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中学生の不登校ブログ

不登校中学生の将来が不安!統計から見る現状と未来の見通しとは?

2020.11.30

この記事を読むのに必要な時間は約 68 分です。

 

「不登校の中学生の将来はどうなってしまうのか」

「このまま学校にも行かずにニートになってしまうのでは?」

 

将来について不安に思うのはどの親も一緒ですが、自分の子どもが不登校となるとなおのこと不安で心配になってしまうと思います。

 

実は、我が子も現在中学3年生なのですが、これまで3年間不登校で

 

この子は将来どうなってしまうんだろう

 

と思っている一人です。

 

さて、「このまま、あの子に任せるわ!」と言うことは簡単ですが、

何もせずに最悪の未来になってしまうなら、

 

中学生の不登校の親として子どもの将来のために出来ることは何なのか?

 

これを考えるのが親の役目だと思ったんですね。

 

そこで、

今の日本はどうなっているのか

不登校の子どもたちはどんな将来を歩んでいるのか

書籍を読み漁り、情報を集め、果たしてこの中から子どもに伝えるべきことは何かを考えて、考えて、考えて、不登校の我が子に伝えてみました。

すると、漠然としていた【将来】が明確になり、少しずつ良い変化が観られるようになったんです。

 

なので、私はこの記事であなたに

「不登校の中学生の親として【将来】について考えること」

「不登校の中学生の親として【将来】について子どもに伝えること」

この2つをぜひ知っていただきたい!

そして、親も子どもも納得する道を見つけてもらいたい!

そう思ってこの記事にまとめて紹介させていただくことにしました。

 

ぜひ、参考にしていただいて【将来】の不安が「安心」に変わっていただければ幸いです。

 

この記事で分かること!

  • 元不登校の進学・就職の統計データから観るリスクを解説!
  • 日本の社会は急激に変化している?
  • 「勉強」と「仕事」を続けるために知るべき意味!
  • 不登校の中学生のために親がやるべき3ステップ!
  • 元不登校の有名人や偉人を紹介!

 

※読み始める前にお読みください※

将来について考える時に注意しなければいけないのが、

必ずお子さんと話し合う

ということ。

もし、親である私たちが将来について理想とする価値観で進めてしまうと、

失敗した時に「あなたのせいで失敗した」という責任転嫁が起こってしまうんです。

あなたは、こんな未来を望んでいないはずなので、ここだけは注意して読んでいただきたいと思います。

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1. 【不登校中学生の将来】進学や就職の統計データから分かるリスク

 

 

さて、はじめに

「不登校の子どもがどんな道を歩んでいるのか」

現状を知っていただきたいと思います。

 

上の見出しに「リスク」と書いてしまったので

 

リスクなんて知りたくないし、何だか怖い。

 

そう思ってしまうかもしれませんが、現状を知ることはお子さんの将来に必ず繋がります。

 

マラソンで現在地が分からなければ、ゴールまであとどのくらいあるのか分からず、体力の配分ができませんよね?

現状を知ることは、今の現在地を知ることになるので、ゴールまで走るためにぜひお読みいただければと思います。

 

うちの子は不登校で高校に入れるのか心配なんだけど。

 

という場合は、こちらの記事で高校へ進学について紹介していますので、ご覧いただければと思います。

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1-1. 不登校の中学生の卒業後の進路は?

 

 

まず、中学校を卒業した不登校者は進学したのか、就職したのか、それとも進学も就職もしなかったのかを知るために、文部科学省の不登校の追跡調査のデータをご覧ください。

 

引用元

 

上のデータを観ると、不登校のお子さんの91.6%が進学、または就職していることが分かりますね。

つまり、不登校になってしまっても、多くのお子さんが高校進学や仕事をして働いているという進路を歩んでいるということが分かりますね。

では、続いて中学校で不登校だった人たちは、高校に進学した後はどんな状況なのかを紹介していきます。

 

1-2. 高校進学後の進路は?

 

 

先ほどのデータで、高校へ進学する不登校者が多くいることが分かりましたよね。

では、高校卒業後の進路はどうなっているのか、下記のデータをご覧ください。

 

引用元

 

上のデータは、不登校者だけでなく、全部の生徒を調査した結果で、注目してほしいのが通信制と定時制に通ったお子さんの「その他」の部分。

「その他」の部分は卒業後の進路が決まらなかった数値になっています。

自分のお子さんがどの高校へ進学するかで、データの見方が変わってくると思うので、当てはまる高校を確認してみてください。

 

ただ、

 

全日制に行かせなきゃ!

全日制じゃないから卒業しても意味がない!

 

なんて思わないでくださいね。

 

今は、悲観するのではなく、あくまでも「現状」を知るためにデータを観ていただいています。

 

実況者になったように

 

「通信制は卒業後の進路が決まらない人がたくさんいますね」

「そうですね。でも大学に進学している人もいますよ!」

「お!定時制は就職する人が一番多いですね!」

 

このように、客観的に観ていただければと思います。

中学生のとき不登校の場合に考えられる進路の選択肢について、以下の記事で詳しく解説しています。合わせてご確認ください。

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1-3. 高校卒業後に引きこもりになった原因

 

 

さて、先ほどは高校卒業後にどのような進路を進んだのかについてお伝えしました。

 

では、高校卒業後は、不登校だった方は進学や就職で成功しているのでしょうか?

