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「子どもが不登校になってしまった…学力を補えるような学習塾に通ったほうがいい?」
「塾に通って学力がつけば、不登校の解決にもつながる?」
お子さんが不登校になってしまったとき、勉強の遅れを心配し学習塾の利用を検討されているのではないでしょうか?
結論からお伝えすると、塾は学習の遅れを取り戻すための一つの選択肢として有効です。
しかし、学力がついただけでは再登校につながらない場合もあるため、不登校解決に向けた他のアプローチも実施することをおすすめします。
本記事では、不登校のお子さんが通える学習塾の特徴や、塾の選び方、お子さんの不登校を解決する方法を解説いたします。
平均3週間で再登校に導くサービスを提供する小川涼太郎監修のもと、お話しする内容は次のとおりです。
記事を読むとわかること
- 不登校の子どもが通える塾の特徴
- 不登校の子どもが塾に通うメリットデメリット
- 子どもの不登校を根本的に解決し、再登校へ導く方法
- 塾に通う際、塾の選び方
お子さんを塾に通わせるべきかお悩みの方のお役に立てば幸いです。
スダチではお子さんが学校に行けなくなってしまった根本原因を解決し、再登校に導いています。
小学生、中学生、高校生と幅広い年齢のお子さんを支援してきましたが、みなさま主体的に再登校し、今では学校生活を楽しんでおられます。
一度お子さんの現状をお伺いできましたら幸いです。顔出し不要で参加できる1対1のオンラインの無料相談を実施しております。
学校復帰への道標を知っていただき、不登校解決に向けてスダチと一緒に前進しましょう。
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1. 不登校の子どもに塾は必要?不登校専門塾の現状について
不登校のお子さんは、
- 「学校の知り合いがいたら嫌だな」
- 「学校へ行けないのに塾なんてもっと通えない」
と一般的な学習塾へ通うことには抵抗を持っていらっしゃるかもしれません。
そのため、不登校のお子さんの学力のサポートを専門に行う学習塾も存在しています。
ここでは、不登校のお子さんを対象とした学習塾について解説させていただきます。
1-1. 不登校専門塾とは?
不登校専門塾は、不登校のお子さんに対して以下のサポートを行っています。
- 学校の勉強が遅れないよう学習の支援をする
- メンタルのケアも行ってくれる
- 家庭での目標に合わせて支援する
メンタルケアをしながら、目標に合わせて学校の勉強に遅れないように支援をしてくれます。
- 学校復帰を目指しているため学力を補いたい
- 単に学力をつけたい
など各ご家庭での目標に合わせてサポートしていることも特徴です。
この目標に合わせてカリキュラムを組んで、授業を行う塾が多いようです。
1-2. 不登校の子どもに塾は必要?:自習が難しい場合は塾に通うと安心
不登校になったお子さんは、毎日、自宅で好きなことをして過ごしていらっしゃるかもしれません。
自由な時間の中で、お子さんが主体的に勉強に取り組んでいらっしゃる場合には、塾は必要ないケースが多いです。
しかし、次のような状況だと、学校の授業とお子さんの学力にどんどん差が生じてしまい、再登校が遠のいてしまうことがあります。
- 勉強が嫌いで全く取り組んでいない
- 気が向いた時だけ勉強に取り組み、習慣化していない
塾に通うことで、決められた日は必ず勉強に取り組みます。また、宿題が出ることにより、自宅学習が習慣化することにもつながります。
お子さんにとって、勉強に取り組みやすい環境をつくることができるため、うまく活用することで学習の遅れを取り戻せるでしょう。
1-3. 不登校の子どもが通える塾にかかる費用相場
不登校のお子さんを受け入れている専門塾の費用には、入会金と授業料の2つがあります。
利用する塾や1ヶ月あたりの授業数によっても異なりますし、公的機関の調査によるデータはありませんが、おおよそ以下の料金が目安となるようです。
- 入会金:無料〜20,000円
- 授業料:月額10,000〜30,000円
