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不登校の子ども・親を受け入れる施設・団体一覧を紹介|施設を利用するメリットと本当に必要な支援とは

2023.08.04

この記事を読むのに必要な時間は約 39 分です。

「不登校の支援を受けられる施設はどこ?」
「不登校の悩みを相談できる施設を知りたい」

 

不登校になってしまったお子さんにどう接したらいいのか迷ったとき、第三者の力を借りられたら心強いですよね。

悩みを相談できる施設や、お子さんも利用できる施設をお探しの親御さんも多いのではないでしょうか?

 

本記事では、不登校のお子さんと親御さんが支援を受けられる施設一覧を紹介します。

 

平均3週間で再登校に導くサービスを提供する小川涼太郎監修のもと、お話しする内容は次のとおりです。

記事を読むとわかること

  • 不登校のお子さんと親御さんへ支援を提供する施設一覧
  • 不登校のお子さんにとって本当に必要な居場所と支援
  • 施設を利用するメリット

 

「子どもの不登校をどこに相談したらよいかわからない」
「この先子どもにどう接していけばよいのかわからない」

そのようなときに頼れる施設が見つかれば幸いです。

 

スダチでは、お子さんの不登校を根本的に解決して再登校へ導くための支援を提供しています。

脳科学に基づくアプローチにより、2023年6月時点で500名以上を再登校に導いてきました

現状親御さんが抱えているお悩みをお伺いし、気持ちに寄り添った上で不登校の解決に必要なアクションをお伝えさせていただいています。

 

1対1の無料オンライン相談を実施中です。

顔出しなしで参加できますので、不登校の解決のためにどうしたらいいかわからない方は、一度、お子さんの現状をお伺いできれば幸いです。

 

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1. 不登校の子どもを受け入れる施設の支援内容【子どもに必要な支援】

 

不登校の子どもを受け入れている施設では、お子さんの今後を支援してくれます。

 

施設によって支援内容は異なりますが、次の3つのいずれかの支援を提供している場合が多いです。

  • 不登校の相談に乗る
  • 不登校解決に向けたアプローチ
  • 子どもへの居場所の提供

 

親御さんとお子さんがどのような支援を受けていきたいのかで施設を選択することも大切です。

 

また、不登校は日本において増加傾向にあり、社会問題になっています。

令和3年の文部科学省の調査では不登校者数は次の通りです。

小学生 81,498人
中学生 163,442人
高校生 118,232人

引用:文部科学省「令和3年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果

 

これほどの人数のお子さんが不登校となっている現状のため、このままお子さんを見守り続けていたり、学校からのアプローチを待っている状態だとお子さんをつらい状況から救ってあげることができません

 

不登校のお子さんは、自分でもなぜ学校に行けないのかわからず、戸惑っていることも多いです

不登校は親御さんとお子さんの力だけでは解決するのが難しいため、専門機関の力を借りて適切な支援を受ける必要があるでしょう。

 

2. 不登校の子どもを受け入れ支援する施設【民間の施設・団体】

 

2-1. スダチ

 

スダチでは、お子さんが不登校になった根本的な原因を解決し、お子さんを再登校へ導く支援を提供しています

根本原因から解決できるため、お子さんはみなさん主体的に再登校を果たしています。

小学生、中学生、高校生と年齢にかかわらず、みなさん平均3週間で復学していることもスダチの支援の特徴です

 

また、お子さんが通えるような施設ではなく、親御さんからお子さんの日々の様子やその時々の悩みをヒアリングさせていただき、お子さんへの声かけや接し方を親御さんへ具体的にフィードバックする形式の支援を提供しております。

 

その理由は、次の2つを意識していただくことでお子さんの不登校解決につながるためです。

  • 正しい親子関係を構築する
  • 子どもの自己肯定感を育てる

 

子どもが親の顔色を伺ったり遠慮することなく正直な気持ちを話せる関係や、親が子どもの言いなりになっていない適切な親子関係を構築することで、親子の信頼関係が深まります。

信頼できて尊敬できる親に、いつも気持ちを認めてもらえて褒めてもらえることによりお子さんの自己肯定感がどんどん育ちます

 

お子さんの自己肯定感が育つと、

  • 学校で感じていた問題は自分なら解決できる
  • 信頼できる親がいるからどんな問題も乗り越えられる

という気持ちが生まれ、不登校の解決につながります。

 

「再登校してほしい」「子どもをつらい気持ちから救ってあげたい」そのようなときには、無料相談でスダチに現状のお悩みをお聞かせいただければ幸いです。

不登校解決に向けた道標をお話しさせていただきます。

 