 

実は、みんながみんな成功しているわけではなく、引きこもりやニートになってしまったという方もいるのが現状です。

引きこもりという定義は難しいので、最近のデータは無いのですが、内閣府が平成22年にひきこもりに関する実態調査を、15歳~39歳の男女・3,278人にアンケートをとったデータを紹介していきます。

 

下記のデータはひきこもりになったきっかけは何かというアンケートの結果になるのでご覧ください。


引用元

 

上記のデータを見ると、職場に馴染めなかった・病気が23.7%とトップになっていて、不登校がきっかけとなった人は11.9%となっています。

ということは、

不登校者が必ずしもひきこもりやニートになるわけでないが、一定数はひきこもりやニートになる可能性がある。

ということが分かりましたね。

 

1-4. データの統計からリスクを回避せよ!

 

 

さて、ここまで

  • 中学校卒業後には高校進学が一番多い
  • 高校卒業後にはどの学校へ進むかによって、その後の進路は大きく変わる
  • 高校卒業後、進学や就職をしても不登校の一定数は引きこもりになる可能性がある

この3点がデータから分かりました。

 

さて、あなたはデータからどんな「リスク」があるのかが分かりましたよね?

なので次にすることは簡単です。

「リスク」を回避すにはどうすればいいか?を考えるだけです。

 

例えば、お子さんが通信制高校に通いたいのであれば、卒業後の進路が決まらないということが起こるかもしれないという「リスク」をあなたは知っているので、

  • 卒業後の進路に力を入れている通信制高校はどこか?
  • 子どもが大学に行きたいと言っているけど、大学進学に力を入れている通信制高校はどこか?
  • 引きこもりになった人は職場に馴染めなかった人が多いから、コミュニケーション能力を上げる通信制高校はあるのか?

データからはリスクだけでなく、安全な道を探すことができるんです。

ぜひ、お子さんの進路に合わせながら、現状を把握し、リスクを回避する方法を考えていただければと思います。

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2. 【不登校】中学生の将来のために知っておきたい日本の社会について

 

 

先ほどは、不登校の現状について紹介してきました。

 

続いては、不登校の中学生の将来とは切っても切れない「日本の仕組みと現状」について紹介していきたいと思います。

 

2-1. 資本主義とは?

 

 

資本主義の「資本」

「資本とは、自己増殖する価値の運動体である!」と説いたのが、上の画像の経済学者・カール・マルクスさんです。

 

何?この人、経済学の話しでもするつもり?

 

いえ、一から経済学を紹介して、あなたの貴重な時間を奪うつもりはありません。

不登校の中学生のお子さんのために、必要な部分をギュギュッと凝縮してお伝えしていくので、安心してくださいね。

 

そして、記事を読んでいただき

「最初のマルクスさんが言ってたのは、こんな感じかな~?」

分かるポイントもあるので、ぜひ見つけてみてくださいね!

 

では、まず最初に。

日本は「資本主義社会」です。

 

資本主義社会とは簡単に言うと

  • 「好きなものを、誰でも自由にお金で買える社会」
  • 「何かを作って自由に売り儲ける社会」

ということです。

 

なので、日本は、資本主義社会という仕組みで成り立っているということになります。

 

では、資本主義の「資本」とは何か?

 

資本は、簡単に言うと

「少しの力で大きな力を生み出すことができるもの」

です。

 

「資本金」などの言葉も聞いたことがあると思いますが、様々な場面で資本というのは変わってきます。

ただ、今回はお子さんに必要な「資本」ということで、お伝えさせていただきますね。

 

例えば、資本になるものはどんなものがあるかというと

  • 身体→健康を維持すること
  • 心→自分の感情の変化を知ること
  • 技術→自分には何ができるのか
  • 知識→技術を生み出す源
  • 人間性→自分はどういう人間か

このようなものがあります。

 

そして、私は子どもの「不登校経験」も資本だと思っていて。

どういうことかと言うと、不登校経験は、自分を見つめる時間だったり、不登校になったからこそ分かる気持ちなど、立派な「知識」となると思うんです。

 

この「資本」のパラメーターをそれぞれ上げていくことで、資本はどんどん増えていきます。

どんな経験も必ず「資本」に繋がるので、大切にしてくださいね。

 

では、次に「資本」を増やすとどうなるのかについて観ていきましょう!

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2-2. 資本を増やすと結果的にどうなるの?

 

 

さて、では資本を増やすと結果的にどうなるのか?

 

それは、

「社会からの信用が増え、信用を可視化した「お金」が手に入る」

です。

 

はて?何のことですか?

 

そう思うのは、ごもっともで。

お金は、好きなものが買えたり美味しいものが食べれたり。

もしかしたら、汚いものだったりというマイナスイメージもあるかもしれません。

 

私たちは学校でお金について習ったこともないので、よくわからないのは当然なのですが、

資本主義社会で生きていくならお金の話しは必須事項

 

つまり、お子さんの将来のために必要なことなので、あなたには絶対に知っておいて欲しいことなのです。

なので、しっかりとついてきてくださいね。

 

では、最初に、ホリエモンこと堀江貴文さんが言っていた言葉を紹介しますね。

 

堀江貴文さんは

「お金が欲しいなら、まずは信用だ!」

こんなことをおっしゃっていたんです。

 

堀江貴文さんの言葉を、資本主義社会に当てはめると!