参考までにいくつかの不登校専門塾の費用についてまとめましたので、こちらも参考にしていただければ幸いです。
入会金 | 授業料 | |
---|---|---|
不登校専門の個別指導塾・家庭教師REO | 22,000円 | 1コマ50分5,184円 |
すらら | 小中・中高5教科コース7,700円 小中・中高3教科コース・小学4教科コース11,000円 |
5教科4ヶ月継続コース10,428円 3教科4ヶ月継続コース8,228円 |
家庭教師のガンバ | − | 月額14,000〜28,000円が目安 |
不登校専門オンライン個別指導ティントル | − | 1コマ30分1,100〜3,500円 |
また、お住まいの自治体によっては塾の費用に対して、助成金を受けられることもあります。
費用を抑えたい方は、受けられる助成金がないかも確認してみましょう。
参考:不登校専門の個別指導塾・家庭教師REO
すらら
家庭教師のガンバ
不登校専門オンライン個別指導ティントル
2. 不登校の子どもが通える専門塾の授業形式は2パターン
2-1. 対面式の個別(少人数制)指導塾
対面式の指導塾では、講師と1対1、もしくは少数の生徒と勉強することになります。
学校のような集団授業ではないため、「周囲から遅れをとっている」といった劣等感を抱きにくかったり、手厚く見てもらえるのが特徴です。
そのほか、次の表のようにメリットデメリットがあります。
メリット | ・学力にあった指導が受けられる ・先生や他の生徒と交流をもてる |
---|---|
デメリット | ・費用が高額である ・講師との相性が悪いとき子どもが塾を嫌がる可能性がある ・通うハードルがある |
メリットデメリットを踏まえると、対面式の指導塾は以下のケースでおすすめです。
- 費用を負担できる
- お子さんが塾に通うのが苦ではない
- 家族以外の人と交流を持てる場所を探している
- 学力にあった指導を受けたい
2-2. オンライン塾
オンライン塾は、ビデオ通話や録画された講義によって学習を進めるタイプの塾です。
塾へ通う必要がなく、録画された講義タイプならばお子さんの好きな時間に取り組めます。
そのほか、次の表のようにメリットデメリットがあります。
メリット | ・人に会う必要がなく負担は少ない ・自分のペースで集中して学習できる ・費用が比較的リーズナブル |
---|---|
デメリット | ・モチベーション維持が大変である ・お子さんによっては主体的に取り組めない場合もある ・家族以外の人と対面で交流を持つ機会はない |
メリットデメリットを踏まえると、オンライン塾は次のケースでの利用がおすすめです。
- 費用を抑えたい
- 現状の子どもの様子を見ると外出は難しそう
- コツコツ取り組むのが得意なタイプ
3. 不登校の子どもが塾に通う3つのメリット
3-1. 学校復帰を目指すきっかけになる
塾を利用して、学力を補うことにより、学校復帰を目指すことができます。
お子さんは再登校を目指す際、次のようにさまざまな不安を抱えていらっしゃいます。
- 遅れてしまった授業についていけるのだろうか
- 登校することで周りからどう思われるか
- 友人とまた仲良くできるのだろうか
など
塾を利用して学習の遅れをなくしておけば、お子さんが抱える不安の一つが解消されます。
学校復帰への前進につながるでしょう。
ただし、お子さんが不登校になったきっかけや、学校へ抱いている不安は、勉強だけでなく、複数の要因が絡み合っていることがほとんどです。
お子さんの不安を解消していけるよう、「学校が嫌だ」と感じる根本原因の解決に向けて行動することも大切です。
3-2. 受験や進学を目指せる
塾で勉強習慣を身につけることで、受験や進学の選択肢も広がります。
選択肢が広がることにより、「受験や進学」を考えていなかったお子さんに目標が見つかるかもしれません。
目標が見つかることで、それに向かいお子さんがより主体的に勉強に取り組むきっかけとなります。
それだけでなく、主体的に取り組んでいる自分の姿や、目指せる進学先が着実に増えていく達成感によりお子さんの自己肯定感もどんどん育ちます。