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2-2. 不登校の親の会

 

不登校の親の会は、不登校のお子さんを抱える親御さんが集まっているコミュニティです。

 

不登校のお子さんを抱えているからこその悩みを共有できるため、以下のような方に向いています。

  • 誰かと悩みを共有して「自分だけではない」と実感したい
  • 誰かと話すことで自分の気持ちの整理をしたい
  • 不登校の子どもを抱える先輩ママの話を聞きたい

 

2-3. 学習塾

 

不登校のお子さんを受け入れている学習塾もあります。

学校のカリキュラムに沿って勉強を進められるので、学習習慣を身につけられたり、学力を維持したりできます。

 

  • 不登校でも良いから学力だけは身につけてほしい
  • 勉強で成長する楽しさや成功体験を知ってほしい

このように思う場合には、学習塾の利用が向いているかもしれません。

 

ただし、学習塾でいくら学力を高めても、不登校の根本的な解決にはつながらないことは知っておきましょう

 

不登校と学習塾については次の記事で紹介しています。

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2-4. フリースクール

 

フリースクールは、不登校などさまざまな背景を抱えているお子さんを受け入れている民間の施設です。

居場所の提供や勉強習慣を身につけるなど、目的が施設により異なります。

 

  • 学校以外の居場所を作ってあげたい
  • 同じ境遇の友達を作って楽しんでほしい

このように感じる場合には、フリースクールの利用を検討してみると良いでしょう。

 

ただしフリースクールは、好きな時に通うことができたり、好きなことをして過ごせる場合も多いです。

一般的な学校と仕様が大きく異なるため、フリースクールの生活に慣れてしまうと再登校が難しくなる場合もあります

 

フリースクールについては次の記事で解説しています。

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3. 不登校の子どもを受け入れ支援する施設【公的な施設・機関】

 

3-1. 通っている学校

 

お子さんが現在、在籍している学校にも不登校を相談できます

学校での相談先は以下のように複数あります。

  • 担任の先生
  • 養護教諭(保健室の先生)
  • スクールカウンセラー
  • スクールソーシャルワーカー など

 

中でも心理学の専門的な知識を持つ、スクールカウンセラーやソーシャルワーカーは、お子さんが悩みを話して気持ちを整理したいときの手段として考えられます。

 

保健室登校で保健室の先生へ相談する方法もあります。

しかし、不登校を解決したいときには、保健室登校を挟まずに通常クラスへの再登校を目指した方がお子さんにとって負担が少ないです。

 

「保健室登校」が不登校のお子さんへどのような影響があるのかは、次の記事も参考にしてみてください。

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3-2. 教育相談所

 

教育相談所は、教育委員会が自治体や都道府県に設置している施設です。

不登校だけに限らず、子育てや教育に関する幅広い相談ができます。

 

場合によっては、臨床心理士による専門的なカウンセリングが受けられるケースもあります。

 

3-3. 児童相談所

 

児童相談所は、児童福祉法に基づいて設置される行政機関です。

児童虐待だけを扱っている印象があるかもしれませんが、不登校に限らず子どもに関する幅広い相談ができます。

 

児童福祉司や保健師などの有資格者が相談に乗ってくれることもあります。

 

3-4. 教育支援センター

 

教育支援センターは、教育委員会が市区町村に設置している施設で、適応指導教室とも呼ばれます

一般的には、不登校の小中学生を対象としていますが、施設によっては高校生を受け入れていることもあります。

学習支援や社会経験、スポーツ、調理、相談などを提供しており、1日のスケジュールはお子さんに合わせて決められるケースが多いようです。

 

施設での生活は一般的な学校生活と大きく異なるため、慣れてしまうと再登校が難しくなる場合もあります

「再登校を目指しておらず子どもが通える施設を探している」場合に利用を検討してみましょう。

 

3-5. ひきこもり地域支援センター

 

ひきこもり地域支線センターは、厚生労働省が設置している機関です。

名前の通り、不登校だけでなく引きこもりについて相談できます。

 

電話相談できるのも特徴のひとつです。

不登校が長期化している場合や、顔出しをしたくない場合、施設が遠方にある場合に利用を検討できます。

 

3-6. 不登校特例校

 

不登校特例校は、国が設置している学校で、不登校のお子さんに合わせた特別なカリキュラムを提供しています

公立学校の場合には無料で授業を受けることができ、小学校・中学校・高校それぞれ存在しています。

 