資本主義社会の日本では、信用が無い限りお金は手に入らないよ!

ということになります。

 

逆に言えば、あなたが働いていたり、あなたのご主人が働いていていたら、お金がもらえますよね?

それは、世の中から信用されているからということです。

 

こう考えると、

お金=信用

というのが身近に感じられるようになると思います。

 

なんとなくで大丈夫なので、お金=信用というのはご理解いただけましたでしょうか?

 

それでは、次に進みますね。

 

では、信用が大きくなるとどうなるのか?

 

ここで、具体例を出して紹介したいと思います。

 

「鬼滅の刃」というアニメ、ありますよね。

鬼滅の刃の作者・吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)さんは、世の中からどのくらいの信用を得ているのでしょうか?

 

吾峠呼世晴さんは、自分の知識と技術を使って漫画を書いた

漫画がじわじわ売れ始めるじわじわ信用を集める

アニメが大ヒット爆発的に信用を集める

映画が最短で100億円の興行収入さらに信用を集める

 

結果:鬼滅の刃は500億円以上の経済効果を生んだ
=吾峠呼世晴さんの信用は500億円以上の価値があると世の中が判断した

ということになるんです。

 

先ほどお伝えした、資本は「少しの力で大きな力を生み出すことができるもの」に、吾峠呼世晴さんの例に当てはめると。

 

吾峠呼世晴さんの資本は、漫画を書くという「知識と技術です。

ということは、「漫画という小さな力で500億円を生み出した」ということになります。

そして、最初にマルクスさんが言っていた「自己増殖する価値の運動体」がこのことです。

 

ここまで読んでくださったあなたなら、

 

こういうことなんだ!

 

と、なんとな~くで大丈夫なので、ご理解いただけたかと思います。

 

では、次に進みますね。

「少しの力で大きな力を生み出すことができるもの」「自己増殖する価値の運動体」とお金=信用を踏まえて、

 

お子さんにとって【信用】を増やすためにやらなければいけないことは何か?

 

について考えてみましょう。

 

あなたのお子さんは

  • 身体や心、技術や知識、人間性のパラメーターを増やし【資本を作る
  • 資本を増やして【信用を得る

資本主義社会の日本で生きるためには、この2つを増やしてく必要があるんです。

もし、分からない場合は読み返していただき、ぜひあなたには、お子さんのために、頭に入れておいてほしいと思います。

 

さて、ここまでは資本主義社会・日本の仕組みはどうなっているのかについて紹介してきました。

次は、おそらくあなたが一番不安に思っている、日本の変化についてお話していきたいと思います。

 

3. 日本の現状と変化から子どものために親ができることとは?

 

 

さて、連日いろいろなニュースが流れていますが、地に足をつけて自分で歩いて行かなければいけないというのは、あなたもご存知の通りです。

でも、色んな情報がたくさんありすぎてよく分かりませんよね?

 

この項目では、お子さんの将来のために知ってほしい

  • 日本の変化
  • 外国人労働者とAIの導入

この2つに絞ってお伝えしていくので、しっかりとついてきてくださいね。

 

3-1. お子さんの将来のために知ってほしい「日本の変化」とは?

 

 

それでは、最初に、お子さんの将来のために知ってほしい「日本の変化」について紹介していきますね。

 

さて、突然ですが

今の日本って大丈夫なのかな~?

って思うことありませんか?

 

そのあなたの直感は当たっていて、企業のトップの方などは声を揃えて「変化の時代に突入している」と言っているんです。

 

では、具体的に日本でどんな変化が起こっているのか紹介していきますね。

 

バブルが崩壊、世界最高品質と言われた日本も徐々に低迷。

競争社会の中、働いても働いても、暮らしは楽にならないな~と思っていた矢先。

 

突然の緊急事態宣言。

 

テレワークや副業で収入が増える人が居る一方、賃金が減ってしまった人や廃業を余儀なくされる人も出ているし、これからも増える可能性が非常に高くなっている。

さて、この結果、浮き彫りになったのが本来の資本主義の形になります。

 

今、時代は私たちに問いかけています。

 

「資本主義の本質が見えてきたけど」

「君たちはどう生きるの?」

 

有名な書籍のタイトルのようですが、まさに「今」どう生きるか、それが試されている時代に突入したのです。

 

つまり、個人でも

  • 変化を受入れた人は時代の流れに乗ることができる
  • 現状維持の人は時代の流れに乗ることができず取り残されてしまう

このような時代に、今まさに日本は突入しているんです。

 

これも、今の日本の変化の状況を知っていただくために紹介しています。

うちの子は変化についていけるのだろうか?

なんて、絶対に思わず「客観的」に事実だけをうけとめてくださいね。

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3-2. お子さんの将来のために知ってほしい「外国人労者とAIの導入」について

 

 

次に、子どもの将来のために知ってほしい「外国人労働者とAI導入」について紹介していきますね。

 

さて、最近

  • コンビニの店員さんに外国人労働者の方が増えたな~
  • AIでこんなことが出来るようになったんだ!

こんな事を感じることがありませんか?