「自分でもできる」という自信が、さらに先を目指す意欲に変わり、再登校にも前向きに関われるきっかけとなるかもしれません。
学習塾に通い、学校復帰へのきっかけとしたいと考えていらっしゃる場合には、コツコツと勉強に取り組むお子さんの姿勢を見て、たくさん褒めてあげることが大切です。
「目標を達成することがえらい」のではなく、目標を見つけて目標に向かって前進している姿に目を向けて褒めてあげましょう。
3-3. 学校の出席扱いとなる場合もある
通う塾によっては、在籍している学校に相談することで、塾の出席が学校の出席とみなされる場合もあります。
それにより、以下のように進学の選択肢が広がることもメリットのひとつです。
小学校 | ・合否において出席日数が加味される私立中学への受験を検討しているとき、合格の可能性が高くなる |
---|---|
中学校 | ・公立の全日制高校では中学の出席日数が受験時に加味される ・そのため公立の全日制高校に合格できる可能性が高まる |
高校 | ・出席日数を確保できれば進級、卒業できる可能性が高くなる ※ただし高校は、出席日数だけでなく授業を受けることによる評価の単位取得も必要 |
お子さんが目指す進学先によっては、受験で出席日数が加味される場合もあります。
その際、学校へいけなかった期間も学習塾への出席が学校の出席扱いとなることで、受験で合格できる可能性が高まります。
ただし、学習塾への出席が学校の出席とみなされ進学できたとしても、不登校の根本原因を解決しないままだと、学校で問題が発生した際、再度不登校になってしまう場合もあります。
「新たな環境で再登校してほしい」と進学を目指す際も、現在の不登校の根本原因を解決していくことが非常に大切です。
小学生、中学生、高校生のお子さんが不登校になってしまったときの進学先についてのご不安は、以下記事をご参照いただくと解決につながります。
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3-4. コミュニケーション力や社会性が育つこともある
塾に通うことで家族以外の人との関わりが生まれるため、コミュニケーション能力や社会性が育つきっかけにもなります。
コミュニケーション能力は友達を作り、学校生活を楽しいものにしてくれます。
周囲に合わせて行動する社会性があれば、集団行動への苦手意識も軽減されていくでしょう。
家族以外の人との関わりによって、集団生活を過ごす際に必要な力が身につけられるのは塾を利用する大きなメリットです。
4. 不登校の子どもが塾に通う場合のデメリット
4-1. 塾に通っただけでは、不登校は解決しない
不登校の専門塾は、学習の理解度や遅れについての不安解消には役立ちますが、不登校の原因を根本から解決することにはつながりません。
お子さんが不登校となったきっかけは、学習面だけでなく、人間関係など様々な問題やストレスが絡み合っている場合が多いです。
専門塾の利用で学習面の問題が解決して再登校しても、違う課題に直面すると再び不登校になってしまう可能性もあります。
4-2. 学校の友達と遭遇したときの気まずさがある
不登校専門塾ではなく一般的な塾の場合や、不登校専門塾でも近所で通学するケースの場合、学校の友達と遭遇してしまうこともあります。
不登校のお子さんは、病気や怪我ではないのに学校へ行けないことに後ろめたい気持ちを抱えているため、きまずさや罪悪感を抱えてしまうこともあるでしょう。
親御さんからの気持ちの面でのサポートが必要です。
不登校の状態でも、塾に通うことはお子さんにとって前進であり、何も後ろめたい気持ちを抱えることではないと教えてあげるなど、お子さんの自己肯定感を育てるような声かけを実施していきましょう。
学校以外の場所で友達と会うことに対してお子さんが抵抗感を持っている場合には、家庭教師を利用して学力アップを目指すのも1つの方法です。
不登校のお子さんをサポートするコースがある家庭教師については、次の記事でお話ししています。