また、高校の不登校特例校の場合は、公立か私立かにかかわらず高卒資格も取得できるため、進路の選択肢を広げたい場合におすすめです。

ただ、設置数が少なく利用するのが難しいのが現状です

 

3-7. 通信制の学校

 

通信制の学校は、次の2パターンがあります。

通学コース 週1〜5日の中から好きな日数を選んで通学できる
オンラインコース 通学は年に数回程度で自宅でのオンライン学習がメイン

 

特に通信制高校の場合は、高卒資格の取得ができるため、将来の選択肢を広げるために利用を検討される方が多いです。

 

ただし、オンラインコースの場合自宅学習がメインとなるため、勉強しやすい家庭環境の整備やモチベーションを自分で維持する努力が必要です

また、常に自宅にいることになってしまうため、そのまま引きこもりにならないよう注意しなくてはなりません。

 

通信制高校については、次の記事でも紹介しています。

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4. 子どもが不登校のとき施設を利用する4つのメリット

 

4-1. 学校と家庭以外の居場所ができる

 

学校と家庭以外の場所で過ごすことで、社会とのつながりや居場所ができます。

学校を自分の居場所と感じられていないお子さんにとって、安心して過ごせる居場所は大きな支えになるでしょう

 

不登校のお子さんが学校以外の居場所として活用できるコミュニティについては、次の記事でお話ししています。

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4-2. 相談することで心が軽くなる

 

抱えている悩みは、誰かに聞いてもらうだけでも心が軽くなるものです。

しかし不登校の悩みは、身近な人には相談しにくいと感じている方も多いのではないでしょうか。

 

自分の周りと関わりのない第三者に対してなら、悩みを打ち明けられやすく、それが心の負担軽減につながる場合もあります

お子さん、親御さんともに、抱えている悩みを相談できる施設を探しておくことが大切です。

 

4-3. 学力の維持や進路の確保がしやすくなる

 

学習を支援してくれる施設を利用すれば、授業の遅れを取り戻せます。

学力をつけておけば進路の幅も広がるため、お子さんの将来を不安に感じる場合には学習支援を受けると良いでしょう。

 

勉強でわからないことが理解できたことが成功体験となり、自信を取り戻すきっかけになることもあります

ただし、嫌がるお子さんに勉強を強制すると、苦手意識が強くなってしまうため注意しましょう

 

不登校における勉強との向き合い方については、以下の記事が参考になります。

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4-4. 不登校を解決できる

 

不登校を解決することを目指す施設の力を借りれば、復学も可能です

たとえばスダチは、不登校の解決を専門に扱っており、2023年6月時点で500名以上のお子さんを再登校に導いてきました。

 

脳科学に基づいて今のお子さんが必要としている声かけを、お伝えしています。

親御さんの関わり方を少し工夫するだけで、お子さんは自信を取り戻せるようになります

 

今までの支援でも、お子さんに対して親御さんが積極的に関わった結果、皆さん平均3週間で主体的に学校生活を楽しめるようになりました。

お子さんとの接し方に悩んでいる場合には、スダチの無料相談で一度、現状をお聞かせいただければ幸いです。

 

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5. 不登校児にとって本当に必要な居場所(施設)と支援

 

5-1. 信頼関係の構築された家庭

 

信頼関係がある家庭は、お子さんにとって安心を感じられる居場所です。

施設を活用することも大切ですが、お子さんが一番長い時間を過ごすのは他でもないご家庭です。

 

信頼できる親がいて、安心して過ごせる環境があれば、自分の気持ちを整理し、不登校などの問題にも前向きに対処していけるようになります。

 

信頼関係を築くには、以下3つのポイントが大切です。

  • スキンシップなどで愛情をわかりやすく伝える
  • 頑張りを褒めてあげる
  • 間違いは毅然とした態度で教えてあげる

 

頑張っていることを褒めたり、適度にスキンシップをとったりして愛情をまっすぐに伝えましょう。

 

もちろん、お子さんが間違ったことをした時には、毅然とした態度で教えてあげてください。

お子さんは正しいことを教えてくれて、たくさん褒めてくれる親御さんのことを信頼します

 

お子さんとの信頼関係の築き方については、次の動画でもご覧になれます。

 

5-2. 自己肯定感の育つ環境

 

自己肯定感は、新しいことに挑戦する意欲や、家族以外の周りの人と関わる意欲につながります

不登校を解決したいときには、お子さんの自己肯定感を育てることがとても大切です。

 

不登校のお子さんは、学校でストレスを感じた経験や、皆と同じように学校に行けないことに対して自信を失い、自己肯定感が下がりきっている状態にあります。

 