 

これも、あなたの思ったとおりで、

  • 外国人労働者の方々が増えたというよりは目に見える仕事をするようになった。
  • AIはたくさんの仕事をできるようになった

このような事が起こっています。

 

まず、外国人労働者についてですが、最近自転車で買い物に行った時に、非常に驚いたことがあったので紹介しますね。

 

自転車で帰ろうと思ったら、車の洗剤を売っている女性の売り子さんが駆け寄ってきたんです。

さて、私は自転車で買い物に行ったのに、車の洗剤をどうやって売るのかなと話を聞いていると。

 

「これ、車の洗剤なんですが…

実はこの洗剤!家庭の汚れも落とせるんです!」

 

なるほど!それで自転車の私にも売りに来たのか!と一度目の驚き。

さらに驚いたのは、彼女が外国人労働者だったこと

あまり顔を観ていなかったのと、とても流暢な日本語で、外国の方だとは気が付きませんでした。

さらに、自転車の主婦に向けての営業スタイル。

きっと、研修を受けて、日本人に合った営業スタイルをたくさん勉強されたのだと思って時代の変化を感じずにはいられない…

こんな出来事があったんです。

 

さて、この私の出来事から分かることは、

以前は人手不足だった単純労働をやっていた外国の方が、複雑労働も出来る時代に突入している。

ということです。

 

これも、今実際に進んでいる事実なので、ここでしっかりと受け止めてくださいね。

 

では、次に「AIの導入」についてお話していきますね。

 

AIについては、日々ニュースで取り上げられるほど進化を遂げていますよね。

 

こんなAIロボットが完成しました!

AIでこんなことが出来るようになりました!

 

あなたもニュースなどで観たことがあると思います。

 

そして、私たちの身近にも自動改札機だったり、セルフレジだったり、昔では考えられなかったことがAIの進化によって進んでいます。

 

さて、日本のAI化はまだまだ進んでいない状態ですが、AIで成功する企業が増えてくれば、後に続け!と様々な企業がAIを導入するのは必然。

 

その結果、というなるかというと。

 

AIは給料もいらないし、文句も言わないし、壊れるまで働ける。

そして、人間の従業員は削減されるという結末が待っています。

 

そうなれば、もちろん

  • コンビニでバイトをしようと思っても外国人労働者でいっぱい。
  • 工場で働こうと思ってもAIがやってるから人間はいりませんと断られる。

こんな未来は想像することができますよね。

 

そんな事が起こったら

 

誰かが助けてくれるんじゃない?

 

もしかしたら、誰かカリスマ的な政治家が現れて、日本を救おうと奮闘するかもしれません。

ですが、今の政治を観ていると、すぐには助けてくれることはないだろうと、思わずにはいられないのです。

 

なので、

  • 「君たちはどう生きるか?」という問いにどう答えを出すか?
  • 外国人労働者とAIの導入という時代の変化の中で、どうやって理想を叶えていけばいいのか?

私たち親は、この事を考えながら子どもの将来について、考えていかなければいけない。

今は、こんな時代に突入しています。

 

もっと言えば、

  • 子どもが、自分の人生を考え、自分で決めた道を歩き、時代の変化に対応できる能力を持つ
  • 誰かを頼るのではなく、自分自身を頼りに生きていく

こんな時代になっているんだよ!と伝えてあげるのが、私たち親の役目ということです。

 

さて、ここまで「資本主義社会・日本」と「日本の現状と変化」について紹介していきましたが、

私の子どもは不登校、そんな我が子に

  • あなたの未来ではもう年金がもらえないかも...
  • どんどん会社が潰れていってしまうんだよ...

こんな未来をいきなり子どもに伝えるのは、あまりにも酷なことだし、未来に絶望してしまうかもしれません。

 

なので、あなたには親としてこの現実を受入れてほしいんです。

現実を受入れないまま、ずっと、子どもが未来に飛び立つこと無く、あなたの保護の中生きるなら必要ありませんが、そんな未来は望んでいませんよね?

 

でも、時代の流れはもう変えられません。

 

ぜひ、子どもは、この社会で生きていかなければいけないのだ!と親として覚悟を決めていただきたいと、私は本気で思っています。

 

では、覚悟を決めていただいたあなたに。

これから、不登校の中学生の親として、子どもの将来のために出来ることは何なのかについて、お話していきますね。

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4. 【不登校】中学生の将来のため親が伝えるべき「勉強」と「仕事」の大切さについて

 

 

では、不登校の中学生の親として出来ることを紹介していきます。

紹介する内容は2つ。

  • 勉強は何のためにするのか?
  • 仕事は何のためにするのか?

「勉強」と「仕事」について、それぞれ説明していきますね。

 

4-1. 勉強は何のためにするのか?

 

 

さて、

あなたのお子さんは勉強が好きですか?

それとも苦手ですか?

 

お子さんが、勉強が大好きで大好きで、一日中脇目も振らず勉強しているならこの項目は飛ばしてもらって大丈夫です。

 

でも、もし不登校になってしまってから

  • 成績がガタ落ち
  • 家でも勉強を全くしていない

こんな場合は、まず「勉強」をする意味を知ってお子さんに伝えていただければと思います。

 

では、進めていきますね。

 

さて、「勉強」は何のためにするのでしょうか?

 

いい高校に入るため?