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5. 不登校を根本的に解決する方法【不登校の子どもに親ができること】
お子さんが学習塾に通い、勉強に対しての不安を解消していくことは再登校に向けた大きな一歩です。
お子さんがどんどん前進し再登校へつなげていくために大切な、不登校の根本原因を解決する方法についてお話しさせていただきます。
5-1. スダチなどの専門機関に相談し、不登校の根本原因を解決する
不登校のお子さんやご家庭に向けて支援を行う、専門機関の力を借りることは非常に大切です。
専門機関では、これまでさまざまなお子さんの不登校を解決してきたノウハウや知見が蓄積されています。
一時の対処法ではなく根本原因にアプローチした支援で不登校を解決していくことが可能です。
スダチは、2023年6月時点で500名以上のお子さんを再登校に導いてきました。
小学生〜高校生と年齢の幅も広く、ゲーム依存や家庭内暴力に走ってしまっていたお子さんも平均3週間で学校復帰に成功しています。
脳科学に基づいた視点で、お子さんの不登校の根本原因を解決していることがスダチの支援の大きな強みです。
支援してきたお子さんたちは、主体的に学校復帰し、今でも楽しんで学校生活を送っておられます。
また、「今までよりも親子関係がよくなった」「家族で過ごす時間が楽しくなった」という声もいただいております。親子の信頼関係を深められるのもスダチの支援の特徴です。
正しい親子関係を築き、お子さんの自己肯定感を育てる支援で不登校の根本原因を解決いたします。
実際の支援では、適宜お子さんの現状をお聞きして、今のお子さんに必要な親御さんの関わり方、具体的な声かけ方法などを日々お伝えしております。
顔出しなしで参加できる無料オンライン相談を実施していますので、一度お子さんの現状をご相談いただけましたら幸いです。
お子さんの抱えるつらい気持ちを一緒に解決していきましょう。
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5-2. 正しい親子関係を築き、子どもの自己肯定感を育てる
不登校のお子さんは、自己肯定感が低い状態にあります。
自己肯定感が低いことで、学校で何か問題が発生したときに、自分のせいだと捉え大きなストレスを抱えたり、問題を解決できずそのまま不登校になってしまうことも多いです。
さらに学校に行けない自分を責めてしまい、今は自己肯定感が下がりきっている状態です。
お子さんの自己肯定感を育てることで、
- 「自分ならば、どんな問題も解決できる。」
- 「大きな問題だと思っていたことは、意外と大したことではないかも?」
と捉えることができ、再登校につながります。また、その後学校で問題が発生した際も主体的に乗り越えていけるようになるでしょう。
お子さんの自己肯定感を育てるためには、正しい親子関係を築くことが大切です。
- 子どもの良いところに目を向けて正しいことをしたときにはたくさん褒める
- ダメなことはダメだと毅然とした態度で教える
正しいことを褒めて、ダメなことをしっかりと教えてくれる親のことをお子さんは信頼していくようになります。
信頼できる親から、努力の過程や行動したことをたくさん褒められることにより、お子さんの自己肯定感がどんどん育ちます。
5-3. 生活習慣を整える
お子さんが再登校するためには、生活習慣を整えることが大切です。
学校に通わなくなると朝起きる理由がなくなり、昼夜逆転してしまうお子さんも少なくありません。
学校に通う時と同じ生活リズムに整えておくことで、再登校もスムーズに進みます。
また、次の4つに取り組むことでより良い学習環境を整えられます。
- デジタル機器の制限
- 親が勉強を楽しむ
- 部屋を片付ける
- 体力をつける
スマートフォンやゲームなどは時間を奪うだけでなく、依存症に陥る危険性もあります。利用時間にルールをつくり、制限していくことも必要です。
また、デジタル機器の利用を制限するときには、親御さんも一緒に取り組むことで、お子さんの反発を防げますし、親子の時間を多く取れるようになります。
