」と言い出したときの理由と対応について詳しく解説しました。

  • 「学校を休みたい」はお子さんのSOSのサイン
  • 一度休むと行けなくなる主な原因は「罪悪感の連鎖」
  • 気持ちを受け入れ、ポジティブな声かけをすることが最優先
  • 遅刻させるより正しい親子関係の構築が先決
  • 早めの専門機関への相談が長期化を防ぐ

スダチでは、不登校になったお子さんの多くを平均22.6日で再登校に導いてきました。「学校を休みがち」という段階から対応することが、不登校の長期化を防ぐいちばんの方法です。ぜひ一度、無料オンラインコンサルティングをご活用ください。


       

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  • この記事を監修した人
小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)

小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)

不登校支援サポート スダチ 代表
株式会社スダチ 代表取締役社長

「学校へ行こうかな」を自然と引き出すサポートを展開するスダチの代表。これまでで1,900名以上のお子さんを再登校に導いてきた。

「誰もが巣立ちゆける世界を」をミッションとし、不登校の解決はそのための通過点に過ぎないと考えている。
これまで不登校の子ども達に向けたボランティア活動を通し、多くの不登校の子どもたち、保護者様と関わる。

ボランティア活動を通して、子ども達や親御さんとお話しする中で、「本当は学校に行きたい、だけど行けない。自分でも行けない理由が分からない」子ども達が多くいることを知る。

そのように苦しんでいる子ども達や親御さんを見て、「不登校で苦しむ子供たちを一人でも多く救いたい」との思いを持つようになり、不登校支援事業を立ち上げるに至る。


【著書】
不登校の9割は親が解決できる 3週間で再登校に導く5つのルールPHP研究所

【メディア露出実績】
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