いい大学に入るため?

いい就職先に入いれるようにするため?

 

私も親や先生から言われてきたので、これが答えだと思っていました。

 

そして、

 

「数学の公式がなんの役に立つのか?」

「理科の実験は何の役に立つのか?」

 

こんな疑問を抱えながら、今も子どもたちは勉強をしています。

 

意味を知ることにどんなメリットがあるのかというと。

 

例えば、あなたが玉ねぎのみじん切りを永遠とやらされたとします。

「このみじん切りの玉ねぎは何の役に立つのか?」

目は痛いし、手は腱鞘炎になるし、こんなことすぐに辞めてしまいますよね。

 

でも、もし玉ねぎのみじん切りに意味があるとしたら。

 

「あなたの玉ねぎのみじん切りは、スープの材料です。そして、そのスープは世界中の栄養の足りない子どもたちに届けているんですよ」

こう言われたら、私の玉ねぎのみじん切りは役に立ってる!世界に貢献できている!

やりがいも出て、もっと頑張ろうという気持ちが出てきます。

 

実は勉強でも、玉ねぎのみじん切りと同じことが起きています。

子どもも勉強が嫌いなのではなく、意味がないことをやらされているのが嫌で辛いからやらないんです。

 

では、勉強する意味は何か?

 

勉強は、自分のパラメーターを増やすためにやる必要があるんです。

 

先ほど、「資本とは何か」というところで、身体や心、知識や技術が資本というお話をしましたよね?

 

あそこで出てきた「知識」

知識のパラメーターを増やすために、人は勉強する。

これが、勉強をしなくてはいけない意味です。

 

では、なぜ数学の難しい公式や理科の実験をしなければいけないのか?

 

その答えは、過去の偉人たちを見ると分かります。

過去の偉人たちは、学校で知識のパラメーターをいっぱいにして、技術に変えたり、新しい発見をしたりしてきました。

なので、過去の偉人の技術と発見があったから、私たちは快適に暮らせているということになります。

 

偉人なんてあんなすごいこと出来ないし…

 

そう思ってしまいますが、

 

中学生の我が子は、今、何者でもありません。

何者でもないから、何者にでもなれるんです。

 

だから、国語も数学も、社会も理科も、音楽も体育もぜんぶのパラメーターをいっぱいにしておく必要があるんです。

パラメーターがいっぱいなら、今はこの知識が必要だ!とすぐに引き出すことができ、それが技術に繋がり、社会の役に立つことができます。

そして、お子さんは何者かになり、世の中から信用される存在になっていき、それに対しての対価を受け取ることになるのです。

 

将来に向けて勉強するということは、知識のパラメーターを増やすことです。

 

きっとここまで、読んでくださったあなたなら

 

なぜ、学校へ行かなければ行けないのか?

 

という答えも、もう分かりますよね。

 

学校は、心と人間性のバロメーターを上げるために行くです。

 

でも、頭では分かっていても不登校では難しいのが現状ですよね。

この話をすると、我が子はこんなことを言い出しました。

 

心や人間性が必要なのは分かったけど、私はまだ毎日教室へは通えない。

だから、フリースクールに行ってみたいんだけど、ママ電話してみてくれない?

 

中学校へ通っている子とは違うけれど、どうやったらいいかを自分で考えて、子どもが出した答えです。

 

不登校の子育ては本当に大変だし、世間一般的に言われている方法では上手くいかないことも多いと思います。

でも、がっかりするのではなく、不登校だからこそできることは何なのかを考える。

親である私たちも、子どもも、不登校だからこそできることは何かを考えることが必要であると思わされる出来事でした。

 

ここまでの内容は

  • 勉強とは、知識のパラメーターを増やすためにやる
  • 学校は、心と人間性のパラメーターを増やすために行く
  • 不登校だからできることは何かを常に考える

この3つをお伝えしてきました。

 

ただ、様々なパラメーターを伸ばすには、日々の積み重ねが重要になってきます。

いきなり、パラメータが「びよーん」と伸びるなんてことは起こりません。

 

そして、パラメーターは中学生のパラメーター、高校生のパラメーター、大学生のパラメーターと徐々に大きくしていくのが大切になってきます。

不登校は悪いことではありません。

ですが、日本の変化についていけるようにするなら、早いに越したことはないのは、あなたもご存知の通りです。

 

そうなると、やはり早い段階で不登校から復帰が必要だし、早く動き出すことでお子さんの理想の将来に近づくことにもなりますよね

こちらの記事では、【3週間で不登校を解決する方法】が載っています。

将来のために早めに舵を取るためにも、とても参考になるので、ぜひご覧になってみてください。

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では次に、不登校の中学生の我が子が、就職に失敗してニートや引きこもりにならないために、「仕事は何のためにするのか?」についても合わせて紹介していきますね。

4-2. 仕事は何のためにするのか?

 

 

就職はできるのか?

仕事を始めてもすぐに辞めてしまうのではないか?

辞めた後に、ニートや引きこもりになってしまうのではないか?

 

不登校の中学生の将来を考えると、仕事に対する不安が多くあるかと思います。

 

不登校の子どもでも、自分のやりたい仕事を続けている方々もたくさんいらっしゃいます。

一方で、最初に紹介した引きこもりの方々のアンケート結果のように、会社を辞めて引きこもりになってしまった方もいらっしゃいました。

 

これも、仕事とは何かを知っていなかったから、挫折してしまったかなと私は思っていて。

 

仕事をするのは

 

親を安心させるため?