信頼している親御さんに、じっくり話を聞いてもらったり、たくさん褒めてもらったりすることで自己肯定感がどんどん育ちます。

褒めるときは、結果を見るのではなく、努力や行動した過程を見て褒めることが大切です。

 

また、お子さんに家事を手伝ってもらうと「自分が役に立っている」という実感から自己肯定感が高まることもあります

親子で過ごす時間も会話のきっかけも増えるため、家事を手伝ってもらう機会を作ってみることをおすすめします。

 

5-3. 自分で考えて行動できる環境

 

自分で考えて行動し、物事を解決していく力を身につけられる環境をつくることも大切です。

そのためには、ご家庭でお子さんが物事をさまざまな角度から考えられるような声かけを実施しましょう

 

たとえば、お子さんに何かを相談された時には、答えを教えるのではなく、お子さんが考えて答えを見つけられるよう促すことが大切です。

お子さんが一人で答えを見つけ出すのが難しい時には、考え方のヒントを伝えることでお子さんが自分で考える習慣がつきます。

 

自分で考えて行動できるようになれば、小さな成功体験を積めるようになります。

 

  • 「学校で抱えていた問題は大したことではないかも」
  • 「こうやって行動すれば学校の問題も解決できるかも」

という気持ちになり、再登校に向かって前進できるでしょう。

 

6. 公的施設の利用では不登校は解決しない【不登校に対する国の方針】

 

国が主体となって運営する公的施設の利用だけでは、不登校の解決が難しいのが現状です。

不登校の根本的な解決を目指し、再登校を目標としている場合に知っておいていただきたいことを解説します。

 

6-1. 学校などの公的施設は再登校を目標としない

 

国の方針として、不登校のサポートは再登校させることをゴールとしない旨が明言されています

不登校児童生徒への支援は,「学校に登校する」という結果のみを目標にするのではなく,児童生徒が自らの進路を主体的に捉えて,社会的に自立することを目指す必要があること。

引用:文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)

 

そのため、学校などの公的施設では、再登校に向けた支援は基本的には提供していません

不登校を根本解決し、再登校を目指す場合には、スダチのような不登校解決をサポートする施設の利用が必要です

 

6-2. 保健室登校や別室登校を促される場合もある

 

文部科学省では、「学校教育の一層の充実を図るための取組が重要」として、不登校の生徒が学校で過ごしやすくなるような環境づくりを学校へ求めていますが、その中に次のような項目もあります。

  • 久々に登校した場合には、保健室や相談室にて受け入れる

 

別室登校を挟む場合「別室への登校と通常クラスへの登校」と、お子さんにとって再登校のために乗り越えなくてはならないハードルが増えてしまいます

現状の国の方針では、再登校を目標としていません。

 

だからこそ、学校などでお子さんにとって良かれと思い提供された支援が、実際には再登校を遠ざけてしまう場合もあることを知っておかなくてはなりません

 

引用:文部科学省「令和の日本型学校教育」の構築を目指して ~全ての子供たちの可能性を引き出す,個別最適な学びと, 協働的な学びの実現~(答申)

 

6-3. 民間施設と積極的に連携している

 

文部科学省では学校に対し、公的施設だけでなく民間施設とも積極的に連携を図るよう推奨しています。

不登校中に学校以外の施設を利用することで、その子の学習の幅が広がると考えているためです。

そのため、たとえばフリースクールなどの民間施設を利用することで、学校の出席として扱われる場合もあります

 

学校の出席日数として換算されるのは受験を検討している場合には良いかもしれませんが、一般的な学校への再登校は難しくなってしまうでしょう。

公的な機関は、民間施設の利用も積極的に促しているからこそ、ご家庭でどのような支援を提供してもらいたいのかを明確にしておく必要があります。

 

  • 不登校を解決して子どもに再登校してほしい
  • 再登校は考えていなく子どもの居場所を探している

などご家庭での方針に合わせて適切な施設を選択しましょう。

 

7. 不登校の子どもへ支援を行う施設についてよくある質問

 

7-1. 不登校の支援施設で小学生におすすめは?