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6. 不登校専門塾の選び方|おすすめ塾5選
不登校専門塾を選ぶ際には、次の3つのポイントを押さえておくとお子さんに合う塾が見つかりやすくなります。
6-1. 昼間や午前中に利用できる
通常の学習塾は、学校に通っている学生の利用者が大半なため、夕方以降の開講であることが多いです。
開講時間を意識しておかないと、一般的な学習塾を選んでしまい、不登校であることを前提とした学習支援が受けられなくなってしまう可能性があります。
平日の昼間や午前中にも利用できるか、不登校生を受け入れているかを確認するようにしましょう。
また、塾によっては一般的な学習塾と不登校のお子さんをサポートする塾が併設されていたり、プランが分かれていたりする場合もあります。
利用するサービスを間違えないように注意しましょう。
6-2. メンタルケアを受けられる
塾によっては講師の他にメンタルサポートをするスタッフがいるケースもあります。
お子さんが次のような状態なのであれば、メンタルケアを受けられる塾が適しているでしょう。
- 自分で自分の気持ちを整理するのが苦手
- 自己肯定感が下がり切っており元気がない
ただ、メンタルケアは専門資格をもった人がサポートしてくれるとは限らないので、注意が必要です。
専門的なサポートを受けたいのであれば、カウンセラーなどの資格を保有しているスタッフがいるかどうかを確認するようにしましょう。
6-3. お子さんが興味をもっている
塾に対してお子さんが興味をもっているかどうかは非常に大切です。
興味がないと、塾に通うこと自体がお子さんのストレスになってしまったり、そもそも通い続けることが難しくなってしまったりします。
お子さんの元気を取り戻したり、勉強に対する自信をつけたりしてあげたいのであれば、お子さんが気に入る塾を探しましょう。
見学や面談、体験授業などを行なっている塾が多くあります。
見学などを行なってみて、実際の雰囲気をどう思ったか親子で話し合ってみましょう。
6-4. 不登校の子どもにおすすめの塾5選
ここでは、例として、不登校のお子さんが通える塾5選をあげさせていただきます。
学費やそれぞれの塾の特徴など、参考にしていただけたら幸いです。
特徴 | 対象年齢 | 対応地域 | 対面orオンライン | 学費 | |
---|---|---|---|---|---|
個別教室のトライ | 通信制高校サポート校「トライ式高等学院」も運営 | 中学生、高校生 | お問い合わせ | 対面 | お問い合わせ |
不登校専門の個別指導塾・家庭教師REO | 心のサポートも受けられる | 小学生、中学生、高校生 | 大阪・兵庫・京都・奈良・滋賀・和歌山 (塾は横浜市と神戸市) |
対面 | ・授業料:1コマ50分5,184円 ・入会金22,000円・ ・施設管理費:月額3,300円 ・テキスト:1教科1年分1,000〜3,780円 |
すらら | AI教材で学べる | 小学生、中学生、高校生 | 全国 | オンライン | ・入会金 小中・中高5教科コース7,700円 小中・中高3教科コース・小学4教科コース11,000円・授業料(一例) 5教科4ヶ月継続コース10,428円 3教科4ヶ月継続コース8,228円 |
家庭教師のガンバ | 学費がリーズナブル | 小学生、中学生、高校生 | 東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、京都、栃木、茨城、群馬、福島、長野、山梨、新潟 (オンラインは全国) |
対面(家庭教師)、オンライン | 月額14,000〜28,000円が目安 |
不登校専門オンライン個別指導ティントル | 講師を自分で選べる | 小学生、中学生、高校生 | 全国 | オンライン | 1コマ30分1,100〜3,500円 |
参照参考元:個別教室のトライ
不登校専門の個別指導塾・家庭教師REO
すらら
家庭教師のガンバ
不登校専門オンライン個別指導ティントル
7. 不登校の子どもを塾に通わせるべきか迷う際によくある質問
7-1. 不登校でも塾に通えば大学受験できますか?