自分で稼いで生活するため?

 

これも正解だと思います。

ですが、親のためでは自分の意思ではないし、自分本位だと先ほどの玉ねぎのみじん切りの例のように、途中で辞めたくなってしまうかもしれません。

 

では、仕事をする意味は何か?

 

仕事とは

「傍(はた)を楽(らく)にするのが仕事」

 

傍とは他人のことで、他の人を楽にするのが仕事ということです。

 

小さな雑貨屋さんも、スーパーも、ホテルも、病院もこの世の中にあるお店やサービスは、相手の役に立つことで成り立っていますよね。

そして、相手の役に立つということは、相手の幸福に貢献すること。

 

では、相手の幸福に貢献するのが仕事と考えると!

 

どんな会社か調べるときには

その会社はどんなことで相手の役に立っているのかな?と考える。

自分の部署は、会社のどの部分で役に立っているのかな?と考える。

自分はこの会社で、どんな役に立っているのかな?と考える。

 

考え方を変えると、色んな面が見えてきて、仕事をするのに意味が生まれます。

 

そして、あなたにはもう一点だけお子さんに伝えてほしい重要な項目が

その会社は時代の変化についていっているのか?

です。

 

先ほどお話しした「時代の変化」にも当てはまる考え方であると同時に、

以前に不登校の高校の先生の書籍に書かれていた内容も同じだったので紹介させていただきますね。

 

不登校の高校生を卒業させ、就職をしたけど、その会社が半年で潰れてしまった。

そして、その子はまた家に引きこもってしまった。

これは、私の最大の後悔です。

 

こんなことが書かれていました。

私は、これを読んで他人事ではないなと思い、我が子にも、もしかしたら起こってしまうのではないかとも思いました。

 

なので、今の社会情勢を知ることは、とても大切だと思い、不登校に悩むあなたにも現状を知ってほしいと思ったんです。

ここまで、難しい内容や理解できない部分もあったかもしれませんが、ここまで読んでくださったあなたには、キレイ事ではなく本当の現状を知った上で、将来について考えていただきたい!

本気でそう思って、様々な事をつたえさせていただきました。

 

次に紹介する内容は、「親がやるべき3ステップ」で、よく不登校のサイトなどに載っている方法と似ていますが、現状を知っているあなたと、現状を知らない人がやるのでは、考え方も本気度も全く違います

テコの原理と一緒で、あなたは少しの力で大きな力を生むことが出来るので、ぜひ今までの考え方を元に読んでいただければと思います。

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5. 【不登校】中学生の将来が不安で怖い!親がやるべき3つのステップとは?

 

 

では、ここからは具体的に、不登校の中学生の親がやるぺきことを3つのステップに分けて紹介していきますね。

紹介するのは次の3つです。

  • 子どもをありのまま受入れ【共感】する
  • 勉強や仕事について伝える
  • 将来について伝える

 

では、早速紹介していきますね。

 

5-1. 子どもをありのまま受入れ【共感】する

 

 

現在、あなたのお子さんは将来について話し合いができる状態でしょうか?

 

「今」辛いのに将来の話なんて出来ない…

もし、お子さんがそう思っていて、話ができない状態なら、共感してお子さんを受け入れることが必要となります。

 

なんだか難しいですね。

 

簡単に言うと

お子さんを客観視して、ありのままの姿を受け止め、共感する。

これを続けることで、お子さんはあなたに心を開き、将来について話し合うことができるようになるんです。

 

ちょっとむずかしい場合は、こちらの記事の【不登校中学生の進路を決める ステップ①】自分の考え方を変える!という項目でどのような考え方をすればいいのかが書いてあるので、読んでみてくださいね。

そして、読み終わったら、また戻ってきていただいて次に紹介する「勉強や仕事について」の項目に進んでください。

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5-2. 勉強や仕事について伝える

 

 

お子さんとしっかりと話し合いができるようになったら!

次に、やることは、そうです。

 

勉強や仕事について伝えます。

 

伝えるのは、勉強はなぜやるのか?仕事は何のためにするのか?という先ほど伝えた内容になりますが、

ぜひ、あなたの言葉で伝えてほしいんです

 

というのも、お子さんの個性はみんな違いますよね?

私がお伝えしたことをそのまま伝えても、お子さんはきっと「?」となってしまいます。

なので、私の子どもにはどう伝えようかな?と考え、あなたのストーリーなども混ぜながら「勉強」「学校」「仕事」についてお伝えいただければと思います。

 

さらに、やりたい仕事が決まっている場合は、もう少し深いところまで考えてもいいと思います。

その仕事は相手に貢献できるものなのか?相手の役に立つ仕事なのか?

やりたい仕事が実現できるのは、どの会社なのか?その会社にはどんな部署があって、その部署はどんな役割をしているのか?