 

不登校の小学生を受け入れている施設は、フリースクールや学習塾など複数あります。

どこを選ぶにしても一番大切なのが、お子さんがそこに行く気があるのかです。

 

条件が整ってても、お子さんに意欲がなければ、施設に行ったとしてもつらい思いをするでしょう

親御さんがお子さんにとって良さそうだと感じる施設をいくつか選び、お子さんと話し合ってみましょう。

 

ただ、お子さんにとって親御さんが再登校を諦めている状態がストレスになるケースもあります

また、元気を失っている状態で新しい環境に慣れるのは負担が大きいです。

受け入れ施設を探す前に、再登校を目指す方が良いこともあります。

 

こちらの記事も参考にしてください。

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7-2. 不登校の子が行く中学校や施設は?

 

小学校は義務教育なので、不登校が続いたとしても問題なく卒業できます

登校日数が少ないと私立中学への受験は難しいこともありますが、地元の中学校への進学も可能です。

 

また、フリースクールや全寮制中学校などの選択肢もあります。

中学校も義務教育であるため、不登校でも卒業でき、通信制高校など不登校を受け入れている高校への進学も可能ですが、学習面での遅れがあると受験は厳しくなります

 

特に私立高校への受験を検討される場合には、中学生のうちに再登校を目指し、出席日数を確保して進学や就職などの選択肢を広く保つことが大切です。

 

不登校の進路については次の記事も参考になります。

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7-3. 不登校の安心できる場所は?

 

お子さんが1番安心できる場所は、ご家庭です

お子さんにとってより安心でき、不登校を前向きに解決していける環境を整えましょう。

 

  • お子さんの努力を褒めること
  • ダメなことはダメだと毅然とした態度で教えること
  • 生活リズムを整えること

これらを実践することでお子さんはより親御さんを信頼し、家庭で安心感を得られるようになります。

 

また習い事や塾などに通うことで、社会の中にも安心した居場所をつくることができます

お子さんが外に出られる状態であれば、お子さんと相性の良いコミュニティを探すと良いでしょう。

 

7-4. 不登校の自立支援施設は?

 

児童自立支援施設は、18歳未満のお子さんが専門職員と共同生活をしたり、自宅から通ったりできる施設です

不登校や非行してしまったお子さんなど、さまざまな背景を持つお子さんを受け入れています。2023年7月時点で全国に58拠点あります。

 

お子さんの自立を目的とした施設ですが、不登校を専門に扱っているわけではなく、不登校の根本原因を解決するのは難しいケースもあります

 

スダチでは、脳科学に基づいて不登校の根本原因にアプローチすることで、平均3週間で再登校に導くサービスを提供しています。

不登校のお子さんは自己肯定感が低く、少しでも嫌なことがあると挑戦する意欲を失ってしまう状態です。

親御さんの声かけを工夫し、お子さんの自己肯定感や挑戦する意欲を高めていくことが大切です

 

「どんな声かけをしたらいいかわからない」という場合には、スダチにご相談ください。

お子さんの現状をお聞きし、今お子さんが必要としている声かけをお伝えさせていただきます。

 

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8. まとめ

 

不登校の支援を受けられる施設は複数ありますが、再登校を目指し支援している施設は少ないです。

再登校を目指したい場合には、スダチのような復学を目的とする支援施設の利用を検討しましょう。

 

スダチでは小学生から高校生までの幅広い年齢のお子さんを、平均3週間で再登校に導いてきました。

1日しっかりと教室で授業を受けられるようになるだけでなく、主体的に学校生活を楽しんでいる方がたくさんいらっしゃいます

 

不登校のお子さんは親御さんの支えを必要としています。

お子さんとの接し方に不安がある場合には、顔出し不要の1対1のオンライン無料相談にて、現状をお聞かせください。

 

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  • この記事を監修した人
小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)

小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)

不登校支援サポート スダチ代表
株式会社スダチ 代表取締役社長

業界最速で不登校を解決する「3週間で不登校解決プログラム」を展開。毎年2,000名以上の不登校に悩む親御さんが相談に訪れる。

再登校までの期間は平均で3週間。
当プログラムの目的は、「子ども達がこの先の人生を幸せに生きていくこと」。不登校の解決はそのための通過点に過ぎないと考えており、できる限り短い期間で再登校することを大事にしている。

これまで不登校の子ども達に向けたボランティア活動を通し、多くの不登校の子どもたち、保護者様と関わる。

ボランティア活動を通して、子ども達や親御さんとお話しする中で、「本当は学校に行きたい、だけど行けない。自分でも行けない理由が分からない」子ども達が多くいることを知る。

そのように苦しんでいる子ども達や親御さんを見て、「不登校で苦しむ子供たちを一人でも多く救いたい」との思いを持つようになり、不登校支援事業を立ち上げるに至る。

-不登校を解決するには, 不登校で悩む親御さんはこちら

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