不登校であっても高卒資格を取得して、学力が伴っていれば大学受験できます。また、大学受験では、高校のときの出席日数は加味されません。
しかし、高校で不登校になってしまった際、塾に通うだけでは単位が取れないので、高卒資格が得られない点は注意しなくてはなりません。
大学受験のために高卒資格取得を目指すのであれば、復学したり通信制高校に進学したりなど他の方法も取り入れる必要があります。
通信制高校の場合、オンラインコースですとほとんどを自宅で過ごすことになってしまうので、そのまま引きこもりにならないよう注意が必要です。
引きこもりにならなくても、大学生活と大きなギャップがあるため、大学で不登校となってしまう危険性もあります。
塾に通うことは、大学受験を目指す際の大きな一歩となりますが、その後大学生活を楽しんでほしいと考えておられる場合には、不登校の根本原因を解決し、今の高校への復学も同時に目指すことをおすすめしております。
7-2. 塾は不登校の改善に役立ちますか?
塾に通うことで友達ができたり、社会に居場所があることを実感したりして、それがきっかけで復学につながるケースもあります。
しかし、塾はあくまで学習支援をメインとして扱っている機関であり、不登校改善の支援を行なっているわけではありません。
不登校を根本的に解決するなら、下がり切ってしまったお子さんの自己肯定感を高めてあげることが大切です。
復学を目指していくなら、不登校を支援している専門機関に相談するのがおすすめです。
スダチでは、親御さんがお子さんに積極的に関わるような支援を提供し、お子さんの自己肯定感を高め、不登校解決に導いてきました。
支援を受けたお子さんは平均3週間で復学に成功し、主体的に学校生活を楽しんでいます。
今なら無料オンライン相談を実施しております。
一対一で顔出しも不要ですので、現状のご不安な気持ちをお話しいただけたら幸いです。
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7-3. 不登校はどうすれば治る?治るきっかけは?
不登校はお子さんの自己肯定感が育つことで解決につながります。
お子さんの自己肯定感が低い状況だと、学校で何か問題が発生したときに、自分のせいにしてしまったり、自分で行動して解決していく自信がありません。
お子さんの自己肯定感が育つと、「自分なら学校の問題も解決していける」「意外と問題は大したことではないのかも」という気持ちになり、不登校が解決します。
その後学校で問題にぶつかった際も、自分の力で解決していけるようになるでしょう。
また、お子さんが不登校になったときに親御さんができることについては次の記事でもお話ししています。
「子どものために何かしてあげたいけど、どうすればいいかわからない」という方の参考になれば幸いです。
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不登校になったら親がやるべき3つのこと|不登校の7つのタイプと今の子どもの状態・解決法
この記事を読むのに必要な時間は約 87 分です。 「子どもが不登校になってしまった…子どもにどう接していけば良いのかわからない」 「子どもの今の状態に適した対処方法を知って、不登校を解決したい」 お子 ...
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8. まとめ
不登校になると勉強をする習慣がなかなかつかず、学校の授業に遅れをとってしまうケースが多いです。
授業への遅れは復学時にお子さんにとって孤立感やストレスになり得るため、再登校を目指すのであれば事前に解消してあげることが大切です。
不登校のお子さん向けの専門塾を利用すれば、自宅学習に比べて勉強をする時間を確保しやすく、勉強の遅れを解消することにつながります。
専門塾の利用によって、友達ができたり勉強の不安がなくなったりして、不登校が解決するケースもあります。
とは言え、学習の遅れは不登校になる要因の一つでしかなく、多くの場合には勉強に取り組むだけでは解決が難しいのが現状です。
不登校を根本から解決したいのであれば、スダチのような不登校解決を専門的に支援する機関に相談しましょう。
スダチでは、お子さんを平均3週間で再登校に導くサービスを提供しています。
お子さんへの関わり方を工夫し、親御さんの愛情がまっすぐ伝わるようにすることで自己肯定感を育て、主体的に学校へ通えるようにサポートします。
顔出しなしの無料オンライン相談を実施しています。
今のお子さんに対してどう接したら良いのかお悩みの方は、まずはお子さんの現状についてお聞かせください。
「どうすれば主体的にお子さんが勉強に取り組めるようになるのか」なども脳科学に基づいた視点からアドバイスさせていただきます。
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