このように、どんどん詳細にしていくことで、臨場感が出るので、今具体的に何をやれば良いのかが明確になるので、ぜひやってみてくださいね。

 

5-3. 将来について伝える

 

 

先ほどお伝えした、日本の現状についてはあなたがしっかりと受け止めていただき、お子さんには

  • 今、できること
  • 今、やるべきこと

この2つは何なのかについて、話し合っていただければと思います。

 

今の現状を考えると、先ほどお伝えした

  • 子どもが、自分の人生を考え、自分で決めた道を歩き、時代の変化に対応できる能力を持つ
  • 誰かを頼るのではなく、自分自身を頼りに生きていく

このためには、どんな内容を伝えればいいのかということです。

 

例えば、外国人労働者やAIの導入が不安な場合は

 

  • 外国人労働者では得られない「信用」をお子さんが手に入れればいい
  • AIは答えが分かっていることしか出来ないから、答えのない仕事をやっている会社に勤めればいい

このために、親が出来ることが何なのかを考えることはできますよね?

 

ただ、この内容も、このままお子さんにこのまま伝えるのではなく、ぜひあなたという素敵なフィルターを通して、お子さんに伝えてほしいと思います。

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6. 【不登校】中学生の将来は大丈夫!最高のゴールを決めて進むための成功例をご紹介!

 

 

では、最後に中学生時代に不登校だった方で、学校にも通い、就職や好きなことを仕事に出来た実際の成功した人の共通点や成功例をご紹介していきます。

 

成功したのはその人がすごかったからでしょ?

 

そう思ってしまいますよね?

 

でも、本当にそうでしょうか?

 

不登校を克服した人も人間です。

そして、私たち親も、不登校のお子さんも人間です。

 

これまでの考え方を持っていれば絶対に無理ではないし、新たな可能性もあなたのお子さんにはお伝えしていただけると確信しています。

 

色んな事例を知ることは、あなたとお子さんの選択肢を増やすことに繋がっています。

選択肢が広がれば、一本の道がダメだとしても別の道を選ぶことも可能になりますよね?

ここからは、成功した人の共通点や成功例を紹介していくので、ぜひ参考にして将来の話し合いに役立ててみてくださいね。

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また、大学生になったときに不登校が続いていると、キャリアに響いたり復学が難しくなったりする可能性があります。

お子さんが大学生になる前に不登校を解決するために親御さんができることについては、次の記事をご覧ください。

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6-1. 不登校だった中学生が挫折せず成功できた理由

 

 

不登校だった中学生が、進学したり就職したりしても、また引きこもってしまうという事例もあるのは先ほど紹介しましたよね。

 

では、また引きこもってしまう方と順調に進学や就職をされている方の違いは何なのか?

 

これまで、たくさんの事例を観てきて、成功した人の共通点をまとめると

  • 動機がなんであれ(見返したい、受験ってかっこいい!など)、勉強や就職活動に集中して進学や就職に成功
  • 自分の本当の居場所(身体も心も)が見つかり、存在意義が明確になっている人
  • やりたい事や夢について、明確な目標ができた人(憧れの人が見つかる、習い事などきっかけは様々)

このような共通点がありました。

 

これは、よくビジネスで使われる「WILL・CAN・MUST」の考え方に当てはまっています。

 

英語が苦手…

 

という場合でも、とっても簡単なので大丈夫です。

ちなみに、私は英語が大の苦手です^^;

 

「WILL・CAN・MUST」の考え方を簡単に言うと、

明るい未来を実現するために必要な考え方

ということです。

 

何だか知りたくなってきましたよね?

 

では、「WILL・CAN・MUST」は何なのかというと

  • WILL→やりたいこと・目標
  • CAN→今、できること
  • MUST→今、やるべきこと

このようになります。

 

では、「WILL・CAN・MUST」を先ほどの、成功した人の共通点に当てはめると

  • WILL→やりたい事や夢
  • CAN→話を聞いたり、活動に参加したりして情報を集める
  • MUST→居場所を見つける・勉強や就職活動に集中

このように考えることができます。

 

お子さんが、WILLを決めて、今自分が出来るCANを知り、今やるべきことのMUSTを見つける。

これが、元不登校者の方が成功した共通点となっているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

ただ、注意点が一点だけあるのでお伝えしておきます。

WILL(目標)とMUST(やるべき事)の設定が高すぎると、やる気が無くなってしまうので、設定の仕方には注意が必要です。

例えば、お子さんが全く運動が出来ないのに「オリンピック選手で世界一になる」というWILL(目標)を立てると、MUST(やるべき事)が多すぎて、挫折してしまうんです。

 

なので、あなたにはお子さんが挫折することが無いよう、お子さんに合った「WILL・CAN・MUST」を設定できるように、導いていってほしいと思います。

 

6-2. 不登校だった有名人は意外と多い

 

 

「不登校」

自分の子どもは不登校だけと、将来についてピンとこない。

 

そんな時は、あなたが知っている人の体験を知ることが一番!

ということで、ここからは不登校だった有名人を紹介していきます。

 

マツコ・デラックスさんは周りに合わせることが辛くなり不登校
→現在は、テレビで観ない日はないほど活躍

指原莉乃さんは、いじめが理由で中学校の時に不登校
→現在は、司会からコメンテーターなど幅広い分野で活躍

お笑い芸人の千原ジュニアさんは、中学校に入学後、自由のない空気に耐えられず不登校
→現在は、お笑い番組はもちろん、映画でも活躍

俳優の小栗旬さんはいじめを受け中学校で不登校
→現在は、様々な映画で主演を務める

 

なんだか、不登校の人っていっぱいいましたよね?

中には知っている方もいらっしゃったのではないでしょうか?

 

このように、不登校によって挫折を経験しましたが、みなさん大きく飛躍して活動されていますよね。

また、この他にも有名人でたくさんの人が不登校の経験談を語ってくれているので、ぜひ探していただきたいと思います。

 

6-3. あの偉人は失敗だらけだった?

 

 

さて、最後になりますが、過去の偉人ってすごい立派な人ばかりですよね?

伝記などを読んでも、立派に活躍したことが書かれていて

 

私はこんな人にはなれない

 

と思ってしまいがちです。

 

でも、よ~く調べてみると「あの人がこんな失敗をしていたの?」

と驚くことがどんどん出てきたので紹介していきます。

 

例えば

夏目漱石はロンドンで自分の英語が通じずひ引きこもりに
→帰国後、引きこもりのモヤモヤを解消するために書いた小説で大成功

ウォルト・ディズニーは、アイディアがダメだと言われ新聞社をクビに
→今では、たくさんの人が楽しむ夢の国を作る

ケンタッキーのカーネル・サンダースは、1000回以上もレシピの売り込みに失敗
→今では、世界各国に展開する有名な店になった

 

親である私たちも、あなたのお子さんも、新しいことにチャレンジする時は、必ずと言っていいほど失敗します。

 

失敗したり、間違えたりすることは嫌ですよね。

 

できれば失敗をしたくないと思ってしまいます。

 

でも、今紹介した偉人たちの過去の出来事を観ると

失敗→失敗を分析→成功

多くの失敗を繰り返したからこそ、偉人と呼ばれるまでになったわけです。

 

なので、失敗は必ずすることは事実として受け止め、失敗と上手に付き合うにはどうすればいいのかを偉人たちから学ぶことができます。

不登校の過去を背負って成功した人、不登校だった有名人、失敗をしていた偉人、紹介した以外にもたくさんいらっしゃるので、ぜひあなたがピンとくるエピソードを見つけてみてくださいね!

 

7. 不登校中学生の将来が不安!統計から見る現状と未来の見通しとは?まとめ

 

 

今回は、不登校中学生の将来が不安!統計から見る現状と未来の見通しとは?についてお伝えしてきました。

 

時代が大きく変化してきている日本。

AI化や外国人労働者が増加する日本。

 

不登校でなくても仕事が無くなるという世の中に時代はシフトしようとしています。

しかし、日本で生きていくならいくら不登校の子どもでもいつかは社会に出て働かなくてはいけませんよね。

 

そうすると、早い段階で準備が必要になるので、まずは勉強の大切さを子どもに伝え、学校へ通えるような環境を作る。

そして、働くとはどんなことなのかを伝え、将来について話し合いを進めることが重要になってきます。

 

不登校の中学生の親として何ができるのか?

常に考えながら将来について子どもと一緒に考えてみてくださいね。

 

とは言え。

 

何から手を付けていいのやら...

こんな話をしたら余計に親子関係がこじれそう...

 

でも、ここで一歩踏み出さなければ、お子さんは将来、取り残されてしまうかもしれません。

もちろん、あなたは、お子さんに明るい未来を歩いていってほしいと思いますよね?

 

早く色んなパラメーターを上げてほしい!

そして、自分自身の足で歩いていってほしい!

 

でも、なかなか一歩が踏み出せない...

 

そんな時は、自分だけで考えるのではなく、第三者に協力してもらうという手があります。

協力してもらうのは、学校の先生でもいいですし、市の公共機関などでもいいでしょう。

 

でも、きっとあなたはたくさん、たくさん、協力してもらおうと思って、もう十分にがんばられてきたと思います。

それでも、不登校が解決しないのは、あなたのがんばりが足りないのではなく、相談する場所が違っただけなんです。

 

不登校のことを相談するなら、不登校の専門家に聞く。

これが、早期解決の一番の近道です。

 

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https://sudachi.support/lp/blog/#seminar/

 

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。

あなたとあなたのお子さんに、明るい未来が訪れるよう、心から願っております!

 

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  • この記事を監修した人
小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)

小川 涼太郎(おがわ りょうたろう)

不登校支援サポート スダチ 代表
株式会社スダチ 代表取締役社長

業界最速で不登校を解決する「3週間で不登校解決プログラム」を展開。毎年2,000名以上の不登校に悩む親御さんが相談に訪れる。

再登校までの期間は平均で3週間。
当プログラムの目的は、「子ども達がこの先の人生を幸せに生きていくこと」。不登校の解決はそのための通過点に過ぎないと考えており、できる限り短い期間で再登校することを大事にしている。

これまで不登校の子ども達に向けたボランティア活動を通し、多くの不登校の子どもたち、保護者様と関わる。

ボランティア活動を通して、子ども達や親御さんとお話しする中で、「本当は学校に行きたい、だけど行けない。自分でも行けない理由が分からない」子ども達が多くいることを知る。

そのように苦しんでいる子ども達や親御さんを見て、「不登校で苦しむ子供たちを一人でも多く救いたい」との思いを持つようになり、不登校支援事業を立ち上げるに至る。

-中学生の不登校ブログ

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